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*7*
たくっちスノー
「で、これ頂戴よ松山」
松山
「断る」
たくっちスノー
「そう言うと思ったよ...」
メイドウィン
「これ、大事なものなの?」
たくっちスノー
「大事っていうか、使わせたらまずい奴だと思ってさ...未来は今ほど好き勝手出来ないんだよ、色々ね」
メイドウィン
「ふーん、めんどくさいんだね...未来って」
たくっちスノー
「まぁそれが普通なんだがな....」
松山
「で、これどうやって変身するんだ?」
たくっちスノー
「そりゃお前、アマゾンだから専用の薬が必要なんだよ...ちょっと貸してみろ」
松山
「おう」
松山からネオアマゾンズドライバーを受け取ったたくっちスノーは、ドライバーを巻く
たくっちスノー
「いいか?こいつは『仮面ライダーアマゾン』に変身するためのベルトだ」
メイドウィン
「アマゾンってあの昭和のアマゾン?」
たくっちスノー
「まぁ元ネタではあるね、平成版アマゾンと思ってくれ」
松山
「いいからさっさと変身しろよ!」
たくっちスノー
「分かった分かった...で、こいつが変身するには『アマゾンズインジェクター』っていう瓶をぶちこみ...液体をぶちこむ、勿論掛け声は...」
たくっちスノー
「アマゾン!!!
たくっちスノーがインジェクターを押すと仲の液体がベルトへと入っていく
【N・E・W オ・メ・ガ】
全て入りきった瞬間...たくっちスノーの体から水蒸気が飛び出し、二人は吹き飛ばされた
メイドウィン
「いって!!」
松山
「テメェ、バーンってなるなら先に言えよ!!」
ニューオメガ(たくっちスノー)
「悪い悪い、自分もアマゾンズは詳しくなくてな」
メイドウィン
「そういうベルトってこれだけなの?」
【Re:set】
たくっちスノー
「いやもっと沢山ある、ライダーベルトやら何やらで変身アイテム作りすぎちゃって...」
松山
「マジか、こんなのが沢山あるのか」
メイドウィン
「確かに、こんなのが沢山ありゃ回収もしたくなるな...よし、譲ってやれ松山。」
松山
「ええー?あんな強そうなものになれる奴を?こいつに?」
たくっちスノー
「頼むよ~」
メイドウィン
「悪人の手に取られたら...いや、この人悪人キャラだな」
松山
「そうそう、ありがたく使わせてもらうぜ~」
たくっちスノー
「未来変わっちゃうだろ!!いい加減にしろ!!」
メイドウィン
「大変だ松山、仕事だ仕事、とある世界で時空犯罪者発生、直ちに向かえ」
松山
「おう!つーわけでこれ借りるぜ!」
たくっちスノー
「あ、ちょっと!」
松山はたくっちスノーの腰からフィフティ・シリーズを引っ張りとり、時空の穴へと入っていく
メイドウィン
「追いかけるぞ....松山の事だ、絶対めんどくさい事になる」
たくっちスノー
「うん、経験上面倒なことしかしないもんな」
メイドウィン
「でも俺たちはあいつを直接止められない」
たくっちスノー
「なんでそういう規律作ったの、黒影...」
.....
【時空番号45-pmgj】
またの名を『仮面ライダーアマゾンズ』の世界
松山
「オラオラァ!!」
松山は自慢のマシンガンで、敵をぶちのめしていく。
時空犯罪者
「......」
松山
「化け物か...来い!!俺にはこれが...」
松山
「あ、空っぽじゃねーかコレ」
たくっちスノー
「ああ、言わんこっちゃない...」
メイドウィン
「松山、変身出来るのか....?」
メイドウィン二人は、物陰から松山の様子を見ていた
メイドウィンは深く関わってはいけないという規律がこの時代ではまだ残っていたからだ
松山
「ねぇなら、今作る!」
松山は瓶に自身の寄生体を混ぜこんだ、新しいアマゾンズインジェクターを作った
たくっちスノー
「さ、流石松山...他世界の設定が中に入ってるはずなのに、それを容易く自分のものにするとは...」
作り終えた松山はベルトを巻き、インジェクターを差し込む
松山
「ァアマゾンッ!!!」
【ア・ル・フ・ァ N・E・X・T】
たくっちスノー
「えっ」
.....!!この日、松山那雄宏はマガイモノになった。
運命から外れた存在になった。
今、マガイモノに新たな勢力が誕生した、それは
マツヤマα-NEXT
「ぶっ殺してやるぜぇ!!」
マ ガ イ モ ノ ラ イ ダ ー
マツヤマα-NEXT
「オオラッ!!」
ズシャッ!!
松山は両腕のヒレで、あらゆる物をズタズタにする、全てが細切れになり、全てが血で染まっていく!!
マツヤマα-NEXT
「ヒャッハー!!」『ネクストスライサー...』
松山は更に上空から丸ノコギリのような物を召喚し、グルグルと暴れまわる
時空犯罪者
「」チーン
時空犯罪者は既に揉め事を起こす前にグチャグチャになっていた
メイドウィン
「もうやめろ松山!!」
たくっちスノー
「その人もう死んでるから!!」
マツヤマα-NEXT
「止まらねぇんだよ!!」
メイドウィン
「メイドウィンブラストォ!」
メイドウィンは包丁で松山を吹き飛ばす
松山
「うわっ!!効いた!!」
メイドウィン
「後でお説教な...後、名前聞いてなかったね君、名前は?」
たくっちスノー
「たくっちスノーだ」
メイドウィン
「ああ...たくっちスノー、君も来てくれ」
たくっちスノー
「了解だ黒影。」
.....
「あれが、ライダーシステムの進化....あいつに回収される前に、頂くとしますか」
【次回予告】
松山
「なぁ、やっぱダメか?」
メイドウィン
「分かったよもう...認めるから、新しい組作るの」
松山
「よし!」
たくっちスノー
「これが牙組の始まりかぁ...」
メイドウィン
「フィフティ・シリーズは危険なものって実感したから...もっと集めないとね」
松山
「つーか組員も集めるぞ!そして俺みたいにフィフティ・シリーズを...」
たくっちスノー
「絶対にネオアマゾンズドライバーは使わせないけどな!!」
次回、【我ら思う故に希望あり】
「レ・デ・ィ!」
「その命、カミサマにお返しなよ~」
「ラ・イ・ズ・ア・ッ・プ 」!