二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 【完結】
- 日時: 2020/07/30 22:02
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: gKP4noKB)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1374
どうもです、灯焔です。
我が道中を進んでいく逃走中#CR04!『JOKER』の正体が遂に判明したり、道化師が本格的に動き出したりと大波乱が止まらない!
今回の舞台は、某リアルファイトゲーな『マリオパーティ5』より『レインボー・ドリーム』。人々の『そらのユメ』から生まれた天空のエリアを、逃走者達とハンターによる4度目の本気の鬼ごっこが今、始まる―――!
ジルクファイドが不穏な動きを見せて終了した前回の逃走中。道化師もどう動いてくるかわからん状況で逃走中#CRはどうなってしまうのやら…。『JOKER』、そして彼を巡る戦いは更にヒートアップ…していくのか?
ドラマは異常気象を解決する為夢の国へ!こちらもただ事じゃあなさそうですよ…?
種族を超えた絆を今、解き放つ時―――!命よ、魂よ、輝きを放て!
<ルール>
逃走エリア:『レインボー・ドリーム』
コネクトワールドの人々の『そらのユメ』から生まれた、天空にそびえる大きなエリア。
4つのエリアに分かれており、逃走者達は各々OPゲームで選ばれた場所から逃走をスタートすることになる。また、今回はミニドラマに対応する為『4つの国』のような景色に仕上がっている。
エリア詳細 >>1
ミニドラマ紹介 >>2
逃走時間:85分
賞金:51万(1秒100円)
ハンター:初期4体(OPゲーム会場のハンターボックスに4体)
自首方法:『雷の国』か『雪の国』にある自首用電話から自首する旨を電話する。
<参加者>
【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>3
烈
風雅
塵
【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>4
クリス
ルフレ
カムイ
【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細>>5
舞園さやか
ソニア・ネヴァーマインド
天海蘭太郎
【どうぶつの森シリーズ】より (3人) 詳細>>6
むらびと
しずえ
たぬきち
【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>7
シャルロット・フェリエ
ルカ・フォルティス
レクト・ラロ
【作者枠】 (3人) 詳細>>8
桜木霊歌
YUMA
夏風邪
【逃走中#02 MVP】 (2人) 詳細>>9
アルル・ナジャ
クレア・スチーブンソン
計20名
○逃走中#CR05 出場枠争奪クイズ 結果発表実施!
※締め切りました
◎AfterBreakTime
①『数多の可能性の世界へ』 >>10
②『松野家の七転八起』 >>36
③『とある神々の憂鬱』 >>56
④『その紅き目は虚空を仰ぐ』 >>68
⑤『現は夢、夢は現』 >>81
⑥『混沌落下☆注意報』 >>94
⑦『道化は鳥を嘲笑う』 >>124
⑧『異星の明星を見上げて』 >>133
⑨『みんなで脱出戦争』 >>144
⑩『打ち上げパーティ』 >>169-173
Extra『ウルトラワールドとの邂逅』 >>174-177
以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。
- Re: 逃走中#CR04【次回逃走中 作者枠発表&MVP投票受付中】 ( No.166 )
- 日時: 2020/07/23 20:01
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: Slxlk2Pz)
どうもです。灯焔です。
20時を経過しましたので、投票を締め切らせていただきます。
誰がMVPに輝くのか。結果をお待ちください。
- MVP発表 ( No.167 )
- 日時: 2020/07/23 22:08
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: Slxlk2Pz)
~運営本部 打ち上げ会場~
サクヤ「色々ありましたが打ち上げパーティはいつも通り行いますよ。…えむぜさんとヴィルさん、まだ戻らないのですか?」
アクラル「そうなんだよなー。いくら連絡しても念話飛ばそうとしても相手から拒否されるし。多分2人共一緒にいるとは思うんだが、こう帰ってくるのが遅いと心配になるな」
リピカ「ミミの心もまだ傷付いたまんまさ?こんな状態で2人まで行方不明になりました、なんて連絡はしたくないのさ!」
マルク「でも2人のどっちかになんかあれば、世界のどこかで異常が起きる、的なことはないのサ?ただでさえ片方は混ぜられた世界の神様で、もう片方は魔界の一角を支配していた道化師だったんだから」
ニア「そういう情報は入ってきておりませんわ…。と、いうことは…。まだお二人とも『無事』と考えてもよろしいのではなくて…?」
アカギ「お前が言うと信憑性に欠けるんだが…。今は一理ある、と言ってもいいと思う…」
バンワド「とにかく、お2人の無事もミミさんの心の平穏も訪れるといいんですけどねぇ…」
サクヤ「何も考えなしに突っ走る2人ではありません。何か目的を持って動いているものと考えましょう。……何となく察してはおりますが」
アクラル「ん?最後の方聞こえなかったぞサクヤ?」
サクヤ「いいえ、なんでもございません。ささ、MVPの集計を始めますよ!」
打ち上げ会場には、次回の逃走中に出場する一部の参加者も集まっていました。おや?どうやら作者陣の推薦枠に選ばれたメンバーもいるようですね。
未だミミの心の傷は癒えてい無いようで、彼女だけは現在医務室で療養中。ボス2人もまだ帰ってきていないみたいですし、不穏な雰囲気がその場を包みます。何もなければいいのですが。
凛「…はんこ屋。貴方も次の逃走中に参加するのね」
めう「めうー?!りんりんせんせーがいるなりよ?!むきゅー!こりは次の逃走中は早期確保なんて絶対ごめんめう!りんりんせんせーのヤババでかわわな姿をめうのハイテクスマホで全部収めてからの確保じゃないと気持ち的に落ち着かないめう!」
ジャック「おい。逃走中のゲーム内では自分のスマホは使用禁止だぞ」
めう「な、なんですとー?!それじゃりんりんせんせーのあーんなすがたやこーんなすがたを拝むことが出来ないめう…。あーめう…」
凛「屈辱だからそれ以上は止めなさいはんこ屋…。最悪貴方の心身共に滅びを迎えることになるわよ…」
タイマー「この子、前から思ってたけどユニークな言葉遣いをするんだね?最初に話しかけた時は言葉の意味が分からなくて驚いたなぁ…」
烈「それはともかく、次はお前らが走るんだよな!もしかしたらMVPに選ばれて俺達の誰かが一緒に走るかもしれないし、その時はよろしく頼むぜ!」
風雅「ゲームの内容的に塵はともかく、烈と俺は諦めた方がいいと思うぞ」
塵「どういうことだ?」
烈「意味分かんねぇよ!なにかの間違いで選ばれるかもしれないだろ!諦めんな!」
ジャック「『何かの間違い』と言っている時点で望みはほぼ0に等しいだろ。…ところでタイマー、お前はミミニャミのところへ行かなくていいのか?」
タイマー「僕も行ったんだけどね?ニャミちゃんに追い返されちゃって。『ここは乙女心がわかるあたしが傍についてるから、ダーリンは打ち上げ楽しんできて』って。ミミちゃん、凄く辛そうな顔してたから僕も傍にいてあげたかったなぁ」
烈「それならMVPの発表が終わったら俺達で様子見に行くから、伝言とかがあったら伝えるぜ」
めう「ミミミ、元気になるといいめうね…」
七海「やっほー舞園さん、ソニアさん、天海君。3回目ぶりだねー。今回は全滅で残念だったね…」
舞園「七海さん!あ、そうですね!次回参加されるんですもんね!頑張ってください!」
ソニア「わたくしは投票対象外なので次回は学園から様子を見守ります。舞園さん、天海さん。どちらがMVPに選ばれてもわたくし、七海さんと共に全力で応援致しますからね!」
天海「いやー、でも俺微妙な位置で捕まっちゃいましたからねぇ。MVPはきっと他の人だと思いますよ」
左右田「いやいやいや最低限お前が選ばれてくれないと七海の天然ボケを俺が捌くことになるんだよ!俺の負担を考えろお前!」
天海「いや、MVPってそもそもそういう風に決まるシステムではありませんからね?それに…七海さんの天然ボケは左右田君が一番よく知っていると思うので…。もし選ばれてもそれに関しては左右田君に丸投げしようと思います」
左右田「丸投げって!!悲しい事言うなよ!!ただでさえ知らないやつらと一緒に走るの確定して超緊張してるんだから!!!」
七海「でも、せっかく作者さんに選ばれたんだから頑張ろうよ。せめて最初に捕まらないように」
ソニア「はっ!ソニア、分かりました!左右田さんはたった今『壮大なフラグ』をおったてたのですね!これは次回のOPゲームが楽しみです!」
左右田「ソニアさぁん?!それってさりげなくもない『俺が最初に捕まってほしい』アピールですかね?!ソニアさんのお願いなら聞き入れたいですが最初の確保だけは嫌です俺!!」
舞園「ですが、次回のエリアもまだ解禁されていないんですよね?もしかしたら運が関係無くて、左右田君も無事OPゲームを突破できるかもしれませんね!」
左右田「舞園も追い打ちかけんなよ!決めた!次の逃走中ぜってー最初の確保者になんねー!!」
天海「自分でフラグを回収しないことを祈っていますよ…」
シャル「おうクレア!今回は全員逃げ切れなかったってことでお疲れ様だな!お前は3回連続出場ってことで、頑張れよ!応援してるぜ!」
クレア「まさか3回目で最後まで生き残ったことがここまで響いてくるなんて…。次こそは逃走成功したいです。じーくんさんもどこかで見ているでしょうかね?」
ルカ「アルルさんも次回頑張ってくださいね!MVPの枠があるとしても14分の2。まぁ私達が選ばれる可能性は少ないでしょうねー」
アルル「うん!次も参加できるって分かったし、全力で逃げ切りを狙うよ!」
レクト「いや、でもルカさんは最後の最後まで頑張ってたし、かなり爪痕残してたと思うよ?僕達よりは可能性あるんじゃないかなぁ」
シャル「あーあ、こういうシステムがあるんあら裏切り者に立候補しときゃよかったかなー」
ルカ「それであの場で暴かれた時にきっとオウガさんやヨナさんに大笑いされますよ?」
シャル「なんであいつらの名前が出てくんだよ!…ま、でも仮に次リベンジの場があったとしたら利用できるモンは利用して逃げ切っちゃいますかねー。自首も視野!」
レクト「『次』があればいいけどね…。なんせ僕達のジャンルただでさえキャラが多いから…」
アルル「メタネタは駄目だよー!」
エーデル「みんな、お疲れ様よ。今回は残念な結果に終わってしまったわね」
クリス「残り4秒での確保、本当に勿体ない捕まり方をしたと思っている。次があるのならしっかりと逃げ切りたいところだ」
ルフレ「クリス殿は最後まで生き残っていたし、『影の英雄』に留まらないマルチな活躍をしていたからね。MVP候補としては申し分ないと思うよ」
カムイ「もし私達にも投票権があるのならば、真っ先にクリスさんに投票したんですけどね…」
キュベリア「お前らやる気あんなー。サタヌがアーシェムから逃げたってここに追いかけに来たんだが、成り行きで次の逃走中に参加することになるとは」
エーデル「…あら?貴方は確か…2回目の逃走中に参加していた方だったわよね?」
キュベリア「んあー?あー…お前確かにいたな。次一緒に走るんだっけ?もし私が道端で寝てても起こさないでくれよ。お昼寝タイムを邪魔されるのが私は一番嫌いなんだ」
サタヌ「キュベリア様。前回も前々回もエリア内で堂々と爆睡していたことは既に聞き及んでいます。今回私が参加する以上はエリア内の爆睡なんて絶対に許しませんからね」
キュベリア「お前に指図される言われはねぇ。寝させろったら寝させろー」
クリア「エリア内で爆睡?!それでハンターに見つからないとは…。物凄い隠密技能の持ち主なんだな。もしかしたらマルス様をお守りする為に活用できるかもしれない。キュベリア殿。もしよければこの後その隠密技能についてご教授願えないだろうか?!訓練をすればおれにもその技能が見に着くかもしれない!」
ルフレ「始まった。クリス殿の訓練癖が」
カムイ「夜明け前に起きて走った後に素振りを1000回なんて、普通考えられないですものね…」
キュベリア「(クプロ並にヤバい奴だ…。軽く返して流しとこ…)」
しずえ「あの!端っこにいないでこちらでお話ししましょうよ!そこの紫スーツのお方!」
チョロ松「あ、イヤミだ。確か作者さんのリクエストで次参加するんだったよね?」
イヤミ「本当ならそんな汗臭い大会なんてこのおフランス帰りのミーに似つかわしくないザンスが、『有名になれる』と尾びれがつくならミーが参加しない理由なんてないザンス!次はミーの輝かしい活躍で他の参加者を1mmも輝かせないから覚悟しておくザンスよ!」
たぬきち「が、がめつい人だなもね…。でも親近感を覚えるだなも」
十四松「自分が『お金にがめつい』って自覚してるんだねたぬきちさん!」
たぬきち「? 自分の長所と短所を理解することはとっても大事なことだなもよ?だから今回もしっかりお金を貰おうと思ってたのに…」
むらびと「(やれやれ)」
イヤミ「こんなちんちくりん共と一緒にしないでほしいザンス!おフランス帰りのミーの逃走劇、楽しみにしてるザンスよ!」
しずえ「えっ?!フランス在住の方だったんですか?!うわ~、凄いですね~!フランスってとってもお洒落な街なので憧れちゃいます~!」
チョロ松「自称だから!あくまで自称だからねしずえさん!こいつ一回ホームレスになったことあるし!」
イヤミ「誰のせいだと思ってるザンスかおそ松!」
チョロ松「おそ松じゃねえ僕は『チョロ松』!いい加減覚えろトリ頭!!」
konakun.「みんなお疲れさまー。えっと…。夏風邪さんはご愁傷さま…」
(×>ヮ<)<ゴシュウショウサマダッタネ!
夏風邪「………気にしてない。全然気にしてない……」
おろさん「あの顔文字、本当に人の髪の毛を刈っちゃった…。いずれ僕達も狙われるのかな?」
はなこ(k)「(^ω^)は知ってる人しか襲わないはずだったから、あなたたちは大丈夫だと思うけど…。作者が狙われないだけ今回はすっごくツイてたね!」
百鬼姫(お)「それにしても、当事者の世界で大会を見守るという経験も貴重なものだったのう。カゲムシにも見せてやりたかったわ」
ロボット(お)「規則なのだから仕方ないのだろう。だが…アクシデントやトラブルもイベントに組み込むとは…今後の裸族との戦闘の参考に出来そうだ」
konakun.「よく分からないけど、大変なんだね君達の世界…」
YUMA「知りたいなら私が朝まで手取足取り教えてあげるが。ついでにギャグカオスへの道を…」
霊歌「それなら私も手伝う!カオスな事大好きだもの!」
サクヤ「パターン化したギャグを相手に教え込まないでくださーい。影響が出たらどうするんです」
霊歌「いいじゃない!『仲間が増える』ってことだし!」
サクヤ「こらこら。世の中にはそのパターン化した性格が嫌いな人間もいるんですから。『キャラがいきいき動いてない』とか、『原作のイメージを著しく損なう行為だ』とか」
夏風邪「………それ、サクヤのアバターさん(=灯焔)が常々呟いていたことじゃ『天の声の発することなど私には分かりません。他を当たってください』………う、うん」
konakun.「サクヤさんが来たってことは…お約束のギフト譲渡のお時間かな?」
はなこ(k)「ギフト?!贈り物ってこと?」
サクヤ「そういうことです。カラ松さんとノアさんの協力の元、今回はバームクーヘンとラングドシャのセットになります。是非ご堪能ください」
サクヤはkonakun.、おろさん、霊歌、YUMA、夏風邪にギフトの箱を手渡した!
夏風邪「………元の世界に持って帰れないからここで食べて帰りたいんだけど…」
サクヤ「その場合は構いませんよ。仲のいいご友人と召し上がるのも、またご一興でしょう」
konakun.「それならはなこ、折角だから食べて帰ろう!」
はなこ(k)「うん!今日、私はすっごくツイてるよ!」
おろさん「前回、今回と大々的なものもらっちゃったからなぁ…。大事に食べようね、みんな」
百鬼姫(お)「この世界のスイーツの味がどんなものか…。楽しみじゃのう」
ロボット(お)「私もいただこう」
YUMA「この菓子に見合う菓子もいただきたいところだな」
サクヤ「是非、ごゆっくりご堪能くださいね。改めて、逃走中#CR04に参加、そしてお手伝いに来てくださりありがとうございました。またご縁があればよろしくお願いします」
konakun.、おろさん、霊歌、YUMA、夏風邪は【バームクーヘンとラングドシャのセット】を手に入れた!
入手アイテム【バームクーヘンとラングドシャのセット】
カラ松とノアの料理上手男子が手を組んで作ったバームクーヘンとラングドシャ。
天が見放すレベルで不運な2人が作ったお菓子だが、味の保証はしっかりあるぞ。
以上2つのギフトとレシピが入った詰め合わせ。
スルーするなりいただくなり捨てるなりは作者様のご判断にお任せします。
なんとか無事に終わって天の声もほっとしております。
それではお待ちかね、各MVPの発表へと移りたいと思います!
- MVP発表 ( No.168 )
- 日時: 2020/07/23 22:15
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: Slxlk2Pz)
西谷「総長さーん!MVPの集計終わったぜ!」
サクヤ「ありがとうございます西谷くん。それでは、確保MVPの発表に移りたいと思います。…えむぜさんいないので、兄貴。発表をお願いできますか?」
アクラル「オッケー!また任された!それじゃ確保MVPの発表に移るからな!
今回残念ながら捕まってしまった参加者の中で、『一番活躍した人物』に贈られる賞だ!それじゃ発表するぞ!
まず1人目!『確保MVP』に輝いたのは―――。合計6票獲得した―――
アクラル『『天海蘭太郎』だ!受賞おめでとう!!!』
天海「お、俺…ですか?!」
舞園「凄いじゃないですか天海君!最初から最後まで頑張ってましたからね!
ソニア「わたくしも舞園さんと同じです!天海さん、おめでとうございます!」
七海「天海君。次、逃走成功目指して頑張ろうね!」
左右田「選ばれると思ってたぜー!七海のツッコミ、半分はお前に任せたからな!」
天海「はぁ…。驚きました。ですが、選ばれたからには恥じない走りを見せないといけませんね。頑張ります」
アクラル「それじゃ天海、ステージの方まで来てくれ。
続いて2人目!なんと、今回3人もいるぞー!合計2票獲得した―――
アクラル『『塵』『クリス』『むらびと』の3人だ!!!受賞おめでとう!!!』
クリス「…俺が、選ばれた?!」
塵「驚きなんだが…。『裏切り者』だったんだぞ?」
むらびと「(驚いている)」
しずえ「凄いです。凄いですよむらびとさん!流石我が島の島民代表ですね~!」
烈「いや、お前良い意味でも悪い意味でも目立ってたからなー。選ばれて万々歳じゃん。おめでとう!」
風雅「知名度も少しは上がったんじゃないか?塵を扱ってくれる作者さんが増えるといいな」
ルフレ「君なら選ばれると思っていたよ。おめでとう、クリス殿」
カムイ「スマブラ支部で、次回の逃走中も見守りますからね!応援しています!」
クリス「いや、まだおれが次の逃走中に出ると決まったわけではないんだが…。だが、ありがとう。選ばれたことはマルス様の近衛騎士としての誇りだ。胸に刻むよ」
塵「少しは俺のことを知ってもらうだけで良かったんだがな…。ありがとう」
むらびと「(ぺこり)」
アクラル「それじゃ3人共。ステージの方に上がってきてくれ。
確保MVPに輝いた4人には、運営本部から『賞金10万円』の贈呈だ!おめでとう!!!」
天海、塵、クリス、むらびとは運営本部から10万円を受け取った!
天海「ありがとうございます!」
クリス「感謝する。ありがとう」
塵「……あ、ありがとう」
むらびと「(喜んでいるようだ)」
サクヤ「今回MVPに輝いた天海くんには、次回の逃走中への参加権利が与えられます。次回も頑張ってください」
天海「はい、頑張ります。それで…2人目はどうやって1人に絞るんですか?流石に全員が5回目の逃走中に参加するわけではないんですよね?」
アカギ「あぁ。だから…今から抽選でこの3人から1人、次回の逃走中に参加出来る逃走者を1人決める。誰が選ばれても怨みっこなしだぞ…」
ニア「アカギが目の前のボタンを押したら、次回の参戦者がモニターに映し出されますわ。…急なフラッシュに、お気を付けくださいませ」
クリス「誰が選ばれても素直に応援する。それくらい爪痕を残したのだから、次回も活躍できるさ!」
塵「次は…普通に逃走中を楽しんでみたい。が、残りの2人が選ばれても俺は応援するよ」
むらびと「(コクコク)」
アカギ「それじゃ、ボタンを押すぞ…。次回の逃走中に『確保MVP』枠として出場できるもう1人の参加者は―――こいつだっ!!!」
モニターに映し出されたのは…………。『クリス』だ!!
サクヤ「『確保MVP』として次回の逃走中に参加するのは、天海くんとクリスさんに決定いたしました。おめでとうございます。逃走成功目指して頑張ってくださいね!」
天海「やったじゃないですか、クリス君。今回の屈辱、次回で晴らしてください!俺も限界まで頑張ります」
クリス「…本当なのか!マルス様の名にかけて、次こそは必ず逃走成功してみせる!」
塵「クリス、俺達の分まで頑張ってきてくれ」
むらびと「(ぱちぱちぱち)」
しずえ「あれ?ですが、今回の参加者からもう1人出場者がいるんですよね?『成績優秀者』というものなんですけど…。これって、今までの参加者を見てみると『逃走成功者』か『最後に捕まった逃走者』が選ばれてましたよね?あ、もしかして…」
アクラル「そう!本来ならこの枠にクリスが入る予定だったんだが、確保MVPの枠に収まったからな。繰り上がって『むらびと』がこの3枠目として次回の逃走中を走ってもらうぜ!」
むらびと「!!」
たぬきち「いや~、流石むらびとさんだなも。ボク達の分まで頑張って~」
シャル「人ごとになった瞬間にこいつ羽振り良くなったな」
レクト「突っ込んだら駄目だよシャルロットさん…」
サクヤ「改めて、投票してくれた方皆様に感謝いたします。ありがとうございました」
天の声からもお礼を言わせてください。ご投票への参加、ありがとうございました。
以上、MVP発表のコーナーでございました!次回、お待ちかねの打ち上げに参りましょう!
- 打ち上げ ① ( No.169 )
- 日時: 2020/07/24 22:01
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: Slxlk2Pz)
サクヤ「それでは、以上を持ちまして次回逃走中に関しての発表を全て終了いたします。皆様、ご自由に打ち上げをお楽しみください!」
MVPの発表も無事に終了し、ある種のお約束である打ち上げパーティが始まりました。今だポップン界のM&Wが戻ってきていませんが、彼らのことです。何かしらまた変な企みをしている可能性があるので今は放っておきましょう。
…ジルクファイドのこともあり、一部のメンバーはあまり顔が晴れやかではありませんね。様子を見てみましょうか。
風雅「あいつ、生身の人間じゃないから瓦礫くらいで身体が潰れたり、壊れたりはしなさそうだから大丈夫だとは思うが…。ルカ達の話によると塔が全部瓦礫になって崩れたんだったよな」
烈「あぁ。生身の人間じゃなくても『普通のロボット』程度ならスクラップになってもおかしくねぇだろうよ」
塵「早いところミミにも元気になってもらわないと、次回逃走中も勢いのあるスタートを切れないよな」
烈「だがよぉ。ミミニャミは俺達の比じゃねーくらい傷付いてんだ。簡単にそう言って『はい、元気になりました』とはならねーだろ」
風雅「確かにそうだな。…俺達も様子を見に行こう。心配だ」
塵「あぁ…」
既に全てのプログラムが終了している為、参加者がどう行動するかは自由。烈達は先程から言っていたように落ち込んでいるミミに何とか元気を取り戻してもらおうと、彼女を慰めに医務室へと向かいました。
…そんな彼らの様子を見て、サクヤがぽつりと零します。
サクヤ「ジルクさん。…どんな思いで『宝石の様子を見に行く』と仰られたのでしょうか。人であればこの悲しみも共有できたのでしょうか…」
アクラル「お前が悲しめねぇ分俺が悲しんでやるんだから心配すんな!俺達は『そういう風に出来ている』んだからよ」
サクヤ「―――そうでしたね。えむぜさんとヴィルさんが何やら裏でやっているようですし…。彼らのことです。また『世界の理を覆すような行動』を取ることも考えられます。…彼らは、過去にそうやって何度『他人の消滅』の運命を捻じ曲げてきたんでしょうか」
アクラル「さてなー。ま、俺達には知る由もねーけどさ。あいつら信じて待ってればいいんじゃね?」
サクヤ「―――兄貴の言い分も一理ありますね。それに…私は彼らのことを信じない日なんてありませんよ。兄貴、貴方は私なんだから分かっている事でしょう」
アクラル「しーっ!しーっ、だぜ!地獄耳がこの会場にいるかもしれねーんだから言うなって」
なーんか朱雀と青龍の双子、おかしなことを口にしていますが。『そういう風に出来ている』?『貴方は私』?…ですが、ここで明かす謎ではありませんね。
―――それはともかく、そろそろ会場から戻ってこないボス2人の様子でも見に行きましょうか。何やってるんだか。
~レインボー・ドリーム 天空の塔『だったもの』前~
MZD「わぁ。見事に崩れちゃってる。ジルクが宝石守ってくれなかったらぜーったいに天気がおかしくなってたよ…」
ヴィル「跡形もなく崩れたからな。…MZD。目的は『宝石』ではないのだろう。早いところ掘り起こすぞ。場所は知れているのだからな」
MZD「なんだよーノリ悪いなー。もしかして異世界の運動会で暴れられなかったこと後悔してんの?」
ヴィル「…………。……少しは」
MZD「あの場でお前が暴れた結果世界が滅びたらどう責任とってくれるんですかー?そんなことになったらオレ知らんぷりして帰ってたから!」
ヴィル「昔はもう少し冗談が分かる子だと思っていたのだがな。ラピストリア辺りから冗談が通じなくなったのではないか」
MZD「お前の冗談は冗談に聞こえないの!はい、さっさと探す!」
ヴィル「最初からそう言っているだろう」
MZD「うるせー!」
全く。この2人の掛け合いはポンポンといつ聞いてもテンポが良いですねぇ。2人は現在ゲームが終了した後のレインボー・ドリームにいました。既にスタッフも全員撤収しており、いるのはボス2人だけ。何かを探すような仕草をしているようですが…。
既に勘付いている方もいると思われますが、彼らはジルクファイドを助ける為にここに来ていました。まぁ、ミミのあんな号泣した姿見たら動かないわけにはいきませんよね。既に場所も割れているようで、各々透視魔法を使用し最適に掘り当てられる場所を探知していました。
ヴィル「―――でだ。掘り起こした後はどうするつもりなのだ」
MZD「オレの神パワーを少しだけ解放して、お前の『永久』の力と練り合わせる。そんで…回路を無理やり動かす予定。現代の医学で言ったら…『AED』ってのを魔力で無理やり作って、発動させて心臓を動かす感じ?」
ヴィル「成程、現代の医学をアンドロイドに応用させて魔力で代用するのか。この場に混ぜられなければ思い付かなかった寸法だな」
MZD「だよなー。コハクと蜜柑の医術をしっかり頭に記憶してて良かったとこれほど思ったことはないぜ。……この辺りじゃない?光の槍を爆発させればジルク引きずり出せそう」
ヴィル「身体を傷つけるなよ。古代の技術を結集して創られたアンドロイドだとは聞いているが、外傷が全くない可能性は無いのだからな」
MZD「へいへい分かってますよ。…さーて、それじゃいっちょ『生命創っちゃいますかね』」
そういうと、MZDはヴィルヘルムに少し下がっているよう指示します。彼にかかった呪縛のお陰で光属性の耐性は少々得ているとはいえ彼は魔族の身。元々光魔法は弱点に等しいもの。少しでも被害に巻き込まないように、との彼なりの優しさでした。
彼が下がったのを確認した後、彼はサングラスを光の槍へと変換させ、そのままターゲットにしていた位置へ投擲。そのまま人間には理解できない言葉を詠唱し、そのまま―――槍を爆発させたのでした。
MZD「ちょっと瓦礫跳ねるかも。避けるかマントで防ぐかしといて」
ヴィル「先に言え」
まばゆいばかりの光が爆発し、それに巻き込まれたかのように瓦礫が辺りに飛び散ります。下がらせたはいいが思いの外威力が高かったらしく、わざとらしく彼はヴィルヘルムに忠告しました。それを聞いた彼は呆れたように彼を見た後、跳ねる可能性が低い所へ事前に移動したのでした。
…しばらく光が舞うのを見届けた後、瓦礫があったそこには―――『緑色に輝く宝石を握りしめた右手』が覗いていました。そう、まぎれもないジルクファイドの手です。
そのまま2人がかりで引っ張ってみると、ずるずると瓦礫の中から『彼』が―――ジルクファイドが現れたのです。
MZD「幸い五体満足。ちょっとした外傷だけみたい。さっすが古代の時代に開発されたアンドロイドだよなー」
ヴィル「もう少し損傷が酷いと予想していたがこれほどまでに装甲が硬かったとは…。―――ジャックの強化に使え『使うなよ?』……」
MZD「ともかく!五体満足だったのはラッキーだったな。この調子なら魔法を発動した後ルーファス辺りに修理任せても大丈夫なんじゃない?」
ヴィル「彼の腕を信頼しているのだな。…まぁ、前回の技術を目の当たりにしてみれば彼の知識と技術は目に余るものがあるが」
MZD「だってジルクの傷すぐに理解して修理しちゃうんだぜ?人間の癖にさ。その分野のスペシャリストのその上を行く知識を持ってないと無理だって。―――さて、雑談はここまでにしてちゃっちゃと始めようぜー」
装甲や羽は随分酷い傷がついていましたが、それでも瓦礫の中に埋まったのに五体満足でした。これはラッキーだと思わざるを得ませんね。彼が『古代のアンドロイド』だからこんな結果になったのかもしれませんが…。
時間を無駄にはしていられないと早速MZDはヴィルヘルムに指示を仰ぎ、『永久』を発動してもらう準備を始めました。え?永久を使って彼は大丈夫なのかって?前回のはガチギレして自分で仮面割った結果でのあれですから。少々の魔力開放くらいは大丈夫なんです。…『JOKER』抜きにしても相当魔族カーストは高いですからね彼。
ジルクファイドを瓦礫から離れた安全な場所に移動させ、彼の対角線上に重なるように2人は立ちました。そして―――2人で各々違う詠唱を始め、そのままジルクファイドの魂へと力を注ぎこんでいきます。
白い光と黒い闇―――。双反する2つの力がジルクファイドを包みます。そして―――2つの力が合わさり消えていくように、ジルクファイドの『ココロネ』を青く染め上げていきます。ずっとずっと薄く照らしていた、彼の心を呼び覚ますように…。
―――しばらくした後、淡く光っていた青い光が彼の心臓部分に戻っていきました。それを確認したボス2人は、そのまま魔力の開放を止め安らかに目を閉じている彼の傍へと近づいたのでした。
MZD「なかなかうまく行ったんじゃない?」
ヴィル「後は彼が『目覚める選択』をするだけだが…。それに関しては私達がとやかく手を出す場面ではないからな」
MZD「うん。…外傷の修理の依頼、ルーファスに連絡しておくわ。さ、戻ろうぜ」
背中は押した。後は彼次第。…きっと目を覚ます選択をしてくれると信じながら、MZDとヴィルヘルムは本部への帰路につくのでした。
~運営本部 医務室~
ルーファス「はい、ルーファスです。…えっ?はい、はい!あの、それならばまた魔法工具をお借りしたいのですが…。ありがとうございます!それでは帰還の方お待ちしております!」
シェリル「しゃちょーさん、どうしたの?」
ルーファス「ミミちゃん。ニャミちゃん。神様達がどうやら救ってくれたみたいだよ」
ミミ「………え?」
ニャミ「どういうことですか?」
シェリル「んんんーーー???」
所変わって医務室。そこでは現在ミミが精神的なケアを受けていました。まぁ、そりゃあ目の前で助けようとした相手がいなくなるのを直に見てしまいましたからね…。いくらニャミやMZDの励ましを受けても、深く突き刺さった心の棘は中々抜けるものではありませんでした。
そんな中、ルーファスに通信が。彼の話す様子から恐らく相手はMZD。…先程のジルクファイドの件ですね。シェリルが不思議そうに問うと、彼は3人に向けて優しい微笑みを浮かべながらそう返したのでした。
ルーファス「ジルクファイドさん、見つかったって。大々的な処置は神様達がしてくれたみたいで、外傷の修理を僕が頼まれたんだよ。もう少ししたらこっちに着くみたい」
烈「なっ?!あいつ、無事だったのか?!」
風雅「良かった…!MZD、普段は神様らしくないが要所要所で神様らしいことするもんだな」
ニャミ「あったりまえじゃん!MZDは神様なんだから!―――それに、ヴィルさんも相当な魔力持ってるからね。2人の力が合わされば怖いものなしなんだからね!」
シェリル「わー!それはすごーい!世界を創り変えちゃうことも出来るのかな?」
ルーファス「今のタイミングでそれは駄目だよシェリル」
塵「……だが、本当に無事でよかったな。後は外傷さえ直れば目を覚ますんじゃないか?」
ミミ「………覚まさなかったら、どうしよう?」
ニャミ「ミミちゃん。マイナスな方面ばっかりに考えてちゃ駄目だって!」
ジルクファイドが救出されたという報告を受け喜ぶ一同。ルーファスに修理を頼んできたということは、完全に壊れていた可能性を撤廃できると確信しその場は明るい雰囲気に包まれていました。
…しかし、ミミの心には不安が残っていました。『助かったとして、目覚めなかったらどうしよう?』と。『目覚めても、自分達のことを覚えていなかったらどうしよう?』と。
―――そんな思いを胸に抱いたのも束の間。2つの足音が近づいてくるのが一同には分かりました。勿論その音の正体は……。
MZD「ちはす!ちゃーんと助けてきました!無事五体満足でーす」
烈「五体満足?!あのデッカイ塔の下敷きになって?!凄い技術なんだな、古代の技術…」
ルーファス「そうなんだよ!彼を構築しているプログラムや設計は現代では使われていない遥か古代の技術がこれでもかと使われてて…それこそ現代よりも文明が栄えているとさえ勘違いしてしまいそうな程に素晴らしいものなんだ!興味があったら今度僕が講習をしてもいいよ!参加する?」
風雅「熱意は伝わったが講習への参加はご遠慮したいかな…」
シェリル「しゃちょーさん!ジルクファイドさんを助けてあげようよ!ごたいまんぞく、とはいえボロボロだよ?」
ルーファス「あっ、そうだった…。それじゃベッドをお借りして、しばらく時間をいただきますね。検査を終えたらすぐに修理を始めますので」
MZD「おっけー。はい、魔法工具。使い方は前教えたから分かるよな?」
ルーファス「はい。神様の使用する工具は使い勝手がいいものばかりですね。こだわってるんですか?」
MZD「まーねー。自作のDJセットもいわばオレが創った『いのち』みたいなもんだし?メンテはちゃんとやらないと錆びちゃうだろ?」
ニャミ「DJセットのメンテが出来るのにジルクファイドさんの修理は出来ないんだね」
ヴィル「根本的に物が違うからな。―――彼の設計は『異界』から流れ着いた技術によるものと確定してもおかしくないくらいだ。我々が手出しできなくて当然なのだ」
ニャミ「そうなんだ…。じゃあ、なんでルーファスさんには簡単に直せちゃうんだろう?」
シェリル「うーん…。もしかしたら、わたし達の世界とニャミさん達の世界がどこかでつながってたりするのかな?」
ニャミ「それはあり得なくはないかもね!エクラルもポップンワールドとは違う異世界だし…」
MZDとヴィルヘルムがジルクファイドを背負って医務室にやってきました。彼から魔法工具を受け取ったルーファスは、早速ベッドに横たわったジルクファイドの修理に入ります。…若干興奮気味なのは気にしないでおきましょう。
彼はその様子を見守った後、椅子に座って落ち込んでいるミミの傍へと近寄ります。
MZD「ミミ。大丈夫だよ、ジルクは起きる!そう信じないでどうすんの?」
ミミ「でも…すっごいボロボロだったよ?そのせいで起きなかったらどうしよう…」
MZD「ルーファスの腕は一流超えてるからそこは心配しなくてもいいの。…ちゃんとお前達の声に反応して、自我を得たんだろ?あいつ」
ニャミ「うん。自分の意志で、宝石を守りに行って…そのまま塔の下敷きになったんだよ」
MZD「ならあいつだってミミニャミに会いたいと思ってるはずだぜ?―――『心』ってのはそんなにヤワに出来てねーの。だからさ、ミミ。まだ諦めないで、もうちょっとだけジルクのこと信じてやってよ。もし起きないのであれば、さ。もう一度お前らが声をかけてあげれば、ちゃんと反応してくれるんじゃない?」
ミミ「うん…」
ミミは横目でジルクファイドをちらりと見やりながら、声を震わせてそう答えました。彼女の恐怖と悲しみがどれだけ大きいものなのか、それをMZDは分かっていました。だから、彼女に語りかけるように…優しく諭すように、そう言ったのです。
―――そのまま彼女の背中をさすっていると、ふとルーファスのため息が漏れます。…どうやら修理が終わったみたいですね!
ルーファス「ふぅ。何とか修理が終わりました。…ミミちゃん。ニャミちゃん。君達の呼びかけで彼は目を覚ますと思うよ。大丈夫。何の能力もない僕がそう思ってるんだから間違いないって」
烈「古代兵器を簡単に修理する腕を持ってるのになんでそんなに謙遜するんだ?」
シェリル「しゃちょーさんのお陰でわたし、色んな場所に職業体験に行けるんだよ!」
塵「この人もよく分からないけど『凄い人』なんだな…」
そのまま彼はミミニャミの手を引き、ジルクファイドの前まで連れて行きます。そして、優しく『彼に声をかけてあげて。彼の名前を呼んであげて』とだけ伝えました。
ミミは不安そうにニャミの顔を見ましたが、彼女は『大丈夫!』と笑顔を作って彼女を元気付けます。もし目覚めた時に不安そうな顔をしていたら彼も心配するのではないだろうか。ミミはそう思い、自分の気持ちを抑え込みニャミと共に彼の名前を呼びました。
『起きて、ジルクファイドさん。もしこの声が届いていたら、目を覚ましてください』
しばらくの沈黙。うまく行かなかったのかな、と不安と恐怖が胸を貫きます。
……しかし、そんな彼女達の不安を吹き飛ばすかのように。
『ミミ、ニャミ……?』
―――その『青い瞳』は、うさぎと猫の少女を捉えたのでした。
- 打ち上げ ② ( No.170 )
- 日時: 2020/07/24 22:08
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: Slxlk2Pz)
―――目の前が、やけに明るい。自分は瓦礫に潰されたのではなかったのか…?『アンドロイド』はそう思っていました。しかし、視界に入ってくる『光』。それは、明らかに自分の思考とは真逆の印象を頭に植え付けていました。
…混乱する最中、思わぬ衝撃が彼を襲います。重くも、暖かな感触。思わずその場所を見てみると、『彼女』達が涙を流しながら自分に抱き着いていました。
ミミ「ジルクさんっ……無事で、無事でよかったよぉ!わたし心配したんだからぁ!!」
ニャミ「ホントだよ~!ミミちゃんの不安に引っ張られてあたしも死んじゃったんじゃないかって思っちゃったんだからね…!う、うわぁ~ん!!!」
ジルク「…………」
MZD「アンドロイドに『死の概念』はないんですけど~?」
ミミ「雰囲気だよ雰囲気!MZDは空気を読まないなぁ!!」
MZD「あのなー。感動的な再会は別にいいですよ?でも、ジルク重そうだからどいてやれよ」
ニャミ「全くもー!MZDったら乙女心がわかりゃしないんだから!はいはい、どきますよ!…急に抱き着いてごめんね?ジルクさん」
MZDが呆れ顔でミミとニャミにジルクファイドから離れるように言います。口をとんがらがせながらぶーぶー彼に反論をしつつ、彼女達は彼から離れたのでした。
…そこでやっと自分がどこにいるのかを彼は認識しました。前回逃げ込んできた運営本部…。確かに、そこで間違いありませんでした。
ジルク「俺は…助かったのか…?」
MZD「助かった、って言い方は半分間違ってるな。幸いにもお前の回路が切れてただけだから、オレらの力を合わせて無理やり繋げて『心』を呼び覚ましました」
ルーファス「修理中も思ったんだけど、奇跡的に内部の構造はほとんど無傷だったんだよね…。これも古代の技術の賜物なのかな?―――前も思ったけど、なんだか見覚えがあったんだよね」
ヴィル「そうなのか?…やはり、異世界の技術がこちらの世界に収束していた可能性は捨てきれないな」
MZD「ま、幸いにもその『技術が伝えられた異世界』とやらも混ぜられてるみたいだし?それに関してはこれから解明していけばいい話だろ?それよりも!ジルク、これからどうすんの?
…多分、道化師のところには二度と帰れないよ」
ニャミ「ちょ?!道化師の元へ返しちゃうの?!」
MZD「返さないよ。誰が返すかよ!……でも、今のジルクは『主を失った状態』なんだ。こいつはジャックとは根本的に違う種族だからな。アンドロイドは基本的に『主』がいなければ活動が出来ないんだよ」
ジルク「……確かに『主』を失った今、俺に行動命令を起こすことはできない。―――折角助かった命でも、『動くことが出来なければ』意味がない」
ジルクファイドが助かったのも束の間、今度は別の問題が浮上しました。ジルクファイドを含め『アンドロイド』や『ロボット』と言った種族は、基本的に『主』…人間や神、まぁ生けとし生きる者の命によって動くことが前提条件です。
―――メフィストの支配から脱した今、彼は『主を失った状態』にありました。新たな『主』を見定めない限り、彼は動くことが出来なくなってしまいます。…何の目的もない、唯のスクラップとして生きていくことでしょう。
それだけは避けようとMZDは色々と思索を巡らせていました。…しかし、中々いい方法が思い付きません。どうしたものかと首を傾けると、ふとニャミがこんなことを言いました。
ニャミ「―――『主』ってのは、誰でもいいんだよね?」
MZD「うん。ちゃんとした『心』を持つ持ち主であれば、基本的には誰でも」
ニャミ「じゃあさ!あたしとミミちゃんがジルクさんの新しい『主』になれないかな!…確かにあたし達『マスコット』としては顔が知れてるけど、MZDみたいにリーダーシップが取れてるわけでもないし、ヴィルさんみたいに知識が豊富な訳でもない。…でも!ジルクさんと仲良くなりたいって、守りたいって思いだけは同じくらいあるからさ!ね、ミミちゃん!」
ミミ「わたしも出来るならそうしたい。ジルクさんは今まで沢山辛い思いや悲しい思いをしてきた。その痛みを、わたし達ちょっとでも分かりあえたらなって思ってたんだ。…これをきっかけに、わたし達ジルクさんともっと仲良くなりたい!サニパで戦って仲良くなったように、この世界でも…『主』と『機械』としてだけど、そんなの取っ払って友達になりたい!」
ヴィル「……だが、アンドロイドやロボットの『主』として行動するということは…責任も生じる。彼は『古代兵器』なのだ。―――その責務を背負う覚悟はあるか、少女共」
ニャミ「うわぁお、ヴィルさんに『共』って言われるの貫禄あるなぁ~…。そんなことはいいとして、覚悟はあるよ。軽い気持ちでこんなこと口にするわけないじゃん!」
ミミ「わたしも。生半可な気持ちじゃないことは本当だよ。ジルクさんを…ちゃんと『主』として守ってみせるよ」
なんと、ミミニャミがジルクファイドの『主』になると言い始めたのです!戦闘用ロボットやアンドロイドでなければMZDも軽くOKを出したのでしょうが、彼は『古代兵器』。以前のようにトラブルを起こしてミミやニャミに怪我でもされたらたまったものではありません。迂闊に首を縦には触れませんでした。
それでも、と自分の気持ちを伝えるミミニャミの元に、医務室に入ってくる『助け舟』が現れました。
『良いではないですか。彼女達の純粋な心ならば、彼を暴走させることもないでしょう』
MZD「サクヤ!お前さんいつから…!」
サクヤ「連絡を受けたはいいものの、中々戻ってこないので心配になりまして。こうして様子を見に来たのです。…えむぜさん。貴方がミミニャミさんを心配する気持ちは痛いほどわかります。現にジャックさんを護衛に付けたのも貴方のお人好しで心配性なところからでしょう?
…ですが、彼女達は思った以上に成長しています。ここは、『保護者』として見守ってあげてもいいのでは?と、私は思うのです」
ミミ「サクヤさん…」
ルーファス「彼のメンテナンスは僕が引き続き担当します。彼女達とも密に連携を取って、彼を暴走させないよう…ちゃんと、『人間』として暮らせるようサポートします。―――僕も、彼女達を信じてもいいと思っています」
ニャミ「ね!みんなこう言ってるんだし!許してよMZD~」
MZD「うーん…」
あらら。サクヤにも聞かれていたようで後押しされています。ルーファスも自分がメンテナンスを行うと彼女達に味方します。これは否定する術を失ってしまいましたかね?
―――しばらく眉をひそめていたMZDでしたが、諦めたように『いいよ。お前達の純粋な心は誰にも負けてねーし。ジルクもちゃんと導いてやんな』と、主になることを認めたのでした。
ミミ「ところで…わたし達が『主』になる為にはどうすればいいの?」
ジルク「―――『プログラムダウン。再起動を開始します』」
シェリル「わわっ!本当のロボットみたいな喋り方になっちゃった!」
ルーファス「本当のロボットなんだよ?」
ジルク「『再起動 正常終了。『マスターの名前』を音声認識してください」
ヴィル「ミミ、ニャミ。彼に向かってゆっくり自分の名前を認識させなさい。それで…『主』と彼に認識させることはできるだろう」
ミミ/ニャミ『……うんっ!』
ジルクファイドが自らプログラムに再起動をかけ、マスター…『主』を認識できるようにしてくれました。ヴィルヘルムに促されるように再度座ったまま動かない彼の元へ向かう少女達。
そして―――ゆっくりと、はっきりと。自分達の名前を告げたのです。
『ミミ。あなたとこれから友達になる『主』だよ!』
『ニャミ。あなたの『主』になるよ。でも、友達として接してね!』
『『マスターの名前 ミミ。ニャミ。インプット 完了。これより、貴方達を『主』と認識します。プログラム起動中 ―――』』
無表情のまま、抑揚も無くそう告げるアンドロイドに2人は一瞬不安を覚えましたが、それもすぐに取っ払われ。
青い目に光を指した『ジルクファイド』が、すぐに戻ってきたのでした。
ジルク「―――ミミ。ニャミ。これからはお前達が『主』だ。お前らを…そして神を。幽玄紳士を。暗殺者を。『守る』」
MZD「あれれ?ちょっと?守るのはミミニャミだけでいいんだよ?」
ジルク「以前の俺ならばそうだったかもしれない。が…不思議と自然にお前達も守らねばならないと思ったんだ」
ヴィル「まさか…彼奴にも『自我』の影響が出たのか…?!全く、この世界に来てからは理解が及ばぬ事象に巻き込まれるばかりだ」
サクヤ「まぁまぁいいではありませんか。ミミさんニャミさんのおつきということは、彼もこれから本部の仲間として一緒にお仕事をしていくということで…それで、よろしいんですよね?」
ジルク「端的に言えばそういうことになるか。―――迷惑をかけた分、しっかりと働いて返す。これからよろしく頼む」
サクヤ「はい。こちらこそよろしくお願いいたしますね」
軽く握手を交わした彼の手は―――どことなく『暖かい』ような。サクヤはそんな感触を覚えていました。
…そして、改めてジルクファイドの様子を見守ったサクヤは、ふとMZDの方を向いてこう告げました。
サクヤ「そうでした。えむぜさん、そろそろメインサーバへと来ていただきたいのですが」
MZD「ん?どーしたの?」
サクヤ「また通信が来ているみたいなんです。何でも、『逃走中に興味があるから橋渡し役がてら仕事を手伝わせてほしい』という方がいるらしくて」
ヴィル「はぁ…。人手は幾らあってもいいが、一体誰から来ているんだ?」
サクヤ「―――『クッパ軍団』からですよ」
『―――ええーーーーーーっ?!!』
~運営本部 メインサーバ~
クッパ『ガッハッハッハ!マリオと名勝負を繰り広げている間に通信が切れてしまったようでな!先程は急に通信を切ってしまい申し訳なかったな!』
アカギ「あ、いや、それについてはいいんだが…。『逃走中に興味がある奴ら』って誰のこと…?」
クッパ『無論、ワガハイの部下であるぞ!2人とも初回から噛り付くようにテレビから目を離さないでな!ワガハイが話を聞いたら『興味がある』と言ってな!よくマリオも遊びに行っているようだから、敵場視察がてら仕事を手伝うようにワガハイから提案したのだ!!』
ニア「敵場視察って…。我々の前で告げる発言ではないのではなくて…?」
konakun.「敵の前でペラペラ弱点を喋る辺り何も成長してないよね…」
クッパ『なっ!ふーんだ!!責任者はまだ戻らないのかー!!そいつのOKが出ればワガハイの勝ちも同然だもんねー!!』
はなこ(k)「(なんだか初期のマ○オパーティのクッパを思い出すなぁ…)」
所変わってメインサーバ。話の通りクッパが通信を繋げてきていました。どうやら部下の中に『逃走中に興味がある』者がいて、仕事を手伝わせたいと依頼が来ているようですね。…あくまでも彼の大義名分は『マリオの弱点を調べる』ことらしいのですが。
どうやらマリオに本部に入られていることは筒抜けの様です。スマブラに参戦しているFEメンバーから情報を提供してもらっているのでしょうか。
まぁ、それはともかくですね。しばらく話を続けていると、サクヤが戻ってきました。
サクヤ「戻りました。…どうやら通信は戻ったようですね。良かったです。それで、誰を派遣していただけるのですか?」
クッパ『おお!それでは受け入れて貰えるということでいいのだな!それならば紹介しよう!2人共!自己紹介するのだ!』
サクヤ「手伝っていただける人手を断るわけがないではないですか。…知名度、実力共にお墨付きのクッパ軍団であれば猶更です」
サクヤは既にクッパの要請を受け入れる気満々だったようで、すぐにOKを出しました。まぁ、助けはいくらあっても困りませんからね。肯定的な答えを貰えたクッパは満足そうに自分達の部下の紹介に移ります。モニターには緑色のコウラを背負った黄色い亀と、彼を骨だけにしたような亀が移動してきました。
ノコノコ『初めまして!ノコノコといいます!クッパ軍団の一兵士ではありますが、この世界に飛ばされてから始まった『逃走中』にハマってしまって…。これからお手伝いが出来るということで嬉しいです!これからよろしくお願いします!』
カロン『オレは…カロンだ…。ノコノコと同じ…クッパ軍団の…一兵士だ…。オレも…『逃走中』が…好きだ…。出来ることは…頑張る…。よろしく…頼む…』
ミミ「え~!かわいい!ねぇねぇニャミちゃん、こっちに彼らが来たら何かプレゼントしてあげようよ!プレゼント!」
ニャミ「いいねー!何がいいかな~、今から考えなくっちゃね!」
ジャック「早速盛り上がってる…。ジルクファイド、だったか。―――一応俺もこいつらの護衛を命じられているんだ。目的が同じということで敵とは認識しない。俺はジャック。改めてよろしく頼む」
ジルク「こちらこそ。彼女達は賑やかなんだな」
どうやら次回から手伝いをしてくれるのはノコノコとカロンみたいですね!クッパの言葉だと彼らは『一介の兵士ながら実力者』とのことですが。普通の彼らとは何が違うのでしょうか?それは次回以降のお楽しみですね。
今回は彼らの紹介でお開きということで、クッパは豪快に笑い声を響かせながら『次回が始まったらまた連絡するのだ!』と言い残し通信を切りました。
何はともあれまた仲間が増えましたね。…おや、どうやらジョマンダ達の会話にも進展があったようで。
ジョマンダ「…は?親父達もここで働くって?」
リサ「あぁ、そのつもりだ。一度は本部を襲った身故、あまり自分から口に出したくは無かったのだがね。しかし…他に行くところも無い。それに、ここにいた方がジョマンダの成長も見届けられるだろう?」
リピカ「随分と虫のいい話さ。ま、ジルクも本部で働くみたいだから別に問題ないとは思うけど…。お前らの実力は私がよく知ってるからな」
ヴァリス「(ジョマンダのビビり解消も任せろー!)」
マモニス「BEMANI支部に行ってもキュベリア様にこき使われるだけですからねぇ…。本部に移籍した方が精神的にも安心だと思いますよ」
ヴィル「それは貴殿だけだろう」
マモニス「私にとっては死活問題なんです!…リサさん程の実力者がこちらにいてくれればキュベリア様にも強く出れそうですし…」
MZD「あ、その言葉そっくりキュベリアに伝えてあげよっか?」
マモニス「やめてぇーーー!!!」
リサ「流石の私もキュベリア殿にはかなわないよ…。ともかく。これから世話になる以上、私にも医務関係の仕事を割り振ってくれ。元々回復魔術を専門に扱っているからね。知識が役に立つこともあるだろう」
罪木「ほ、本当ですか?!ふわぁ…!治療できるメンバーが増えて嬉しいですぅ!」
コハク「正直2人だけじゃ手一杯なところあったかンなァ。たーだーし、医務関連の仕事に就くってことは俺様のいうことを聞くってことだからなァ?覚悟しやがれよ?」
リサ「分かっているさ。あくまでこれからの私は『一運営メンバー』に過ぎない。手伝えることがあったら何でも言ってくれ」
リサとヴァリスも運営本部に力を貸してくれることになりました!ジョマンダの成長を見守りたいといいつつ、2回目の時に本部を勘違いで襲ってしまったことに負い目を感じていたようです。
崩れる前の塔でも話し合った通り、味方になってくれればこれほど心強いものはありません。存分に役立ってもらいましょう!
―――そろそろ解散してもいいだろうとサクヤが口を開こうとした瞬間、『あ』と思い出したようにコハクが告げました。
コハク「ワリィワリィ思い出した。キリノからオマエに伝達あったンだわ」
サクヤ「私に?何でしょうか」
コハク「『13班』ってさァ、俺等3人だけじゃなくてもっといンの。今後に備えて13班の待機メンバーを増やせって命が総長直々に来ましてねェ。次の回からメンバー増えっから。そのつもりでよろしくゥ」
サクヤ「はぁ。それは構いませんが。…どんな方なんです?」
コハク「片方は『引きこもりの凄腕ハッカー』。もう片方は『現役アイドル』だなァ。アイドルに関しては『IKE☆MENS』のリーダーって言えば分かりやすいかァ?」
ミミ「えっ?『IKE☆MENS』って……。あーーーーっ!!!」
ニャミ「あーーーっ!!この前ダーリンとコラボで曲出した超有名アイドルグループじゃん!!そのリーダーが『13班』のメンバーだったの?!」
MZD「……世界は見かけによらないねぇ」
ヴィル「全くだ」
―――なんだかもっと賑やかになりそうな予感がしますねぇ。
そんなことを思いつつ、メインサーバにいた一同は各々打ち上げ会場へと戻っていくのでした…。
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