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時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 173ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 仮面ライダー 時空監理局外伝シリーズ 
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戦兎
「仮面ライダービルドこと天才物理学者の桐生戦兎は、ブラッドスタークに奪われた計20個のフルボトルを取り戻すため、時空監理局と協力することになった!」

龍我
「なぁ、気になってることがあるんだが聞いていいか?時空監理局」

たくっちスノー
「どうしたの?」

龍我
「ファウストを倒しに向かうとき、呼ばれなかった奴等は何してんだ?」

たくっちスノー
「何ってそりゃ、仕事に決まってるじゃん!資料を書いたり、宣伝したり!お悩み解決したり!」

メイドウィン
「ああ、見えないところで皆には頑張ってもらってる、皆しっかりノルマまでやってくれるから安心して任せられるよ」

メイドウィン
「....松山を除いてな」

たくっちスノー
「うちの時代でも松山は始末書ばかり作るからなぁ、牙組の代表的な仕事は松山の尻拭いって噂されるぐらいだよ」

メイドウィン
「お前も大変だなぁ...」

たくっちスノー
「今回はフィフティ・シリーズも忘れてお仕事回、はっじまるぞー!」

...

【第八話】
『Wの帰還/罪を背負う者』

帽子世界の時の世界で、一本の列車が走る。

....過去、現在、未来を行き来する乗り物、『時の列車』その中の1つ『ユグドラシル』はもう1つの時の列車『デンライナー』を引っ張り走る

シキ
「いい感じに過去に向かえないかな...」

フィリップ
「可能な限り過去へ向かおう」

...

そして、時空監理局内では

メル
「おい!いい加減自分を元の世界に帰せよ!」

龍我
「やなこった!俺たちを散々つれ回したお返しだ!」

かなちゃん
「一体なにやったんです?」

たくっちスノー
「かなちゃん様、こんなことがありまして」

かなちゃん
「なるほどねぇ...帽子世界ですか」

オルガ
「帽子を被れば、僕も管理人になれるのでしょうか」

たくっちスノー
「普通の帽子じゃ無理だよ、管理人の帽子には特有の紋章がある」

メルの帽子は魔女が被るような先の曲がった物だったが...前の部分に、たくっちスノーが言っているであろう紋章が付いていた

メル
「管理人なんて憧れるほどの存在じゃねぇけどな」

たくっちスノー
「そうなん?」

メル
「ああ、ろくなもんじゃねぇぞ、管理人なんて...」

たくっちスノー
「年長者は大変だな、だからこそメイドウィンに任命されたんだが、ルメール?」

メル
「メルだっての、自分はそのメイドウィンって奴になった覚えはねぇって言ってるだろうが」

たくっちスノー
「はいはい...」

メイドウィン
「そういや帽子世界って今どうなってんだろう」

メル
「さぁな...こうしてる間にもシキの奴は帽子を集めてるだろうし」

龍我
「ああ...忘れられねぇ...気が付いたら時の世界の管理人にボッコボコにされてたあのとき!」

たくっちスノー
「そりゃまだ1時間前の事だからね」

戦兎
「もう時間止められてボコられるのは嫌だ」

メル
「じゃあお前らは来なくていい」

たくっちスノー
「自分興味あるかも」

メイドウィン
「俺も、仮面ライダー電王居たし」

かなちゃん
「帽子世界に電王...不思議ですね、私も同行します」

たくっちスノー
「それじゃあ...新入りの名月!来てくれるかー?」

名月
「いいよー!」

たくっちスノー
「よーし、再び夢の世界へレッツゴー!」

メル
「なんでお前が仕切ってるんだよ」

メルのワープ魔法で、たくっちスノー達は消える

ネメシア
「さて、局長二人が居ない間、我々は...」

享楽
「この資料の山を片付けるで」

戦兎
「おい、なんだよこれ...」

龍我
「全部始末書だよ、名前は...松山那雄宏だってよ」

戦兎
「こいつじゃねーか」

松山
「牙組のリーダー様をこいつ呼ばわりとは失礼な奴め、部下のテメーらが代わりに書け、俺は遊んでくるから」

七夜
「なんでこんな奴の始末書を代わりに書かなきゃならねぇんだ...」

アンジー
「間違いなくバチが当たるねー」

ルリ
「というか、当たってほしいです」


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