コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 君がくれたもの
- 日時: 2011/01/05 14:57
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
- 参照: http://otome0910
とても、平凡で暇だった生活
でも、君と出会って私の生活は少し変わった
生活だけじゃない、私自身も....
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- Re: 君がくれたもの ( No.9 )
- 日時: 2011/01/05 16:34
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
- 参照: http://otome0910
「や...だ、離してくだ..」
必死に日之から逃れようと胸を押した
でも、意味なかった。
結局また引き戻された
「お前、泣いたことないんだろ?」
「っ!なん..で」
ギュッっと抱き寄せられて...
今までの思いも吹っ切れた。
「ふっ...うあぁあぁあああ...」
————
———
——
—
「っ...グスッ」
「泣きやんだ?」
「離して下さい...グスッ」
すると、パッと離してくれた
そして、藤原は日之を睨む
「っ、何だよ」
「セクハラです」
「はあぁああぁ!?」
- Re: 君がくれたもの ( No.10 )
- 日時: 2011/01/05 16:48
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
- 参照: http://otome0910
「痴漢行為です、最低です」
「は?は?」
「他人が他人を抱きしめるなんて、あってはいけないことです」
「お前何言ってんの!?」
「あなたは、他人です!友達じゃないので」
すると、日之は溜息をついた。
「じゃあ、友達になろ」
「罪から逃れるためにですか?」
「あーもー!うっぜぇなぁ」
すると、ケータイを取り出し藤原に向ける
「....なんですか?」
「メアド交換」
「....はぁ?いやですよ、そんなの」
ふいっとそっぽを向き廊下を歩こうとすると
藤原の鞄を取り上げた。
- Re: 君がくれたもの ( No.11 )
- 日時: 2011/01/05 16:58
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
- 参照: http://otome0910
「ちょっ!返して下さい!」
ガサガサっとあさる日之
「おら、携帯どこだ!?」
「誰が出すもんかっ!、返して下さい!!!」
すると、日之は藤原の鞄を窓の外に出した
「っ!」
「何処にあるか教えないと、鞄の中全部落とす」
「っ!貸して下さい!」
ほらよっと鞄を藤原に投げつける
そして、鞄を受け取りケータイを取り出す
「はい、これでいいんですか?」
「そうですそうです、それでいいんです」
「っち。」
舌打ちが聞こえていたようで日之は藤原を睨む
「ほれ」
日之は藤原にケータイを返すと藤原はケータイを荒めに取り返す
「変なことしてませんよね」
「こんな、短時間で変なことできるかよ」
そして、藤原は鞄にケータイを入れて帰ろうとすると
「藤原!」
- Re: 君がくれたもの ( No.12 )
- 日時: 2011/01/05 19:30
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
「何?...」
「下の名前教えて」
下の名前なんて、聞かれたことなかった。
少し、嬉しかった....
「百合乃...藤原 百合乃」
「百合乃?、わかった...よろしくな、百合乃」
ドキンッ....
なんだ、コレ...
なんなんだ、この感情。
「勝手に、呼び捨てにしないでください。」
百合乃は赤くなった顔をふいっと隠し。
そのまま走り去った。
- Re: 君がくれたもの ( No.13 )
- 日時: 2011/01/05 19:43
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
夜
「ふぅ...ただいま」
....何の返事も帰っては来ない。
だって、親なんていないもの
お父さんは、私やお母さんにひどいことをして
結果的には、浮気相手と家を出ていった
お母さんは、お父さんから受けた暴力とストレスで病気になって
死んでしまった。
「ハァ...」
「キャンッ!」
でも、唯一私の兄妹(家族)がいる。
「みつー、ただいまー」
「キャンキャンッ!」
みつは、近くの河原に捨ててあった子犬だ
犬種は柴犬、まだ1歳にもなっていない。
かわいいかわいい、私の弟
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