イナイレ*最強姉弟参上?!*
作者/ 伊莉寿

第33話 韓国戦開始!!
魁「何だこの手紙…」
魁渡が瑠璃花に届いた手紙を見て言う。Dear angelから始まる父親からの手紙だ。
円「なあ、その手紙、どんな意味があるんだ?お前達の父親は一体何を考えて…」
瑠「キャプテン、心配しないで下さい!問題ありませんから。」
今日は予選決勝。対戦相手は韓国代表ファイアードラゴン。今回は泥のグラウンドでの練習を命じられた。
色々あったが無事会場に到着した。瑠璃花は期待をこめた視線を会場に向ける。
豪「……。」
※作者は、豪炎寺に円堂のキャラソンを贈りたい。
魁「どうでもいいわ!!!」
秋「魁渡君、誰に怒ってるの…?」
~瑠璃花side
ベンチに座ると、相手チームの選手が挨拶に来られました。
よく知らない人…髪があんなに長くて、試合中邪魔にならないのかな、と思う位髪が長く、しかも縛っていません。
キャプテンとの会話から、アフロディさんというのだと知りました。あ!ザ・カオス戦で雷門中に入っていた人!!!
フォ2「やっと会えたね。…って作者、表示が懐かしくないか。」
フォ「確かに。」
秋(誰に言ってるのかしら…)
瑠「!ふうすけ君、はるや君?!」
思わず立ち上がる。すると飛鷹さん達が不思議そうな顔をしています。
それもそのはず、ファイナル・ザ・カオス戦を知らないのですから。
円「ふうすけ君、はるや君…?」
ア「僕のチームメイトさ。涼野風介、南雲晴矢。」
緑「ガゼルとバーンの本名だ。」
風介君達、韓国代表だったんだ…なら4-0も納得かな。元気そうで良かった!
風介君と目が合った。久しぶり、の意味を込めて微笑む。彼も少しだけ顔を緩めた。
それが普段の風介君の笑い方。
こうして韓国代表の皆さんが戻られ、ベンチスタートの私と魁渡はベンチに座った。
すると、高い声が。
?「瑠璃花!魁渡~!!」
瑠・魁「!ティアラ!!」
そういえばチケット送ったんだった。ベンチに座る前まで覚えてたのに、風介君達が来たから忘れてた!!
テ「ね、此処座っていい!?」
魁「もちろん!!」
瑠「マークさん達は?」
テ「その内気付いてくると思うよ☆」
また抜けてきたんだ^^;
ティアラはベンチに戻っていく韓国代表を見ていた。魁渡がどうした、と声をかける。
テ「チェ・チャンスウだ…」
魁・瑠「誰?」
テ「え…知らないの?!龍を操る者、って呼ばれてる天才ゲームメイカーだよ?!!」
へえ…有名…なんですね。イナズマジャパンはそうゆう外の情報を取り入れたりはしないので…メガネ先輩知ってたなら教えて下さい。
それにしても天才ゲームメイカー…かぁ。
鬼道さんと同じなんですね!
魁「レーゼにデザーム、グランにガゼルとバーン。」
瑠「え?」
魁「エイリア学園のそれぞれのキャプテンが、全員FFIに関わった事になるな。」
テ「デザームってイプシロンの?何処かの代表で出たの?」
ネオジャパンの事をティアラに話した。思い返せば、ネオジャパンにはエイリア学園の選手が沢山いたな…
こうして試合スタート。
キャプテンがベンチって、違和感ありすぎです…
テ「キャプテン失格…?」
魁「どういう意味なんだ?」
その答えは、きっとこの試合の中に…
そう。
この試合の中で、きっと見つかる。
ア「ゴッドノウズ!!」
~?side
神を名乗る少年。
そして涼野君と南雲君。
イナズマジャパンには瑠璃花ちゃん。
……彼女は忘れてるんだ。
涼野君と南雲君、そして私と吉良が、貴女を…
殺しかけたという、あの過去の事を……
試合中、貴女はきっとカケラを拾う。
バラバラで組み立てられないパズルのピース。
何かが足りなくて組み合わせる事が出来ない。
でも、その足りないピースを彼女は拾う。
それでも気付かないなら、私は彼のために、きっと事実を言うでしょうね。
私自身がふっ切るために。
彼女が過去の様に明るく陰り無く接する事が出来るように。
彼がその事を拒んでも。
~瑠璃花side
テ「?」
瑠「どうしたの、ティアラ。」
首をかしげて観客席の方を見たティアラ。その視線を追っても、特に目立つ人はいなかった。
テ「う~ん、今、誰かに見られてた気が…」
魁「気のせいだろ?」
そうだと良いんだけど、と呟いて視線をグラウンドに戻した。
でも、私もティアラみたいに視線を感じてた。
敵じゃないと思うんだけど…
わあっと歓声が上がる。
新技サンダービーストが決まり1-0。
このまま勝てるわけが無い。キャプテンがベンチに下がっているのには訳があるはずですから…。
一体…何が起こるのでしょう。

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