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*90*
アプリ子
「海老下ろし!味噌仕込みのメメルン焼き!あんかけ焼きそば!大根巻き!」
戦兎
「ほ、ほんとによく食べるなこいつ...」
アプリ子
「あ、アレも食べます!」
戦兎
「お、おう、えーと『レンジャー飯』?どこかの隊員達の飯か何かか?」
かなちゃん
「桐生さーん!交代しましょう!」
戦兎
「ああ!やっとのんびり飯にありつける...」
アプリ子
「...あ、そうだ、そろそろこの方もご飯食べさせないと...」
『ドライバーオン!セットオープン!』
『KI!MA!I!RA!キマイラ!!』
アプリ子は腹に手をかざすと、大きなベルトを召喚し開ける
アプリ子
「ほ、ほら...ご飯ですよぉ...」
アプリ子はベルトを押すと、指からエネルギーのようなものがベルトに入っていく
アプリ子
「う、うん...これで、いいのかなぁ...」
ネメシア
「...あのー、それって...」
かなちゃん
「思いっきりフィフティ・シリーズですね」
アプリ子
「あ、これはその...拾ったんです、数ヵ月ぐらい前から」
名月
「ひ、拾った?」
かなちゃん
「作ったのは結構前らしいですし、ありえますね...」
戦兎
「そのベルト、俺たちに譲れない?」
アプリ子
「えっ!?あの...ごめんなさい、それは出来ないですぅ、あ!違うんです違うんです!!渡せないのではなく外せないので...」
戦兎
「は、外せない?」
アプリ子
「は、はいぃ..このベルトは、私の食べた物から栄養を抜き取り、魔力に変える...って先輩が言ってたんですけどぉ...何をやっても外せないんですよぉ、消すことは出来るのに」
かなちゃん
「それはそれはお困りですねぇ...よろしければ私たちが手助けしますよ?フフフフフ...」
七夜
「言動がむっちゃ変態なんだがよ」
オルガ
「ともかく、フィフティ・シリーズの回収できましたね!これで残りはあと1つ!」
ルリ
「急いで帰りましょう!」
名月
「でも局長達が...」
メイドウィン
「いいよー!もう帰る人は先帰っといて~!」
ズァーク
「だそうだ」
戦兎
「なんか鼻がキツいし....さっさと戻るぞ!」
アプリ子
「え、あのぉ、一体何を?」
戦兎達はアプリ子を連れ、魔導界を去っていく
...
そして、石動のスマホから着信が、スーパーヴヴァからだ。
Sヴヴァ
「何やってんだてめぇら!?もうフィフティ・シリーズ奪われちまったぞ!?」
Sアポロガイスト
「し、しまった」
Sヴヴァ
「しまったじゃねーよ!もう1つしかないんだぞ!」
石動
「まぁ待てよ、俺たちはフィフティ・シリーズを回収するためにここに来たんじゃない」
Sアポロガイスト
「そうなのか?ならここに来た理由は何なのだ?」
石動
「激戦に備えて腹ごしらえをするためさ、幻徳はやってくれるぜ?」
『戦争の準備を...な』
石動
「だが俺たちにもまだ仕事がある、黒影様を呼んでくるんだ」
Sアポロガイスト
「分かったのだ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、その頃幻徳は...
幻徳
「我々はパンドラボックスの光を浴び 、欲望が押さえられなくなった」
幻徳
「もう分かっているでしょう?国は三つも必要ない、パンドラボックスを持つものだけが王者になれる」
幻徳
「そして我が東都政府は、既にパンドラボックスの一部解析を済ませている」
幻徳
「誰がこの国のリーダーに相応しいか決めようじゃないか...ごきげんよう」
....
幻徳
「俺だ、上手く二つの政府を挑発させた、奴等は必ず東都に攻めてくるだろう」
幻徳
「ここで奴等を利用すれば、フィフティ・シリーズはほぼ全て回収したに等しい...」
幻徳
「だが、石動達が上手く邪魔物を始末してくれるといいのだがな」
そして...
メル
「戦闘力8453か...まだ足りないか」
ブラッドスターク
「黒影様、頼むぜぇ?」
【分 カ ッ タ ヨ】
名無しの怪物は背後からメルの顔を掴み
メル
「むぐっ....ッッッ!?」
ブラッドスターク
「さよならメル、ビッグママには悪いが、お前は驚異になりそうだからな...」
メル
「う.....あ....ああ...」
そのままメルを失神させる...スタークはそこからメルの帽子を奪った
ブラッドスターク
「これで、夢の世界の管理人は俺になった...おっと、まだあいつが残っているな、黒影様はもう帰っていいぜ?」
....
フィリップ
「シキ...一体何処に行ったんだ...イベントに参加するって、何を....うっ!!」
フィリップは突然体が動かなくなる、肩を見ると、何か刺されたような跡があった
ブラッドスターク
「安心しな、死なないように針の成分を痺れ系のものにしてある...が、数十分は動けないだろう」
フィリップ
「な、なんだお前は...僕に何をするつもりだ...」
ブラッドスターク
「そうだな...お前には暴れてもらう」
【ファング!】
ブラッドスターク
「こいつを使って...な」
ブラッドスタークは恐竜のような特殊なガイアメモリを呼び出した
フィリップ
「ま、まさか...よせ!!やめるんだ!!」
ブラッドスターク
「フフフフフ....じゃあな」
『ファング!!』
「ぐわあああああああああああ!!!!」
...
石動
「はいもしもーし、邪魔物になりそうな奴は全部どうにかした、そっちはなんとかなったか?」
幻徳
【ああ...北都の兵が動き出したとスーパーヴヴァから報告があった、後はお前は奴等を俺たちの世界に呼び寄せろ】
石動
「りょーかい」
幻徳
【いよいよ始まる....戦争の幕開けだ!!フハハハハハハ....】
火星で発見されたパンドラボックスが引き起こしたスカイウォールの惨劇から10年
我が国は東都、西都、北都の三つに分かれ
混沌を極めていた!!
【次回予告】
次回、新章開幕。
『仮面ライダーを軍事兵器として起用することが決まりました』
『仮面ライダーは兵器には使わせない!!』
『初めまして、私は東都政府首相の氷室幻徳』
『君たちは東都の為に戦ってもらう』
時空監理局&東都VSビルドの世界
『香澄いいいいいい!!!!』『これだよ...俺が求めてるのはこういうバトルなんだよォォォォォ!!!』『わたしは、だれ?』『ぐっ...シキ...逃ゲロ...』『9.4秒、それがお前の絶望までのタイムだ』『人間じゃねぇ奴が、あんなに優しいのによォ!!』『我は世界で一番のデュエリストだー!!』『やめてくれ...死にたくねぇよぉ!!』『心の火...心火(しんか)だ!』『勝利の法則は決まった』『言っておくけど、僕は怪盗である以前に、通りすがりの仮面ライダーだ!!』『俺たちは北都三羽烏!!』『モモウラキンリュウ』『あんたは死んじゃいけない人間なんだ!!』『お前なんかが、愛を語るな!!』『NPG機関、お前達の罪を数えろ』【生きて帰れると思うな】『人間をエネルギーにして動く発電機だよ』『今よりオレは...アポロガイストだ!!』『お前だけは絶対に許さない!!』
「変身。」
次回、時空監理局外伝第二部。
【フィフティ・ライダーウォーズ編】
『この広い広い時空で...お前なんかの味方なんてもう...何処にも存在しない!!』