イナイレ*最強姉弟参上?!*
作者/ 伊莉寿

第55話 最強コンビ?!
~天界
メ「何で来てんだよ!!」
ラ「暇だったから。文句ある?」
メ「どうやって来たんだよ車椅子で!!」
現在、天空の皆さんを放置して口喧嘩が行われています。メテオVSラティアです。
フィ「許してやれよ、魁渡。」
魁「今メテオだから。その名で呼ぶな。」
全(キャラが全然違う…!!!)
こうして口論は続く訳ですが、好い加減セインさんも切れ始め、口を開く。
セ「貴様等!さ…」
ラ/メ「黙って/黙れ!!」
セ「…やる気をなくした。」
天全「困ります。」
こうしてグタグタな天空の使徒VS赤組の試合が始まった。
前半、メテオ抜きで戦った結果1-1の同点で終わった。ラティアは飽きていて、メテオとの口論で暇潰しをしている。
しかしメテオは疲れるらしく、マグニード山とジャパンエリアを往復しても切れなかった息が切れている。
円「…メテオ、大丈夫か^^;」
メ「当然だ。」
土方が下がり、メテオが入った。
結果。天使とか名乗る相手を嘲笑うかのようにメテオは自由奔放にドリブル。パスミスも無く、海外組は少し驚いたのだった。
スコアは5-1。
最後は更生してもらわないと困るので、ラティアはフィディオに口を塞がれていた。
フィ(後で銃向けられるかも^^;)
メ「あ~、清々した!!」
~魔界
音無が怖い思いをしている。鬼道が黙っている訳が無いのだが、相手も中々手強い。
鬼「春奈を返せ!!」
デ「大事な生贄を、人間如きに…?」
デスタが顔をしかめる。その視線の先に居るのは瑠璃花。
瑠「?」
デ(…あいつ?)
瑠「こうなったら、サッカーで決着をつけません?」
瑠璃花が堂々とデスタに言えば、デスタは見下したような笑みで返事する。
デ「ああ!取り返したいんなら、勝ってみる事だ!!!」
瑠璃花はベンチに居た。春奈に安心して、と声をかける。
試合はラフプレーが多く見るのも嫌だったが、実際彼女はあまり見ていなかった。
気になる言葉を、試合前に聞いた。
「強き魂が、集まれば集まる程、復活した魔王の力も強くなる」
春「お兄ちゃん…」
瑠「!」
2-0。春奈の心配そうな声に反応して、瑠璃花がフィールドを見る。
瑠「大丈夫、心配はいりません。」
春「!?」
瑠「今までのイナズマジャパン、雷門イレブンを見てきた貴女なら、信じられるでしょう?」
春奈が、涙目で頷く。
後半が、始まろうとしていた。
テ「此処がマグニード山かぁ…」
ティアラが、目の前にそびえる山を見上げて呟く。彼女は家で留守番しているのに飽きたらしく、イナズマジャパンに会いに行くと話していたマーク達を追ってジャパンエリアに行った。
しかしそこに居たのはマネージャーだけで、話を聞くとマグニード山に行ったという。そこで車を手配して此処まで来たのだ。
フィ「ティアラ?!」
テ「フィディオ!」
エ「脱走癖が完全に身に着いているようですが。」
ティアラは魁渡達から話を聞き、付いていくことにした。これから、デモンズゲートへ向かう。
瑠「入って良いですか?」
という事で後半から瑠璃花が加わる。綱海が下がった。
鬼道からパス。瑠璃花が受け取ると、真っ先にデスタがブロックに来た。
デ「たかが人間じゃ無いようだが、何者だ?!」
瑠「私は単なる人間、それだけです!!」
瑠璃花がデスタを抜き去る。全員に衝撃が走った。
デ「俺達と同じ匂いがする人間…だと?」
彼女は構わずドリブルで攻め上がる。
瑠「私は勢いを取り戻します!攻めは最大の防御!ですよねテレスさん!!」
テレスへのパス。その後は海外組の活躍、FWにボールが繋がる。
瑠「何故私にボールが…っ!」
テ「決めろ!!」
瑠「ーっ、行きますっ!」
右足を振りきれば、ボールは一瞬姿を消して。
白いネットを揺らした。
結果。3-2で勝利。
瑠「お父さんは何処。」
デ「…チッ。」
瑠「!待って逃げ…」
魁「瑠璃ねー!!!」
デスタを問い詰めようとした瑠璃花を遮った声。見ると、赤組が来ていた。
振り返るとデスタは居なくて。そして辺りを包む異様な空気。
老「魂は集まった…」
愛「そう、集まった…魔王の力はまた魔王を強くする…その時の力で、あの人の望みはかなえられる…!!」
YES,IT BEGIN.

小説大会受賞作品
スポンサード リンク