イナイレ*最強姉弟参上?!*
作者/ 伊莉寿

第4話 親友との再会
円「風丸はDFの練習に入ってくれ。瑠璃花とメテオは…」
円堂は何処の練習に入るかを指示していた。瑠璃花とメテオはキャプテンらしいな、と思っていた。
瑠璃花はMF、メテオはFWに混じって練習を開始。
鬼「瑠璃花!」
瑠「はいっ!」
パスを受け取りパスする練習。陸上部で暴れさせた足が、サッカーに戻っていないのか、本人は軽気でも…
瑠「…あ。」
思いっきり、車道まで飛んで行ってしまった。
全「!」
そこに、停まっていた車めがけてボールが飛んでいく。と、丁度後部座席のドアが開く。
円「!しまった!!」
?「!」
出てきた少女がすぐに反応して蹴り返す。
円「え…」
瑠・メ「!!あれは…」
ノーマルシュートが、半端無いスピード、威力でゴールに迫る。
?「びっくりさせないでよ…って、あれ?」
少女はほんの一瞬、目を疑った。それから笑って手を振る。
瑠「吃驚したあ、ティアラだったんだ!」
テ「やっぱり瑠璃花は止めちゃうね、私のシュート!」
雷門イレブンが唖然としている間に、ティアラがとてとて降りてきた。
メ「ティアラ!!」
テ「か…今はメテオか!久しぶり、偶然だね」
鬼「偶然ってすごいな。」
フリーズ状態から一番に回復したのは鬼道だった。豪炎寺も会話に加わり、響木監督が号令をかけるまで話は尽きなかった。
響「まずは、今日はもう部活活動時間は終了という事だ。」
全「…え?」
フリーズ、再び。
今日はテストがあったから、という理由らしい。自主練習は5時まで認める。
円堂は胸をなでおろした。メテオやティアラがせっかく来たのにこれで終わりなんて残念すぎる。
響「部活はもう終わりだ。瑠璃花、君は…」
瑠「私、サッカー部入ります!最初から決めてました!」
瑠璃花の中では、サッカー部以外考えられなかったのだ。
部活見学は誘われたから行っただけ^^;春奈が嬉しそうに笑っている。
円「やった!よろしくな、瑠璃花!!」
瑠「はい、お願いします。」
豪「万能プレイヤーの加入か…。」
めいめい騒ぐ中で、ティアラがサッカーボールでリフティングしているのに気付いたメテオが声をかける。
メ「…俺より下手。」
テ「!そ、そう…?」
メ「…ウソ!俺、リフティング苦手で…」
メテオは、全員がサッカーバトルを始めてもティアラにリフティングを習っていた。
円「メ~テ~オ~、サッカーバトル…」
メ「やった!10回出来た!!」
雷全(レベル低ッ!!!)
メテオがはっとしたように俯く。
円「気にすんなって!ティアラもサッカーバトルやろうぜ!!」
ティアラの顔が輝く。すると、後ろに向かって「サッカーやろう!」と声をかけた。
瑠「そういえば誰が居るの?」
メ「不審者かと思った…」
テ「私のチームメイト♪」
雷全(誰か居たの??!)
出てきたのは金髪の少年2人。
どうやらティアラが待ち合わせ場所に来ないのを心配して様子を見に来たら、楽しそうにしていたから話しかけられなかったらしい。
テ「私は、マークとディランとチームを組むね!」
円「じゃあ、俺と鬼道、瑠璃花とメテオでやってみるか!!」
結果。引き分け。
円堂と鬼道は出番なしだった^^;
瑠「接戦だったね!」
メ「久々に燃えたぜ!!」
ティアラ達アメリカ組vs瑠璃花とメテオ、だった。
必殺技を使わないというアメリカ組のハンデがあったが充分強かったとメテオは思った。
瑠「ティアラのシュートすごかったね。」
テ「瑠璃花はボール奪うだけでシュート打たないってつまんない!」
瑠(打てる状況じゃ無いんだもん!)
サッカーバトルが終了!!

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