神の力を受け継ぎし者 作者/粟生空

第1章 放たれるまでのカウントダウン



『・・・で、ここに「y=ax」を代入してだなー』

今は6時限目数学の授業中だ・・・と思う。

先公の授業話なんざ聞いてられっかよ・・・しかも

俺にとっちゃあ子守唄に聴こえる、逆効果だぞっ?

頬ずちを打ちながら大欠伸(おおあくび)・・・っと

窓側の1番後ろの席って冬でも太陽の陽射しがあたる

おかげで、うとうと寝てしまう・・・といった感じだ

『・・・キーンコーンカーンコーン・・・・・』

ぅおっよっしゃ!チャイム!帰れるべ!

(チャイムが鳴りだして元気になるってスゲェよな)

俺って何考えてンだか・・・つーか、自画自賛かよ

まぁ、事実ですから(←ノリ突っ込み(笑)

に、してもまた俺【D.○ray-○an】の夢

見たよな・・・いい加減にしろっつのって程見たな

そして帰る途中、その世界に行ってしまった!って

夢見がちだからって想像すんのにも程があるだろ

っンなワケねぇじゃんよ、俺とうとう頭狂ったか?