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- 君がくれたもの
- 日時: 2011/01/05 14:57
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
- 参照: http://otome0910
とても、平凡で暇だった生活
でも、君と出会って私の生活は少し変わった
生活だけじゃない、私自身も....
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- Re: 君がくれたもの ( No.4 )
- 日時: 2011/01/05 15:54
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
- 参照: http://otome0910
「んじゃあ、校内は藤原。案内してやれよ」
「....はい」
めんどくさいこと押しつけられた。
あー、今日休んでればよかったな...
そして、あっという間に放課後になった
長休時や昼休みは、日之君が人気過ぎて近寄れなかった
いや、めんどくさいので近づく気もなかった(本心)
「さて、かえろっと...」
っと、席を立とうとすると
ガシッ...
「え...」
立った拍子に腕を掴まれた。
「何?」
「何じゃねーよ、校内...案内してくれんだろ?」
...あ、すっかり忘れてた..
「あ、そっか...」
私が、少し後ろに下がると日之君は腕を離した。
- Re: 君がくれたもの ( No.5 )
- 日時: 2011/01/05 16:00
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
- 参照: http://otome0910
男の子に腕を掴まれるのは初めてだった。
だから、以外にも力強く少し痛かった
掴まれた手をコシコシっと摩る。
「ん?..あ、痛かった?」
「少し。」
「そっか、ごめんな」
っと、頭をクシャっと撫でられた。
でっかい手...
頭を撫でられるなんて。
お父さんにしか撫でられたことないよ。
「んじゃ、案内してよ」
「はいはい」
っと、短い会話を終え教室を出た
——————
—————
————
———
—
「んで、此処が...って..聞いてます?」
- Re: 君がくれたもの ( No.6 )
- 日時: 2011/01/05 16:08
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
- 参照: http://otome0910
「聞いてない」
「...は?」
聞いてない?
....だから、こういう系はめんどくさいんだ。
「じゃあ、帰ります」
「えっ、ちょっとまてよ」
ガシッ
またか....
「なんですか。」
「なんですか、じゃねーよ。ちゃんと聞いてるから」
「もう、ほぼ校内は紹介しました、後は自分の人気でどうにかしてください」
は?っと言う顔をして、首をかしげる
「いいから、案内してよ」
「聞く気ないんだったらいいです、めんどくさいし」
「っ!めんどくさいってなんだよ!」
- Re: 君がくれたもの ( No.7 )
- 日時: 2011/01/05 16:13
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
- 参照: http://otome0910
「そのまんまの言葉ですが?」
「つか、なんで敬語?」
「いけないんですか?」
「いけません。」
「なんでですか?」
すると、日之は藤原のほっぺをムニッと掴む
「フグッ...なにするんれふか」
「お前、生意気すぎるよ...きらわれっぞ」
ズキンッ
わかってるそんなこと。
嫌われてることぐらいわかってる
「....もしかして図星?」
カァア————
頭に血が上る。
「っ!離して下さい!」
日之の腕を振り払う
「っ....」
「ほっといて下さい、私の人生です!嫌われるとか好まれるとかどうでもいいんです!!!」
「っ!!!!!」
- Re: 君がくれたもの ( No.8 )
- 日時: 2011/01/05 16:21
- 名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
- 参照: http://otome0910
ぽとっ...
「.....え」
ぽとぽとっ...
「なんで..なん..で..」
「......」
わけもわからず、大粒の涙が頬を伝って
冷たい廊下に落ちる。
「っ...その..ごめん」
「人気者はいいですよね..毎日楽しそうで、人気者には私の気持なんかわかりませんよ!皆から、毎日毎日暗いだの、地味だの言われて..友達も一人もできないで...小説ばっかりよんでて何が!!」
最後まで話そうとしていると
急に視界がおかしくなった
なぜか、日之 龍揮の胸の中にいた
初めて男の人に抱きしめられた。
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