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*53*
戦兎
「仮面ライダービルドこと天才物理学者の桐生戦兎は、ブラッドスタークに奪われた20個のフルボトルを取り戻すために、似たような目的を持つ時空監理局と協力することになった!」
龍我
「今回はクリスマスプレゼントと称してラビットとタンクを返してもらったんだよな」
戦兎
「ああ!ビルドと言えばラビットタンク!ようやく調子を戻してきた!」
たくっちスノー
「戦車と兎で桐生戦兎だもんな、自分だって、たくっちチャンネルとblock-snowでたくっちスノーだし」
龍我
「名付け親はどんな面してそんな名前付けたんだろうな」
たくっちスノー
「これ、自分で名付けたんだけど...生まれたばかりの頃、親なんていなかったから」
戦兎
「えっ」
たくっちスノー
「まぁ、名前っていうか種に近いのかな、チワワとかラブラドールみたいな」
龍我
「お前はそれでいいのかよ?」
たくっちスノー
「仕方ないだろ、親同然の黒影からは何も与えられなかったし」
龍我
「え、定年退職してんだしいつでも会えるだろ」
たくっちスノー
「わーーー!!こ、今回は年末記念!ざくアクZの皆とやっていくよ!」
戦兎
「こいつ無理矢理あらすじ終わらせやがった!」
.....
年末記念
『牙組』×『ざくアクZ』
【第七話】
『今年最後のマガイモノ進化』
たくっちスノーはスマートフォンからカレンダーを確認しながら呟く
たくっちスノー
「はぁ...リアルワールドはもう一年が終わるなぁ」
メイドウィン
「へー、そちらは何年になるんだ?」
たくっちスノー
「犬だね」
松山
「年越しそばは何派だ?」
たくっちスノー
「天ぷら一筋」
メイドウィン
「肉ねぎ!」
戦兎
「あんたらそんなこと呑気に話してていいのかよ、いつローグ達が現れるか分からないってのに」
七夜
「流石に年末なら向こうも忘年会してんじゃねぇの?」
ルリ
「そうでしょうか...スタークの方はやってそうだけど」
かなちゃん
「ああそうそうたくっちスノーさん、年末に関してで思い出したんですが...」
たくっちスノー
「ん?」
かなちゃん
「デーリッチから、年末を一緒に過ごさないかとお誘いが来てますよ」
たくっちスノー
「デーリッチから?」
メイドウィン
「だれなのその人?」
たくっちスノー
「ああ、デーリッチはかなちゃん様の住む世界の住民で、ハグレ王国っていう所の王様をやってるんだ、自分も色々世話になったものでね。」
松山
「ほーん、そんなことがねぇ」
たくっちスノー
「何言ってるの、2017年には二人も色々と関わるんだよ?」
たくっちスノー
「...色々と、ね。」
ネメシア
「お誘いですか...行ってあげたら良いんじゃないですか?」
戦兎
「おいおい、俺たちにそんな暇は...」
たくっちスノー
「いや...あの世界にもフィフティ・シリーズを持つ奴がいるんだ、というかそいつがキッカケで回収しようと考えたからな」
享楽
「じゃ、向かうんかい」
たくっちスノー
「こうするんだ、表向きでは友人を連れて年末を過ごしにやってきた自分、裏でかなちゃん様はそいつからフィフティ・シリーズを譲ってもらう」
かなちゃん
「その人と話を付けておく必要がありますね」
たくっちスノー
「で、自分と一緒にくるのは...戦兎、享楽さんとネメシア、あとそこの...誰?」
オルガ
「オルガです。」
たくっちスノー
「ああ、オルガ...一緒に来てくれ」
オルガ
「分かりました」
龍我
(おい、なんで知らねぇんだよ)
松山
(しゃあねぇだろ最近忙しくて名簿見てる暇無かったんだ!)
ネメシア
「でも、大丈夫なんですか?私はともかく
享楽さんのお姿では驚かれるのでは...」
たくっちスノー
「大丈夫大丈夫!享楽さんに負けないくらい向こうだって個性的だからさ!」
享楽
「ほー、そいつは楽しみやけぇ」
松山
「んじゃ、準備しとくか」
...
~ざくざくアクターズの世界~
『ハグレ王国拠点周辺』
数週間ぶりにやってきたざくアク世界。
たくっちスノー達はハグレ王国国王、デーリッチと対面する
たくっちスノー
「久しぶり、王さま!」
デーリッチ
「たくっちスノー、来てくれたんでちね!」
たくっちスノー
「おうよ!せっかく誘ってくれたんだからな!」
デーリッチ
「その人達は?」
たくっちスノー
「ちょっとした友人...あ、松山のだよ」
デーリッチ
「そうでちか、よろしくでち!」
戦兎
「ああ...」
享楽
「ホレ、飴ちゃん食うか?」
デーリッチ
「わーい!これ何味でち?」
たくっちスノー
「それは多分色合いからしておでん味だね」
デーリッチ
「えっなにその渋い種類の」
たくっちスノー
「これが相当クセになるんだよ、食わず嫌いせずに食べてみなって...黒影もそう言うぜ?」
デーリッチ
「わ、分かったでち...」
たくっちスノー
「まだ時間あるし、久しぶりにハグレ王国の観光してくるわ!」
デーリッチ
「分かったでち!また夜に!」
そして、
戦兎
「おい、どういうことだよあんた」
たくっちスノー
「何がだよ?」
戦兎
「王様っていうからよっぽど凄い奴なのかと思ったが、あいつどう見ても子供じゃないか」
たくっちスノー
「お、言ったな?確かにあいつは一見ガキんちょだが、とんでもないものを秘めてるんだぜ?」
ネメシア
「そうなんですか?」
たくっちスノー
「自分は彼女に三回敗北している!」
オルガ
「基準が分かりませんよ...」
享楽
「んまぁ、この辺りの店の数々を見てりゃ、単なるお遊びや山の大将とは違うっちゅうことはワシには分かる」
ネメシア
「そうですね、子供が王様とはいえ、ちゃんと王国してますよね」
たくっちスノー
「だなー!皆、どこか行きたいところある?案内してやるからさ!」
享楽
「そうかァ...オッ!あのこたつ喫茶っちゅうの興味あるなぁ!」
たくっちスノー
「おー!この季節にこたつ喫茶はいいかもなぁ!よし行こう行こう!」
そして一方、大明神は...
かなちゃん
「貴女の持つ【フィフティ・ディケイドライバー】を我々に譲ってもらいたいんですよ」
「そうだな...私にとっても必要の無いものだが...」
かなちゃん
「....」
「別に今じゃなくても良いだろう?」
かなちゃん
「今回ばかりはそういうわけには...」
「だって、たくっちスノーは今どうしてる?」
かなちゃん
「...う~むむむ、確かに今観光目当てで来てはいますけど」
かなちゃん
「今、とても大事な事に関わっているんですよ」
「あいつが大事な事なんてするのか?」
かなちゃん
(本当に信用されてないなぁあの人は...)
「それでたくっちスノーは?」
かなちゃん
「例の友人と観光しているはずですが...たくっちスノーにこの事を悪く言わないでください」
「どうして?」
『...口に出さないんですが、代理局長になって以来かなり自分を追い詰めるようになったんですよ』