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呪い猫の呟き 『トランプ』開店
日時: 2010/01/02 23:18
名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: nXlmokR.)

クリックありがとうございます!

はじめまして、二次でも小説を書いている邪狼といいます。

文章ド下手ですが見てくれると嬉しいです!
荒らしさんは歓迎しませんので戻るにクリックを!
グロ、普通に入ってますね……

では、よろしくお願いします!

$   プロローグ   $


やぁ、こんにちは.........


僕の名前は通称、呪い猫。

名前は、黒、たま、レイ、ちび、まめ、他多数……


僕の名前が何で呪い猫って呼ばれているかというと、

僕を拾うと必ず不幸なことが起こるから……

別に僕はどうってことはないけどね。

だって、僕が不幸になるわけでもないし、

それに、僕は人間が不幸になっていく姿が大好きだからね。

さあ、今日は誰が拾ってくれるのかな?

その、拾ってくれた人間が不幸に落ちていく姿が


      楽シミダナ……

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Re: 呪い猫の呟き 『トランプ』開店 ( No.69 )
日時: 2010/01/05 22:04
名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: nXlmokR.)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15134

ネルもかわいそうですよね……
結構かわいい猫を想像してたんで、死んだときは書いてて傷つきました……

Re: 呪い猫の呟き 『トランプ』開店 ( No.70 )
日時: 2010/01/06 08:40
名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: nXlmokR.)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15134

第二十五話


今度の依頼は病気の娘を殺してほしいという依頼。
なので、僕達は今病院にいる。

「あのさぁ、病気の娘を殺したいんだったら「安楽死」って方法もあるんじゃない?」

僕は小さくジョーカーに聞いた。

ジョーカーは少し困った顔をしながら、

「なんでだろうな?自分が手を下すのが嫌だとか?」

(依頼された本人が何故知らないんだ!)

と心の中で突っ込みを入れながら、一つの病室の前に立ち止まる。
名前プレートの所には「山田 蒼」という名前が書いてある。

「それじゃあ、後は頼みましたよ」

とジョーカーはそういうと病室の前に僕を置いて暗闇へと消えていった。

ジョーカーが消えていったあと、僕は一つ重大な事を忘れていたのに気がついた。

(どうやって扉を開けるんだ?)

僕の小さな体では病室の扉を開けることができない。

(ジョーカー、開けていってくれなかった!)

と心の中で叫んでいると、いきなり病室のドアが開いた。

Re: 呪い猫の呟き 『トランプ』開店 ( No.71 )
日時: 2010/01/06 09:45
名前: 朝倉疾風 (ID: VZEtILIi)

ジョーカー、どうして扉を開けなかったんだ! と猫の可愛さに負けて心の中で奮闘しています。

Re: 呪い猫の呟き 『トランプ』開店 ( No.72 )
日時: 2010/01/06 09:47
名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: nXlmokR.)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15134

ジョーカーこの事だけ忘れてたんですよ♪

この仕事の後、ジョーカーがどうなったかはわかりますよね?

Re: 呪い猫の呟き 『トランプ』開店 ( No.73 )
日時: 2010/01/06 10:37
名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: nXlmokR.)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15134

第二十六話



病室から出てきたのは一人の女の子だった。

「あれ?なんでこんな所に猫が……」

と言いながら女の子は僕を抱っこしてきた。

「君、かわいいね!でも何でこんな所にいるの?」

(君を殺すためだよって言えないよなぁ)

僕はしばし考え、

(そういえばジョーカーが……)

と思いながらジョーカーがくれた紙を口で噛み、女の子の方へ向けた。

「なに?これを読めって?」

女の子は紙を手に持ち僕に聞いてくる。
僕は首をコクコクと縦に振った。

「ふむふむ……」

女の子がふむふむ言いながら読んでいる。

(このコ、何か変……)

僕がそう思っていると、

「なるほど!君はパパからのプレゼントなんだねぇ」

と言いながら僕を抱きしめた。

「私の名前は山田 蒼!よろしくねぇ、猫ちゃん!」

と言いながら僕を病室の中へと連れて行った。


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