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*120*
オウルは空から追い上げてどんどん名月達との距離を詰めていく
オウルハードスマッシュ
「まてまてまて!逃げられると思わないでよ!」
名月
「ハァハァハァ...このままじゃ追い付かれる!」
メル
「....!!」ギュッ
名月
「大丈夫...もうすぐ付くから!」
オウルハードスマッシュ
「...ははん、さてはその先にアジトがあるんだな!?」
名月
「っ...」
オウルハードスマッシュ
「よーし、このまま追いかけ...痛い!!」
その時、高速で飛んでくる物体に激突し落下する
オウルハードスマッシュ
「いったぁ~、ちょっと!安全運転してよ!」
ドーラ
「二人とも、早く乗って!」
シキ
「おえっ...乗り心地悪いわねこれ...」
名月
「ドーラさん!」
名月はドーラの手を取り乗り物に乗る...その時スタッグもオウルに追い付いた
オウルハードスマッシュ
「あれ?なんで青ちゃんまで?」
スタッグハードスマッシュ
「いいからあいつら捕まえるぞ!」
オウルハードスマッシュ
「うん、掴まって!」
オウルはスタッグの肩を掴み、ドーラ達を追い上げる....
その後ろに何かが近づいていることも気付かず...
ドーラが前を見ると、たくっちスノーとダブルが居た
ダブル
「お前ら、無事か!?」
たくっちスノー
「こっちだこっち!!」
メル
「ティー!」
シキ
「ちょ、ちょっとあいつらなんとかして...」
ドーラ
「シキ、大丈夫?」
シキ
「風の勢いとかもろに受けるからぜんぜん大丈夫じゃない」
ドーラ
「困ったなぁ...ボクのアーツは斧だから届かないし...というわけで!」
ダブル
「なんだそりゃ...しゃあねぇな。」
ダブルはジョーカーメモリを抜き、別のメモリを刺す
『サイクロン、トリガー!』
ダブル
「あの黄色いのは俺に任せろ...」
たくっちスノー
「よし...じゃあ自分はあいつを!!」
戦兎は慌ててたくっちスノーの方へと走り、叫ぶ
戦兎
「お前ら、逃げろ!敵はそいつらだけじゃない!」
たくっちスノー
「え...うわっ!?」
たくっちスノーは思わず尻餅をつく、屋根の上から、無数の昆虫ヤミーが自分達を見ていた
この怪物達には、管理人はもちろん、オウル達北都の人間も驚愕していた
スタッグハードスマッシュ
「な、なんじゃありゃ...」
オウルハードスマッシュ
「て、敵かなぁ...」
たくっちスノー
「うっわ、ヤミーだらけ...いくら自分達でもこれは...!!」
ダブル
「まずい、一斉に飛びかかってくるぞ!」
ドーラ
「うわわわわ!?」
「....あの子達は、私が守ると決めたのよ」
ヤミー
「「グワアアアアアア!!!」」
その時の事だ、アギトマシンより速く飛ぶ物体が、次々とヤミーを倒していく
その拍子にメダルがじゃらじゃらと降ってくる
たくっちスノー
「い、いてっ...なんだあ...ええええ!?」
高速で飛び回るものは一時的に動きを止める...物体の正体は、金色の車のようなライダー...
名月
「仮面ライダー...!?」
たくっちスノー
「いや、違う...あれはゴルドドライブだ!!」
ダブル
「ゴルドドライブ?」
たくっちスノー
「詳しく話すとネタバレになっちゃうから言えないけど、あいつはライダーのようでライダーではない!!」
ダブル
「じゃあ敵!?」
ゴルドドライブ?
「.....」チラッ
オウルハードスマッシュ
「な、なんだかこっち見てない?」
スタッグハードスマッシュ
「なんだ、やんのか?うおおおおお!!」
ゴルドドライブ?
「...メル達は、私が守らなくちゃいけません」
スタッグハードスマッシュ
「うおおおおおりゃ!!」
ゴルドドライブはあっという間にスタッグの背後に回り、そのまま叩き飛ばす
スタッグハードスマッシュ
「うわああああああああ!!!」
オウルハードスマッシュ
「青ちゃん!!」
ダブル
「は、はええ!!ぜんぜん見えなかった!」『アクセルよりも速い...!?』
たくっちスノー
「...うわ、まだヤミーいるんじゃねぇか!」
名月
「どうすれば...あ、リアルイメージ!」
たくっちスノー
「それだ!...でも、もう翔太郎呼ぶのに使ったしなぁ」
ダブル
「え?」『そういえばそんなこともあったね』
ドーラ
「え?リアルイメージ?」
名月
「うん、私にはそういう力があって...」
ドーラ
「言ってくれたら人造人間をいくらでも作れたのに!」
名月
「あっ、ちょ、勝手に....」
ボン!
ドーラはすぐさま名月に駆け寄った結果..爆発が起きた!
戦兎
「うわぁっ!!」
たくっちスノー
「あっちちちち!!」
シキ
「あんた、色々とやりすぎよ...」
ドーラ
「ごめんごめん」
オウルハードスマッシュ
「あぶなかった...あれ?さっきの奴は?」
空高く飛んでいたオウルハードスマッシュは爆発から免れたが...
ゴルドドライブ?
「ここです」
オウルハードスマッシュ
「あびゃーーっ!!」
いつのまにか背後に立っていたゴルドに叩き落とされた!
衝撃で二人の変身が溶ける
黄羽
「ぐぐぐ....また負けた」
青羽
「覚えてろよ!次こそはもっと強くなってやるからな!」
黄羽と青羽はそそくさと退散していった