二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

逃走中 ~僕がお姫様で君が王子様で~【完結】
日時: 2020/02/19 11:22
名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)

ウィオ版逃走中第23弾。
今回の逃走中の舞台はフリーホラーゲーム「Re:kinder」の世界!
その世界にある、現代の街で逃走中を行う。、その街はとても広大で平穏。
――しかし、その街に「異変」が発生した。果たして、その「異変」とは一体何なのか?
そして逃げ切るものは現れるのか?



{逃走者紹介}

カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){23}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){2}
翠星石(ローゼンメイデン){22}
柏葉 巴(ローゼンメイデン){7}
天々座 理世(ご注文はうさぎですか?){6}
条河 麻耶(ご注文はうさぎですか?){6}
しびれん(ドラゴンクエスト5){4}
リリー・マイヤー(トラウマトラウム){7}
南 ことり(ラブライブ!){16}
園田 海未(ラブライブ!){3}
エマ・ヴェルデ(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){1}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){17}
ピンクのくまちゃん(FORTNITE){1}
チャップ・マスタード(スナックワールド){3}
マヨネ・マロリー(スナックワールド){4}
鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎 6期){1}
猫娘(ゲゲゲの鬼太郎 6期){5}
Mr.ゲーム&ウォッチ(ゲーム&ウォッチ){1}
石沢課長(今どきの若いモンは){1}
麦田(今どきの若いモンは){1}
リンク(ゼルダの伝説シリーズ){1}
白銀 御行(かぐや様は告らせたい){1}
ソトカ・ラキター(ひとりぼっちの〇〇生活){2}
一里 ぼっち(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
吉田 優子(まちカドまぞく){3}
千代田 桃(まちカドまぞく){1}
陽夏木 ミカン(まちカドまぞく){1}
半蔵門 雪(RELEASE_THE_SPYCE){1}
ねこ(すみッコぐらし){1}
直樹 美紀(がっこうぐらし!){2}
最上 静香(アイドルマスターミリオンライブ!){1}
小倉 ひかり(ライフル・イズ・ビューティフル){1}
エル・マタドーラ(ドラえもん){1}
東条 斬美(ダンガンロンパV3){1}
クロエ・ルメール(ガールフレンド 仮){1}
シオン(転生したらスライムだった件){1}
桐生 一馬(龍が如く){1}
カルマ・ザイゼン(白猫プロジェクト){1}
戸山 香澄(BanG_Dream!){1}
リュカ(MOTHER3){2}
マルルク(メイドインアビス){1}
クロノスエボル(作者組){3}
桜木 霊歌(作者組){20}
メタルメイドウィン(作者組){5}
しゅんぽこ(作者組){7}
konakun.(作者組){18}
ゆうき(作者組){18}
aren(作者組){5}
モンブラン博士(作者組){16}
エイジア(作者組){6}
からあげ(作者組){1}
ネクスタ(作者組){12}
Ga.c=evo.(作者組){2}
洋輝(作者組){16}
新田(作者組){11}
生ブスカジ(作者組){4}




▽今回の舞台はホラーゲームの街!
▽相変わらずカンナにベタ惚れのレベッカ!
▽しびれんの寒いダジャレ!
▽今回も全体的にカオス!
▽シャミ子が悪いんだよ……
▽果たして、逃げ切る者は現れるのか?


※予定変更して猫娘を今回の逃走中に加えました。急な予定変更申し訳ありません。

Re: 逃走中 ~僕がお姫様で君が王子様で~ ( No.79 )
日時: 2020/02/16 19:30
名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)

「やり直し2」



(そして、あやサン行方不明の時がやってきた――)



(ゆういちクンからのメールを朗読しているkonakun.――)

konakun.「『制限時間は40秒! それまでに見つけられなかったら、あやサンはこの世から消えちゃうよ。んじゃ、グッドラック(*´▽`*)』」

konakun.「あ、「町」が邪魔してくるだろうから、気を付けてねーーーwwwww』」

れいサン「!?」

ひかり「40秒って、ちょっとじゃん!」

しゅんすけ「早くあやを見つけないと!」

カンナ(男)「……」

カンナ(男)「みんな、僕についてきて!」

ひかり「え、何で?」

カンナ(男)「何でもいいから!」タッ

ひかり「な、何かよく分からないけど!」タッ

(とりあえず、カンナについていくことにしたkonakun.とれいサンとひかりとしゅんすけであった――)












40



39



38


カンナ(男)(確かこっちの道に、ゆういちの家が……!)タッタッタ



37



36



35



34



33



32



31



30




カンナ(男)「!!」

あやサン「……」

(その時、ゆういちの家の前で蹲ってるあやサンの姿が見えた――)

カンナ(男)「いた!」タッタッタ

(カンナたちはあやサンに近づく――)

しゅんすけ「カンナ君……? 君、あやサンがここにいるってよく分かったね……」

カンナ(男)「今日は何だか勘が冴えてるみたいなんだ」フフ

ひかり「ドヤ顔かよ、腹立つ」

れいサン「それよりあやサン……。何処行ってたのよ! 心配するじゃん!」

あやサン「……」スクッ

(ゆっくり立ち上がった、あやサン――)

あやサン「ごめんなさい……。でも……」

カンナ(男)「でも?」

あやサン「何だか疲れちゃって……。一人で休みたかったの……。それにやる気もしなくて……」

れいサン「やる気ないって……。そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」

あやサン「うん……。それは分かってるんだけど……。でも、なんだか……。どうでもいいような……。んっ……」ヨロッ

(あやサンは突如ふらっとバランスを崩し、しりもちをついた――)

カンナ(男)、konakun.、ひかり、れいサン、しゅんすけ「!」

しゅんすけ「ちょ、ちょっと……。大丈夫?」

あやサン「ん……。ごめんなさい。大丈夫……」

konakun.「おいおい……。ちゃんとご飯食べとるんか?」

あやサン「ん……。あんまり、食べてない……」

しゅんすけ「ダメだよー。「ご飯は残さず食べなさい」ってお母さんも先生も言ってるでしょ?」

あやサン「うん……そうなんだけど……。なんだか……砂噛んでるみたいなんだもん……」

ひかり「……砂?」

あやサン「それに……いつも今日が怖い……」

カンナ(男)「ううん……砂とか、よく分からないけど……。とにかく、この家探索してみよう」

れいサン「この家? なんで?」

カンナ(男)「だって、表札に「水岡」って書かれてあるから……」

konakun.「えっ……?」チラッ

konakun.「あ、ほんまや! 水岡ってことはやっぱり……ゆういちの家か!」

カンナ(男)「うん。犯人の家なんだから、何か情報が落ちてるはず。探索しよう」

あやサン、konakun.、しゅんすけ、れいサン、ひかり「」コクッ



{あやサン救出 成功}






-------------------------------------------------------------------------------



(ゆういちの家探索後、彼らは秘密基地に戻った)


ひろとクン「どうだった?」

カンナ(男)「二人目の寵姫、倒せたよ。トレアントも全部倒せた」

りょうクン「おおっ、凄いじゃない!」

海未「お疲れ様です……!」

あやサン「……」

あやサン「……ごめんなさい、みんな……」

海未「?」




(あやサン、説明中――)




ひろとクン「……一人で、町をうろついたのか……?」

あやサン「……」

リリー「どうしてそんな危険なことを……?」

あやサン「ん……何て言えばいいのか……ただ……」

ひかり「ただ?」







あやサン「消えちゃいたい……。って、思ってた……」







(その言葉を聞いたあやサン以外の者は、悲しそうな顔をした。「何故そんなことを言うのか」。ああやサン以外全員、そう思った――)

カンナ(男)「……消えちゃいたい?」

白銀「消えたい……って、思いながら……。一人で町をうろついたのか?」

あやサン「うん……でも……辛くて……辛い……辛くて……消えたい…………」フラッ

ドサッ

カンナ(男)「あや!? 大丈夫……?」

(突然身体がフラッとなり、尻餅をついてしまったあやサン。それを見たカンナは彼女のそばに寄る――)

あやサン「……うん……大丈夫……」

白銀「……大丈夫、ではないだろ? どうして「消えたい」とか、言うんだよ……」

あやサン「……」

リリー「た、多分、町が壊滅したり、怪物も出てきたりしちゃったから、精神が乱れちゃったんだよ、うん!」

あやサン「違う……。違うの。この気持ちは……。こんなことがあるずっと前から続いてた……」

ゆうき「ずっと前から……?」

あやサン「うん……。もう、半年くらい……ずっと気分が落ち込んでて……。夕方くらいになると少しマシになるんだけど……朝には、また……」

あやサン「……なまけ病かな……?」

さやかサン「……あやサン……あたしのお父さんと少し似てる……」

あやサン「……え?」

さやかサン「この一年くらい、ずっと元気なくて……。いつもぼーっとやる気なくてさ」

さやかサン「……そういや、ご飯がいつも美味しくないとか言ってたなぁ……」

あやサン「……!」

りょうクン「それ、うちもだ!」

ゆうき「りょうもなのか?」

りょうクン「うん。うちの場合はお母さんなんだけど……。ずっと前からご飯が美味しくないって言ってて、あんまり食べなかったり……」

りょうクン「いつも疲れてそうだし、朝なんか特に悲惨で……」

れいサン「それ、うちもだ……。うちの場合は親父だよ……。いつも「未来に希望は無い」って感じでさ……」

れいサン「だからあやのこと聞いたときは、はっ、としたんだけど……」

ひろとクン「俺もだ……。うちの場合は、父親母親両方だけどな……」

ひかり「ひろと君のところも?」

ひろとクン「そうだ」

(両親がそのような状態なため、ひろとクンは必然的にしっかり者になっていったのである――)




あやサン「皆のお父さんとお母さんが……。私と同じみたいになってるの?」




さやかサン「……そう、みたいだね……」

りょうクン「んん……? どういうこと? 偶然かな?」

ひろとクン「偶然にしては、出来すぎてるような……」

カンナ(男)「……とにかく、今は、生きることを一番に考えて行動しよう?」

あやサン「……?」

りょうクン「そ、そうだね……」





(そして――)



---------------------------------------------------------------------------------


ひろとクン「なんか腹に入れておかないか?」

カンナ(男)「そうだね。腹が減っては戦ができないっていうし。おにばばの店で食料を調達しよう。その後、姉歯マンション探索だ」

ひろとクン「ん? ああ……」

カンナ(男)「……じゃあ、ひろとクン、マヨネ、リリー、ソトカ、行こっか!」

マヨネ「ええ」

ソトカ「頑張ります!」

リリー「よーし、寵姫なんかあたしが2秒で蹴散らしてやるんだから!(*´▽`*)」

カンナ(男)「お前は体格的に2秒で蹴散らされるほうだろ」

リリー「むーっ! 小さいからって舐めないでよね!」プクーッ

リリー「今までモブキャラ同然だったあたしにやっと出番来たんだから、絶対に活躍してみせるわっ!」

ソトカ「今回メタ発言多くないですか?」

カンナ(男)「いつものことだ」






れいサン「……」

konakun.「……」

ひかり「……」

カンナ(男)「あ……れい、konakun、ひかり。君たちはどうする?」

れいサン「悪いけどあたし、ここで休んでるよ。さっきの戦いで身体動かしすぎて疲れちゃった……」

konakun.「ワイも……もうああいうの、見たくないわ……」ガクガク

ひかり「私も……ごめんだけど、もう探索したくない;」ガクガク

カンナ(男)「……」

カンナ(男)「そうか……。じゃあ、行ってくるね」

konakun.「気を付けるんやで」

カンナ(男)「うん!」





カンナ(男)(! 待てよ……)

カンナ(男)(そろそろ、マンションで、れいとひろとがやられる……)

カンナ(男)(れいの時は、暗号が解けなくて救えなかった……。ひろとの時は、別行動してしまった――)

カンナ(男)(そうならないために……)





カンナ(男)「海未、ゆうき」

海未「……はい?」

ゆうき「え?」

カンナ(男)「良かったら二人もついてきてくれないかな?」

海未「どうしてですか?」

カンナ(男)「いや、人数はもっと多いほうがいいかなー、って思ってさ」

カンナ(男)(確かゆうきはクイズとか、謎解きとか得意だから……。あの暗号くらい簡単に解けるはず!)

カンナ(男)(海未は学校の成績が優秀らしいし、きっと暗号解読の時に凄い知恵を発揮してくれるはず!)

ゆうき「まあ……俺は別にいいけど」

ことり「ゆうき君が行くなら、私も行く!」ギュッ ←ゆうきの腕抱きしめる

ゆうき「アハハ、いちいち抱きしめるなよぅ、恥ずかしいだろう///」←もちろんまんざらでもない

ことり「ごめんね、ゆうき君///」

海未「……;」

カンナ(男)「んで海未はどう? 行けそう?」

海未「別に大丈夫ですが……」

カンナ(男)「ん。ありがとう」

(こうしてカンナは、ひろとクン、マヨネ、ソトカ、リリー、海未、ゆうき、そしてことりの7人と一緒に、おにばばの店に向かうことになった――)






------------------------------------------------------------------------------------



【おにばばの店】

カンナ(男)(よし、これぐらいで十分かな)

(みんなの食料を確保した、カンナたちであった)

カンナ(男)(……)

カンナ(男)(もう二人目の寵姫倒してるから、ドア開くはずだよね)

ガチャッ キイイイイ

カンナ(男)(やっぱり開いてた。ふう、あの時倒しておいて良かった~)



-------------------------------------------------------------------------------------

Re: 逃走中 ~僕がお姫様で君が王子様で~ ( No.80 )
日時: 2020/02/16 19:31
名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)



(おにばばの店から出た瞬間――)




ピリリリリ♪

ことり「わ、またメールだ……」

マヨネ「相変わらず唐突に鳴るわね、スマホ……」

カンナ(男)「『どうも! みんな元気にしてるー? こっちはもう元気いっぱいだよ(*´▽`*)』」

海未「『ミッション⑤、発動するよー! 町のどこかに姉歯マンションに入るための鍵を隠しました』」

リリー「『それを残り95分までに見つけ、そのマンションの入り口の扉を開けないと』」

ゆうき「『ハンターが100体追加されまーすwwwww ま、頑張れwwwww』」

マヨネ「ぶっ潰したい」

カンナ(男)「やめろ」

リリー「てか100体ハンターってヤバくない!? 早く見つけないと!」

ひろとクン「なんかよく分からんが、俺も手伝うぜ」

ソトカ「全く、これから姉歯マンションへ乗り込むぞーって気分だったのに……。なんだか水を差された気分です!」

カンナ(男)「まあまあ、鍵を見つけさえすれば入れるんだから……」

ソトカ「じゃあ、手分けして鍵を探しましょう!」

カンナ(男)「いや、その必要はないさ。来て」タッ

ひろとクン「?」

カンナ(男)(別行動したら、マヨネとリリーとソトカが捕まっちゃったからな……)タッタッタ

カンナ(男)(なら僕と一緒に行動させて、早めに鍵を見つけ出せば、ハンターに見つからなくて済むはず!)タッタッタ









{そして交番付近にある、掲示板の近くにて――}

カンナ(男)(確かここに……)ゴソゴソ

(掲示板に貼られてある紙の裏から、姉歯マンションの鍵を取り出した――)

カンナ(男)(やっぱりあった!)

ことり「カンナ君……。どうしてそこにあるって分かったの?」

カンナ(男)「勘。そういうことより、早く姉歯マンションに行くよ!」

(その時――)

れいサン「あ、皆!」

カンナ(男)(やっぱり、れいも来た。さて、ここからが本番だ……)




{マヨネ、リリー、ソトカ  確保されずに助かる}



------------------------------------------------------------------------------------



(鍵を使って、姉歯マンションの1Fに入ったカンナ(男)、れいサン、ひろとクン、ソトカ、リリー、マヨネ、ゆうき、ことり、海未の9人――)


海未「気味が悪いですね、ここ……」

れいサン「ほんとそれ……」

ソトカ「あの、れい。本当に大丈夫なんですか?」

れいサン「心配しないで! あたし空手習ってるんだから! 敵が来ても対処できる自信あるわ!」

カンナ(男)「……外から見る限り、ここって六階建てだね」

ゆうき「1階ずつ各部屋を調べていくのか?」

カンナ(男)「そうしよう」

れいサン「……」チラッ

(エレベーターの方を向いた、れいサン)

れいサン「エレベーター、あるみたいだけど……」

カンナ(男)「……1階ずつ調べていくのなら、階段を使ったほうがいいでしょ」

れいサン「……ん。そうだね」

カンナ(男)(暗号も手に入れてない段階でエレベーターに入られても困るよ。てかそもそもエレベーターに入ってほしくないんだけど)

カンナ(男)(……でも、「エレベーターに乗ったら危ない」とか言ったら、皆に怪しまれるだろうし、仕方ないか……)

カンナ(男)「皆、気をつけてね。いつ敵が現れるか分からないからね」

海未「怖いです……」

カンナ(男)「いざとなったら僕が守るから安心して!」

海未「! は、はい……ありがとうございます!」

ゆうき(……なんだか今日のカンナは頼もしいなぁ)







(そして6Fの開いてる部屋に入ったカンナたちであった――)




カンナ(男)「なあ、ゆうき、海未……。この3枚のプリントに書かれてある暗号なんだけどさ、分かる?」

(暗号が書かれたプリントやメモは、見つけ次第取っていったのであった。いつでもヒントなどを確認できるようにするためである――)




【暗号1】
鼠 → (2、7)(5、4゛)(2、9)



【暗号2】
牛 → (3、2)(5、9)  



【暗号3】
虎 → (1、1)(5、1)




(暗号を解くヒント)


「縦と横。数字で」

「五十音」




海未「うーん……」

ゆうき「ええと、これは……」

リリー「えー、それ、何ー? って、さっき取ってきたプリントか」

ソトカ「リリー、分かりますか?」

リリー「全然分かりませんっ!(*´▽`*)」ドヤア

マヨネ「威張れることか;」

ことり「ゆうき君、海未ちゃん、解けそう?」

海未「……難しいですね」

ゆうき「ああ。でも……解けない、ってことは無いかも」

ことり「本当?」

(その時――)

れいサン「もういいよ! あたし一人で休んでるから!」ガチャッ バタンッ

ひろとクン「! れいサン!」

(れいはヒステリーを起こしながら、部屋を出て行った――)

カンナ(男)(! 向こうで話進めてた!)

カンナ(男)「皆、追いかけよう!」

リリー「え、ええ!」





----------------------------------------------------------------------------------



{1Fへ降りた、ひろとクン、カンナ、ゆうき、ことり、海未、マヨネ、リリー、ソトカの8人――)

ひろとクン「じゃあ、カンナ君たちはこの辺りを捜してくれ。俺はあっちを捜してくるから」

カンナ(男)「そ、それはダメだよ。1人じゃ危険だよ」

ひろとクン「ちょっとくらいなら平気だろう。それより、れいサンのほうが心配だ」

カンナ(男)「……いや、悪いけど、不安だな……。ひろとクンは僕たちについていてほしい」

ひろとクン「ほう?」

カンナ(男)「ていうか、分断とかせずに皆で固まって捜すのがいいと思うんだ」

リリー「えー、それじゃ効率悪いじゃん。バラバラで捜したほうが効率よいって!」

カンナ(男)(頭お花畑のくせに冴えたアイディア出しやがって)

カンナ(男)「あー、それもそうかなぁ……。んじゃー、どうしようかなぁ……」

リリー「だから皆で別々に行動しようってば」

カンナ(男)「あ、そうだね」

カンナ(男)(よし、これぐらい時間を稼いだら、そろそろ……)





ドンッ、ドンッ……。

海未「?」

カンナ(男)(来た!)

れいサン「み、みんな……ここ……あたし、エレベーターの中……!」

カンナ(男)「え、エレベーター!? その中なの!?」←わざとらしく駆け寄る

ピンポーン

アナウンス『上へ参ります』




-----------------------------------------------------------------------------------



(エレベーターは2F、3Fへと上がっていき、そして4Fに到達した――)






れいサン「ねえ! ゆういち何て言ってたの!? ここからじゃ聞こえなくて……!」

リリー「……うん、それが……このマンションを探索したんならわかるって」

れいサン「何それ……」

カンナ(男)「れい! さっき部屋で見たプリント……。ほら、エレベーターのお知らせとかが書いてあったヤツ!」

れいサン「あ、あれか……!」

カンナ(男)「ええと、確か……れい! 階を決めるボタンの盤、外せる!?」

れいサン「うん、やってみるよ……!」

パカッ

れいサン「とれたよ! なんか黄色やら赤やらのコードがたくさん出てきたけど……!」

カンナ(男)「その中で特に太いコードが三本あるはずなんだけど……」

れいサン「え、ああ、そうだった! 青いのと緑のと黒いの……この三本が太いね」

カンナ(男)「うん、その三本を順序良く切れば扉が開くはずなんだ……!」

れいサン「うん、順序良く……」



---------------------------------------------------------------------------------------


{プリントに書いてあった暗号やヒント}↓



【暗号1】
鼠 → (2、7)(5、4゛)(2、9)



【暗号2】
牛 → (3、2)(5、9)  



【暗号3】
虎 → (1、1)(5、1)




(暗号を解くヒント)


「縦と横。数字で」

「五十音」




-----------------------------------------------------------------------------------------



カンナ(男)「ゆうきたちも一緒に考えて!」

ゆうき「おう! 謎解きだな!」

海未「勿論、頑張って一緒に考えます!」



(この暗号を解けば、どういう順序でコードを切ればよいのかが分かる。果たして、カンナはれいとひろとを救えるのか――)









残り逃走者……カンナ(男)、しびれん、リリー、ことり、海未、マヨネ、猫娘、白銀、桃、ソトカ、
雪、ひかり、エル、クロエ、カルマ、メタルメイドウィン、konakun.、ゆうき、aren、からあげ、
Ga.c=evo.、生ブスカジの23人。





----------------------------------------------------------------------------------



【とある林檎と魔法使いと人形の雑談】


シェリー「はあー、どうすればワシ、ゴールデンボンバーに入れるかのー」

アプール「いきなり何言ってんだ、こいつ;」

翠星石「それより、コーナーコーナー」

シェリー「おお、そうじゃったな」

アプール「今回紹介するのはこのかただよ~」





~82人目・憑代 すみか~

翠星石「すみかはフリーゲーム「ツクモガミーズ」に登場する女の子ですぅ」

シェリー「乾パン好きな引き籠りのJKじゃな。いつも家でチャットしておる」

アプール「そんでもって、すっげえ傲慢で怠惰だよ。怠惰すぎて喋らないよ」

翠星石「そして人を怒らせることについては天才的ですぅ」

シェリー「それに関しては翠星石おまえと同じだな」

アプール「ていうかこうして見ると、すみかっていいところ無くね?」

翠星石「あー、えーと……。見た目が可愛いことと、チャットだと割と素直になる、ぐらいでしょうか、良いところは;」





シェリー「彼女がウィオ版逃走中に初登場したのは第5回「逃走中 ~休息と舞踏のクラブ~」じゃ」

アプール「お、結構初期のほうから参戦してるんだな」

シェリー「ああ。こっちでも怠惰だぞ。喋ることをしないくらいに」

シェリー「でも全くコミュを取らないわけではない。人とコミュニケーションを取るときはスマホのメールに文字を書いて、それを他人に見せる、っていう話し方じゃな」

翠星石「全然喋ることをしないから、喋り方を忘れちゃったんですね……」

シェリー「あとウィオ版では、超人的な身体能力を持っているぞ」

アプール「えっ、こいつも超人なの!?」

シェリー「ああ、出番は少ないが戦いの時ではとんでもない力を見せつけるぞ」

シェリー「因みに翠星石がボロ負けするくらいには強いぞ」

翠星石「インフレかな」

※因みに本編では翠星石はすみかと戦ったことありません






翠星石「さて、今回の紹介はこれで終わりですぅ」

アプール、シェリー「ありがとうございました~」





続く

Re: 逃走中 ~僕がお姫様で君が王子様で~ ( No.81 )
日時: 2020/02/16 21:39
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: i8MUn/7P)

どうも、本当はもっとコメントしたいけど時間が無くて出来ていないゆうきです!←

ことり
「ゆうき君、嘘つかないの!ポケモン不思議のダンジョン空の探険隊ばっかりやってるくせに~!」

仕方無いだろ!アレは神作なんだから!

ことり
「関係無いよ~!」


えー、それはともかくまたしても我らが南ことりファンクラブメンバーが増えたようで(笑)
でも逝ってしまってorzだった所にカンナ君!
多分原作通りの展開なんでしょうけど、時間を巻き戻してしまうなんて荒業をww
おかげでりょうクンは無事・・・よかったよかった。
それにしても、こんなに活躍してるカンナ君見たことないですよww

ことり
「活躍する時は結構してると思うんだけどなぁ~・・・(汗)」

そうかな?
それはそうと、俺を連れてきたのは正解だぜ、カンナ君よ。

ことり
「・・・って事は?」

当然!あの暗号は解けてますよ!

ことり
「すごーい!流石ゆうき君♪」ギューッ

はい、今日もありがとう←

まぁ、あれくらいの暗号俺にとっては考えるまでもありませんでしたよ・・・
というか、アルギャラで同じ解法の暗号使いましたし。

ことり
「アレだね。1stステージ最後のミッション。」

うん。尤もアレは濁点まで暗号化してましたけど・・・
というかアレ、1つ目は消去法でわかるから当てずっぽうでもいけなくはないよw

ことり
「人の命が掛かってるんだからそれはめっ!だよ!」

怒られちゃった・・・←

ことり
「それで、答えはどうなの?」

ここで言うのはアレなので、「なろう」の方で送りますね!(ぇ

ことり
「それで間違ってたら・・・」

間違ってねえから!同じ解法の暗号作ったって言ってるじゃん!


それはともかく、ウィオさんは設定をよく覚えてるなって感動してます。
俺が謎解きとかが好きって書いたのは~愛がなければ視えない~の時ですよ?
その時に会った朱志香の事もですけど、本当によく覚えてるなって思いました。
というか、逝った人達(人外もいるけど)が次々に出てきて泣きそうになりましたよ・・・
朱志香はあの世で結ばれたようで、遅すぎたかもしれないけどこれで報われたかな?って感じで何よりです。
俺は現世でこれからもことりちゃんと仲良くし続けるからな!

ことり
「あーあ、感動的だったのに最後の一言で台無しだよ・・・(笑)」

↑ でも、満更でもない

ちなみに一番涙腺逝きそうになったのはロボちゃんとエヴァの時ですね。
エヴァからことりちゃんが好きだったなんて一言が聞けるなんて・・・(泣)

ことり
「あ、涙腺逝っちゃった・・・」

いつも通りの何が書きたいのかわからないごちゃごちゃなコメントになりましたが、これにて失礼します。

そして暗号の答えは「なろう」で送り、逃走中を更新し、ポケダンします←

ことり
「ポケダンの報告は余計だよ!」

・・・それでは。

Re: 逃走中 ~僕がお姫様で君が王子様で~ ( No.82 )
日時: 2020/02/17 17:53
名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)

>ゆうきさん

ポケダンやってるんですね! 俺はやったことありません;

南ことりファンクラブにりょうクンが新しく加わりました!
第22回の終盤からずっと彼を加えようかと思っていまして、
それが今回でやっと実現できたので嬉しいです←

真美たちがくれたパワーによって、カンナは巻き戻しの力を手に入れ、
時間を遡りました! 因みに時間が巻き戻るという展開は、ウィオ版逃走中だけのオリジナル展開です。
りょうクンだけでなく、さやかサン、あやサン、しゅんすけクンも助かりました!

確かに、こんなに主人公らしく活躍してるカンナは初めてかもしれませんねw
第13回の終盤ぐらいでしか見せ場無かったですもんね;

なろうのメッセージ、読みました!
暗号解いたんですね! 凄いです! 俺謎解き苦手なので全然分かりませんでした;



因みにこのクイズはRe:kinderのリメイク前のゲームである「kinder」出典です。
Re:kinderのエレベーターの暗号なぞときのほうも難しいです。

問題は↓に記述しておきます。時間がある人は解いてみてください。分かった人はここの感想欄で教えてくださると嬉しいです!



【暗号1】
こ → (へ、い)

【暗号2】
そ → (は、ほ)

【暗号3】
ち → (ろ、に)


{ヒント}

「横と縦。いろはにほへ」

「サイコロの目を横六列。ABC。今までのヒントを元に、表を作る」



設定のほうですが、伏線回収するのが楽しくて好きなんですよね。
なので自然に設定を覚えてしまいます。

ロボちゃんは第8回が終わってからも、ずっとカンナや翠星石たちのことを友達だと思っています。
彼には友達と呼べる存在がいなかったので、余程友達が出来たのが嬉しかったのでしょう。

朱志香は男勝りですが優しいところもありますので、嘉音君のことをそんなに恨んではいませんでした。これからも朱志香と嘉音は楽しくやっていくでしょう。

エヴァは今でも、ことりちゃんに対してかなり好意を抱いています。
もしエヴァが生存していたら、エヴァも南ことりファンクラブに入っていたかもしれません。




逃走中の更新とポケダン、頑張ってください!



では!

Re: 逃走中 ~僕がお姫様で君が王子様で~ ( No.83 )
日時: 2020/02/17 13:30
名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)

「やり直し3」


(カンナたちは暗号が書かれてあるプリントを見ながら、懸命に考えている――)



リリー「やっぱ全然分かんない……」

海未「えーと……。難しいですね……」

カンナ(男)(海未が悩むほどなのか……。僕も考えてるけど、全然分かんない……)

ゆうき「分かった!」

ゆうき以外「えっ!?」

ゆうき「れい! 緑のコードを切るんだ!」

れい「み、緑だね!」

ブチッ

(れいは緑のコードを手で引きちぎった――)

ピンポーン

アナウンス【上へ参ります】

ゴオオオオオッ

マヨネ「上がった……!?」

カンナ(男)「と、とにかく上へ行こう!」






{5F}

ソトカ「……合ってるんでしょうか……?」

カンナ(男)(間違ってたら1Fに直通、だから合ってると思う……)

れいサン「分かんない……。あくまでゆういちの仕業だから、急に落ちるとは限んないし」

れいサン「そういうことより、急がないと……! さあっ、次は?」

ことり「ええと……」

ひろとクン「後2本だな……。…………」

(ひろとも一生懸命、頭をひねって考えている――)

ゆうき「次は黒だ!」

れいサン「く、黒だね!」ブチッ

(れいサンは黒のコードを手で引きちぎった――)

ピンポーン

アナウンス【上へ参ります】

ゴオオオオッ

カンナ(男)「!」






{6F}

ことり「大丈夫、だよね……?」オロオロ

れいサン「う、うん……。大丈夫だよ。多分……。じゃあ、最後に切ればいいのは……」

ゆうき「青だ!」

れいサン「分かった! それっ!」ブチッ

(れいサンは青のコードを手で引きちぎった――)

カンナ(男)「……!」

ゆうき「……」






































ピンポーン

アナウンス【六階でございます。開くドアにご注意ください】

全員「!!」

ガチャッ……。

(エレベーターのドアがゆっくり開いた――)

れいサン「ぜえ、ぜえ……。めっちゃ心臓に悪かった……」テクテク

(れいサンが出てきた――)




{れいサン救出 成功}



カンナ(男)「良かった、助かって……!」

れいサン「ぶはああっ! 生きた心地しなかったぁー! てか、逝きかけたんだよね、実際」

れいサン「命があるって、今まで当たり前のように感じてたけど……。本当は凄い有難みのあることだったんだね……」

れいサン「ありがとう、みんな!」ニコッ

海未「いえいえ……。(私全然解けてなかったんですけどね)」

海未「ところでゆうき。どうやってコードの切る順番が分かったんですか?」

ゆうき「暗号のプリントに書いてあった、「鼠」「牛」「虎」あるだろ?」

ゆうき「まず、「鼠」「牛」「虎」だけど、これは順番を現してるんだ。それぞれ干支で一番、二番、三番だから、この順番でコードを切るという事だ」

ゆうき「で、暗号の答えだけど……」サラサラ

(ゆうきは持ってたペンで、暗号のプリントにこう書いた――)



 12345678910
1あかさたなはまやらわ
2いきしちにひみ りを
3うくすつぬふむゆるん
4えけせてねへめ れ
5おこそとのほもよろ



ゆうき「()内の数字の左側が五十音表の縦、右側が横を現してる」

ゆうき「縦が5まで、横が10まで、だな。そうやって対応表を作るとこのようになるよ」

ゆうき「すると……。暗号は順番に「みどり」「くろ」「あお」と読み解ける。従ってコードを切る順番は「緑」「黒」「青」となるってワケ」

ことり「凄い……!」

マヨネ「あたし、全然分かんなかった……。あんた、こんな難しい暗号をすぐに解いたの? 凄いとしか言いようがないわ……」

ゆうき「クイズ好き舐めんな!(*´▽`*)」

リリー「は? 干支? 数字? 何言ってんだこいつ(・ω・)」

マヨネ「いや理解しろ; こんだけ丁寧に説明してくれたんだから;」



※ゆうきさんが「なろう」で送ってくださった解答を引用しました。独断で引用してしまい、申し訳ありません


れいサン「はあ、まだ足とかガクガクしてるんですけど……。何ていうか、実感とか……そういうのが……」

れいサン「まあ、何はともあれ良かった良かった! ――って」

ひろとクン「……」

(れいはひろとのほうを見た――)

れいサン(そっか、あたし独断で休もうとして、こんな目に……)

れいサン「ひろと……。さっきのことなんだけど……。ゴメン。わがまま言って」

ひろとクン「気にするな。俺もちょっと堅すぎたよ。ゴメン」

れいサン「ひろと……」

カンナ(男)「二人が仲直りしてくれてよかった!」






ことり「でさ……。結局、このマンション、何も無かったよね」

リリー「そうだねー! じゃあ、秘密基地戻る?」

海未「そうですね。戻りましょう」

(そのような空気になっているところ、ひろとクンは――)

ひろとクン「待ってくれ」

ひろとクン以外「?」

ひろとクン「もしかしたら、探索し忘れたところがあったかもしれない。もう少しだけ、このマンションの探索をしたいな……」

カンナ(男)「……」

カンナ(男)(……もしかしなくても……。次はひろとの「番」……)

(察した、カンナ――)

カンナ(男)「分かった。でもひろと、絶対に僕たちから離れちゃダメだよ」

ひろとクン「分かった……」




--------------------------------------------------------------------------------------




{3F:唯一扉が開いてる部屋にて――}




カンナ(男)(やはり間違いない……。ここはひろとがいたところ……)ドキドキ

ひろとクン「さて、もう一度入念にこの部屋を調べて……」

(その時――)

クスクスクス……。

全員「!?」ビクッ

(女性の笑い声が聞こえた)

ひろとクン「!? 誰だ……?」




パアアッ

ウツロイヒメ桃儀「」クスクスクス

三人目さいごの寵姫が、光と共にひろとたちの近くに現れた――)

ひろとクン「!」

ゆうき「もしかして、こいつが寵姫か……!?」

(ウツロイヒメ桃儀は、戦闘態勢に入った。それを見たカンナ、ひろとクン、れいサン、ゆうき、ことり、海未、マヨネ、ソトカ、リリーの9人も戦闘態勢に入った――)





{BGM:花のワルツ(出典:Re:kinder)}



カンナ(男)(……! こいつが、あの時ひろとを……!)

(あの時ひろとを引き摺り、外へ放り投げた張本人が誰なのか、ウツロイヒメを見てすぐに察した。そう、犯人はウツロイヒメなのである――)

カンナ(男)(後はひろとを救うだけ! 絶対にひろとの命を守ってみせる!)

カンナ(男)「どりゃああっ!」ザシュッ

ウツロイヒメ桃儀「」フラッ

カンナ(男)(効いたか!?)

ウツロイヒメ桃儀「」ギロッ

カンナ(男)「!?」

ゲシッ!!

カンナ(男)「あぐっ!」

(カンナは杖で殴られた――)

ことり「カンナ君! 大丈夫?」

カンナ(男)「へ、平気……! それより、あいつ物理攻撃効かない……!」

ウツロイヒメ桃儀「……」

(ウツロイヒメ桃儀は全く傷を負っておらず、平然と立っている――)

ひろとクン「物理攻撃効かないって、どうすればいいんだ……」

れいサン「無敵じゃん……!」

マヨネ(一体どうすれば……あ、そうだわ!)グッ

(マヨネは何を思ったのか、手をじゃんけんのチョキの形にした―ー)

リリー「マヨネ?」

マヨネ「それええっ!」ドシュッ!!

(マヨネはその手で、ウツロイヒメの目を潰した――)

ウツロイヒメ桃儀「グアアアアアッ!!」ドサッ

全員「!?」

(ウツロイヒメ桃儀は痛みに悶えている。悶えているフリなどではなく、本当にダメージを食らっている――)

れいサン「な、あいつめっちゃ痛がってる……」

ゆうき「もしかして、目が弱点!?」

ウツロイヒメ桃儀「」フラフラ

(ウツロイヒメはカンナたちを見失っている――)

れいサン「じゃ、じゃあ目に集中攻撃すれば――」

(その時――)

ウツロイヒメ桃儀「グアアッ!!」ブンッ

ドカッ

海未「うぐっ!」ドサッ

(突然ウツロイヒメは杖を振り回し、海未の足を払った。ウツロイヒメの目が自然回復し、見えるようになったのだ――)

ことり「海未ちゃん、しっかり!」←海未を介抱する

海未「あ、ありがとうございます!」

マヨネ「目が見えるようになったのね……! ならもう一回!」ドシュッ!!

ウツロイヒメ桃儀「アアッグッ!!」ドサッ

マヨネ「これでまた見えなくなったわ……!」

ことり「でも、どうするの? また目を治してくるよ、あの子!」

ひろとクン「……このままじゃ勝てない、何か打開策を!」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。