二次創作小説(新・総合)

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逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 【完結】
日時: 2020/07/30 22:02
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: gKP4noKB)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1374

どうもです、灯焔です。
我が道中を進んでいく逃走中#CR04!『JOKER』の正体が遂に判明したり、道化師が本格的に動き出したりと大波乱が止まらない!
今回の舞台は、某リアルファイトゲーな『マリオパーティ5』より『レインボー・ドリーム』。人々の『そらのユメ』から生まれた天空のエリアを、逃走者達とハンターによる4度目の本気の鬼ごっこが今、始まる―――!


ジルクファイドが不穏な動きを見せて終了した前回の逃走中。道化師もどう動いてくるかわからん状況で逃走中#CRはどうなってしまうのやら…。『JOKER』、そして彼を巡る戦いは更にヒートアップ…していくのか?
ドラマは異常気象を解決する為夢の国へ!こちらもただ事じゃあなさそうですよ…?
種族を超えた絆を今、解き放つ時―――!命よ、魂よ、輝きを放て!


<ルール>
逃走エリア:『レインボー・ドリーム』
コネクトワールドの人々の『そらのユメ』から生まれた、天空にそびえる大きなエリア。
4つのエリアに分かれており、逃走者達は各々OPゲームで選ばれた場所から逃走をスタートすることになる。また、今回はミニドラマに対応する為『4つの国』のような景色に仕上がっている。
エリア詳細 >>1
ミニドラマ紹介 >>2



逃走時間:85分

賞金:51万(1秒100円)

ハンター:初期4体(OPゲーム会場のハンターボックスに4体)

自首方法:『雷の国』か『雪の国』にある自首用電話から自首する旨を電話する。


<参加者>

【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>3

風雅


【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>4
クリス
ルフレ
カムイ

【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細>>5
舞園さやか
ソニア・ネヴァーマインド
天海蘭太郎

【どうぶつの森シリーズ】より (3人) 詳細>>6
むらびと
しずえ
たぬきち

【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>7
シャルロット・フェリエ
ルカ・フォルティス
レクト・ラロ

【作者枠】 (3人) 詳細>>8
桜木霊歌
YUMA
夏風邪

【逃走中#02 MVP】 (2人) 詳細>>9
アルル・ナジャ
クレア・スチーブンソン

計20名


○逃走中#CR05 出場枠争奪クイズ 結果発表実施! 
 ※締め切りました


◎AfterBreakTime

 ①『数多の可能性の世界へ』  >>10
 ②『松野家の七転八起』    >>36
 ③『とある神々の憂鬱』    >>56
 ④『その紅き目は虚空を仰ぐ』 >>68
 ⑤『現は夢、夢は現』     >>81
 ⑥『混沌落下☆注意報』    >>94
 ⑦『道化は鳥を嘲笑う』    >>124
 ⑧『異星の明星を見上げて』  >>133
 ⑨『みんなで脱出戦争』    >>144
 ⑩『打ち上げパーティ』    >>169-173

 Extra『ウルトラワールドとの邂逅』 >>174-177



以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。

Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.91 )
日時: 2020/06/25 15:30
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

どうも。おろさんです。

・・・コメントしていない間に、前回の逃走中で言ってた通りそちらのモノクマが道化師と絡んでるみたいですし、ベリアは絶対何かあるみたいですし、胸糞悪い連続殺人事件が起きていたらしいですし・・・・


・・・なんだかんだで、2回目の投票・・・ルフレが失格になってしまいましたか・・・・・・しかし、裏切り者は一体誰なのでしょうか・・・?個人的にあの人ではないのかって思っていましたが、もしかしたら別の逃走者なのか・・・?って思い始めました。


・・・今回も道化師絡みになったら余計に厄介なことになりそうですね・・・


・・・こっちも色々解決しないといけません(こっちのストーリーに出てくる要素に凝りすぎたってこともありますし)が、早く事態の解決に向かってほしいと思います。


・・・それでは、これで失礼します。

Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.92 )
日時: 2020/06/25 21:58
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: LdHPPNYW)

どうもです。灯焔です。
つい先日ミェンミェンがスマブラに参戦が決定いたしましたね。スプリングマンは次回頑張ろう、うん。
スピリットでも昇格できるみたいなのでバンワドちゃんにワンチャン賭けています。6年前から。



>>YUMA 様

どうもです。コメントありがとうございます。
ルフレが強制失格になってしまいましたが、そこは軍師。自分のリタイアも策に入れてしまう程の知力を見せてくれることでしょう。
後はソニアさんがどう動くかにかかっています。彼女ならばきっとやり遂げてくれるでしょう。

デカパン博士は歩くチートですからね。図体さえマトモであればかなり頼れる人物だったんじゃないかなと思うんですよ。



>>おろさん 様

どうもです。コメントありがとうございます。
色々表も裏も展開が始まりました。モノクマは案の定道化師と手を組んでいました。彼らは機械に疎い奴らだらけなのでジルクファイドをボロボロにしてもモノクマが修理するしかないんですよね。
ルフレが強制失格になってしまいました。彼をも落とす裏切り者とは…?おや、目星がついているのですね。その考えが合っているかどうか…。逃走中をご覧ください!




ソニアさんは無事使命を果たすことが出来るのか?!緊張の時間です。

Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.93 )
日時: 2020/06/25 22:00
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: LdHPPNYW)

【29:46】





~雷の国 虹の扉前~





ソニア「(そろそろこちらの国境を超えるはずです…!)」



ルフレから託されたソニアさん。現在虹の扉の死角になる場所で裏切り者を待っていました。
雷の国にまだ来ていないことを踏んで、この国境を越えて来ると予想してスタンバイしたのでしょう。確かに雨の国から来るならばこの国境を渡るしかありませんものね。
ソニアさんは息をひそめ、じっと裏切り者を待ち続けます。



ソニア「いつでもシャッター出来るようにカメラアプリを開いておきましょう」



よし、と間違いなくカメラアプリを開いたソニア。準備は万端。
―――と同時に、向こうから誰かが近づいてくる気配が!もしかしなくても『裏切り者』…?
気配がだんだんと近づいていくのがソニアには分かります。もう少し、もう少し。タイミングを見誤れば今までの作戦が全て台無しになってしまいます。



そして―――!










ソニア『今です!』


『―――?!』





カシャっ!





けたたましく響くシャッター音。そして眩しく光るフラッシュ!
近付いてきた人物も驚きを隠せずカメラに映ってしまいました!
そのままソニアさんは天海くんにメールをする為スマホを動かし始めます。…『写真を撮られた相手』も黙ってはいません。すぐに自分を追い詰める算段だと気付き、彼女を追い詰めにかかります!








『ソニアが雷の国の国境にいます』


ソニア「やはり貴方が裏切り者だったのですね!わたくし一人の力では姿を捉えることしかできませんでしたが、唯では転びません!貴方に一矢報いてからリタイアしますよ!」


『くそっ…!』



裏切り者の通報によりソニアさんの位置がハンターに通知されます!
しかし、彼女は諦めていませんでした。『裏切り者に一矢報いる』と言い残し、そのままどこかへ走り去っていきます!ど、どこへ行くんですかーーー?!





ソニア「ただで捕まると思ったらダメのよしこちゃんですよ!」



彼女が走って行ったのは―――自首用の電話ボックス!
その間にもハンターは彼女を捉え追いかけてきます!


















ハンターPE「…………!!」








ダッダッダッダッダ!!!!





ROCK ON【SONIA NEVERMIND】





ピーーーーーーーーーーーー





ソニア「(ハンターとはまだ距離がある…これならば!)」



ソニアさんはハンターを確認し、そのまま自首用電話まで一直線!
流石に走りながら天海くんに画像を送信するのは無茶だと判断したようで、自首する時間を使って画像を送信することに決めたようです!





~雷の国 自首用電話~



ソニア「ありました!自首用電話で電話をかけて…」



右手で自首用電話を、左手で自分のスマホを操作する王女様。やべぇなんてハイテク。
プルル。プルル。電話を耳に充てながらスマホのメール画面を開きます。迫るハンター。



ソニア「(早く…!)」





ハンターPE『…………!!』



ガチャっ。繋がりました!



ソニア「(このボタンを押して…画像を天海さんに送信!)
    ソニアです。只今の時間を持って『ソニア、自首します』!!!」



高らかに響く自首の声。その直前に、彼女はメールの送信ボタンを押しました…!





【29:00】
ソニア・ネヴァーマインド 自首成立 残り7名
42万6000円獲得





ソニア「わたくしがあのまま走っていたら画像の送信は出来ませんでした…。自首という方法は少し府に落ちませんが、これで裏切り者は次の通知で完全に暴けるはずです!」



戦略的自首、とでもいうのでしょうか。ソニアさん、長時間お疲れ様でした。








ピリリ ピリリ









夏風邪「………通知か。『ソニア・ネヴァーマインド 自首成立 46万6000円獲得 残り7名』 ………あのソニアが?」

むらびと「(ピコーン!)」

ルカ「ソニアさん、どんな作戦を練っていたんでしょうか?!最初から自首するつもりで…?!」

アルル「ソニアさんが自首なんて意外だよー!だって王女様なのに…!」

天海「…成程。通報されてからメールを打ったから自首したのかもしれませんね。その時間を俺に使ってくれてありがとうございます。
   ―――少しぶれてますが、これは…『彼』で間違いないですね」




ソニアの自首成立通知に牢獄ルームを含め驚く一同でしたが、ルフレは既に彼女の行動を見定めており、天海くんは彼女の行動を画像から推理し納得していました。
そして…天海くんは画像を見て確信します。『彼』が裏切り者だと。
次回、ドラマ進展&ミッション③スタート!…本部の方で何かあったようですが、それと関係してくるんですかね?

ABT⑥『混沌落下☆注意報』 ( No.94 )
日時: 2020/06/25 22:01
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: LdHPPNYW)

ゲームも終盤へと差し掛かっている逃走中#CR04。
前回大人しかった『あいつら』が運営本部に殴り込み…?!ATTENTION!ATTENTION!急な混沌にご注意ください!

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~運営本部 メインサーバ~



サクヤ「いやはや、最初に『裏切り者システム』を搭載しようと提案された時はどうかと思いましたが…。思いのほか面白い逃走中が進んでいますね。今までとは違うものを味わえたような気分です」

黒尾「だっろ~?過去3回のデータベースを見せて貰ったけど、全部『仲間と協力』するタイプのミッションや通知が多かったダロ?たまにはこういう『逃走者同士が敵』な回も面白ェと思って提案させてもらったんだけど、中々上手く嵌ってこっちも嬉しかったよ」

ベレス「これが戦争であれば私は嫌だったけど、ゲームだもんね。誰かが死ぬわけじゃないし…意外な人の心理戦が見れて楽しいよ」

罪木「裏切り者さんがもう少し頑張ってくだされば『アレ』の開催も久しぶりにできますし、今回は中々面白い逃走中になりそうですよぉ!」

MZD「思い切ってメインの案出しを清多夏達に任せて正解だったな!いやー、世界が混ざっていいこともあるもんだねぇ」



こちらは逃走中のゲームを見守っているメインサーバ。
どうやら今回の裏切り者システム、最初に案を思い付いたのがまさかの黒尾。まぁこういうクレバーなシステムを搭載するなら彼かなぁとは思っていましたが。本人もここまで面白い動きになるとは思っていなかったようで感心しています。
罪木さんの言っていた『アレ』?ほら、アレですよアレ。灯焔氏が絶賛制作難航中の『アレ』です。それはともかく、今回は(^ω^)達も割かし大人しく協力的だったので混沌にも襲われずに済みそうですねぇ。前々回、初回とかなり大変な目に遭いましたからねぇ。



ヴィル「思い出させるな。2回目の際にあの4人を始末するかの如く槍を振り払っていたあの子が微笑ましかったなどと」

MZD「微笑ましかったんだ?!いやラスボスなのは充分分かってるけどさ、止めてよ!!」

マルス「ヴィルさんも時たま悪役っぽさが抜けてないときあるからね…。そういえば人形のぼくは?」

アイク「あいつか?影みたいな奴と一緒に遊んでいるはずだが。さっきおろさん所のロボットと一緒にエントランスに向かっていくのを見たぞ」

おろさん「遊び相手になってるんじゃない?」

西谷「特にトラブルも起きそうになかったし、そのまま遊ばせてていいんじゃねぇか?」



ここまで追ってきてくださっている皆様ならば分かるかと思いますが、コネクトワールドには『カオス軍団』なる集いが存在しておりまして。他の世界みたいに『裸族』などという破廉恥な集団はいませんが、お騒がせ度で言ったら対等だと言える集団です。
1回目、2回目とも自前の武器を持ってきて打ち上げパーティを滅茶苦茶に。何度打ち上げ会場が壊れそうになったかはもう数えたくありません。



MZD「色んな意味で道化師より厄介なヤツ等だからな。クロムも最近『娘がおかしくなった』って落ち込んでたよな」

マルス「マリオとカービィの受け売りを素直に表現しちゃった結果なんだろうけど。…クロムには同情することしかできないよ」

石丸「流石に3回目は大人しかったからな!4回目も空気を読んでくれることを期待したいものだ…」



そう。ヴィルヘルムの正体が分かった3回目は流石に空気を呼んだのか現れませんでした。まぁVENUSライブの時に乱入騒ぎはありましたが…。今回もそうであって欲しいと口にした石丸くんでしたが、―――そう現実はうまく行きませんよね。彼がその言葉を言い終えたと同時に。







『キサマライイカゲンニシローーー!!!!!』







何者かの怒鳴り声と爆発音がメインサーバに響いてきました。な、何事ですか?!
急に耳に入ってきた轟音に驚く一同。



木兎「な、なんだぁ?!」

百鬼姫「敵襲か?!」

ヴィル「…にしては爆発音が軽すぎる。様子を見てくる。戦えぬ者と委員トリオはここで待っていてくれ」

MZD「何かあったら連絡する。ちょっと行ってくる」

サクヤ「お気をつけて。…全く。お二人とも自分の立場を分かっているんですかねぇ」

田中「闇の道化と光の神。双反する存在であるからこそ安寧が降り注いでくるとはよく言ったものだろう」

石丸「それに、マルス王子とベレス君、ソティス君もついていったようだからな!敵襲でない可能性が高いのなら大丈夫だろう」

サクヤ「…そうだといいんですが。嫌な予感がします」



どうやら戦闘沙汰にはなっていないようですが、気になりますね。
様子を見て来ると一部のメンバーが出ていくのを見送りながら、サクヤは『無茶しますね、全く』と小さく零したのだとか。
…さて、エントランスの様子を見てみましょう。















~運営本部 エントランス~



ハテナ「~~~~!!!」(口を抑えながら悶えている)

ロボット(お)「イイカゲンニシロキサマ…。何をしに来た…!」

まるすちゃ「まるまるる~!」



あれれ?エントランスで遊んでいたんじゃないんですか?
ロボットが誰かに向けて怒号を飛ばしているようですが…。―――あっ。





ごくそつ『なんだよこのぼくが直々に来てやったっていうのにさ!あ、きみはおろさんさんのところのロボットだね~?裸族のみんなは元気?』

ロボット(お)「何が『元気』だ。何故私が裸族などの様子を見なければならんのだ!私は裸族が大嫌いなのだ!」

マリオ『あ、裸族とフィーバーしたぶりだね!元気だったロボット君っ!』

カービィ『怒ると老けるぞ~?もっとぴっちぴちでいたいなら笑う方がいいよ!ボクみたいにね!』

ルキナ『ここで皆さんとお会いするのは初めてですよね…?マルス様は元気でいらっしゃいますでしょうか?まぁ!まるすちゃんも元気そうで良かったです!』

まるすちゃ「まる…」(ガクブルガクブル)



ロボットが怒号を飛ばしていたのは『カオス軍団』の中でも『核』として活動している4人でした。ちなみに『核』になっている面子はあと3人ほどいるんですが…それはまた違う機会にと言う事で。
そういうことではありません。何しに来たんですか。そしてハテナに何食わせたんですか。



ごくそつ「ぼくがよりをかけてつくった『ケーキ』だよ!ピーチ姫の美味しいレシピを参考にしてぼくが改良したのさ!味見はしてないけどね!」

ルキナ「色々材料を増やしたので美味しさも倍増のはずですよ!」

ロボット「それにしてはこの影が悶えているようだが…何を入れたんだ?」

カービィ「ボクが『コック能力』を使ってそこら辺にあるもの全部入れたんだよ!咲いてあった花でしょ?ワドルディでしょ?洗剤でしょ?それに小麦粉じゃがいもソーセージ…」

ロボット「明らかに食べ物じゃないものが入っているだと?!そんなものを私にぶつけようとしていたのかオマエラ!」



おい。後半はともかくして前半3つ。食べ物じゃない。それをコック能力で混ぜ混ぜしちゃったんですか。確かカービィ貴方『食べる専』でしたよね?
―――そんなケーキをごくそつくんがまたもや大砲にして撃って、恐らくロボットを守る為にハテナが食べちゃったんでしょうねぇ。彼、何でも食べちゃいますからねぇ。
わーわーと騒いでいるのが響いていたのか、メインサーバから様子を見に来た5人もカオス軍団の4人を目に捉えました。



ハテナ「(えむえむ~!)」

まるすちゃ「まるる~!」(ぴえん)

マルス「ど、どうしたの?何があったの?」

ヴィル「(即座に魔法の詠唱をするがMZDに口を手で抑えられる)」

MZD「本部ぶっ壊れるから魔法放つのやめろ。…何しに来たの?」

ごくそつ「きょひょ!おまえたちだけずるいんだよー!前回だってなんかおまえらだけとんでもない重要な秘密握ってるんだよー!ずるいよー!」

MZD「メタネタやめろ!お前には関係ないだろ!それにハテナに何食わせたの?すっげー悶えてるんだけど。…大丈夫ハテナ?」

ハテナ「(首をぶんぶん振っている)」

マルス「きみ達4人ということは、また碌でもないことをしに来たのかな?…ルキナ、クロムが心配しているからもうこんなことは止めた方がいいよ」

ルキナ「いいえ!マリオさんとカービィさん、そしてごくそつさんは私に『新しい世界』を見せてくれました。絶望の未来しか知らなかった私に見せてくれた『平和』そのもの…。私は彼らに恩返しがしたいんです!」

マルス「最もらしいことを言っているみたいだけど全然平和じゃないからね?!」

カービィ「マリオとボクが逃走中に参加したってことをごくそつくんに話したらさ、『ぼくも逃走中を支配したいんだよ~!』とか言って、こっちに突撃したんだよね!で、ボク達も面白そうだから追ってきたってワケ!」

マリオ「とにかくサクヤさんとボク達は話がしたいんだよ!『逃走中の手伝いをさせてくれ』ってさ!」

ヴィル「…成程。貴様等はそんなに魂を崩したいのか。ならばいいだろう、容赦なく灰にして『ああもう!お前らの言い分は分かったから!もうゲームも終盤近いけど話すだけ話してみる?』…MZD、邪魔をするな」

MZD「ここでオレが説得しても帰ってもらえなさそうだし、一応サクヤと話し合いの場は設けてあげる。だけど、期待通りに行くとは思うなよ?こっちだって本部ぶっ壊されたら困るんだから!」

ソティス「(後半の方が本当の理由そうじゃがな)」

ベレス「(言わないでおこう)」



どうやらごくそつくんが逃走中を支配したいようで。他3人は彼にくっついてきたということになりますね。
これはサクヤと話し合いの場を設けなければ帰ってもらそうになさそうです。MZDは『仕方ないなぁ』と1つため息をつき、4人をメインサーバに案内することにしたのでした。ロボット達も彼らに続き、メインサーバへと移動しました。





~運営本部 メインサーバ~



おろさん「ロボットどうしたの?なんでそんなに怒ってるの?裸族はいな……あー。」

サクヤ「成程…。理解しましたよ」

MZD「こいつらが『逃走中の手伝いがしたい』って言うもんだからさ。いくら言い返しても帰ってくれなさそうだったし連れてきちゃった」

ベレス「でも、これからミッション③を発動するところなんだよね?手伝いと言っても…やることがないんじゃいて貰うことしかできないと思うんだけど…」

サクヤ「ふーむ。……あ。いいことを思い付きました」



メインサーバに現れたカオス軍団の4人と怒り心頭のロボットを見て事態を察する一同。
MZDが事の顛末をサクヤに話すと、彼女は少し考えた後に何かを閃いたように目を見開きました。



ヴィル「どうした。何かいい考えでも思い付いたのか?」

サクヤ「ええ。中々に妙案だと思います。…カオス軍団の皆さん。私達の逃走中を『お手伝い』していただけませんか?」

カービィ「えーっ?!そんなあっさりでいいのー?!良かったねごくそつくん、ボク達お手伝いできるってよ!」

ごくそつ「きょひょー!どういう風の吹き回しかは分からないけど、ぼく達がんばるよー!」

マリオ「1回目に続き4回目もボクのスーパースター性を見せてやるんだからね!」

ルキナ「私もいいのですか?!皆さんのお役に立てるよう頑張りますね!」



どうしたんですか急に。サクヤのことだから突っぱねるかと思いましたよ。
あまりにもあっさり過ぎる『お手伝いOK』に、本部の面子も何も言えなくなっています。
彼らを尻目に、サクヤは4人に『手伝ってほしい内容』を伝え、エリアへと4人をワープさせました。…そして。



サクヤ「えむぜさん。マルスさん。『ポップン支部』と『スマブラ支部』に一報お願いします」

マルス「えっ?」

MZD「どういうこと?」



―――意味が分からないとサクヤの顔を見たのが間違いだったのかもしれません。
…彼女は、4人を『弄ぶ』笑顔を見せていたのですから。





サクヤ『―――今とても大事な『ソーシャルディスタンス』という奴ですよ』

MZD「(悪魔だ…!)」

ヴィル「(最早神の域ではない…!)」



珍しくほくそ笑む彼女の表情を見たポップン界のM&Wは一瞬背筋が凍っていたそうな。






















~チューンストリート 商店街~



ミミ「いやー!お洋服沢山買っちゃったねー!これ、ジャックやヴィルさんに似合うかな~?」

ニャミ「大丈夫!あたし達のセンスは一級品だし!それにさ、ジャックってば仕事着しかないんだってー!こんなにかっこいいのに勿体ないよねー!」

ジャック「おい。別に荷物持ちとしての役割はいいんだが俺に服は必要ないぞ」

ニャミ「えーっ?せっかくジャックだって本部所属になったんだからさ、ちょっとくらいおしゃれしたっていいじゃーん!素材はいいんだから!」

ミミ「ヴィルさんもそうだけど、あんまり服持ってなかったのビックリしたよ。フィッティングルームに詰め込もうとすると2人共何故か逃げ出すしさー。MZDにいっつも止めて貰ってるから服の採寸とか出来るんだよねー。ヴィルさんは超美人だし、ジャックはかっこいいし、もったいなーい!」

ジャック「服の採寸どころの話じゃないからだろ?!お前ら無意識に人殺す目になってんの自覚しろ!」

ミミ「えーっ。しっつれーだなー」



…仕事ほっぽって何やってるんですか。今まで出来なかったことをしよう、とミミニャミは積極的にジャックを連れて街へお出かけ。MZDにも彼女達の意図はしっかりと伝わっている為大目に見ています。
どうやらジャックとヴィルヘルムに服を買っていた様子。そういえば2人ともそんなに服のバリエーションありませんでしたね。…彼らのフィッティングルームの攻防は割と見てて面白いんですが、それはまた別の機会にしましょう。

そんな平和な時を過ごしていた3人の背後でした。これが『物理攻撃』であれば、ジャックが気付けたかもしれません。しかし―――。





























『楽しそうにおしゃべりィ?―――俺も混ぜろよぉ♪』





―――彼女達の意識は、暗転した。

Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.95 )
日時: 2020/06/26 14:46
名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)

ユマでーす。

ミェンちゃんの件はこちらも見ましたー。少し変わってるテクニックファイターな事とスマブラでは珍しい主役女子...及びファルコンが彼女のお店のラーメンすすってるのはドシュールでしたぞ。

カービィ「ぽよよー(^ω^)」
<ミェンミェンのラーメンは美味いらしい
ファルコン「私もミェンもあの件の撮影は大変だったぞ...特にカービィがどんぶりごとラーメン食べるシーンで毎回カットくらっていたからな」

*ではこの辺で本題。

晴人「こっそりと裏切り者の写真を撮影して送信するとはねー。」
一甲「...俺もソニアの自首成立は想定外だった。確保かと思っていたな」
ジョー「で、最後は裏切り者をどう始末するかだが...」
ルカ「3回目の投票が仮にある...とすればね。ドラマも進展するかもだし」

終盤に混沌と悪意のフラグと...つかそちら様のカービィ絡んでる時点で悪夢しかなかったね、コレーー!!そして、え。敵側今度はミミニャミとジャック達を!?神様とソティスの件とほぼ同じなら悪夢しかありませんぞーーー!?

ではこの辺で失礼しました


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