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*27*
ビルド
「ブラッドスターク!俺のフルボトル返してもらうぞ!」
ブラッドスターク
「俺の~?何言ってやがる、ハナっからお前のじゃねぇよ!」
ブラッドスタークはタンクフルボトルをスチームガンにセットする
【フルボトル!スチームアタック!】
ビルド
「うおっとと....このフォームまだ慣れないな...」
龍我
「おい戦兎!はやく俺のドラゴンフルボトルを回収してくれよ!俺が変身出来ないだろ!」
ビルド
「ドラゴンより先にライオンだろ!!あのバイクライオン入れないと変形しないんだよ!」
龍我
「知らねぇよ!!」
ブラッドスターク
「げっ、万丈もいるのかよ...」
松山
【おい、あれなんだよ】
たくっちスノー
【何って、スタークの世界のライダー...仮面ライダービルドと、仮面ライダークローズ(の変身者)だよ】
たくっちスノー
【つーかなんであいつらまで....】
ビルド
「おっと!今はスタークよりスマッシュだ!」
ビルドは真っ先に2体のスマッシュの方へと向かう
松山
「よしバトンタッチだ、後は頼むぜ仮面ライダー!」
ビルド
「よし!」
ブラッドスターク
「おっと...もういっちょ!」
ブラッドスタークは今度はドラゴンフルボトルを差し込む
【フルボトル!スチームアタック!】
松山
「うおっ...享楽のおっさん、やれるか?」
享楽
「ナメたらアカンで」
享楽はフィフティ・バースドライバーを腰に巻き、スマッシュから取り出したメダルを入れる
『ギリッギリッ...ポンッ!』
【ショルダーランチャー】
するとベルトから兵器のパーツが飛び出し、享楽の右肩にミサイルランチャーがセットされた
たくっちスノー
【メダルをいれればいれるほど武装が追加されていく】
享楽
「ほぉー、んじゃどんどんぶちこみますけぇ」
【プラズマアーム】
【カッターウイング】
【ユニコーンヘッド】
【クレーンアーム】
【ローラーレッグ】
【ソリッドキャノン】
【バ ー ス ・ デ イ ト ゥ ー ユ ー !!】
享楽の全身に様々な武装が追加されていく、もはや骸骨ではなくサイボーグの領域である
たくっちスノー
【そいつが『マガイモノライダーバース・デイ・トゥーユー』だ!】
ネメシア
「それ重くないですか?」
享楽
「どうってことない」
たくっちスノー
【数で押せ!ランチャーにプラズマ光線に額の矛となんでもありだ!】
享楽
「出血大サービス!!!」
【セル・バースト!!】
マッハ・スマッシュ
「ウオオオオ!!」
享楽は全身に取り付けられた武装を全てスマッシュに叩き込んだ!
ビルド
「今だ!」
すかさずビルドは空のボトルを向け、マッハ・スマッシュの成分を抜き取った!
ズァーク
「うう...」
享楽
「おう、大丈夫か?」
ズァーク
「変なヤツにガスをかけられて、その後記憶が...」
ネメシア
「組長さん、一人救出しました!」
松山
「おう!おいズァーク、これ受けとれ!」
松山はフィフティ・ゲーマドライバーをズァークへと投げる
ブラッドスターク
「あっ」
龍我
「いや俺にくれよォ!」
ズァーク
「こいつを巻けばいいのか!?」
たくっちスノー
【ガシャットを転送する!】
ズァークの手元にガシャットが送られる
ズァーク
「これは?」
たくっちスノー
【そいつのホルダーを押した後に、ベルトの左の穴に差し込め!】
ズァーク
「わ、分かった!」カチッ
【デュエル覇王伝!】
ズァーク
「セット!」
【ガシャット!ガッチャーン!ハオウアップ!】
『デスティニードロー!マジックセット!デュエルスタート!』
【LEVEL UP】
ハオウゲーマー
「こ、この姿は...!?」
ブラッドスターク
「くそぉ、またか。」
たくっちスノー
【よっしゃ!!】
ビルド
「えっ、新しい仮面ライダー?」
龍我
「いや仮面付けてないから違うだろ」
ハオウゲーマー
「なんだか力が沸いてくる!はっ!」
マリン・スマッシュ
「グググ!!」
ハオウゲーマーとなったズァークはもう一体のスマッシュを圧倒する
ブラッドスターク
「なるほど...前のと違い中々上質なフィフティ・シリーズだ!ますます欲しくなってくるぜ!」
ビルド
「フィフティ・シリーズ!?一体何を言っている!!」
ブラッドスターク
「お前らには関係のないことさ!」
スタークはハオウゲーマーの方へと向かっていく
ビルド
「させるか!」グルグルグル
『ready go!』
ビルドは時計の針を発射する、すると射した範囲の動きが遅くなった
『ボルテック フィニッシュ!』
ビルド
「はああああー!!」
そして、左の甲の部分の甲羅拳を巨大化させ、叩き潰した!
スターク
「うおっ!!」
ビルド
「掃除機フルボトル、回収っと!」
享楽
「ワシ巻き込まれてない?」
龍我
「えっお前スマッシュじゃねーの?」
享楽
「ちゃうわボケ」
ビルド
「そんなこといいから早く成分を!」
龍我
「お、おお!」
龍我はビルドの物とは別のボトルで成分を抜き取る....
たくっちスノー
【あれ?こいつって...通信機をもっとあいつに向けろ!】
ネメシア
【あ、はい!】
ネメシアは通信機を向けると、たくっちスノーの元にマリン・スマッシュの元の人物が写し出される....
たくっちスノー
【緑色の髪、龍の鱗、黒い翼...間違いない、覇王ズァークだ!】
松山
「覇王?」
ハオウゲーマー
「えっ、俺!?」
ズァーク(覇王)
「ぐっ、俺は一体....」
ネメシア
「あっちもズァークさんで...アレもズァークさん?」
たくっちスノー
【正しくは、未来のズァークだ】
たくっちスノー
【ズァークはこの世界の人間に嫌気が差して、相棒のドラゴンを取り込み巨大な龍の化身と化した、それが今の彼】
龍我
「おい!?だから何の話だよ!?説明してくれよ!?」
たくっちスノー
【火星で発見されたパンドラボックスが引き起こしたスカイウォールの惨劇から....】
龍我
「誰がビルドのあらすじ説明しろって言った!」
ズァーク(覇王)
「お前は我、我はお前だ...貴様も我と1つになるがいい...」
ハオウゲーマー
「え?うわああああああ!!」
ズァーク(覇王)はハオウゲーマーに取り込まれていく
ネメシア
「過去と未来のズァークさんが1つに...」
ハオウゲーマー
「ふぅ....さて、この次元も破壊してやる!」
ハオウゲーマー
「うおおおおおおおお!!!」
ブラッドスターク
「ベルト自体は問題ないが、変身者がワケありか...ダメージも大きいしここは引き上げる、あばよ、ビルド!」
ビルド
「あ、待てスターク!聞きたいことが山ほど!」
スタークは煙を巻いて去っていった
龍我
「また消えた....」
たくっちスノー
【皆、これで任務完了だよ、気になることがあるからビルド達を連れて帰還するように】
たくっちスノー
【後、ハオウゲーマーは眠らせておいてね、暴れると厄介だし】
【次回予告】
戦兎
「あんたには色々と聞きたいことが....」
たくっちスノー
「こっちも色々聞きたいんだよ、タートルウォッチはまだ公開も発売もされてないはずだぞ」
龍我
「これ送りつけてきたのお前だろうがよ」
たくっちスノー
「え、自分が?何の冗談だよ」
龍我
「冗談じゃねぇよ、おい戦兎、お前からも」
戦兎
「最高だ...見たことのない技術で溢れてるぞ!」
龍我
「聞けよッ!!」
たくっちスノー
「...ああ、しょうがない、あいつに頼りたくはなかったんだが、奴の所へと向かうか」
ネメシア
「次はどちらへ?」
たくっちスノー
「メイドウィンの所」
メイドウィン
「ん?」
たくっちスノー
「違う違う、黒影じゃなくて役職の方ね」
???
「やっとライダー小説っぽくなってきたのだ、ようやく私の出番なのだ」
???
「悪いがスーパーになったのはお前だけじゃないぞ」
次回、第四話
【グローバル・ファウスト】
キン!キン!キン!
『ムカデ!ハチ!アリ!』