コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔女の空飛ぶフライパン −闇と甦る魔物ー
日時: 2014/01/11 12:27
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: 闇を救う魔女

初めまして、環奈カンナです。。☆
魔法モノ あんまり得意じゃないのですが…

こ、今回ばかりは頑張りますよっ!
常識のマナーも守れない人 Uターンお願いします
自分の小説 見てほしい というのがあれば言ってください ヒマがあれば行きます!

ではどうぞ♪
————————
登場人物・唄星ホシクズ小学校 七不思議一覧 目次>>2

(目次に書かれていないが 更新されている場合があります)

フラ魔女さん日記Ⅰ >>82
フラ魔女さん日記Ⅱ >>91
フラ魔女さん日記Ⅲ >>95
—————————

この世界には 「剣:聖:瑠:朱:藍:碧:志」

ソウル(剣)を持つ者は この世で一番強く 聖なる魔法を持った 正義の魔師

レビユ(聖)を持つ者は この世で古き歴史を築く一族

ルピア(瑠)を持つ者は そしてこの世で輝き瞳閉ざされし者

リンリ(朱)を持つ者は この世の火を灯し 一番の翼を持つ者

ランラ(藍)を持つ者は この世を藍し、潤し 綺麗事を並べ持つ

ルウガ(志)そして最後に この力を持つ者は強し微笑み 勝利の女神


そしてその全てが集まった時

闇を救う魔女を迎える

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Re: フライパンの上に魔女1人! ( No.16 )
日時: 2013/11/11 21:20
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

桜かなで≫じゃ、呼びタメで←あ、行き過ぎ?

あ、小説!書いてるんだ?!今すぐ見に行きます☆彡

Re: フライパンの上に魔女1人! ( No.17 )
日時: 2013/11/13 07:00
名前: 桜かなで (ID: GolOdm17)

環奈>>行き過ぎじゃないよ、ぜんぜん。

話きになるな〜終わり方も上手。すごいよぉ〜

せかしてごめんね。

Re: フライパンの上に魔女1人! ( No.18 )
日時: 2013/11/13 21:34
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: 桜かなで≫ほめすぎ! 今から更新しまーす。

「早くっ!」
セイラはあたしの手を握ると 非常階段まで連れて行った。
あ〜、非常階段寒いっ!

「え、まだ走るの?!」
あたしが、寒いなあ。と、悴んだ手に息を吹きかけると、

「…ね、ムリンカ どうしよう…」

え?…

「ねえ、今度の 12月24、25日に 人間界ワープ扉が開くコハネの日 その日に キュイが行っちゃうの!」

「はぁ?」
今、何語でしゃべりました?

あたしは魔学以外の才能が欠けてるんだ 魔界歴史とか何も知りませんっ!


「だから…」

セイラは泣きそうになりながらまたしゃべり始める
——————
草むらの陰に隠れ、あたし ティアレは、メイリーとユーキの恋の行方を探ってる 探偵団です。

「・・!」
ユーキが 漆黒の瞳を大きく見開いた

わたしは、恥ずかしくなって、目線をしたに向けたけど、意を決した

(ガンバレ  メイリー)
ティアレから メッセージも届いて

でも、わたしには…

(うん)
としか返せなくて

まだ驚いているユーキの目を見つめて あたしは言った

「此処は、人間界ワープ扉 モキホ 今日 11月11日の11時11分に開くの」

「今は 11時5分 もうすぐよ」
わたしが言うと ユーキが口を開いた

「何で オレが・・・?」

(おい、あいつの顔が赤いぞ 大成功だ!)

(はあ?)
ティアレから わけのわからないメッセージが送られてきて

(おまえ 鈍感っ!にぶ女!サイテー!)
そこで ティアレから送られてくるメッセージは 途切れて

「その…一緒に モキホから 人間界に 行こう」

(えっ!!駆け落ち?…どういうこと!!)
ティアレから、テレパシーが送られてくる

(ねえ、どういうこと? やめてよ 人間界は初段以上!、あんたは9級)

わたしは何も返さなかった

「…っ」
ユーキが 頷いた

(やった!!)
あたしが心の中で叫んだ

「11分まで 後、2分 0になったら、永訣モキホの呪文を唱えれば 人間界に行く」

(あ、あんた ユーキのコト好きなんでしょ)
ティアレからまた テレパシーが

まだやりきれない気持ちのユーキがうなずく。

「あと1分」
わたしのカウントダウンで ユーキが意を決したように言った 

「おれ…お前のことが——」

「あと10秒!」
その声は、わたしがかき消した

(…)
草むらが ざわざわと揺れた

(ティアレ?ティアレ?)
あたしがテレパシーで呼びかけても ティアレは 何も答えなかった

「あと1秒!」
ユーキの声に合わせて あたしとユーキは手を結んだ

『時の馬車よ、時の神よ、時の国よ、永遠のモキホよ』


(私の名前は モキホの人間界扉があいた日に生まれたから、モキホっていうんだよ———っ)

わたしの頭に 同じB組のモキホの顔が思い浮かんだ

(着いたら、人間界 だよ)

Re: フライパンの上に魔女1人! ( No.19 )
日時: 2013/12/06 15:05
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

(メイリ—のバカっ…)
あたしは、見て居られなくなって 草むらから出てきてしまった

「おい、ティアレ!」
誰かから話しかけられたけど、顔を上げることが出来なくて。

あたしたちの居る魔界と人間界をつなぐところは 思わぬ場所にあふれていて、魔界中でも 見つけきれないほどたくさんあるみたい

魔界と人間界をつなぐところを 人間界ワープ扉、と言って、最初に見つけた人が名前を付けることができる。

メイリーとユーキがくぐったワープ扉は「モキホ」

モキホ、は、本当に多くのワープ扉の中で 唯一知られている扉で、モキホと訊けばだれもが知っている

その扉は、モキホの永訣呪文 と呼ばれる 「時の馬車よ、時の神よ、時の国よ、永遠のモキホよ」である

それが モキホという神の召喚術 これは、魔力 5段以上  学校トップでも 初段だし ムリンカは4級だ

しかもその扉は ホシクズ小学校のほんの裏庭にあるのだ。子どもに触られる可能性があるのに 何も手配をしない

その理由があった

小学校の子供は、モキホの永訣呪文を知ることは絶対にないのだ。
それは断言できるし絶対だ

それにまず 魔力5段以上

1級まで終わらせたうえで、初段から5段までやるのだ。

(それなのに どうしてメイリーとユーキは…)

メイリーは9級、ユーキは6級 あきらかに二人とも無理

なのにどうして

このまま 人間界にメイリーとユーキは行ってしまったのだ

(…メイリーか ユーキのどちらかが 魔力が高いの…? 五年生という地位を、偽っているの?…)

ティアレの気持ちはざわついた
———
「妖魔?」
あたしは セイラに問いかけた

「そう ムリンカちゃん わたしぃ、最近 ペット妖魔を飼い始めたのぉ」
妖魔は、魔界の恐ろしい魔物

魔物 とは言っても 5つの段階がある


マモノ---アクマ---ヨウマ---マヨウセイ---ヨウカイ
魔物 悪魔 妖魔 魔妖精 妖怪

妖怪になるにつれて だんだん強くなっていく…。魔女の憎しみ怒りといった力を蓄えて どんどん強くなる 次第に 魔女や魔術師の姿を取ることもできるようになり 同じ人間と化かすようになれる

ところが最近、子ども魔術師、魔女師に人気になってきた、ペット魔物
その中でも 妖魔が人気になった

妖魔は 本物を加工したペット用になっている。

「でぇ、ペット妖魔のキュイが 妖魔から悪妖精になってぇ」
そう いくらペットでも妖魔は 力を蓄えて 悪妖精になる

「でぇ、キュイがどーしても人間界に行きたいって」

そう 妖魔とはいっても 飼い主とならしゃべれる。

そして 成長すると、ほかの世界へ行きたがるのが特徴 今、人間界に流出して、不運という 二次災害が起きているのも事実だ

「12月24、25日に開く 永訣コハネの人間界ワープ扉が開く日に、キュイが行っちゃうの」

「うんうん、大出世じゃん」
あたしが そういうと セイラは顔をしかめて あたしをゆすぶった

「だからムリンカちゃぁん!」

はいはいなんですかっ

「わたし でも どうしてもキュイを手放したくないの」
うん、わかります あたしも 犬型ペットの妖魔を 飼ってましたから

「ムリンカちゃんなら分かるでしょ?!でもキュイは引きとめられない・・・・でも、たった一つだけ 引き留める方法がある」

(え、まさか…)

(そ、そのまさかよぉ)

Re: フライパンの上に魔女1人! ( No.20 )
日時: 2013/11/17 11:33
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

第五話 【白】

「そうよ。ワープ扉を封じるの」
その目がキラリと光った

セイラの目は本気だった

あたしからしたら たかが妖魔が・・・だけど、セイラからしたら違う

「そ、それって 全部の?」
あたしが 息をのむ

「もちろん ムリンカちゃん あなたの魔法力 貸してくれない? わたしは 魔力は6級 ムリンカちゃんは4級 この2級もの差が ワープ扉を封じるに充てるわ」

(この調子だと マヤ先生も師走するって!)

「…あ、あのさ もう少し考えさせて」

考えさせて なんて嘘 ティアレに相談したい

「・・わかった 放課後 必ず来てよね」

その時 唄星ホシクズ小学校のチャイムが流れた

「急いで行かなきゃ、ね?」
目の前に居たセイラが いつも通りの優しくてかわいいセイラに戻っていた
——————————
「それでは 魔女学 始めましょう」
にっこり笑顔で マヤ先生が言った

男子どもは、音も空気も通さない壁の向こうに居る
同じ空気を吸わなくていい と 喜ぶ女子もいれば 喜ばない女子もいる

「あら ムリンカさんが居ませんね」

(あれっ…何処行ったんだ? あ!セイラか でもチャイムはまもらないとな)
マヤ先生が にっこり笑顔を般若の様に移し替えて言った
「後で お仕置きしなくてはなりませんね」

ムリンカは 魔女学が大の嫌いで 逃げ出したとでもマヤ先生に思われたのだろう
「…今回は 廊下じゃなくて 職員室前にしますから」
とボソッと一言マヤ先生は行って 魔女学を始めた

「では魔女学を始めます ボタン押して 今回は 呪文は モキホとコハネとユズハ」
むしゃくしゃした気持ちで 力ずくで ボタンを押しながら あたし、ティアレは 呪文を唱えた

「モキホ コハネ ユズハ!」
その瞬間 音も空気も光も通さない壁に、教室いっぱいに光りが放たれる

あたしの机には ボタンしかなかったのに ミルミル教科書&ノートが置かれる
勿論筆記用具は自分で持ってきます。

「それでは、今日は 教科書の通り 人間界ワープ扉 の勉強をします。」
マヤ先生 にこやかに続けた

「ではまず 世界第三扉を言える人!」

「では——…コレット」

「はい!」
ひときわ大きな声で手を挙げていたコレットが当たった

(それにしても ムリンカは…?)

授業が始まってもう10分以上 経つが 来るようすがない

「モキホ コハネ ユズハです」
コレットが 自信満々に 言った

「はい 正解です」
普段しゃべらないタイプのコレットだけど 魔女学だけは手を上げる

「では ティアレさん」
(え、あたし?)
マヤ先生が急に指図をするので驚く

「はい」

「モキホの扉はこの学校にあるわね この学校のどこにあるの?」

(…っ)
知っているけれど答えることができない…

ついさっき メイリーは 人間界に消えたんだ
その事実が 口を縛る

「分からないのですか?」
マヤ先生が 顔をゆがめて笑う

「はい!はい!」
まわりの女の子が手を上げ始める

(ううん 分かる 唄星ホシクズ小学校の裏庭・・・)

「…正解です」
(あっ!)

テレパシーで読み取られていたようだ

「あなた 何か隠しているでしょ。放課後 先生の元へいらっしゃい」
マヤ先生にはお見通しだった

ガラガラッ!

「遅れてすみません!」
音も空気も光も通さない壁が 震えた

(ムリンカ!!)

「ムリンカさん・・あなたはどうして遅れてきたんですか?とっくに授業はじまってますよ」

「でも、セイ「話は後で聞きます 職員室の前に立ってなさい」

「…——嫌です」

(アホ!ムリンカっ!)

(嫌なんだもん)
あたしのテレパシーに ムリンカが拗ねたようにテレパシーを返してきた

「それは 通知表で採点されますよ?」

「別にいいです」
肩をすくめながらムリンカは言った

マヤ先生、歯を食いしばってる・・・

「じゃあ座りなさい」

「はーい」


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