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*170*
【見てみるかい?キミがいなくなったキミの世界を】
戦兎
「‥‥‥‥‥‥‥!!」
‥‥‥‥
ネメシア
「‥‥‥‥」
享楽
「‥‥‥‥」
【キミという戦力を失った勢力は壊滅した、ただでさえ戦力を消耗させたのに、肝心なキミがいなくなっちゃね?】
戦兎
「なんだよこれ‥‥‥‥皆は、皆が‥‥‥‥」
【時空監理局はもう止められないと悟り、帰っていった、もう破滅しかないんだよ、君の世界は】
戦兎
「ウソだ‥‥‥」
【嘘じゃないよ】
【君のせいだよ】
戦兎
「違う、この道具のせいだ」
【だからこそキミのせいだ】
戦兎
「え‥‥‥‥‥!?」
【だって、ハザードトリガーはね‥‥‥‥未来の、いや正しくは過去が作ったものなんだよ?】
戦兎
「‥‥‥‥‥!!?」
【これを見てごらん、ハザードトリガーが作られた瞬間だ】
戦兎
「知らない」
【これは絶望をオーバードーズさせるほど流し込み、脳を支配して人間を殺戮人形に変える悪魔の兵器だ】
戦兎
「違う 」
【そしてキミはこれを使って】
戦兎
「違う違う違う違う違う違う違う違う!!!!!」
【仲間を殺したんだ】
戦兎
「やめろおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
‥‥‥‥‥‥
【さあ、おいで】
【キミは明日を創るんだろう?】
【だったら】
戦兎
「‥‥‥‥‥」
【ボクをここから連れ出して】
【都合の悪い記憶は、消してあげるから】
‥‥‥‥‥‥‥
ビッグママ
「玩具の世界が破壊されたですって‥‥‥」
ジャコウ
「それどころか他の世界が次々と壊滅している、プロバイダーも管理人も打つ手なしだ」
石動
「あちゃー、そりゃ想定外だ」
石動
(ま、ビッグママプログラムと帽子の権限は取っておいたし、無理そうだったらデータパクって次の世界に逃げればいいか)
ジャコウ
「‥‥‥‥いや、それだけじゃない!!これは!!」
ビッグママ
「‥‥‥‥えっ?」
ビッグママ
「どういうこと‥‥‥‥何が、起こったの?」
石動
「なになに、説明してくれよ」
ジャコウ
「‥‥‥‥‥‥どうやって、あそこから逃げ出した」
石動
「ん?だから何?」
ジャコウ
「大変なことになるぞ‥‥‥‥‥ドーラはどうした!?」
ビッグママ
「玩具の世界がなくなってしまった以上、ドーラはもう‥‥‥‥」