二次創作小説（新・総合）
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- 夢見の日常
- 日時： 2025/07/05 11:47
- 名前： 大瑠璃音葉（元：桜木霊歌） （ID: soVn9TCU）
桜木霊歌もとい、大瑠璃音葉です。
今回、こうして小説をリニューアルして1から始めることにしました。
夢の世界の管理人である私こと大瑠璃音葉と現実世界で暮らしている苦労人気質の時継優彼を主人公にした楽しい楽しい日常です
メイン設定とメインキャラ >>1-2
短編
図書館本丸の日常 >>5-7
夢見の世界 >>8-9
エースの御伽学園留学生活 >>32-34（前半）
月夜の魔法使いと賢者 >>11-12（前半）>>35-37（後半）
図書館本丸厨騒動 >>38
優彼と電子の歌い手達 >>39-41
小さな面影 >>42-43
優彼と壊れかけの世界 南の国編 >>52-55
北の国編 >>56-58
優彼と悪魔執事 >>72-73
猫の日記念 優彼と不思議な猫 >>89
エイプリールフール記念 W優彼座談会 >>90
図書館本丸襲撃訓練 >>93-96
長編
マスターシェフ 〜仁義なき戦い〜（第1回料理対決）
準備回 >>98-99
1番〜3番 >>101-104
小ネタ1 >>50
小ネタ2&お知らせ >>70-71
没ネタ あくねこで誰ソ彼ホテルパロ >>74-77
図書館本丸小噺集 >>91-92
IF世界
エイプリルフールネタ もしも当小説の監督生と賢者が反対だったら >>44-49
IF世界の小ネタ集1 >>51
優彼と魔法使いの絆 ファウスト編 >>59-69
IF世界の入れ替わり騒動！ >>80-82
コラボ回
天悪さんとのコラボ回 審神者交流会！宝探しアドベンチャーTORE! 前編>>15-18
中編>>21-23、>>26-28
後編>>29-31
ドイル（裏／天悪）と月に愛された壊れかけの世界 >>83-88
- IF世界の入れ替わり騒動！ ( No.81 )
- 日時： 2024/11/17 08:24
- 名前： 大瑠璃音葉 （ID: /5HKG0DI）
何とか全員を落ち着かせ、魔法舎の談話室へ集まる。
その時ムルはふとこう言った
ムル「へー、あのお菓子、賢者様とアーサーが食べたんだねー」
アーサー(優彼)「あのお菓子・・・？ムル、何か知ってるんですか！？」
ムル「うん、西の国のジョークグッズだよ！2枚セットになってて、食べた2人を入れ替えちゃう〜」
その話を聞いた時、2人は思い出した。
昨日、南の国の任務が終わった時、ちょうど公務が終わったアーサーと談話室に来た時に机に置いてあったクッキーを2人で食べた事を・・・
優彼「アレか・・・てっきりネロが作った物だと思っていたが・・・」
アーサー(優彼)「ムル、元に戻してください！」
ムル「戻し方？忘れちゃった♪」
アーサー(優彼)「ムルー！？」
シャイロック「まあ、西の国のジョークグッズなので、長らく入れ替わったままということはないでしょう。少なくとも1日、長くて1週間で戻るでしょう」
アーサー(優彼)「そんなぁ・・・」
アーサーの体の優彼は泣きかけだ。
審神者や特務司書としての仕事に御伽学園での授業と、やらないといけないことがたくさんある。
いっそアーサーに代わりにやってもらおうと考えたが、ボロが出たらまずい。
南吉「でも戻れるんでしょ？だったら腹を括ろう！」
ごん(๑•̀ㅂ•́)و✧ｸﾞｯ!
サクちゃん「ﾆ!」
優彼「賢者様、悲観していても仕方ありません。元に戻るなら心配ありませんよ」
全員の優しさに、優彼は思わず涙が流れそうになる。
スノウ「ねえねえ賢者ちゃん」
ホワイト「試しに我らの事、スノウ様とホワイト様って呼んでみない？」
フィガロ「あ、じゃあ俺もフィガロ様って呼んでほしいな〜」
オズ・ファウスト「賢者に妙な事を刷り込むな」
スノウ・ホワイト・フィガロ「え〜・・・」
そのやり取りを聞きながら、ブラッドリーはある事を思いつく。
ブラッドリー「おい賢者。今中央の王子さんの体って事は、魔法使えるんじゃねぇのか？」
アーサー(優彼)「え？魔法・・・？」
優彼はブラッドリーの言葉をすぐには理解できず、ポカンとした表情をした。
そして、その言葉を理解すると優彼はぱあぁっと花が咲いたような眩しい笑顔を見せる。
オズ（幼い頃のアーサーみたいだな）
何を隠そう、優彼は魔法や魔法使いに強く憧れており、幼い頃はよく魔法使いが出てくる絵本を沢山読んでいた。
そんな彼にとって魔法を使えるかもしれないというのは、嬉しい以外の何物でもない。
早速やってみようという事で、優彼と中央の魔法使い達は中庭へ向かう事にした。
感想まだです
- IF世界の入れ替わり騒動！ ( No.82 )
- 日時： 2024/11/17 08:27
- 名前： 大瑠璃音葉 （ID: /5HKG0DI）
中庭についた優彼はアーサーの魔導具である魔導書を携え、ふんすふんすとやる気満々だ。
リケ「賢者様、すごく生き生きしています」
南吉「優彼君、魔法や魔法使いに憧れてるからね」
ごん"(o´･ω･)´-ω-)ｳﾝ
優彼（アーサー）「では、賢者様。早速魔法について教えますね」
アーサー（優彼）「はい！」
優彼（アーサー）「ではまず、箒を出してみましょう。賢者様、箒を出す様子をイメージしながら私の呪文を唱えてください」
アーサー（優彼）「イメージ、イメージ・・・《パルノクタン・ニクスジオ》！」
優彼が呪文を唱えると、アーサーの魔法陣から彼がいつも乗っている箒が現れる。
初めて使った魔法が成功した事で、優彼は上機嫌だ。
アーサー（優彼）「やった！皆見ましたか！？箒出せちゃいましたよ！」
カイン「見たぜ！じゃあ、今度は飛んでみるか？」
アーサー（優彼）「飛ぶ・・・箒に乗って・・・！」
優彼は俄然やる気になり箒に跨る。
・・・が、箒どころか魔法初心者の優彼には空を飛ぶのは難易度が高かったようだ。
飛べないことはないが、精々50cmを数秒浮く事が限界だった。
もしも優治がこの様子を見ていたら、「オクタヴィネルの3人かイデア先輩か・・・？」と言ってしまうだろう。
アーサー（優彼）「うぅ・・・お空・・・皆みたいにお空飛びたかったのに・・・」
リケ「最初は向き不向きがありますし、仕方ありませんよ」
リケにそう慰められるも、魔法使い達みたいに空を飛びたいという願望が強かったのだろう。
先ほどからずっと「お空、お空・・・うぅ・・・飛びたいよぉ・・・」とうわ言のように呟いている。
その様子の優彼を見ながら、オズは魔法で街を作っている。
そして、優彼に話しかけた。
オズ「賢者」
アーサー（優彼）「あ、はい！」
オズ「私の魔法を真似してみろ。・・・《ヴォクスノク》」
オズが呪文を唱えると同時に杖から雷が放たれ、的を木っ端微塵に破壊する。
その様子に「カッコいい・・・！」「すごい・・・！」「流石ですオズ様！」といった声が聞こえる。
魔法で的を直したオズは優彼の方を向き、やってみろと言うように微笑んだ。
優彼は魔導書を構えて呪文を唱える
アーサー（優彼）「《パルノクタン・ニクスジオ》！」
その呪文と共に、凄まじい風の刃が放たれ、的を真っ二つにする。
やったーと喜び、舞い上がってる優彼は心の底から楽しんでいるように見えた。
翌日、クッキーの効果が切れた為2人は元に戻ることができた。
しかし、優彼にはもう少し魔法を使いたかったなという思いが少し燻っていたそうな
・おまけ もしも別の魔法使いと入れ替わっていたら
北の国 入れ替わった相手：オーエン
オーエン（優彼）「わぁ〜！ケルベロスモフモフです〜！」
ケルベロス「バウッ♪」
優彼（オーエン）「賢者様、いつの間にそいつを餌付けしたの？すっごい懐いてるんだけど？」
東の国 入れ替わった相手：ファウスト
ファウスト（優彼）「これが身長の高い人の見る景色・・・！」
優彼（ファウスト）「僕の身長は高い方じゃないよ。むしろ平均的な方だ」
ごん（￣ b￣) ｼｰｰｯ!!
南吉「優彼君にとっては男性の平均身長でも高身長だからね〜」
西の国 入れ替わった相手：クロエ
優彼（クロエ）「うーん、これも似合いそうだな〜！」
クロエ（優彼）「あの、クロエ？僕はいつまでこうしてれば良いんですか？」
優彼（クロエ）「もうちょっとだけそのまま！自分で自分に服を着せるなんてなかなかないよ〜！」
クロエ（優彼）（僕、完全に着せ替え人形にされてる・・・こういうとこ見ると、クロエも西なんだな・・・）
南の国 入れ替わった相手：ルチル
ルチル（優彼）「わああああああああああ〜！！！？ルチルの箒早すぎですううううううううううううううううううううう！！！！！」
優彼（ルチル）「賢者様、大丈夫ですか？」
ルチル（優彼）「な、何とか・・・！・・・あ」（←箒から手を離してしまった）
優彼（ルチル）・南吉「あ」
ルチル（優彼）「お、落ちちゃいますうううううううううう！！！？」
ごんｽﾞｻｰc⌒っﾟДﾟ)っ
ミスラ「《アルシム》」
ルチル（優彼）「助かりましたミスラ・・・ありがとうございます・・・」
感想OKです！
- ドイル（裏／天悪）と月に愛された壊れかけの世界 ( No.83 )
- 日時： 2024/12/13 20:52
- 名前： 大瑠璃音葉 （ID: nWLBF9ry）
今回は天悪さんとのうちよそ企画です！
IF優彼と天悪さんの所のドイル先生（裏）が入れ替わってしまいます！
ドイル（裏／天悪）「ん・・・」
鳥のさえずりが響き渡り、優しい陽の光が部屋を照らす。
ドイル（裏／天悪）は伸びをしながら起き上がる。
そして、起き上がろうとしてある事に気がついた。
ドイル（裏／天悪）（？もう1つのベッドで寝ているのは・・・キャロル君（裏）？）
ルイスの姿を確認し、驚いたドイル（裏／天悪）は周りを見る。
そこは自分が使っている騎士団長専用の個室ではなく、見慣れない部屋で、自分が使っているベッドを含め、机や椅子などが窓を中心として2つずつ左右対称に置かれており、窓辺には青いマントに王冠を被った可愛らしいテディベアが鎮座している。
ドイル（裏／天悪）は今度は自分の体を見る。
着ているのは白と赤を基調としたパジャマで、枕元には黒猫のような何かがスヤスヤと眠っている
試しにベッドから降りてみると、視線が明らかに低い。
なんだか・・・とてつもなく嫌な予感がする・・・
ドイル（裏／天悪）は部屋にあった鏡を見る。
そこに映っているのは灰色の髪に赤い瞳の自分の姿ではなく、黒髪に赤い瞳のどこか幼さの残る少年の姿だった。
優彼（ドイル（裏／天悪）「！？これは一体・・・！？」
ルイス「ふぁあ・・・あ、優彼君おはよう。」
サクちゃん「ﾅｯ…」
優彼（ドイル（裏／天悪）「！キャロル君・・・！優彼、というのがこの少年の名前なのかい？」
ルイス「！？」
優彼らしからぬ話し方と呼び方の違い。
もしかしたら、南吉から聞いた時（>>80-82）のように優彼と誰かが入れ替わってしまったのかもしれない。
その時のように西の国のジョークグッズか、はたまた魔法か、あるいは呪いか・・・
様々な可能性を考えて、ルイスは優彼（ドイル（裏／天悪）をファウストの所に連れて行くことにした。
ファウストなら魔法や呪いにも対応できるし、何より優彼からの信頼が厚い。
だが、肝心の優彼が誰と入れ替わったのか分からない。
その為、ルイスは色々と尋ねてみることにした。
ルイス「とりあえず・・・あなたは誰ですか？」
優彼（ドイル（裏／天悪）「わ、私は、アーサー・コナン・ドイルだ」
ルイス「ドイルさん！？でもうちの図書館のドイルさんとは違う感じ・・・そもそもうちの図書館のドイルさんと入れ替わってたら、優彼君絶対に魔法舎ここに来るし・・・もしかして他の図書館のドイルさん？」
優彼（ドイル（裏／天悪）「ああ、どうやらそのようだ。」
感想まだです
- ドイル（裏／天悪）と月に愛された壊れかけの世界 ( No.84 )
- 日時： 2024/12/13 20:54
- 名前： 大瑠璃音葉 （ID: nWLBF9ry）
ルイスはドイル（裏／天悪）にこの世界の事を説明しながらファウストの部屋へと向かう。
サクちゃんは優彼（ドイル（裏／天悪）の肩に乗っている。
ルイス「この世界は、魔法使いと人間が共存する異世界なんです。それで年に一度〈大いなる厄災〉と呼ばれる月が地上に接近してきて、それを押し返すのが選ばれた魔法使いの役割なんです。その魔法使いを率いるのが賢者・・・優彼君の役割という訳です。」
ドイル（裏／天悪）はルイスの説明を聞いて、どこか気分が高揚する感覚を感じた。
どの図書館でも、オカルトや幽霊に妖精、この世界に住む魔法使い達など、不思議な事や不思議な生き物が好きなのは共通なのだろう。
そして、ドイル（裏／天悪）は従来のドイルと異なり、大人しく人見知りな性格・・・平たく言ってしまえばルイスの性格に近い為、この世界に来たばかりの優彼を連想とさせた。
優彼（ドイル（裏／天悪）「そ、そうか・・・魔法使いが実在する世界なのか・・・！も、もし魔法が見られるなら・・・披露してもらえるなら見てみたいな！」
ルイス「言ったら見せてくれると思います。とりあえず、まずはファウストさんに見てもらいましょう。彼は呪い屋でもありますから、呪いとかだったとしても対処できるし・・・」
優彼（ドイル（裏／天悪）「呪い屋？どんな仕事なんだろうか・・・？」
まずはファウストに見せてみよう、そう考えて4階へ向かおうとした時カインとオーエンが2階に上がってきた。
カインは鍛錬が終わって戻ってきた様子で、オーエンは笑ってるがいつものどこか掴み所の無い不気味な笑顔ではなく、子供のような無邪気な笑顔の為、恐らくは〈傷〉のオーエンだろう
ルイス「あ、カイン君にオーエン君」
カイン「ん？その声はルイスか？」
オーエン「あ、おはようルイスさん、賢者様」
カイン「賢者様もいるのか」
優彼（ドイル（裏／天悪）「！」
そのままルイスはカインと流れるようにタッチする。
カインは優彼の身長に合わせて手を差し出す。
だが、ドイル（裏／天悪）は少しタジタジになり、チョンとわずかに触れた。
カイン「？賢者様、どうしたんだ？」
ルイス「カイン君、今優彼君は異世界の人と入れ替わっているみたいなんだ」
カイン「入れ替わったって、大丈夫なのか？」
優彼（ドイル（裏／天悪）「今の所は問題はないよ。え、ええと・・・私はアーサー・コナン・ドイル。よろしく頼む。・・・ただ、優彼君にも悪いし、キャッツテール（裏／天悪）達も心配するだろうな」
その言葉聞いたルイスは、ある事を思い出した。
感想まだです
- ドイル（裏／天悪）と月に愛された壊れかけの世界 ( No.85 )
- 日時： 2024/12/13 20:56
- 名前： 大瑠璃音葉 （ID: nWLBF9ry）
ルイス「・・・優彼君が今別の世界のドイル（裏／天悪）さんと入れ替わってるってことは・・・今北と西の魔法使いの監視役兼ストッパー、どうすれば・・・」
カイン「あ」
優彼（ドイル（裏／天悪）「？」
そう、優彼は審神者であり特務司書であり賢者であり、魔法舎内外問わずドンパチを起こす（一番軽い表現）北の魔法使いとトラブルを運んでくる西の魔法使いの監視役兼ストッパーなのだ。
今のオーエンは〈傷〉の状態で無害だが、元に戻ったら大変だ。
優彼（ドイル（裏／天悪）「えっと・・・言ってる意味がよく分からないのだが・・・」
カイン「賢者様・・・じゃなかった。ドイルだったな？この世界には中央の国、北の国、東の国、西の国、南の国って感じで5つの国があるんだ。魔法使いの人柄はそれぞれの国によるって感じだな」
ルイス「例えば、カイン君の所属する中央の魔法使いは真面目で向上心が強くて正義感が強い。今から会いに行くファウストさんの所属する東の魔法使いは穏やかで勤勉で一人を好むけど、仲間意識を持った相手には優しくて情が深い。南の魔法使いは優しくマイペースで人助けを好むって感じです」
優彼（ドイル（裏／天悪）「なるほど・・・では、今話題に出た北の魔法使いと西の魔法使いはどんな魔法使いなんだい？」
ルイス「オーエン君が所属する北の魔法使いは、獰猛で攻撃的。西の魔法使いは自由奔放で楽しい事が大好きって感じです。優彼君も北と西の魔法使いを纏めるのは苦労してるんですよね・・・」
優彼（ドイル（裏／天悪）「？見た所オーエン君は獰猛にも攻撃的にも見えないが・・・」
カイン「オーエンは今は事情があって多重人格の状態なんだ。」
〈傷〉のオーエンは3人の会話を最初はしっかり聞いていたのだが、暇になってきたのか「ららららら〜ら♪らららららら♪僕の騎士様〜♪」と歌いながらクルクル回っている。
ドイル（裏／天悪）は「後で機会があったら魔法を披露して頂けるとあ、ありがたいかな」と言って2人と別れた後、改めてルイスに案内されて4階にあるファウストの部屋に着いた
感想まだです
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