コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔女の空飛ぶフライパン −闇と甦る魔物ー
日時: 2014/01/11 12:27
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: 闇を救う魔女

初めまして、環奈カンナです。。☆
魔法モノ あんまり得意じゃないのですが…

こ、今回ばかりは頑張りますよっ!
常識のマナーも守れない人 Uターンお願いします
自分の小説 見てほしい というのがあれば言ってください ヒマがあれば行きます!

ではどうぞ♪
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登場人物・唄星ホシクズ小学校 七不思議一覧 目次>>2

(目次に書かれていないが 更新されている場合があります)

フラ魔女さん日記Ⅰ >>82
フラ魔女さん日記Ⅱ >>91
フラ魔女さん日記Ⅲ >>95
—————————

この世界には 「剣:聖:瑠:朱:藍:碧:志」

ソウル(剣)を持つ者は この世で一番強く 聖なる魔法を持った 正義の魔師

レビユ(聖)を持つ者は この世で古き歴史を築く一族

ルピア(瑠)を持つ者は そしてこの世で輝き瞳閉ざされし者

リンリ(朱)を持つ者は この世の火を灯し 一番の翼を持つ者

ランラ(藍)を持つ者は この世を藍し、潤し 綺麗事を並べ持つ

ルウガ(志)そして最後に この力を持つ者は強し微笑み 勝利の女神


そしてその全てが集まった時

闇を救う魔女を迎える

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Re: 魔女のフライパン −闇が甦る日ー ( No.101 )
日時: 2013/12/25 14:10
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

toムリンカ

息が…息が苦しい。

息もできない。もがくことも動くことさえも許されない上、ジェルの中に残された空気はわずか。

15分も持たない。

このジェル、案外硬い。抜け出そうとするのも不可能。このまま全員15分持ったら、最期を迎えることになるのだろうか。

普通の小説や童話なんかだったら(まさにそうなのだけど)、助けが来て、主人公は助かると思う。
でもこのおかれた状況は違う(そう。性悪作者のせいで)

だあれもあたしが苦しんでることを知らないし だあれも助けようなんて思ってない。

誰か……

———……助け……・・・・。て

——
同じ部屋だった。

ジェルに飲み込まれた、魔師の死体といわばものを見物しに わざわざ足を運んだものが居た。

「ふ〜ん。パズラも自分が死ぬと思ったら やっぱりやりおった。魔師がわかるはずのない古代文字の問題を作る——とはな。」
年を取ったじいさんと、若い男の人。

「アズマ、計画通りいくぞ。」
その若い男は、アズマ と言うらしい。

「分かった。アカギはそっちな。」
そういうと、くるりと踵を返す。

一体何をしようと言うのだろうか。

『甦ることなきて、信じられることなきて、永久の魔物パズラよ セフィアムの祠から 甦ることを許す』

薄々ある意識。遠のいていきそうな意識の中 無意識に「あたし」は叫んだ。

「ヒカリソウル…!バーストヒューノ!!」

Re: 魔女のフライパン −闇が甦る日ー ( No.102 )
日時: 2013/12/26 12:22
名前: 遥瓶 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: http://祝!ページが2までに!

toムリンカ

一瞬だけ。

一瞬だけ、青白い光が私を包み込んだ。

一瞬だけ、息が楽になった。

でも、だ。

それは一瞬だけのキセキだ。

一瞬だけのキセキは、もう起きない。二度とはじまらない。

あたしの声は無残にも空を斬るよう響くだけ

「くくっ……。俺たち悪魔の作戦を滅す者は許さない。」
その言葉で 一瞬だけ。一瞬だけわかった気がした

レノンの話では、今までに出たエリート中高生や、社会人は 捕まってしまって牢屋に入れられているのだろうと。

でも、それは違う。あたしたちのようにあらゆる場所で悪魔に殺られてるんだ。って。

「これから 魔界はわしら悪魔が支配するのかもしれんな」
その祖父さんも言う。

悪魔なのだ。
ふたりは。

それもとても強いのだろう 魔師・人間の姿を維持できている。

その証拠に、あたしたちは人間界に居るのに悪魔と陥っている。

Re: 魔女のフライパン −闇が甦る日ー ( No.103 )
日時: 2014/01/11 12:19
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

toムリンカ

何を考えているのだろうか。

小学生数人を捕まえて牢屋に入れる。魔界の人口を減らし裏魔界の発展に注げる。

それとも「いけにえ」と言わばものだろうか。

「それじゃ、やれ。」
そうじいさんに言われた男が、呪文を唱えた。

「幻術!デスド・モニカ ルヴ!」
(!!)
その瞬間、セイヤ、コレット、レンは軽々とサイコキネシスで持ち上げられ、トラックにのせられる。

え…。

あたしを置いて そのトラックは人間界用なのだろう じいさんの運転で飛びまわっていく。

取り残されたのだ。

こうなっては 助けてくれるだろうということもありうると思っていた。

(どうすれば)
頭をひねっても、ここで出来ることなど何もない。しかも、呪文も封じられているのかも。とマイナスな考えばかりが浮かんでくる。

なぜにも、ついさっき唱えたヘンテコな呪文も、効き目がなかった。もしかすると、ちゃんとした呪文ではないのかも、しれないけれど。

「光の羽 碧羅の水 優麗の海よ 雄大な力よ」
(あ、しゃべれた!)

声が出ることがこんなにも嬉しいなんて。

でもその呪文の効果が効いたのかみるみると水があふれ出る。と、

プシュー……ッ

あたしを包んでいた摩訶不思議な色のジェルが解けていく。

「や、やったやった!」
恐るべき!あたしの水の力っ!どーだっ!!

・ ・ ・

返事、なし。

あ、当たり前か。あたし一人なんだもん。

と、ふと まだジュウジュウ音を立てている地面を見る。

ジェルは地面にもびったりくっついているから歩くだけでも足が沈む。

「うわ…」
靴にくっついている。早く治したいのはやまやまなのだが…

ジュウジュウと音を立てているそのジェルは、次第に溶けていっている気がした。

(こ、このままだと あたし 落ちる?)
ジェルの下、地上ならいいけど、時空の狭間とか タイムスリップする途中場だとか だったら…?

でも、ラナとキーチに会えるじゃない!
でも——そうとは限らないし。

あ、ホウキに乗ればいいか。

と、あたしはポケットからチビフライパンを出す。

「っと。」
次第に膨らんでいくフライパンにまたがり、勢いをつける。が?!

「ぎゃあ〜」
フライパンに乗った魔女、フライパンに乗って8年目 勢いをつけようとし、足を滑らせ方向転換ができません。

闇、暗闇、漆黒へ まっさかさまです。
——
目を閉じて、最期の時を決意する。

と、ぼわあんと不思議な雰囲気に包まれて、目を開ける。

「なんだろ。ここ…?」
と目を開けると、ラナの顔が目の前にあった。

「ら、ラナっ!」

「よかったあ…ムリン。」

「ん?コイツは誰だ?」
あたしの下でうずくまっている物を見つけてちょんちょんと人差し指でつっついてみる

「あ、アイノ ユイノ!」
と、ラナがあたしを押し飛ばした。

「きゃ!」
その瞬間 その不思議な壁を突き破って、あたしはぶっ飛んで行った。

Re: 魔女のフライパン −闇と甦る魔物ー ( No.104 )
日時: 2014/01/11 12:26
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

toムリンカ

「待てぇ!ユイ、行くよ!!」

「おっけぇ!アイ行っちゃいまーす!」
ふたりの少女が 真っ逆さまにどこか混沌した暗闇に落ちていくあたしを追いかけた。

「右サイドッ!」
なんだか愛とか結とか頭が混沌に満ちる〜!!

と、その時

ザンッ!!

何か音がして…

「よいしょ」
ヒョイっとあたしの身体は 持ち上がった。

もう ワケわかんない

「大丈夫ですか?」
と、可愛らしい女の子…しかもおんなじ姿が二人…

「分身まほー もうつかえんの…?」
あたしはそのまま気を失った。

「ちょ!ムリンカさーん!!大丈夫ですかっ?!あたしたち」

『双子ですヨ〜!!』

何処か夢幻の何処か もう蒼い 天に消えるのでしょうかあたしは。

お二人の白い天使に どうやら命を救われたようです
———————
——
メモ*

セイヤが裏切る(コレットとレンが操られ、セイヤが作戦に乗せられる)
キーチは、呪文を唱えたきり帰ってこない。

が、ラナがひとりぼっちになったのを寂しがって、時空の狭間にちょうどやってきた そのっちとのんちゃん(苑花そのか和花のどか)という命名を気にいる、魔女アイノとユイノ双子を捕まえる。
元は人間だが、魔女から魔女の血をいただいた。と言う、掟破りの少女たち。行き場の無いふたりは、人間界で魔法も魔女も捨てて、漆汲苑花・和花として 仲良く双子で暮らしていた。

Re: 魔女の空飛ぶフライパン −闇と甦る魔物ー ( No.105 )
日時: 2014/03/31 11:40
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)

あげ


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