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＊160＊
【SS】
戦兎
「あーー！！！帽子世界は訳分からない！！」
戦兎
「夢の世界も時の列車も！！玩具のデパートも！何もかも非科学的すぎる！！」
龍我
「おい戦兎どうしたんだよ」
たくっちスノー
「帽子世界があまりにもファンタジーしぎてイライラし始めたらしい」
龍我
「めんどくせぇな！！」
戦兎
「おい！？なんかいないのか！？科学は！？」
メル
「うっせぇなこいつ‥‥‥仕方ねぇ、あいつ呼ぶか」
‥‥‥
ネメシア
「局長、こんなものが届いてます」
メイドウィン
「なんだこれ？ラジオ？」
戦兎
「なんでこんなものが‥‥‥‥」
【やぁ、桐生戦兎君】
戦兎
「っ！？」
ネメシア
「えっ」
「「「喋った！？」」」
【私の名はダリア、君が望んでいるであろう〖機械の世界〗の管理人だ】
戦兎
「機械の世界！？なんだよ、そういうのもあるんじゃないか！」
龍我
「マジかよおい」
ダリア
【メルから帽子世界が非科学的だと言う人間がいると聞いて、いてもたってもいられなくなったんだ】
メル
「ほら、これで満足か？」
戦兎
「うん！！凄くいいよこれ！！」
たくっちスノー
「いいのかアレで」
龍我
「ああなった戦兎は止まらねぇよ」
ネメシア
「‥‥‥あ、あの‥‥‥‥‥聞いてもいいですか？」
ネメシア
「何故、ラジオの姿で？」
ダリア
【事故で元の肉体と世界を失ってしまってね‥‥‥なんとかラジオになって生きている状態なんだよ】
戦兎
「えっ、機械の世界もう無いのかよ！？」
メル
「おう、吹っ飛んだぞ」
たくっちスノー
「吹っ飛んだ！？」
メイドウィン
「メイドウィンでも事故で自分の世界壊す事は中々ないよ」
戦兎
「なんだよー‥‥‥未知の技術を知れると思ったのに‥‥‥」
メル
「知りすぎたら始末するぞお前」
たくっちスノー
「帽子世界のテクノロジーはマジで半端ねぇからな」
ダリア
【まあ、ここに来たのも何かの縁だ‥‥‥桐生戦兎君、君も科学者なんだろう？発明を見せてくれないかな？】
戦兎
「もちろん！」
たくっちスノー
「時々あいつ見てると物理学者って事忘れちまいそうになる」
龍我
「奇遇だな、俺もだよ」
ネメシア
「あんなにテンションが高い桐生さん初めて見ました」