コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔女の空飛ぶフライパン −闇と甦る魔物ー
日時: 2014/01/11 12:27
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: 闇を救う魔女

初めまして、環奈カンナです。。☆
魔法モノ あんまり得意じゃないのですが…

こ、今回ばかりは頑張りますよっ!
常識のマナーも守れない人 Uターンお願いします
自分の小説 見てほしい というのがあれば言ってください ヒマがあれば行きます!

ではどうぞ♪
————————
登場人物・唄星ホシクズ小学校 七不思議一覧 目次>>2

(目次に書かれていないが 更新されている場合があります)

フラ魔女さん日記Ⅰ >>82
フラ魔女さん日記Ⅱ >>91
フラ魔女さん日記Ⅲ >>95
—————————

この世界には 「剣:聖:瑠:朱:藍:碧:志」

ソウル(剣)を持つ者は この世で一番強く 聖なる魔法を持った 正義の魔師

レビユ(聖)を持つ者は この世で古き歴史を築く一族

ルピア(瑠)を持つ者は そしてこの世で輝き瞳閉ざされし者

リンリ(朱)を持つ者は この世の火を灯し 一番の翼を持つ者

ランラ(藍)を持つ者は この世を藍し、潤し 綺麗事を並べ持つ

ルウガ(志)そして最後に この力を持つ者は強し微笑み 勝利の女神


そしてその全てが集まった時

闇を救う魔女を迎える

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Re: 魔女のフライパン −闇を救う末裔ー ( No.86 )
日時: 2013/12/08 14:41
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: 環奈。

toムリンカ

「おい、ムリンカ。ムリンカ。」
揺すぶられて やっと目を開ける

「ふう、気づいたか。」
その姿は セイヤで

「変身魔法は 解けたぜ。」
というセイヤは疲れ顔…ってココどこ?

「おまえが、清水ジャの目の前で倒れるから ほんとびっくりしたぜ。ま、魔力の燃料切れってとこだろ? なんか食べれば?結構いいカンジだぜ。」

(え・・・ ?)

「さめて硬いけど このパンうまいし。あ、あとおまえおぶって、清水ジャから テントかっぱらってきたんだ。あとついでにライトと、下が痛いから寝袋も」

ここは…琴結海岸

「んで聞けよな。おれの素晴らしいかっぱらい大作戦を」

「え?」

——
toセイヤ

俺は、柚葵をおぶって エスカレーターとかいう 超怖い乗り物にのって、3Fまで上がった

とりあいず 3Fの 自動車駐車場のトコの自動ドアの手前に エレベーターとか超怖い乗り物があって その隣に 自動販売機に隠れたベンチがあるから そこに 柚葵を転がさせる

誘拐なんてことはないだろうが、もしものことがあったら困るので、本当に燃料切れなところ、魔法を使って、柚葵にほかの人が近づかないよう封じる。

俺は 超怖いエレベーターに乗って、2Fへ行く。

2Fの、アウトドア売り場は でっかかった。

夏でシーズンということもあるのだろう。

そこからちょっと大き目な箱だったんで、 もうひとつの袋を用意し、その中に入れてやる。

その近くに ランタンがあったから入れてやる。

寝るときに引く毛布が欲しいな。と思い 探しているところで

「あら、いいお買いものなされましたね?」
とにっこり笑顔で その店の服に身を包んだ女性店員に 袋の中身がレジすんでないことがバレてたみたいで。

「見てましたよ。バーコード やってませんね。」

(やばっ)

「え?やりましたけど」

すぐさま逃げる。

やすやすとは逃げれないだろうが その店員 追いかけてはこない。

なので逃げまくる。

毛布をかっぱらって、3Fまで 怖いエスカレーターで登り、また1Fに戻って 扉から出ようとすると

ピンポンパンポーン

「青い キャップをかぶり、赤色の星が付いたTシャツを着て、チノパンを履いている 12歳くらいの男の子が、2Fアウトドア売り場にて、」

(お、俺のことじゃん。今のスーパーって万引きすると 全員に知らせるわけ?)

と、俺は ものすごく重たい荷物を引きずりながら 琴結海岸まで必死に歩いてきた
——
toムリンカ

「ってワケで もう へとへとなんだ」

「もう 無理なんだ」

「寝ていいよな?」

そのまま寝てしまう

(疲れて、当然だよね)

あたしを負ぶって ただでさえ 魔法つかって疲れてるのに あたしを誘拐から守る魔法まで使って 必死で逃げて 重たいテントもって テント組み立てて…

やりすぎ だよ……。

嬉しいけど 嬉しいけど


ちょっと やりすぎ、だよ……。

テント

結構大き目で。


あたしは ランタンの光りを消した

「おやすみなさい」
———
翌日・・・・

もう三日目になっていた。

(そういえば!忘れてた!)

もう 十時くらいになったのか 店も開店し始めて にぎわいがつたわってくるけど、セイヤは起きない。

もちろん疲れているからだ。

起すのをためらって あたしは メイアに通信を送る

「ごめん、さっきは」

と・・

≪…ムリンカ?≫

「そう」

≪大丈夫だった?≫

「え?あ、うん」

≪キーチが あなたたちに心配をかけないように。って言わないようにしてたんだけどね≫

「え…」

≪実は・・わたしとナナキは 精霊界に居るのよ。≫

「ええっ!」
セイヤが後ろで動いたのを見て あたしが口を押える

(精霊界は・・・・魔師が死後に行く世界)

≪食べ物も困らない。温度差も困らない。何も困らないから こっちは良いけど…本当の問題は キーチくんと、ラナちゃんのお二人≫

(え?あのふたりは、冥界に居るんでしょ? もしかして ソレも嘘?)

つぐつぐ怒りがわいてくる

≪あのふたり、実は どこかへ行くタイムゲートのタイムパラドックスに失敗して、タイムパラドックスの中 つまり「時空」をさまよっているの!!≫

「え…!」
驚きに 声も掠れる

タイムパラドックス

は、どこかの界に行く時には、必ず通っている道

でも そこを通っている記憶は 魔師にはない。

≪食べるものもない。何もできない。誰もいない。助けも求められない。あのふたり どうなってしまうか…≫

死を迎えるに決まってる

食べ物が無くては 死んでしまう

そして通信もつながらない。

「ムリンカ・・・・。助けに行くぞ」

寝返りを打って 背を向けていたセイヤが、目をつむって そういった

寝言じゃなかった

(だめ、だよ…セイヤは つかれてるから …)

「そんな、心配はいらない………。」
テレパシーを読みとったのか。セイヤは心の中、意を決したように つぶやいた。

「俺は おまえを最期まで守りきる。そういうつもりでいるから」


「え・・・・・・」

ちょっと 顔が赤くなる

嬉しいけど じれったい

Re: 魔女のフライパン −闇を救う末裔ー ( No.87 )
日時: 2013/12/08 15:21
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: 環奈。

toムリンカ

とりあいず 朝ごはんを食べよう。と、買ったお惣菜を広げていたところで……

「…苦しい」
とうめき声が聞こえてくるので、あたしとセイヤがテントから出る。

「どうしたんですか?」
愛嬌よく、セイヤが話しかけると

「きみ、きみたちは……魔師だろう…?」
そこに倒れていたのは あたしたちと同じ年くらいの女の子男の子ひとりずつ

「…え!」

「と、とにかく中に入ってください」
セイヤが 話が長くなる と思い、中に入らせた

テントにあるお惣菜の一つと お茶を分けてやる。

「ありがとうございます。」
その人たちは もう喜ぶばかりだ。

「まんまと騙されたね…。私はおなじみコレット」
と言いながら、変身魔法を解く と「コレット」と「レン」ではないか!

「お、おんまえら——!!」

すぐに 食べかけのお惣菜を、セイヤが取り上げる。

「ボクがレン。ボクの妹であり コレットの姉である存在は 君、ムリンカです!」

「え?!」
あたしが驚く

待って

レンの妹であり
コレットの姉である存在……?

「もう一度言わなくてはわかりませんか。レンの妹、私の姉。そして三つ子」
コレットもなめたように言う

「……おまえら うそついてんじゃねーよ!」
セイヤが顔を真っ赤にする。

「どうせなら あなたにも聞いてもらいましょう セイヤくん」
と、レンが笑う

いつにない笑顔だった いつにない言葉づかいで ふたりは話し始めた。

「ボクたちは 昔、人間界に住んでいて、確実に人間だった。琴唄雄貴、柚葵、柚琶という名前で、人間界にすんでいた。それも0歳、1歳 と小さなときだったけど・・・・・・・」

「祖父は 科学研究者で、医薬品をたくさん研究してて、その医薬品の一つ「キュカ」があった

その「キュカ」を、幼いころのムリンカが誤って飲んだ。その薬を飲んだムリンカは、正真正銘「魔女」になった

そのままムリンカは「魔界」へ行った。それをカムフラージュするため、人間界では火事が起きたことにした。」

「そのあと、キュカは、魔界の薬で 魔師になれるものだと知った。祖父は二度と、研究を始めることはなかった

図書館から 毎日のように本をかりて、本を読んだ。

中でも 本当の魔界に近い魔界の話もあった」

「そしてある日、決意していた
キュカを飲むこと。 キュカを飲んで 魔界へ行く。 魔界へ行き、三つ子の片割れを見つけに行く…と

でも そううまくはいかなくて、」

「キュカを飲んだらボクの記憶はほとんどなくなり 読んだ本の知識も、三つ子であることもわからなくなり」

「私の記憶も だんだんと冷めていった。」

「嘘もいい加減にしたらどうだ?」
セイヤが、しんみりした空気を破って行った。

「違う、本当だ!ボクとムリンカの顔を見ろよ ムリンカとコレットの顔を見ろよ!ボクとコレットの顔を見ろよ!!」

「似てるでしょ?!ねえ。三つ子だよ? にてるでしょ?」

「……」
ふたりとも 必死で。

(あ、あたしは……。あたしは にんげんだったの?)


「そして、ボクらの名前は似てるだろ?」

レン

ムリンカ

コレット……

Re: 魔女のフライパン −闇を救う末裔ー ( No.88 )
日時: 2013/12/08 21:23
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

第十八話【彩】…は、またあとで始めます。

Re: 魔女のフライパン −闇を救う末裔ー ( No.89 )
日時: 2013/12/09 15:14
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

もっといい作品が書きたーい!!←浅葱の夢見しを読んだんですが、、もう感動しすぎて死にそ——・・黙


私、あんまり小説読まないんですよね…書くは書くんですけど。

だから、今まで 本気読みして 超感激したのは… 自殺サイトゲート・キーパー(羽月リリさん)
とか。
魔法少年、始めちゃいました(ばれっとさん) 浅葱の夢見し(いろはうたさん)…などなど になっちゃうんですよね〜。

このカキコ、ただもんじゃないぞ!!私も 頑張らねえと。


でも、まずは「題名」ですよね。題名で面白そう。引き込まれる って思わなきゃ、クリックさせもしないですもん。

Re: 魔女のフライパン −闇を救う末裔ー ( No.90 )
日時: 2013/12/10 15:49
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

第十八 【彩】

toムリンカ

「俺も、おまえらの 故郷とやらに連れて行ってほしい」
セイヤが言う

「いいだろう」
レンが満足そうにうなずく

「行くぞ」
セイヤが、立ち上がり、全てを片づけ始める。

「おまえは、惣菜とか全部入れろ。すぐにテントもしまう!」
そう言い切ると、セイヤは、無表情で一騎に何もかもこなし・・・・・

走り出す。

そしてその、静けささえ眠る。……

レンとコレットと

そしてその風は…そして青い空は??

ねえ、待っててよね。ラナ、キーチ……

そして、お母さん、お父さん

ティアレ!カコセ!!


友達を巡って 地球を回る。

「ボクの魔法で 行くぞ」
走り出したセイヤの服を引っ張って にたっと笑う。

「しかも、姿は見せられないんだから、透明人間で行くのよ」
と、コレットも笑う

「どうしてだ?」
セイヤが言うと

「だ、だって、あ、あたしたちはもう火事で他界したことになってるんだから…」
と 自然と目を伏せると セイヤが言った

「なんでだ。お母さんたちだって、いくら他界した。とは言え、あえたら嬉しいぜ。顔もなんも覚えてないかもしれないけど、透明人間で行く方がカッコ悪いぞ。 たぶん おまえらの母さんだって亡霊だって、勘違いする。」

「そんなこともない!ボクらは、本当に小さい時に死んだんだよ」
レンがいいはる

「何を意に沿わない言葉言ってんだよ!!おまえ死んでねーだろ。そんな嘘、おまえらの母さんだって信じてねえよ。」
ちょっと息を整えたあと、セイヤが言った

「普通にインターフォン押して、雄貴です 柚葵です 柚琶です って言う勇気見せろよ!!」

「……とにかく、故郷へと 移動しましょう」
セイヤのアツい演説に二人とも折れたようだ


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