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時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 173ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 仮面ライダー 時空監理局外伝シリーズ 
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*36*

夢の世界で大きな接戦が起きていた

ビルド
「はああっ!」

ナイトローグ
「フンッ....」

龍我
「戦兎!早くドラゴンフルボトルを!!」

ビルド
「持ってるか分からねぇだろ!」

ネメシア(ムカチリ)
「やっ!」

Sアポロガイスト
「はあっ!」

たくっちスノー
「そういや、ヴヴァだけメダル割れてないんだっけか...まあいいや、お前も仲間と同じところに送ってやるよ」

Sヴヴァ
「仲間だと?ふん...死ぬのはそちらだ!」

メル
「【ボルケイノ!】」

メルの放つ炎魔法が、全員に襲い掛かる

龍我
「あっちぃ!」

メイドウィン
「ここで全体魔法はやめて」

ビルド
「ていうか、俺たちまで敵認定されてない?」

メル
「やるならよそでやってくれよ」

【ボルケイノ】

龍我
「あっつ!!」

Sヴヴァ
「こうかは ばつぐんだ」

Sアポロガイスト
「こうかは いまひとつのようだ」

メイドウィン
「ダメージを受けると言動がおかしくなるのか」

たくっちスノー
「まぁ、こいつらも自分から生まれたマガイモノであって本物ではないからね...っと!ネメシア!メダルを入れ換えろ!フィフティ・オーズドライバーに入れたメダルは三分で灰になってしまうんだ!」

メイドウィン
「ウルトラマンかな?」

たくっちスノー
「オエージ!受けとれェ!」

ネメシア
「はいっ!」

たくっちスノーは別のメダルを産み出し、ネメシアに投げる

『シカ!ガゼル!ウシ!』

『チャーチャーチャチャー シーガーゼシー、シーガーゼシー、シーガーゼシー!』

ネメシアの回りから木が生える

たくっちスノー
「シガゼシコンボは木属性...っと、メモメモ」

ビルド
「知らずに与えたのかよ、ちゃんと実験しておけって」

ナイトローグ
「やはり、フィフティ・シリーズは強大な力を持っている...」

ナイトローグ
「なんとしてでも手に入れる!!」

メル
「キリがねぇ...かくなる上は【オーバーソウル】を発動させる!」

龍我
「えっ、オーバー...何て?」

たくっちスノー
「発動するとHP全快、状態異常ほぼ完治、攻撃力10%アップの効果付き」

ビルド
「要するに、とっておきって事か」

たくっちスノー
「更にルメールの帽子の特殊能力で、どの攻撃もコンボが繋がり最後にはカッコいいフィニッシュが決まる!」

メル
「メルつってんだろ!いいからいくぞ!」

たくっちスノー
「よし!」

ビルド
「ああ!」
【Ready go!】

ネメシア
「はい!」
【スキャニングチャージ!】

【暴力的なヒーローの半端ない滅茶苦茶なヤバイ5コンボ】
『アローレイン』
『ボルテックフィニッシュ』
『スキャニングチャージ・ジガゼシキック』
『メイドウィンブラスト』
『フェニックスアロー』

【コンボ フィニッシュ!!】

ネメシア
「はああっ、せいやー!!」

ビルド
「はああっ!たぁ!」

たくっちスノー
「よっしゃあああ!」

メル
「これで終わりだ!」


ナイトローグ
「ぐわあああああ!!」
【18528】

Sアポロガイスト
「ぬわああああ!!」
【13546】

Sヴヴァ
「グギャアアアア!!」
【13446】


五つの技を連続でぶつけ、ファウストの幹部達を一気に蹴散らした

その拍子にナイトローグが一つ、ボトルを落とす

龍我
「よし!!ドラゴンフルボトル回収!」

ヒュゥゥゥン
戦兎
「良かったな」

.....

ナイトローグ
「ま、まさか....この俺が...」

メル
「お前の敗けだコウモリ野郎、さっさと自分の世界から出ていけ」

ナイトローグ
「こしゃくな....」

「はいはい、そこまでにしておけ」

たくっちスノー
「その声は...」

メイドウィン
「また誰か来たよ...」

龍我
「あんたは...!」

上空からナイトローグを踏み越え、現れたのは....

石動
「こんな登場でごめんねぇ、現れる場所が浮かばなくて...」

ナイトローグ
「石動...」

ネメシア
「...局長、あの方は?」

たくっちスノー
「石動惣一、戦兎達の居候してるカフェのマスター...」

石動
「ピンポーン!そして、その裏の姿は....」

【COBULA】

石動はローグが持っていたものと同じスチームガンを取り出す

石動
「蒸血!」

【ミストマッチ...コブラ...コ・コブラ....ファイヤー!!】

石動は、この世界の住民であるメル以外の全員が知る敵...ブラッドスタークとなった



ブラッドスターク
「そして俺はお前達が狙っている、ブラッドスタークでもあるのさ」

龍我
「マスターがスターク!?」

たくっちスノー
「戦兎、万丈に言わなかったのか?」

戦兎
「言えるわけないだろ...」

ブラッドスターク
「ローグ、今回はお前の敗けだ、おとなしく引き返そうぜ」

ナイトローグ
「...チッ!この屈辱は必ずはらす...覚えておけ!」

ブラッドスターク
「ほら、お前らも基地にもどれ」

Sアポロガイスト
「了解なのだ」

Sヴヴァ
「じゃあな!」

ナイトローグとスーパー二人は、霧を巻いて何処かへと消える

ブラッドスターク
「さて、と...あ、そうだ、ローグに勝てたご褒美に一つだけ質問に答えてやるよ、知りたいこと沢山あるんだろ?」

メイドウィン
「お前達はタイムマシンのような技術を持ってないって聞くけど、どうやってウチみたいな時空移動を?」

ブラッドスターク
「パンドラボックスの副産物さ」

戦兎
「パンドラボックスの....?」


ブラッドスターク
「ああ、パンドラボックスには核兵器より強力な兵器となるエネルギーが入っているんだと」

ブラッドスターク
「そんでもって、俺は桐生戦兎からフルボトルを回収し、ほんの僅かだがパンドラボックスをこじ開けることに成功した...そしたらこの有り様よ」

メイドウィン
「つまり、パンドラボックスが引き起こした...偶然の産物ってわけか」

ブラッドスターク
「だが、確かにこいつは核兵器を越えた兵器だ、こいつを使えば異世界のライダーシステムさえも我が手の中だからな」


ブラッドスターク
「っと、質問終わりだ、次はまたフィフティ・シリーズを頂きに来るぜ?」


「ファウスト改め、『グローバル・ファウスト』がな...チャオ。」

【次回予告】

たくっちスノー
「なんだかんだでお前も付いてくるんだな」

メル
「お前らをタダで帰すわけにはいかねぇからな、少しの間帽子集めを手伝ってもらうぞ」

龍我
「勘弁してくれよ...」

戦兎
「見ろ万丈!列車だ!」

龍我
「おいなんか新幹線もあるぞ」

たくっちスノー
「なんかすげぇ見たことある形してるんだけど!」

アンジー
「そして一方留守番組は~?」

松山
「あいつらが帰ってきてねぇのにファウストの報告が!」

ルリ
「我々で対処するしか無いみたいです」

ズァーク
「うおおおおおお!!」

【第五話】
【オーバーソウル・クライマックス】

???
「始まりから終わりまで!」

享楽
「気分はクライマックスじゃけぇ!!」

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