コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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▽ 碧い空に手を伸ばして / 短編集
日時: 2012/12/17 19:45
名前: 祐希・花瑚・瑠那 (ID: FOqQFS6Q)
参照: ぶるーすかい → 碧い空に手を伸ばして に改名

 こんにちは。クリックありがとうございます。
 このスレッドは、とある同級生3人が集まり「お題小説を書かないか」ということで始めた、安直すぎる短編集もどきです。
 

 

 β about this sled

 この小説は、お題をもとに、私たちが別々の短編を書くという設定です。
 お題からなる短編集です。苦手な方はお控えください。たまにお題関係なしに短編書きだすことも。
 恋愛|友情|ファンタジー など、様々なジャンルに挑戦中です。お題はいつでも募集しています。りくえすととかどうぞ!←
 「このお題で小説書きたい!」という方は、ご自由にお書き下さい。一度コメントをして書いて下さると嬉しいです。


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Re: ▽ 碧い空に手を伸ばして / 短編集 ( No.121 )
日時: 2012/03/07 14:15
名前: 花瑚 (ID: DTH1JhWe)

じゅ、受験終わりました————!!
疲れたよもう。
数学難しすぎてやばかった((+_+))
今までと全く違ったからね、規則性の問題どこ行った?

でもやっと解放されたね。ストレスその他もろもろから…。
その反動でめっちゃこれからPCいじりまくると思いますw
もう勉強しなくていいんだよ!((塾あるけどね

カキコに入り浸りたい(=^・^=)

何かここでストレス解放してすいません。
これからも書きます!

Re: ▽ 碧い空に手を伸ばして / 短編集 ( No.122 )
日時: 2012/03/07 19:54
名前: 花瑚 (ID: Nz4uGIp4)

【痛みは雨のように降り注ぐ】

「やべー、超緊張するんですけど」
「え〜、フラれればいいのに〜」
「ちょっとそういうこと言わない!現実になったらどうしてくれる!」

そわそわと落ち着かない彼を見て、ちょっといらっとする。これからもらうのはいい返事だと分かっているこっちからしてみれば、彼にないがしろに接してしまうのは当然のことだ。
———こいつに先を越されるとは。
いい奴には違いない。彼はあの子のことを絶対に傷付けたりしない。それは分かっている。自分も彼を応援していたのだから。
……だけど。
友達に彼氏が出来るっていうのは嬉しいようで嬉しくない。先を越された、というのはあの子に対してはほとんど感じていないが、隣でそわそわしている彼を見ているとだんだん腹が立ってくる。
あの子を渡したくない。
———その執念だけで、私はこの花壇の花を全て燃やし尽くせるかもしれない。
レーザービームでジジジって。指から出そうか、手からが良いか。
あ、でも花が可哀想だからやめておく。この花に罪はない。
じゃあ彼が一番大事にしている、あの子からもらったハンカチでも焼いてやろうか…。

「おい、ちょっと顔怖いんだけど。何考えてんの」

そわそわが止まらない彼は、訝しげにこっちを覗きこんできた。

「…そわそわ星人の泣き顔が目に浮かぶようだな〜って」
「え、それマジなの!?そういう結果!?」
「さあ?」

悔しいから教えてやんない。黒い笑みを顔に張り付けたまま、歩き出す。
———さあ、レーザービームの試し撃ちでもしてこようか。

   ●

世の中はうまくいくことばかりじゃないんだな。人生たったの15年でそう悟ってしまう私は、かなり終わっているんじゃないか。華の青春まっただ中、一人でこんなことを考えてしまう。もっと楽に人生生きられればいいのに、なんて周りに楽観的な性格の人が多いせいか、少しうらやましくなる。私の人生、幸せな恋愛はあったのだろうか。今だって、哀しい恋をしていて。
———正確には“していた”だけれども。

どうしてこう、ついていないんだろう。よくそう考える。本命がいて、その上自分は恋愛対象に入れてもらえないくらい距離が近い相手ばかり好きになる。つまり、友達を好きになってしまうタイプ。それくらいよく知ってる人じゃないと好きになれない。心を開く事が出来ない。それは自分の昔からの性格にもよる。そんな性格のせいでたくさん傷付いてきた。
だから本命に恋愛相談されるし、友達発言を笑顔でされる。それに慣れ過ぎた今は、自分の気持ちがよく分からない。

   ●

『どうしたの』
千代田に声をかけられたのは、テストの結果が悪すぎて落ち込んでいたとき。千代田も皆田も小学校の頃からの付き合いで、皆田がみのりのことを好きだと気付いてからよく話すようになった。変なところで真面目な皆田と、MなのかSなのかよく分からない千代田と一緒にいるのは楽しい。中学になった今でもそう思う。
『ん〜まあね』
曖昧に言葉を濁す私を、千代田は心配そうに見つめて
『大丈夫?』
と聞いた。
今まで心配することはあっても、心配されることはあまりなかった。人に甘えられることには慣れていても、甘えることには慣れていない。千代田の優しさは、とても心地良く感じられた。

2年のころ、久しぶりに千代田と同じクラスになった。千代田は相変わらず優しくて、一緒にいて安心できた。千代田は自分のことには鈍いが、人のことには鋭い。落ち込んでいるとすぐ声をかけてくれるが、こちらの気持ちには一向に気付かない。それに対して、私はどちらにも鋭いほうで、気付かなくていいことにいち早く気付いてしまう。
聡いことで、傷つくことは多い。それに慣れてくる自分を知って哀しくなる。重圧に耐えられなくなったのは私の方だ。

「朱実が好きなの?」

自らの手で、想いを壊した。
相談されると分かっていた。自分は朱実とも仲が良かったから。完全に千代田とは友達になってしまうと知っていた。それでも。

———これ以上思い続けることなど、到底出来やしなかった。

千代田はよく朱実の話をする。趣味合うんだよね、とか一緒にいて楽しいとか。朱実が好きなんだと気付くには、それだけで充分だった。
案の定、三上さんって僕のことどう思ってるんだろうね?なんてことを、千代田によく言われるようになった。
傷口から血が溢れて止まらないのなんか気にしていられない。ちくちくと胸が痛みを持つのを感じながら、ただ痛みに耐えることしか出来なかった。どうしようもない。千代田に気付かれないように、ただそれだけを願っていた。
自らの手で壊した恋。自分で終わらせた。こんなことは覚悟していたはずだったのに。想像していたよりもずっと、自分の想いが相手に届かないのはつらい。

『きっと届くよ』『うまくいくよ』

千代田にかけた言葉は、すべて自分に返ってきた。

『届いてほしくない』『うまくいってほしくない』

本心は飲み込んだまま。心の中に鍵をかけて、千代田に覗かれないように、気付かれないように。でもそれが、千代田に嘘をついているようで苦しい。無理して笑っている自分がここにいることに歯痒くなる。私は千代田の友達なのに。どうして心から応援してあげられないんだろう?どうしてすぐに友達だった頃に戻れないんだろう?

———千代田を想うことがこんなにもつらいなんて。

   ●

それからすぐに3年にあがって、千代田とは別のクラスになった。気持ちにはっきりとした踏ん切りをつけられないまま、千代田が朱実に告白してフラれたと言った。
———嬉しいような、嬉しくないような。
自分に望みはないはずなのに、少しほっとしたりする。だけどいっそのことくっついてくれたらいいのに、そう思ってる自分もいて。
それからは、落ち込む千代田を励ましに行った。心から応援してあげられなかったことへの、罪滅ぼしのように。千代田は、最近ようやく元気になってきたようだ。また頑張ってみる、と告げられてもそんなに苦しくはなかった。その行為がただの自己満足だということは、自分が一番よく知っている。

その頃から、みのりも元気がなくなっていった。多分、田村が結婚したからなのだろう。みのりは何も言わないが、あれで気付かない方がおかしい。そう、気付かない皆田はおかしいのだ。

   ●

「深月。ちょっと!」

2組の前を通りかかったとき、朱実に呼ばれた。ちょうど千代田が告白してから3カ月が経っていた。

「ね、深月。千代田と仲良いよね?あたしのことどう思ってるか聞いてみてくれない」

ちょうど教室に千代田がいないのをいいことに、朱実は大声でしゃべっている。驚く私をよそに、

「やっぱ、一回フッちゃったしだめかな〜?」

言いたくない。千代田にそんなこと。やっと立ち直ったようなものなのに。だけど、不安そうに見てくる朱実に駄目とは言えなかった。私みたいな思いは誰も経験しなくていいから。

   ●

朱実の想いを千代田に告げると、千代田は驚いたが何も言わなかった。千代田は千代田なりに思うことがあったのだと思う。うまくいってくれればいい。まだ心から応援してはあげられないけど。未だに千代田の目を見るのには勇気がいる。
胸の痛みもまだ消えない。消えることはあるのだろうか。千代田と朱実が並んで歩いていたとしても、私はちゃんと笑えるようになるのだろうか。
そんなことを考えていたら、千代田が私のもとにやってきた。

「あのさ、僕頑張ってみようと思うんだよね」

言葉の意味を測りかねて、首をかしげる。

「……朱実のことか。頑張ってね」

腹を括る。応援してあげるよ、ずっといい友達として。

「いや、違うんだよね」
「何が?」

言葉の意味を測りかねて首をかしげる。何を言い出すんだ。一体どういう意味だろうか。千代田の好きな人は朱実で。

「その、僕の好きな人は———」

降り出した雨の音の合間に聞こえる千代田の言葉を聞いて、私は泣いていた。
それは誰かと誰かを祝福する喜びの雨なのだろうか。

Re: ▽ 碧い空に手を伸ばして / 短編集 ( No.123 )
日時: 2012/03/07 20:06
名前: 花瑚 (ID: Nz4uGIp4)

書き終わった!疲れましたねとりあえず。これをもってこのシリーズは完結です。
納得いかない人はすいませんね((そんなにたくさんの人が読んでいるとは思えない
仲森は報われたのかな?(実はそこが一番気になっている)

実はこのシリーズはちょっと秘密があるんですけど

碧い空に手を伸ばして
祈りを夜空に捧ぐ
太陽に目を細めて
痛みは雨のように降り注ぐ

漢字じゃ分かりにくいか。つなげたら文章っぽくもなるんですけどね。


あ おいそらにてをのばして
い のりをよぞらにささぐ
た いようにめをほそめて
い たみはあめのようにふりそそぐ

縦に読んでもらえると。何故この言葉のチョイスなのかは私にも分からないです。安西と仲森の話はタイトルおかしいですけど、こういうことにするつもりだったので変でしたね。

☆瑠那
小説見てびっくりした!ついに恋愛ものに手を出した———((出してたよ
一歩ずつ大人の階段を上ってるんだね((お母さん?
可愛かったです。

☆ひろ
仲森こんな感じになったよ。大丈夫か。
ひろさまの新作楽しみにしてます☆彡

Re: ▽ 碧い空に手を伸ばして / 短編集 ( No.124 )
日時: 2012/03/07 22:59
名前: 瑠那 (ID: ae8EVJ5z)

ヤベ—
感激した(泣)

申し遅れました……瑠那です!!!!
花瑚の小説泣ける!!!!
話がギュッと詰まってるね。

ってか感情の表し方がチョー綺麗って感じがする。
会話とかすっげー分かりやすかった(最初はあんまり理解してなかったけど……)

花瑚はやっぱ文書くの上手いね!!!

普段泣けない自分でも目が腫れた感じがする。(泣いてないけど……)

次の小説も楽しみに待ってます!!!!!!
自分も気が向いたら書くかな……?

Re: ▽ 碧い空に手を伸ばして / 短編集 ( No.125 )
日時: 2012/03/10 17:01
名前: 花瑚 (ID: lBcGKEKB)

ケータイ手に入れました!
使い方分からなすぎて大変でした(-_-;)

★瑠那
なに、なんでそんなに褒めるんですか(・・;)
何もあげないよ!
瑠那が泣くって相当じゃないか?
私にそんな能力はない!


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