戦いは終わらない-D.Gray-man― 作者/黒露 ◆KandaS7iF.

I go to the way of the angel. Even if there is a thorn on the way.

  [私は天使の道へ行く。その道に茨があっても。]

◆2◆[そう、それはエクソシスト]



    ―――それはいきなり言われた。

    『・・・・君はイノセンスの適合者だ。

    ・・・・・エクソシストにならないかい?』

    初めは驚いた。


    それは私の運命なのだろうか

    それはローゼと会えるのだろうか


   「エクソシスト・・・・?イノセンス・・・・?」
   

   運命が私を必要としているのだろうか

   今この目の前にいる貴方が私を必要としているのだろうか


    「・・・・や・・・ります・・・

      それが、私の歩むべき道なら・・・」


                ヒト   
  『歩むべき道を歩く、それがお前達の運命だ』

   昔の″あの人〟の言葉が蘇る。

   歩もう、共に。

    「やります。

     それが私の―・・

      運命です。」

        +

  ――二日後。

  あれからエクソシストのリナリーと言う方が毎日ご飯を持ってくる。

  私は回復しているようで、医療班の方達には世話になっている。


     私は

        エクソシスト

     この道を

        歩んでいく