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時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 173ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 仮面ライダー 時空監理局外伝シリーズ 
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*170*

【見てみるかい?キミがいなくなったキミの世界を】

戦兎
「‥‥‥‥‥‥‥!!」


‥‥‥‥

ネメシア
「‥‥‥‥」

享楽
「‥‥‥‥」


【キミという戦力を失った勢力は壊滅した、ただでさえ戦力を消耗させたのに、肝心なキミがいなくなっちゃね?】


戦兎
「なんだよこれ‥‥‥‥皆は、皆が‥‥‥‥」


【時空監理局はもう止められないと悟り、帰っていった、もう破滅しかないんだよ、君の世界は】

戦兎
「ウソだ‥‥‥」


【嘘じゃないよ】


【君のせいだよ】


戦兎
「違う、この道具のせいだ」


【だからこそキミのせいだ】


戦兎
「え‥‥‥‥‥!?」






【だって、ハザードトリガーはね‥‥‥‥未来の、いや正しくは過去が作ったものなんだよ?】


戦兎
「‥‥‥‥‥!!?」


【これを見てごらん、ハザードトリガーが作られた瞬間だ】

戦兎
「知らない」

【これは絶望をオーバードーズさせるほど流し込み、脳を支配して人間を殺戮人形に変える悪魔の兵器だ】

戦兎
「違う 」


【そしてキミはこれを使って】



戦兎
「違う違う違う違う違う違う違う違う!!!!!」





【仲間を殺したんだ】



戦兎
「やめろおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」


‥‥‥‥‥‥

【さあ、おいで】

【キミは明日を創るんだろう?】


【だったら】


戦兎
「‥‥‥‥‥」



【ボクをここから連れ出して】


【都合の悪い記憶は、消してあげるから】


‥‥‥‥‥‥‥

ビッグママ
「玩具の世界が破壊されたですって‥‥‥」

ジャコウ
「それどころか他の世界が次々と壊滅している、プロバイダーも管理人も打つ手なしだ」

石動
「あちゃー、そりゃ想定外だ」

石動
(ま、ビッグママプログラムと帽子の権限は取っておいたし、無理そうだったらデータパクって次の世界に逃げればいいか)


ジャコウ
「‥‥‥‥いや、それだけじゃない!!これは!!」

ビッグママ
「‥‥‥‥えっ?」




ビッグママ
「どういうこと‥‥‥‥何が、起こったの?」

石動
「なになに、説明してくれよ」


ジャコウ
「‥‥‥‥‥‥どうやって、あそこから逃げ出した」

石動
「ん?だから何?」

ジャコウ
「大変なことになるぞ‥‥‥‥‥ドーラはどうした!?」

ビッグママ
「玩具の世界がなくなってしまった以上、ドーラはもう‥‥‥‥」

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