コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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君がくれたもの
日時: 2011/01/05 14:57
名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
参照: http://otome0910

とても、平凡で暇だった生活

でも、君と出会って私の生活は少し変わった

生活だけじゃない、私自身も....




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Re: 君がくれたもの ( No.69 )
日時: 2011/01/16 21:41
名前: 柚莉愛 ◆VoHZnMKTK2 (ID: LV9Enekb)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi

5000円って高い!!
さすが百合乃だ!!
それにしても龍揮かっこいいな〜

Re: 君がくれたもの ( No.70 )
日時: 2011/01/17 23:05
名前: 男姫 (ID: LWhCOkz/)


柚莉愛さま

百合乃はそこらへんせこいですw

そうですねー、私の妄想の中でも意外とかっこいいです。ハイw

Re: 君がくれたもの ( No.71 )
日時: 2011/01/17 23:14
名前: 男姫 (ID: LWhCOkz/)


「なんで...」

「ぬぉ?」

2人の前に、大きなお弁当箱を持った桃が重たいオーラを出してうつむいていた。

「桃?」

「なんで...なんで!わたしじゃないのよぉおおぉ!!」

バコォオオオン

桃は、おもいっきり机に大きな弁当箱を叩きつけると
机は半分に割れた。

「なっ...なっ...つつつくえが...割れ..」

食べていた、弁当を片手に、ハァっと溜息をつく。

「お前なぁ...」

「お前じゃないもん!桃ちゃんだもん!桃って呼んでくれなきゃ嫌!」

「..はぁ..桃..いい加減に」

「龍ちゃんがいい加減にしてよ!約束したじゃない!昔」

————
———
——


それは、龍揮と桃が小学1年の時。

「ももちゃん」

「なぁに、ママ」

「今日から、あなたのお父さんよ」

「...ちがう、パパじゃないよママ...」

「そうじゃないの、パパはね私たちを愛せなくなって出てっちゃったの」

「そんな...パパじゃなきゃいや!パパがいいの!」

「っ...桃!いい加減に!」

「まぁまぁ、いいじゃありませんか...」

男は、しゃがみこみ桃の目を見る。

「はじめまして、桃ちゃん...おじさんは日之 鷹好っていいます。
今日からじゃなくてもいいからパパってよんでくれたら嬉しいな」

「.....」

桃は、うつむき母の後ろに隠れた。

「桃ちゃん...ごめんなさい、ちょっとショックが大きすぎた見たい。」

Re: 君がくれたもの ( No.72 )
日時: 2011/01/17 23:24
名前: 男姫 (ID: LWhCOkz/)


「でね、桃ちゃんこの子は君の婚約者の僕の息子...龍揮だよ」

「はじめまして、桃ちゃん」

「.......」

桃は、うつむくのを止めて前を見ると。
龍揮の笑顔の虜になってしまった。

まるで、温かい風が吹いたようだった

「ほら、桃ちゃん握手」

「あっ..はじめまして、季空桃です」

「よろしくね」

またニコッと微笑む

その時、桃の胸が小刻みに鼓動を打つ。

顔が少し熱く、胸が苦しかった

「ね、桃ちゃんお部屋あんなにしてあげる、いこっ!」

龍揮は桃の手を取り自分の屋敷へと誘導する。

門をくぐれば、大きな庭が広がる

「わぁ...」

「大きいでしょ」

「うんっ!」

ここから、桃の恋が始まった。

ある日の公園で誓い合った。

「ねぇ、龍ちゃん」

「なぁに?」

「桃ちゃんのこと、お嫁にしてくれる?」

「もちろんだよ!」

龍揮は微笑む、そして桃もほほ笑みを返す。


——
———
————

「それは、小さい頃の話だろ!?」

「小さくても大きくても関係ないもん!言った物はいったの!」

「....うるさいなぁ」

百合乃がゆっくり立ちあがる。

すると、2人は百合乃の方を振り向く。

「愛がなければ、意味がないと思います」

「そんなことないもん!」

「一方だけが愛していても、苦しいだけですよ!」

百合乃のどなり声に桃はビクっと肩を上げ、うつむく。

「婚約者とか昔の話とか..関係ない話です、今2人がどう思っているかです...」

「龍ちゃんは桃ちゃんの事大好きだもん!愛してくれてるもん」

Re: 君がくれたもの ( No.73 )
日時: 2011/01/17 23:32
名前: 男姫 (ID: LWhCOkz/)


「証拠は?」

「愛に証拠なんてないもん!」

「そんなことない、聞いてみたらいいんですその耳で...」

百合乃は困った顔をしながら微笑んだ。

そして、桃は龍揮の方を再び振り向き

顔を上げる

目は少しうるんでいた

「龍ちゃんは..桃の事すきだよね?愛してるよね?」

「...もも..ごめん..俺、好きな人いるから..結婚とか付き合うとか無理」

「...嘘だよ!嘘だ嘘だ嘘だ!!!」

すると、桃は百合乃の方を振り向き
すぐそばにあった筆箱や教科書を百合乃に投げつけた。

百合乃に当たる教科書や筆箱はバサバサと音を立てて床に落ちる

「っ!」

すると、教科書の角が百合乃のまぶたにあたる。

「あっ...」

桃は、自分が悪いことをやったときずき脅えだす

「百合乃!」

龍揮は桃を押しのけ、百合乃の顔を覗き込む。

すると、まぶたから大量な血が出ていた

龍揮は目を見開き怒りが爆発した

「桃!お前、何やったかわかってんのか!」

「っ!」

桃は、肩を上げた。
肩を上げたまま小刻みに震えだす。

「どれだけ、文句言ってもいい..我儘いってもいい..けど、百合乃にだけはひどいことするな!」

龍揮は桃を睨みつける。

桃は我慢できなくなり一筋の涙を流し、教室を出て行った。

「桃っ!」

「季空さん!」

百合乃は、龍揮よりも一足早く教室を出て行った。


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