イナイレ*最強姉弟参上?!*

作者/ 伊莉寿



第31話



?「ふうん、逮捕しないんだ!じゃあ明日試合ね。午後1時に此処で。」

豪「俺達と試合をする目的は何だ。」

豪炎寺の言葉に少女とバーン達は顔を見合わせた。ガゼルが口を開く。

ガ「まずは雷門イレブンを倒し、その後世界を倒す。」

バ「俺達は世界の頂点に立つ。」

?「そーゆうこと!納得してくれた?」

鬼瓦「お前さん、名前は。」

少女が「あっ、そっか。」と頭をかく。

?「私は愛姫蜜柑。このチームの監督役です♪」

監督、という言葉に雷門イレブンは驚きを隠せない。

雷全「はああ??!」

瑠「…愛姫…蜜柑…」

愛「感動の再会は明日にお預けね、魁渡君と瑠璃花ちゃん!」

ガ「明日、このグラウンドで」

砂煙が彼らを覆う。全員が目を開けた時、其処には誰もいなかった。


―私が迷った時。手を差し伸べてくれた少女は。

2人の少年の所へ案内してくれました。

白い髪の少年、紅い髪の少年。

氷を想わせる白い髪の少年は、風介と名乗り、

炎を想わせる紅い髪の少年は、晴矢と名乗りました。

る「ふうすけ君と、はるや君、と…」

あの女の子は何て名前なんだろう、私はそう思って少女の方へ視線を向けた。

視線に気づいた少女は微笑みながら言った。

?「わたしは、蜜柑っていうの。いっしょにあそぼ!るりかちゃん!!」


その子は、私の名前を知っていた。お母さんを知っていた。

何で?


る「…蜜柑ちゃん…どうして?」

翌朝、私が知った蜜柑ちゃんのしたことは…

愛「るりかちゃんも、こんなサッカー、したくない?」


裁き、という言葉が合うと私は思った。