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君がくれたもの
日時: 2011/01/05 14:57
名前: 男姫 (ID: y0qltvGJ)
参照: http://otome0910

とても、平凡で暇だった生活

でも、君と出会って私の生活は少し変わった

生活だけじゃない、私自身も....




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Re: 君がくれたもの ( No.64 )
日時: 2011/01/11 22:34
名前: 男姫 (ID: LWhCOkz/)


「じゃあ、美薗くんは...えっと誰の横がいいかな?」

「そうですね、やっぱり百合ちゃんの隣かな」

でも、そこは違う男子が座っていた。

コツコツっと靴を鳴らし、その男子のところに向かう。
そして、男子の顎をクィっと持ち。

ニコリっと悩殺スマイルを見せた。

「ね、そこ...変わってくれる?」

すると、男にも関わらず。
男子生徒はキューンっと心をときめかし
すぐさま席をたち、机から荷物を取り出し

違う席に移動した。

「ありがとう」

またまた、悩殺スマイルで女子も男子もキューンっと心をときめかせた。

「...無理やりすぎない?」

「そうかな?百合の隣になるためだったら、なんでもするつもりだから」

「あっそ」

っと、机に肘をつき頬を支える。

「えっと、じゃあ季空くんは...」

「せんせい!桃ちゃんってよんでください」

先生の横に回り込み上目遣いで、可愛く見せる

ウッとやられそうになる田中。

Re: 君がくれたもの ( No.65 )
日時: 2011/01/11 22:48
名前: 男姫 (ID: LWhCOkz/)


「せんせ〜、お・ね・が・い」

「...しょ、しょうがないな〜」

桃の可愛さに田中はデレデレになり
そのすきに田中の耳元でお願いをする。

「じゃあ、日之の隣に座って」

「はぁいせんせー」

クルリとその場で可愛く回り、メルヘン走りで日之のところに近づく。

「龍ちゃん、よろしくねーん」

「....あぁ」

あまり、関わりたくない龍揮は小さな声で返事した。

Re: 君がくれたもの ( No.66 )
日時: 2011/01/11 23:05
名前: 男姫 (ID: LWhCOkz/)


1時間目—国語—

「龍ちゃーん!教科書貸してぇー」

上目遣いで、龍揮の肩で顔をすりすりと擦る。

「悪いけど、俺も忘れたの」

そう言い、百合乃の席と合体させた。

許可もなく、勝手に合体されてたので百合乃は少し怒り目に

「なに、勝手にくっついてるんですか」

「いいじゃん、俺教科書忘れたの。」

「あっそ、言っときますけど自分陸兎にも見せなきゃいけないんで」

そして、陸兎は「ごめんね」っと言う顔をして机をくっつけた。

「じゃあ、桃ちゃんもくっつけるもん!!!」

ガタガタと、龍揮の机にくっつけようとするが、
龍揮も対抗して、百合乃にひっつく。

「ちょっと、なんですか...きもちわるいんですけど」

すると、耳元でコソコソと話す

「悪いけど、ちょっとのあいだこうさせて、じゃないと桃がくっついてくるんだよ」

「はぁ、好きにしてください」

「ありがとう」

その2人をじっと見つめる桃だった。

Re: 君がくれたもの ( No.67 )
日時: 2011/01/23 15:09
名前: 男姫 (ID: PvE9VyUX)

—昼休み—

「龍ちゃーん!ご飯作ってきたの。一緒に」

「百合乃!学食いこうぜ!」

「え、自分お弁当なんですけど」

「じゃあ、分けてよ」

はぁっと溜息をつき。
龍揮の腕を引き図書室まで誘導した。


———
——


図書室

「何なんですか?なんで、季空さんの事避けてるんです?」

コソコソっと百合乃は自分の疑問を聞く。

「それは...その...あぁゆうの嫌なんだよな」

「じゃあ、はっきり止めてくれって言ったらいいじゃないですか」

「言ったことあるけど...」

頭をガシガシと片手でかきながら、困った顔をした。

「....はぁ..5000円!」

「は?」

「5000円くれたら、どうにか守ってあげましょう」

「マヂで!?」

百合乃の腕をとり、目を輝かす。

それに、コクリと頷く百合乃。

「言っときますが、私はフォローするだけです..あんまりベタベタしないでくださいね」

「わかってるって!」

Re: 君がくれたもの ( No.68 )
日時: 2011/01/11 23:20
名前: 男姫 (ID: LWhCOkz/)


—教室—

「百合乃飯食お」

「はいはい、あ、陸兎..って」

陸兎のほうを見ると、クラスの女子や他のクラスの女子に囲まれていた

「百合乃」

「あ、はいはい」

机を並べて、隣同士で座る。

その姿を、桃は男子に囲まれていたが、ずっと見つめていた。

「あ、百合乃」

「はい?」

「飯ついてるぞ」

「何処に。」

ごしごしと顔をこするけど
お米はついていない。

「ココ」

龍揮の手が百合乃の頬を撫でる。

そのついた、米を龍揮が口に入れる。

「なに、してんですか」

「もったいないだろ?」

「別にー」

っと、仲のいいような悪いようなオーラを皆はほんのりと感じていた。


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