コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔女の空飛ぶフライパン −闇と甦る魔物ー
日時: 2014/01/11 12:27
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: 闇を救う魔女

初めまして、環奈カンナです。。☆
魔法モノ あんまり得意じゃないのですが…

こ、今回ばかりは頑張りますよっ!
常識のマナーも守れない人 Uターンお願いします
自分の小説 見てほしい というのがあれば言ってください ヒマがあれば行きます!

ではどうぞ♪
————————
登場人物・唄星ホシクズ小学校 七不思議一覧 目次>>2

(目次に書かれていないが 更新されている場合があります)

フラ魔女さん日記Ⅰ >>82
フラ魔女さん日記Ⅱ >>91
フラ魔女さん日記Ⅲ >>95
—————————

この世界には 「剣:聖:瑠:朱:藍:碧:志」

ソウル(剣)を持つ者は この世で一番強く 聖なる魔法を持った 正義の魔師

レビユ(聖)を持つ者は この世で古き歴史を築く一族

ルピア(瑠)を持つ者は そしてこの世で輝き瞳閉ざされし者

リンリ(朱)を持つ者は この世の火を灯し 一番の翼を持つ者

ランラ(藍)を持つ者は この世を藍し、潤し 綺麗事を並べ持つ

ルウガ(志)そして最後に この力を持つ者は強し微笑み 勝利の女神


そしてその全てが集まった時

闇を救う魔女を迎える

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Re: 記憶を詠う魔女 ( No.36 )
日時: 2013/11/17 18:03
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

toムリンカ

「でぇ、ここのチームは どうしようかなぁ?」
ラナがにっこり笑う

青チームは 輪になって集まる

今だ 先生からも 何も連絡はこない そろそろ まわりも怖くなってきた頃だろうか。
運動場から帰ってきた男子どもや 廊下でしゃべっていた女子が、教室に入ってくる

「そうだなあ・・・」
あたしは ハッキリそういうのなんでもいいと思ってるので みんなに意見を尊重する

「ハネ」
ボソっと、カコセが言った

「ハネ?」
ティアレが聞き返す

「あ、え…っと何でもない!こんなのはどう? ジュエルとか…それとうちのいとこは 人間界に居て、ゆず って名前なの。ゆずは、英語でシトロンって言うんだって」
と カコセが取り繕う

「結晶とか?」
ティアレも案を出す

「はあ、ジュエルと結晶・・・シトロンは入らないんだけど ジュエルと結晶だと クリスタルでいいかな…って感じだね」
あたしが 何も案を出さないのが気まずくなっていう

「クリスタルか…悪くはないけど」

「ローズとか?」
ラナも意見を出す

「それ!いいね!」
ティアレが笑う

「やっぱりジュエルっていいんじゃない?」
カコセが思い切ったように言う

「まあ、このチーム的には・・」
ティアレも頷く

「じゃあ jewelroseでどうかな?」
あたしが 最期にまとめて ジュエルローズに絞って終わった

——
「わたくしたちは、ルビースマイリーになりましたわ」
ちょっとユキが不満そうな顔をしていたが あちらの意見は一致なようだ

「こっちは ジュエルローズよ」
ラナが言うと、ちょっとコトノが不満そうな顔をした
その顔からは こっちより豪華だ

と、高貴な不満を覚えている様子だった

「じゃあ ルビースマイリーと ジュエルローズに別れたけど…ユキどうすんの?」
あたしは ユキに任せる

「わたしたちはこれから敵 戦うのよ 今日から起きる怪奇事件を解決するの!!」

「えええ?」
みんな訳が分からないと言った顔だけど ユキ独り 喜び顔

教室には もうクラス全員が顔を出している と

ピーンポーンパンポーン

「唄星ホシクズ小学校の児童のみなさん 今日は 下校になります 今すぐ帰りの支度をして 先生のいない教室も 各自でさよならしましょう」
という放送が流れる

「下校…?」
みんな顔をしかめる

「ねえ、ユキ」
クラスの一人の女子がこちらに小走りでやってきて言った

「先生たち 居ないわ さっき 見に行ってみて って言われたから廊下にでて 探してみたんだけど・・・」

「よっしゃ!!今からがわたしたちの力の見せ所じゃない」
ユキは喜ぶけど ほかに喜ぶ子はいないと思うよ


RUBYSMILEY VS JEWELROSE
ルビー スマイリー         ジュエル ローズ


チーム ゆめりん

Re: 記憶を詠う魔女 ( No.37 )
日時: 2013/11/17 20:46
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

第七話 【異】

toムリンカ

不協和音が連なる小学校には

他のクラスの子とつるんで 次々と帰っていく子供の姿が見られる

学校の監視力の威力がなくなったも同然 大人の目がなくなり、今は学校とは呼ぶことはできない

放課後、ユキの家に全員集合だったはずだが、家の広さからコトノの家が良いということになった

今は、あたしとラナとカコセが あたしと家の方面が同じなので一緒に、フライパンにまたがって飛ぶ ちなみにティアレは、ユキとコトノと帰っている

「今日は魔風の日かな〜」
ラナは、魔を読みとる力を持っている 現実的には 空の力を持つ

今日の天気や 魔風が吹く日 魔竜巻の日、台魔風の日・・
などなど 気象予報士の仕事をしている人はほとんど 空の力だ

ちなみにカコセは、有名な 時の魔法陣の名前で、カコセ自体の力も時である

「うちは、生まれて力検査をしてから 名前が付けられたんだ。どうしてもお母さんが、力の名前にしたかったんだって 堂々とその力で生きてほしいからって」

「へえ〜」
あたしとラナがうんうんと頷く

「ムリンカちゃんは?」
ラナが、あたしに振り向いていった

「あたしは・・わかんないや」
あたしはちょっと寂しくなった

「分からない?…」
あたしの気持ちを悟ったのか2人はそれ以上踏み込まなかった

「あれ コレットちゃんは?」
ラナが、取り繕うように言った

「1人で帰るんだって」
あたしが答える

「ねえ うちのフライパン 壊けそうなんだけど。。。」
ギシギシと音のなる 金属製フライパンにまたがりながら カコセが笑う

「ええ!」
あたしが驚いたように見回すと

「うちは 長いことフライパンを交換してないから なんだよね」
フライパンは 1〜3年くらいで壊れてしまう ため、城で年に1,2回、進級とともに交換してもらえるのだ。

フライパンは 市からの寄付でもらえるものだ

「え、いつから?」
あたしが訊くと 二人は生徒手帳を出し始める

「えと、うちは3ヶ月前に更新したかな 今 6級なんだけど ホウキを交換したのは入学してから変えてないから・・もう5年も使ってるの。しょっちゅう城に行くわけじゃないから 壊れちゃうよ」
とカコセが落ち込む

(本当に長いこと進級カードをもらえない子もいるんだよね)

一時期、ティアレが1年間くらい スランプしたことがあって 先生にも注意されて親にも・・・その時は相談に乗ったりした

「わたしは…わたしも同じく 3ヶ月前で 6級なの」
生徒手帳を あたしも広げる

「たぶん これからずっと 進級カードもらえないだろうな…」
最近はマヤ先生からのみられる態度も悪くなっている気がする

「でも、ムリンカちゃんは4級でしょ?すっごく優秀よぉ!」
ラナが、にっこり笑う

「なんでかなあ−…」
元から持つものというのもあるとは思うけど あたしは不満だ

「そういえば、今日の宿題は、時の魔法陣だったっけ。わかんないよ〜」
あたしが思わず呻くと

「教えてあげるよ 時の属性だけはうち 得意だから」
と胸を張って、カコセが笑う

「あ、でも…」
とカコセが落ち込みかける

「裏のページは、光の術式・・・白魔女の君臨の物語… あれ、神秘的で美しい話なんだけど、うちは光の呪文忘れちゃった。。。歴史もあまりしらないなあ」
カコセがはあ とため息をつくと

「あらぁ!大変 でもこのまえ授業で話してたわよ。でもこっちには!とっても頼りになる白魔女さん ムリンカちゃんが居るから大丈夫!教えてもらいましょ」
あたしに話を振られて

「良いよ良いよ!」
と乗る

「あと、植物の宿題もあったね」
ラナが笑うと

「やっぱり ティアレに言えばいいよね」
あたしが、安心させるように言う

「でも、+宿題は、明日の天気予想と魔風態予想だよね」

魔風態とは、異常気象

つまり 人間界で言う 「雪」「虹」や、「暴風」「台風」と言った、さきほど話題にもだした 魔風や台魔風 魔竜巻と同じことである

明日の天気は、魔法テレビで 天気予報の番組をつける魔法が成功するか、古くから伝わっている

+宿題はやらなくてもいいが やると内申点が上がるので やってくる人も多い

「それは やっぱりラナだもんね」

結局3人の力は最強だった

今日の宿題は3人の力で終わりそうだった


だって ムリンカに ティアレにお願いしてもらえば 全ての宿題が整うんだもん!!



魔女師だって 宿題だらけです


RUBYSMILEY 

JEWELROSE

ゆめりん

Re: 記憶を詠う魔女 ( No.38 )
日時: 2013/11/17 20:57
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

桜かなで≫あ、うん 変えた 気まぐれで飽きっぽい性格なものでw

また変えるかも。いいやつが見つかるまで追い求めたっていいよね 私の小説だし

Re: 記憶を詠う魔女 ( No.39 )
日時: 2013/11/18 09:43
名前: 桜かなで (ID: Ii00GWKD)  

いいと思うよ。いい題名見つかるといいね♪

Re: 記憶を詠う魔女 ( No.40 )
日時: 2013/11/18 16:37
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

toムリンカ・・・

「え?ユキなら、ムリンカちゃんの家に行くと言って出ていきましたが?」
丁度、あたしは コレットと、カコセとラナと、途中であったルリカとユキの家の近くの路地で、コトノと、ティアレと会った

そして一緒にユキの家に向かい ちょうど家の目の前までついたが、そこにユキは居なかった

「ええ!」
あたしたちは、ユキのお母さんのメッセージを聞いて驚いた

だって ユキは あたしたちの目の前で、「放課後わたしの家で」と言った。それは あたしたちの耳で聞き覚えがある。誤解はなかった

「…もしかしたら、————なのかもね」
めったにしゃべらなくて コレットと一緒にひそひそしてる ルリカちゃんがみんなに聞こえるような声で、コレットに言った

「・・あー、なるほど」
コレットは 聴こえていたみたいだけど あたしには聞こえなくて

「なんて、言ったの?」
と ティアレに訊くと

分からない と首を横に振った

「いま、なんて言ったのですか?」
コトノが変わりに というか訊いていた

「え、 もしかしたら、ユキもメイリーやセイラ、ユーキみたいに行方不明になったのかも って とりあいずムリンカちゃんの家に行けばいいんじゃないの?」
ルリカちゃんは そうとだけ言うと、 お先に と色とりどりのフライパンにまたがって、コレットを連れて行ってしまった

「…なんか気に食わないね」
ラナが、ちょっと苦笑い気味で言った。が、カコセは

「でもソレもあり得るし…。ついていく」
と 飛んで行ってしまう

「どうする?」
あたしがコトノに訊くと

「わたくしは行きませんわ 戻ってくるのを先回りして待ってますの。ユキにかぎって 行方不明とか、みちにまよった はないでしょ?」

「確かに ムリンカならあり得るが」
と ティアレも頷き、そこにしゃがみ込む

「ラナは?」
あたしが訊くと、ラナは

「ムリンカちゃんと一緒にいるわ」
というので

「じゃあ、行ってみようかな」
と言い、ラナとあたしは、コトノとティアレを残して、ルリカたちの跡を求め ムリンカの家に向かった


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