二次創作小説(新・総合)
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- きらびやかな日常 第二章
- 日時: 2022/01/22 09:46
- 名前: 桜木霊歌 (ID: HOq0SbwR)
きらびやかな日常の2つ目のスレです!
主人公である優を中心とした新たな幻想譚を楽しみに待っていてください!
優「さあ、行きましょう!数多もの幻想的な物語の世界へ!」
オリキャラ
>>1、>>2、>>3、>>4、>>9、>>55-56、>>77
世界観
>>5
短編
優の学園生活 私立御伽学園中等部編 >>6-9
監督生座談会(琴葉姫さんとのコラボ) >>10-12
静寂と破壊を司る精霊の怒り >>34-35
時ノ小路家の子供たち >>73-77
長編
『ふしぎ駄菓子屋銭天堂 御伽市』
身代わりジンジャークッキー >>59-62
ミラーキャンディ >>65-70
『在りし日の記憶』
Welcome to the Villains' worldは前スレ参照
深紅の暴君 前編>>15-18 後編>>21-30
『優の特務司書生活』
『失くし物探し駅』と『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』は前スレ参照
奇襲作戦!『親友への手記』ヲ浄化セヨ!>>48-52
『オリキャラたちでTHE鬼タイジ』
参加者たちとルール説明 >>83
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クロスオーバー/キャラ崩壊/スマブラ/ソニック/SB69/グリムノーツ/ツイステ/文アル/オリキャラ/オリジナル設定あり
- 優の学園生活 私立御伽学園中等部編 ( No.6 )
- 日時: 2021/07/23 20:04
- 名前: 桜木霊歌 (ID: xIyfMsXL)
今回は優の暮らす御伽市にある全国的に有名な学校『私立御伽学園』での生活を覗き見る。
個性豊かな幼馴染やクラスメイト達との優の日常をお楽しみに!
ここは御伽市にある優の家。
優はいつものナイトレイブン・カレッジのゴールドのラインの入った黒いブレザーではなく、深緑のブレザーに白いシャツ、紺色のスラックスに赤と黒のタータンチェックのネクタイといった御伽学園中等部の制服を着ている(ちなみに初等部はブレザーの色が黄緑でスラックス及びスカートの色が水色、高等部はブレザーの色が若草色でスラックス及びスカートの色が群青色、大学部は私服)。
手短に朝ごはんを作る。
今日作るのはジ○リ飯で一、ニを争う飯テロ料理のベーコンエッグ(以前再現した志賀先生からレシピを教わった)とサラダ、コーンポタージュに苺という豪華な朝ごはんである。・・・これ手短で出来る料理じゃなくね?
ご飯を食べ終わると、校章がプリントされたスクールバックを持ち、幼馴染との待ち合わせ場所であるバス停まで行く。
バス停に行くと、そこにはすでに先客がいる。
茶髪をオールバックにし、シャツの袖を捲ってブレザーを腰巻きにして御伽学園の校章がプリントされたリュックサックを背負った男子生徒だ。
彼こそが優の幼馴染兼親友の『柳沢陽斗』である。
ちなみに探索者と呼ばれる類の人間であり、よくニャルラトホテプやヒプノスの起こす神話的事件によく巻き込まれている。
・・・ちなみに、優もたまに神話的事件に巻き込まれているが、それら全てを文芸部で執筆している小説の元ネタにしている為、優にとっては無問題なのである(大抵その時には陽斗と共に行動しているが、何だかんだ一緒にいることの方が多い)。
ちなみに優がスクールバック、陽斗がリュックサックといった違いがある事に疑問を覚えた人達の為に説明すると、御伽学園は生徒の自主性を重んじており、制服の着こなしや部活も千差万別だ。
御伽学園のスクールバックはショルダーバッグ、トートバッグ、リュックサックの中から選択することになっている。
持ち運ぶ物の多い優はショルダーバッグタイプ、対して頓着の無い陽斗はリュックサックタイプという訳だ。
陽斗「優、はよー!」
優「おはよう陽斗!」
陽斗「なあ優、俺今日当てられるんだけどよ、課題「写させないよ」何でだ!?」
優「何回もそれだと流石に慣れるよ。これで何回目?」
陽斗「うっ・・・35カイメデス…」
優は思わず大きなため息をつく。
幼馴染で親友の二人にはこのやり取りはいつもの事だ。
その為、優には慣れっこだ。
優「写すのは構わないけど、別の日に森○のキャラメル50箱買ってね」
陽斗「優はホントにキャラメル好きだよな。しかも銘柄まで指定するって。何でその銘柄のキャラメル好きなんだよ?」
優「多喜二さんの小説に森○のキャラメルが出てきてるから♪」
陽斗「お前ホント文豪好きだよな。」
優「えへへ~」
そんな他愛の無い会話をしていると、バスがやってくる。
感想まだです
- 優の学園生活 私立御伽学園中等部編 ( No.7 )
- 日時: 2021/07/23 20:09
- 名前: 桜木霊歌 (ID: xIyfMsXL)
今日の現代文の授業は討論だ。
具体的に内容を説明すると、前の日に指定された作品を読んで、その作品に関する感想や考えを討論するという感じだ。
ちなみに今日討論する作品は坂口安吾の『桜の森の満開の下』である。
討論内容は『主人公の山賊が最初は何故桜の木を恐れていたのか』という内容である。
教師「では、時ノ小路君はどうして山賊が桜の木を恐れていたと思うのかい?」
優「僕は山賊にとっては眩しすぎる光で、その光に照らされて孤独だって思い知らされる事を恐ていたんだと思います。」
龍「へぇ―なるほどな!」
辰「優、流石、だよ。」
優の発言に賛同したのはボサボサの茶髪に前髪に白いメッシュの入った双子の兄弟、『藪内龍』と『藪内辰』である。
兄である龍は正面から見て右側に白いメッシュが入っており、明るく活発な性格。
弟である辰は正面から見て左側に白いメッシュが入っており、大人しく無口(仮に話しても文アルのラヴクラフト先生みたいな口調)な性格。
兄弟揃って優の友人でイラスト部に所属しており、たまに優の小説の挿絵を(勝手に)描く時があるのだが、濃く稀にニャルラトホテプなどの神話生物もリアルに描くため、読んだ生徒及び教師にSANチェックが発生した事があるらしい・・・(ちなみに発狂者は今のところ0人)
教師「では、時ノ小路君の意見に賛同する人は拍手を」
パチパチパチパチ…
教室にいたすべての生徒が優の意見に賛同し、拍手をしていた。
・
時間は進んで昼休み。
いつもの集合場所である屋上で優と陽斗と龍と辰はお弁当を広げて食べていた。
陽斗「優、お前今日の討論めちゃくちゃ元気そうだったよな!?」
優「そうかな?まあ、坂口安吾さんの桜の森の満開の下、僕が好きなお話なんだ。ちなみにナイトレイブン・カレッジで布教したらさ、皆『ヤバい奴らのヤバい恋愛』って!まあ、ナイトレイブン・カレッジの皆の解釈も面白いものがあったけど、大半が『山賊が桜の木に恐れなくなったのは怖いけどあのイカれた女に比べたらマシに思えるから』って」
龍「まあ、最初はそう感じてもおかしくはねぇよなぁ・・・」
辰「龍、言う通り、そう思う・・・」
優「えぇ〜・・・!?」
この物語を大切に思っている優にとっては、そう思われるのは大変不服である。
ちなみに優は真っ先にお弁当を食べ終わり、檀一雄の『小説 太宰治』を読んでいた。
感想まだです
- 優の学園生活 私立御伽学園中等部編 ( No.8 )
- 日時: 2021/07/23 20:14
- 名前: 桜木霊歌 (ID: xIyfMsXL)
本日最後の授業である美術は、御伽学園の敷地内で自分の選んだ場所での写生の授業であった。
優たち四人は中庭を選んでおり、左手にはスケッチブックを、右手には鉛筆を携え、優は中庭の花壇を、陽斗は中庭に置かれている大きな石像を、藪内兄弟は中庭の噴水をスケッチしていた。
優「よし、描けた!」
陽斗「俺も描けたぞ!」
優「見せて見せて!・・・うわ・・・」
隣から陽斗のスケッチブックを覗き見た優は思わず口にした「うわ」以外、別の意味で何も言えなくなってしまう。
陽斗「どうしたんだよ優?あとうわって何だようわって・・・」
優「何この下手さ・・・まるで子供の書いた絵日記みたいだよ・・・」
陽斗「すげぇ酷ぇ!」
だが、そう思わざる負えないほどの下手さであった。
ぶっすぅとする陽斗を他所に、優は藪内兄弟のスケッチブックを覗きにいく。
優「龍、辰、そっちは描けた?」
龍「優に陽斗か!俺達もちょうど描き終わったぜ!」
辰「龍と辰の絵、いい感じ、描けた、描けました」
優「見せて見せて!・・・うわぁ・・・!」
陽斗「その反応なんだよ優!気になる・・・ってお前らすごすぎだろこれ!?」
その絵を見た二人の反応はまさに驚愕だった。
とても美しく、絵の具を使っていない為まるで白黒写真かと思うほどの精巧な絵。
文化祭でもこの二人の展示するイラストは外部からも人気で、噂だが出版社ではこの二人をラノベの挿絵担当にしたいと思っている会社がいくつもあると聞いている。
まさに本当に天賦の才だ。
特務司書をやっている優は思わず『光太郎さんや実篤さん、辰雄さんにこの二人の絵を見せたらどう思うんだろう?』と考えたが、それはまた別のお話である。
・
時間は進んで放課後。
優は文芸部の部室にこもり、今日も物語を書いていた。
基本的にはオリジナル作品だが、実体験を元にした小説も書いている。
ちなみに今は陽斗と共に体験した神話的事件シナリオを元にした作品である。
・・・どうせ、また龍と辰が勝手に挿絵をつけるだろうから、挿絵はマイルドにするようにと、強く言っておかねばならぬと優は思った。
ふと窓の外を見ると、夕焼けが刺している。
丁度完成した作品に『了』の字を書き入れると、原稿を顧問のもとに持っていくのだった。
感想まだです
- 優の学園生活 私立御伽学園中等部編 ( No.9 )
- 日時: 2021/07/23 20:19
- 名前: 桜木霊歌 (ID: xIyfMsXL)
オリキャラ紹介
柳沢陽斗
優の幼馴染兼親友であり、優の魔法や想区のこと、特務司書の事を知る数少ない人物。
サッカー部のエースであり、その実力は中学レベルではないと言われる実力者。
性格は明るく活発で良くも悪くも猪突猛進。
また、ニャルラトホテプやヒプノスによる神話的事件によく巻き込まれる探索者。
外見は高身長で茶髪をオールバックにしている。
制服はいつもだらしなく着崩している。
藪内龍
優のクラスメイト兼友人であり、陽斗同様優の魔法や想区のこと、特務司書の事を知る数少ない人物。
辰の双子の兄であり、イラスト部所属でその腕前は中学レベルではなく、写真のような精巧な絵を書く為か弟揃ってラノベの挿絵担当にしたいと思われるほど。
性格は明るく活発で向こう見ずな態度が見えるが、曲がったことを許さない江戸っ子気質。
外見はボサボサの茶髪で正面から見て右側に白いメッシュが入っている。
藪内辰
優のクラスメイト兼友人であり、陽斗同様優の魔法や想区のこと、特務司書の事を知る数少ない人物。
龍の双子の弟であり、イラスト部所属でその腕前は中学レベルではなく、写真のような精巧な絵を書く為か兄揃ってラノベの挿絵担当にしたいと思われるほど。
性格は大人しく無口(仮に話してもラヴクラフト先生みたいな口調)で龍を病的なまでに信頼しているブラコン
外見はボサボサの茶髪で正面から見て左側に白いメッシュが入っている。
感想OKです!
- 監督生座談会 ( No.10 )
- 日時: 2021/07/30 21:22
- 名前: 桜木霊歌 (ID: xIyfMsXL)
今回は琴葉姫さんとのコラボ回です!
優とマーリン、二人の監督生の座談会を楽しみにしてください!
7月某日 語り部の想区
優「えっと・・・こんにちわ・・・?」
マーリン(琴葉姫)「おや?緊張しなくてもいいんだよ?」
語り部の想区に来ていた優は何故か琴葉姫さんsideの監督生であるマーリンがここに居ること、そして何故か白い部屋にいつの間にか移動していたことに驚きを隠せずにいた。
そして、そもそも自分たちのいるこの部屋は一体何なのであろうか?
そう思っていると、何処からともなく小さな立て札が出現して、文字が出現する。
この字の癖はまちがい無く霊歌のものであると確信した優とマーリンは立て札の内容を読んだ。
立て札『これから二人には監督生座談会をやってもらうよ。ちなみにこの座談会を終えるまではこの部屋から出られないようになってるからね!』
優「待ってどういう事!?」
目の前にあった扉のドアノブを試しに何度も捻るが、全く開く気配はない。
ふと扉を見ると、そこには霊歌の文字で『お互いの話をしないと出られない部屋』と書かれていた。
マーリン(琴葉姫)「はは、随分と愉快なお嬢さんだ」
優「何やってくれてるんですか霊歌さんはああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
いくら嘆こうが状況が変わるわけではない。
だが、何を話せばいいのかが分からない。
するとそれを見越したかの様に再び立て札が出現し、そこにはこう書かれていた。
立て札『お互いの思った事を質問してくれたらいいよ。でもまずはお互いのプロフィールを教えてね!』
優「霊歌さんホントに何考えてるの!?」
マーリン(琴葉姫)「まあ、こんなに面白い経験は中々できないからね。楽しませてもらうよ」
優「マーリンさんまで!?」
こうなってしまった以上、もうどうにでもなれというやつだ。
さっさと終わらせてさっさと帰ろう。
優の頭の中にはそんな考えが浮かんだ。
Q.お互いのプロフィール
優「ようは自己紹介ですよね?改めまして、僕の名前は時ノ小路優と言います。
趣味は読書にTRPGや演劇のシナリオ作成に執筆ですね。
好きな物は純文学に大衆小説に俳句に短歌に童話に詩歌・・・ていうか、文学全般と友達です。
嫌いな物は・・・話を聞かずに否定する事や可能性を否定する事、学園長の無茶振りは大嫌いなんです!後者は完全に呆れ返ったことが原因で、前者はひいお祖父様がかつてそんな経験をしたことが原因ですね」
マーリン(琴葉姫)「なるほど・・・ご先祖様の苦しい経験を繰り返したくない、ということだね?」
優「まあ、そんな感じですね。好きな食べ物は森○のキャラメルと梅干しです。嫌いな食べ物は・・・苦い物とリリアさんの手料理ですね・・・」
マーリン(琴葉姫)「・・・キャラメルは何でわざわざ銘柄をしているんだい?」
優「多喜二さんの小説に森○のキャラメルが登場してるからですね!」
マーリン(琴葉姫)「なるほどね・・・」
コホン、と咳払いすると、マーリンも自己紹介を始める。
マーリン(琴葉姫)「僕の名前はマーリン。趣味は女の子や円卓の騎士の男性陣、初心のカップルを揶揄することだね。
好きな物は人間と女の子と幸福な結末(ハッピーエンド)。
嫌いな物はグランドキャスターだよ。
好きな食べ物と嫌いな食べ物は・・・特にないね。食べ物は強いて言うなら夢魔として集めた「心の機微」を燃料にしてるね。」
優「なるほど・・・では、ここから質問タイム、ですか・・・」
感想まだです
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