二次創作小説（新・総合）
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- 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 【完結】
- 日時： 2020/07/30 22:02
- 名前： 灯焔 ◆rgdGrJbf0g （ID: gKP4noKB）
- 参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1374
どうもです、灯焔です。
我が道中を進んでいく逃走中#CR04！『JOKER』の正体が遂に判明したり、道化師が本格的に動き出したりと大波乱が止まらない！
今回の舞台は、某リアルファイトゲーな『マリオパーティ5』より『レインボー・ドリーム』。人々の『そらのユメ』から生まれた天空のエリアを、逃走者達とハンターによる4度目の本気の鬼ごっこが今、始まる―――！
ジルクファイドが不穏な動きを見せて終了した前回の逃走中。道化師もどう動いてくるかわからん状況で逃走中#CRはどうなってしまうのやら…。『JOKER』、そして彼を巡る戦いは更にヒートアップ…していくのか？
ドラマは異常気象を解決する為夢の国へ！こちらもただ事じゃあなさそうですよ…？
種族を超えた絆を今、解き放つ時―――！命よ、魂よ、輝きを放て！
＜ルール＞
逃走エリア：『レインボー・ドリーム』
コネクトワールドの人々の『そらのユメ』から生まれた、天空にそびえる大きなエリア。
4つのエリアに分かれており、逃走者達は各々OPゲームで選ばれた場所から逃走をスタートすることになる。また、今回はミニドラマに対応する為『4つの国』のような景色に仕上がっている。
エリア詳細 >>1
ミニドラマ紹介 >>2
逃走時間：85分
賞金：51万(1秒100円)
ハンター：初期4体(OPゲーム会場のハンターボックスに4体)
自首方法：『雷の国』か『雪の国』にある自首用電話から自首する旨を電話する。
＜参加者＞
【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>3
烈
風雅
塵
【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>4
クリス
ルフレ
カムイ
【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細>>5
舞園さやか
ソニア・ネヴァーマインド
天海蘭太郎
【どうぶつの森シリーズ】より (3人) 詳細>>6
むらびと
しずえ
たぬきち
【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>7
シャルロット・フェリエ
ルカ・フォルティス
レクト・ラロ
【作者枠】 (3人) 詳細>>8
桜木霊歌
YUMA
夏風邪
【逃走中#02 MVP】 (2人) 詳細>>9
アルル・ナジャ
クレア・スチーブンソン
計20名
○逃走中#CR05 出場枠争奪クイズ 結果発表実施！
※締め切りました
◎AfterBreakTime
①『数多の可能性の世界へ』 >>10
②『松野家の七転八起』 >>36
③『とある神々の憂鬱』 >>56
④『その紅き目は虚空を仰ぐ』 >>68
⑤『現は夢、夢は現』 >>81
⑥『混沌落下☆注意報』 >>94
⑦『道化は鳥を嘲笑う』 >>124
⑧『異星の明星を見上げて』 >>133
⑨『みんなで脱出戦争』 >>144
⑩『打ち上げパーティ』 >>169-173
Extra『ウルトラワールドとの邂逅』 >>174-177
以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。
- Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.126 )
- 日時： 2020/07/09 22:02
- 名前： 灯焔 ◆rgdGrJbf0g （ID: gK3tU2qa）
どうもです。灯焔です。
アーカイブの全貌が明らかになってくる度にビクビクしています。14編がまだ来ないことを祈ります。心の準備も外の準備も全くできてないんや。
>>おろさん 様
どうもです。コメントありがとうございます。
案の定道化師絡みでした。なんというかエリアにちょっかい出すとなれば神々or道化師になりますからねぇ。お決まりです。まぁ、まだまだ事件の全貌が明らかになるのも解決も先だと思うので暖かく見守ってくださいませ。
最後のミッションが開始。逃走者達の全てが試される過酷なミッションです…！
- ドラマパート ④ ( No.127 )
- 日時： 2020/07/09 22:04
- 名前： 灯焔 ◆rgdGrJbf0g （ID: gK3tU2qa）
―――天空の塔。
現実世界の『天気』を実際に司っている、天気の神の魂が眠っている宝石が祀られている塔。この宝石の生命力が尽きてしまうと、現実世界は災害により消滅する…。空の国では代々そんな伝承が伝えられ、数百年に一度。宝石の生命力が尽きる前に『生贄』を宝石に捧げることで、現代まで平和を守ってきたのです。
…これもそんな『執行すべき』事柄の1つ。ピアニーを天空の塔まで連れて行っていた太陽の国の女王は、自分にそう言い聞かせていました。
ピアニー「お願い！ここから出して！確かに『生贄』は見つけられなかったわ。でも…！」
女王「『でも』なんだ。貴様は実際に生贄をここまで連れてくることが出来たのか？『幸夢の妖精』だか何だか知らないが、地上の人間…『生贄』として選んだ者に情が湧いたせいで裏切られたではないか」
ピアニー「そ、それは…。でも、アヤの一生懸命さを見てたら騙すことなんて出来なかったの！」
大臣「フン。だから『幸夢の妖精』は落ちこぼれだと言われるんだよ。つくづく現代の『悪夢の妖精』が生まれなかったことが残念だよ。こんな回りくどいことを行わなくても済んだのだからな」
ピアニー「回りくどいことって…！それでも貴方達は地上の平和を守るために動いているの？！」
女王「あぁ。だから貴様を『生贄』にする為に連れてきたのではないか。貴様はこれから地上の数百年の平和を守る礎となるのだ。何を抵抗する必要がある？それこそ貴様が望んでいた『みんなしあわせ』ではないのか？」
ピアニー「確かに私が生贄になれば地上の天気は一時的に守られる。でも、また数百年後に犠牲が出るわ！それを永遠と続けていくの？！」
女王「妖精風情が分かったような口を利くな！！我だって…私だって…。『違う方法があるのならとっくにそちらの選択をしている！！』」
ピアニー「…………」
必死に抵抗するピアニーに激昂したのか、感情を荒げて自分の本心を口にする女王。…彼女もこんなやり方は良くないとは思っていたようですが、その『違う方法』が見つからず時間切れが近づいてきてしまっていた為、生贄を差し出す選択しかないと思い込んでいました。
『生贄』を出すことこそが女王の考えの奥底にあるのだと信じ込んでいたピアニーは驚き、目を丸くして女王を見ています。
…本音をつい言ってしまったことに気付いたのか、わざとらしく咳ばらいをし女王は彼女にこう言い放ちました。
女王「本日、夕日が沈んだら貴様を宝石まで連行する。そして…『生贄』の命を宝石に取り込む儀式を遂行する。それまで妖精をこの塔から逃がすな。それでは各自配置につけ！」
兵隊『はっ！！』
…タイムリミットは今日。日付を過ぎてしまえば、地上は大災害に見舞われ滅んでしまう…。他の方法を見つける時間など既に残ってはいませんでした。
『自分の命を捧げるしか方法は無い』。ピアニーも、次第にそんな考えに思考が呑み込まれ…。ただ牢の壁にへたり込んで、夕日が沈むのを待つことにしたのでした。
―――一方、ピアニーを助けることを決意したアヤは商人の店へと戻り、先程女性から貰った本を読んでいました。
『いわくつきの本』と言われているだけあり、本には『レインボー・ドリーム』と呼ばれるようになる前の時代の記述がわんさか載っていました。
アヤ「あやや…凄い記述ですね。これを研究所に持って帰れば、更なる天気の研究の発展に使えそうです」
商人「ん？お前、地上では天気を調べる仕事をしてんのか？」
アヤ「はい。私は平社員ではありますが…。空を一瞬にして塗り替えるんですよ。上空に溜まった水分が雲を作り、その雲が様々な形へと変化していく…。天気の力って凄いですよね。天気には『決まった型』が無いんです。だから研究するのが面白いんです」
商人「へえ。お前、『天気』が好きなんだな」
アヤ「はい！新聞を売り込むくらいには…って違う違う。…あやや？この記述…。何でしょう？『人間の生命力を持つ4つの秘宝』？」
商人「ん？今なんてった？」
アヤ「これです、このページを見て下さい。『人間と同等の生命力を持つ4つの秘宝が虹の国には隠されており、4つ集まると『永久の命の力』を引き出すのだとか」
アヤが『人間の生命力を持つ4つの秘宝』と口にした途端、商人の顔色が変わるのが見て取れました。慌てる彼にその文章が乗っているページを見せます。すると…彼はその真横に書いてある4つの絵をじっと見つめます。そして、はっとした表情でアヤに話しました。
商人「あっ！この絵の『秘宝』って奴、4つの国で伝承に残ってる『お宝』じゃねーか！」
アヤ「お宝？！どんな伝承なんですか？！」
商人「その昔、『4つ集めるとどんな願いでも叶う『神の力を秘めたお宝』ってのがレインボー・ドリームに隠されている』って伝記本で書いた奴がいたらしくてな。一昔前にとある学者がその伝記本を翻訳して売り出した結果バカ売れしてよ。最近になるまで『4つのお宝』を探し当てるのがブームだったんだぜ」
アヤ「そんなことがあったんですか。それで、その『お宝』とやらは見つかったんですか？」
商人「いや？実際見つけた奴がいたらしいんだが…。どうやら『お宝』に触れるには『純粋に天気を愛する心』を持った人間が必要らしくてな。今の今まで誰も触ることが出来なくて、次第に『お宝を見つけても持って帰れないんじゃ意味がない』と自然にブームも去って行ったのさ」
アヤ「な、成程。では…その『お宝』とやらは、今も4つの国のどこかに現存するはずですよね？」
商人「ああ。触れないから移動もできないはずだし、『見つかった場所』にそっくりそのまま置いてあるはずだぜ。…あっ！そういえばお宝を探した『冒険記』が倉庫の中に残っていたかもしれねえ！ちょっと探してみるぜ！」
アヤ「それは頼もしい！…私が触ることが出来るかは分かりませんが…。『永久の命の力』を引き出すことが出来る秘宝を全て宝石に捧げれば。もしかしたら…！」
商人は『4つのお宝』の話をアヤにします。そして、もしかしたら場所が乗ってる本があったかもしれないとそそくさと倉庫の奥へ消えてしまいます。
アヤはその間に秘宝について考えます。4つ集めると『永久の命の力』を引き出すことが出来ると言われている秘宝。『命の力』をエネルギーにしている宝石にその秘宝を捧げれば、『ピアニーを助けることが出来る』。そして、『今後生贄を出さなくても良くなるかもしれない』と結論を導き出しました。
その為には商人との協力が必要不可欠です。覚悟を決めて商人を待っていると、彼は慌てた様子で1冊の本を持ってアヤの前に再び現れました。
商人「あった！これだよこれ！かつて『4つの秘宝に一番近付いた冒険家』の冒険記！」
アヤ「ファインプレーです店長さん！早く読みましょう！必ず『秘宝がある場所』が書いてあるはずです！」
商人が持ってきた本を受け取り、アヤはパラパラとページをめくっていきます。
彼女の思惑通り、そこには『4つの秘宝がある場所』が記されていました。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆太陽の秘宝
太陽が照らす国で、太陽のように明るい商人が天から承ったとされる。『商人』が売ると決めた相手にしか売ってもらえず、私はその商人のお眼鏡には叶わなかった。
◆雨の秘宝
恵みの雨をもたらす国で、虹の国の『水源』を守っている地に封じられているとされる。実際に発見し触ることは出来たが、まるで地面にくっついているかのようで取ることは出来なかった。
◆雷の秘宝
虹の電気を司る国で、『とある発明家』が創り出したとされる。『発明家』が大事そうに生活に使用していた為、譲っては貰えなかった。
◆雪の秘宝
雪が降り積もる国で、『氷を司る妖精』が創り出したとされる。この秘宝は氷の妖精に実際に創り出してもらう必要があるが、妖精を見つけることが出来なかった。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
アヤ「成程…。4つの国で大体何をすればいいかぼんやりと分かってきましたね」
商人「そんじゃ手分けして探そうぜ！『太陽のように明るい商人』ってんなら、俺の知り合いにその血を引いてるっていう商人がいんだ。もしかしたら話をすれば分かるかもしれねえから、交渉系の秘宝は俺に任せろ！」
アヤ「はい、任せました！では、私は現場を見に行かなければならない『雨の国』と『雪の国』の秘宝を探してみますね！」
商人「もし秘宝が見つかったら『天空の塔』の前で集合だぜ。…見つかんなくても来いよ！」
アヤ「頑張ります…けど、もし見つからなかったらピアニーさんは…」
商人「失敗した時のことなんか考えんな！今は友達救う為に秘宝を探すんだろ？ならそれだけを考えろ！この俺が協力してやるって言ってるんだからよ！」
アヤ「商人さん…」
話し合いの結果、商人は『晴れの国』と『雷の国』の知り合いに連絡を。アヤは『雨の国』と『雪の国』に実際に行って秘宝を探すことにしました。
『必ずピアニーを助ける』。アヤの胸にはいつしかその気持ちが芽生え、身体を動かしていました。
時間もないと早速外へ出た2人に、『絶望』を告げる声は聞こえてきます。
『レインボー・ドリームに住まう住人の諸君。今宵の『生贄』が決定した。本日の『日が落ちた後』、宝石に生命力を注ぐ儀式を執り行う。住人は命が巻き込まれないよう『天空の塔』には近づかぬよう気を付けてくれたまえ』
アヤ「『本日の…夕方がタイムリミット』ってことですか？！」
商人「本当に時間ねーじゃねーか。くっそぉ、急ぐぞアヤ！もたもたしてる時間は俺達にはねーんだ！」
アヤ「はい！必ず…必ずピアニーさんも…地上の世界も…救ってみせます！！」
女王の冷徹な言葉に背を向け、アヤと商人は秘宝を集めにそれぞれ動き始めました。
果たして、ピアニーを無事に助けることはできるのでしょうか。地上の異常気象は無事に解決することが出来るのでしょうか…。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
ドラマパートが終了すると共に、4つの国のどこかに『秘宝』が現れた！
サクヤ「これが最後のミッション…。逃走者の皆様。健闘を祈ります」
MZD「ミミニャミ達も逃走者も必ず救う方法を…！考えろ、考えろオレ…！」
アクラル「(ジルクのヤローがどうにか自我を取り戻せば形勢逆転もあり得るんだろうけどな…)」
- Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.128 )
- 日時： 2020/07/09 22:07
- 名前： 灯焔 ◆rgdGrJbf0g （ID: gK3tU2qa）
【15:00】
ピリリ ピリリ
ルカ「うおぁーっ？！何なんですかいきなり？！…最後のミッションですね！」
クリス「『残り時間5分を経過すると、『天空の塔』前に設置されたハンターボックスから50体のハンターが放出されてしまう。』 ご、50体？！そんなに放出されたら全滅は免れないぞ？！」
夏風邪「『それを阻止する為には、4つの国の『どこかにある』秘宝をすべて集め、天空の塔にある『宝石』の前まで持っていく必要がある。』 ………アイテム探しの上天空の塔まで持って行かなくちゃならないのか…」
天海「『集めなければならないアイテムは1つの国で1つずつであり、それぞれ『国のモチーフにあったアイテム』である。また、この時間より『天空の塔』への侵入が可能になり、君達のスマホのアプリに『秘宝のヒント』を追加した。有効活用せよ。』 成程。ヒントは運営の方からいただけるんですね。…10分でこの人数は厳しいですが、絶対にクリアしておきたいところですね」
むらびと「(素早くアプリを開きヒントを見る)」
さてさてやって参りました最後のミッション！
残り時間5分になってしまうと、天空の塔の前にあるハンターボックスからハンターが50体も放出されてしまいます。そんなに放出されてしまったら逃走成功は雲の上。何としても阻止しなければなりません。
阻止方法は『4つの国にある『秘宝』と呼ばれるアイテム』を全て集め、『天空の塔』にある『宝石』の前まで持っていく必要があります。集めるだけじゃダメ。
5人という厳しい人数の中、ミッションはクリアしなければならない状況です。さて、逃走者はどう動くでしょうか。
ミッション④ 『レインボー・ドリームの宝を集め、天空の塔に献上せよ！』
残り時間5分を経過すると、天空の塔前に設置されたハンターボックスから50体のハンターが放出されてしまう。それを阻止する為には、4つのエリアの『どこかにある』アイテムをすべて集め、天空の塔にある『宝石』の前まで持っていかなければならない。集めなければならないアイテムは1つの国で1つずつであり、それぞれ『国のモチーフにあったアイテム』である。
夏風邪「ルカと約束しちゃったし…。雨の国の秘宝、探しに行こう。50体は無理」
ルカ「最後のミッション燃えてきたぁーーー！！！必ずクリアして全部守ったらーーーい！！！」
むらびと「(雪の国で行動開始！)」
天海「雷の国にいるんで、雷の国の秘宝を集めましょう。…一応全体に連絡もしておいた方がいいですよね。チャットの方がいいですかね」
クリス「雷の国にいるが…。ヒントを見ても検討が付かないが探してみるか」
ルカにミッションに誘われていた夏風邪も含め全員が参加表明を出しました！
さぁ、逃走中#CR04も終わりが見えてきました。最後のミッション、気を引き締めて頑張ってください！
【14:36】
～雷の国 住宅街～
天海「とりあえず皆さんが今どこにいるか確認したいんで、チャットを送ってみます」
そう発言したのは天海くん。彼は今回全部のミッションで活躍しています。
運動もできて頭脳プレーも得意とは。本当に才能を思い出せていないんですか？ハッタリだったりしません？
天海「しません。覚えてないのは本当のことなんで…。行動が被ってしまうと時間をロスしてしまうんで、素早く送ってしまいます」
そう言って彼は言葉通り素早くチャット画面を出し、残りの逃走者に『今どこにいるか』を尋ねました。
すぐに気付いたのか、数人の返信が返ってきました。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
天海：皆さん今どこにいますか？俺は今『雷の国』にいます。
むらびと：(雪の国の画像)
クリス：『雷の国』だ。ということは、天海殿と同じ国にいるな。
夏風邪：『雨の国』にいます。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
しばらくして、ルカからも返信がありました。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
天海：皆さん今どこにいますか？俺は今『雷の国』にいます。
むらびと：(雪の国の画像)
クリス：『雷の国』だ。ということは、天海殿と同じ国にいるな。
夏風邪：『雨の国』にいます。
ルカ：すみません返信が遅れました！『晴れの国』にいます！
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
天海「見事に皆さんバラバラですね…。これなら『自分のいる国の秘宝を集めて』と送信しなくても動きそうな気はしますが。一応打っときますか」
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
夏風邪：『雨の国』にいます。
ルカ：すみません返信が遅れました！『晴れの国』にいます！
天海：分かりました。皆さん、現在いる国の秘宝を探す予定ですよね？では、そのまま捜索をお願いします。もし見つかりましたらチャットに報告と、『天空の塔』へ向かってもらって大丈夫でしょうか？
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
天海くんが打ち終わると、数刻もしないうちに全員が『OK』の返信が。クリスだけ返信の仕方がどこかおかしいですがまぁOKと捉えていいのでしょう。
彼はその返信を見たままスマホを仕舞い、雷の国の秘宝を探す為『ヒント』アプリを開こうとしました。
そんな彼の近くに―――。
ハンターKU「…………」
ハンターが近づいてきていました…！双方気付いていません。
先に気付ければ逃げられそうな距離ですが、天海くんの運命や如何に―――！
- Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.129 )
- 日時： 2020/07/10 22:00
- 名前： 灯焔 ◆rgdGrJbf0g （ID: gK3tU2qa）
【13:59】
～雷の国 住宅街～
天海「ええと。ヒントは、っと…」
ハンターKU「…………」
先に視界に捉えたのは――――――
ハンターKU「…………！！」
ダッダッダッダッダ！！！！
ROCK ON 【RANTARO AMAMI】
ピーーーーーーーーーーーー
天海「足音…。―――ハンターに見つかっていたんですか？！一足気付くのに遅れました…！」
先に気付いたのはハンター！足音を察知し天海くんも逃げ出します。が、逃げ出した時間が少し遅れてしまった為ハンターとの距離はかなり近い！
住宅街の曲がり角を使って逃げようとするも、ハンターは執拗に彼を追いかけてきます。
天海「ぐっ……もう、無理、です…」
ハンターKU「…………！！」
天海くん、スタミナ切れ…！
ポンッ
【13:41】
天海蘭太郎 確保 残り4名
天海「先に気付ければよかったんですが…。見つかってしまったのは仕方ないです」
これまでミッションに裁判に貢献してきた天海くん、ここで無念の確保！
ハンターに先に見つけられたことに非常に悔しがっていました。
ピリリ ピリリ
夏風邪「『天海蘭太郎 確保 残り4名』 ………天海？！俺の髪の毛が刈られる確率が上がった…！」
クリス「寧ろ全てのミッションに参加して活躍しての確保だ。これは本当に『お疲れ様』だな」
ルカ「天海さんが捕まってしまいましたが…。ミッションをクリアする為やり遂げるしかなーい！行っきますよーーー！！！」
天海くんの確保に各々反応を見せる残りの逃走者。
さぁ、残り4人で無事にアイテムを集めることはできるのか！
【13:39】
～雪の国 氷の雪だるま前～
むらびと「(スマホのヒントアプリを見ている)」
雪の国の秘宝を探す為動いているむらびと。彼は現在スマホに追加されたヒントアプリを見ていました。
アプリはPDF形式のようになっていて、開くと以下の文字がヒントとして現れます。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆太陽の秘宝
太陽が照らす国で、太陽のように明るい商人が天から承ったとされる。『商人』が売ると決めた相手にしか売ってもらえず、私はその商人のお眼鏡には叶わなかった。
◆雨の秘宝
恵みの雨をもたらす国で、虹の国の『水源』を守っている地に封じられているとされる。実際に発見し触ることは出来たが、まるで地面にくっついているかのようで取ることは出来なかった。
◆雷の秘宝
虹の電気を司る国で、『とある発明家』が創り出したとされる。『発明家』が大事そうに生活に使用していた為、譲っては貰えなかった。
◆雪の秘宝
雪が降り積もる国で、『氷を司る妖精』が創り出したとされる。この秘宝は氷の妖精に実際に創り出してもらう必要があるが、妖精を見つけることが出来なかった。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
そう。ドラマで出てきた本に記されていた内容と一緒。
むらびとは現在『雪の国の秘宝』を探しているので、『雪の秘宝』と書かれている場所をじーっと見ます。
どうやら『氷を司る妖精』が創り出したと書いてありますね。つまり…『エリアのどこかにいる氷の妖精』に秘宝を作ってもらわないといけないということでしょうか？
むらびと「(考えるポーズ)」
…おや？むらびと、どうやら心当たりがある様子。考えるポーズをしばらくした後、思い出したかのようにピコーンと顔を変え、そのままシーソーがある場所まで走って行きました。
～雪の国 巨大シーソー前～
むらびと「(ピコーン！)」
どうやら心当たりのある人物を見つけたようですね！ある一点を指差します。そこには…。
リリィ『雪だるまさんがいっぱいなの！溶けない氷で出来てるからずっと一緒なの！』
成程、リリィですか。確かに彼女は氷を操る妖精で『ノーブルクリスタリア』と呼ばれていますね。もしかしたら彼女が『雪の秘宝』の鍵を握っているのかもしれません。
むらびとは早速近付き、リリィに話しかけます。
リリィ「あれ、逃走者さんなの？リリィに何かご用時？」
むらびと「(ヒントのアプリをリリィに見せ、『雪の秘宝』について知らないか訪ねる)」
リリィ「『ゆきのひほう』？あぁ！それってもしかしてリリィの作った『お友達』のこと？」
むらびとの質問にリリィは雪だるまを見せてきました。どうやら彼女の力で作ったもののようで、彼女曰く『溶けない氷』で出来ているのだそう。
それかもしれないと判断したむらびとは、どうにかそれを譲ってもらえないかと尋ねます。リリィは少し考えた後、むらびとにこう提案してきました。
リリィ「でも、リリィの大事なお友達だから簡単には渡せないの。…そうだ！リリィと一緒にこのシーソーで勝負なの！それで、『リリィより多くコインを取れたら』この雪だるまを1つ譲ってあげるよ！」
むらびと「(シーソーを見上げる)」
なんと！リリィからミニゲーム勝負のお誘いが！勝てば雪だるまを譲ってもらえるみたいです！
むらびとに『NO』という選択肢はありません。彼女の勝負の誘いを受け、彼は早速シーソーの前まで彼女と共に移動するのでした。
- Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.130 )
- 日時： 2020/07/11 16:40
- 名前： YUMA （ID: v2BiiJyf）
ユマです
学級裁判も終わった後は...ドラマ...永遠の命とか何とかは分かりませんが対策があったという事ですね。
方法は...え。コレ1000%確実に最後の最後にアヤさんが必要な案件でしょコレ。天気を愛する者しか触れないお宝って。
そしてミッション始まって早くに天海君確保...ミッションや裁判の件での活動諸々で色々お疲れ様でした。それしか言えません。MVP絡みはどうしましょうかね？
でも問題なのは道化師だよな、今度はスタッフが入って来れない様にゲームエリアの塔にミミニャミ達を監禁してるって。誰に作戦実行してもらうかが鍵かも？
＊ちなみに。ユマサイドと連絡繋いだ
ーくそー...スタッフ側のパニックぶりを盗み聞きしたがまた道化師案件かよ。更にあの結界は破壊してから発動する術式か罠が本命かもしれない、塔が破壊されたらリアルの天気も混乱して大惨事と来るか。
鷹介「しかも、メフィストの奴はその気になればすぐ塔を爆破出来んだろ？迂闊に強硬策はアウトだしー...こちら側が行って無理矢理壊すのは規則で禁止されているからもどかしいぜ。」
丈瑠「悠長には待てないぞ、ユマ」
竜也「先に見たあの映像...シオンに解析して貰った結果だけどあの人物らしい魔力波長だったよ」
充瑠「じゃあ...いやいやそれでもあの子の場合は超低確率の賭けみたいなモノだし期待はしないでおいた方がいいかもね。ジル君が正気を戻すか否かにもよるし。」
明石「...それよりも...天候を管理する宝石..."レプリカ"のオリジナルだと？」
マーベラス「道化師よりもお宝の匂いがプンプンするぜ...」
＊約2名、天空の塔のオリジナルのお宝絡みで変なベクトルに興味津々の様子...
では失礼しました
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