ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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記憶の中のビー玉
日時: 2010/01/26 18:06
名前: GPS (ID: HnQQx7lG)

クリックありがとうございます!
初めての投稿なので、文字の使い方などが地味だったりめちゃくちゃだったりします。



※注意※
荒らしは、帰れ!(もしくはスルー
ケンカなどはしない!


ちなみにスレ主は投稿があんまり早くありません!
よかったらアドバイスもください!

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Re: 記憶の中のビー玉 ( No.127 )
日時: 2010/07/01 09:31
名前: Rena (ID: DZWfhZUD)

お久しぶりです、クロさん。(コチラでは初めまして!)
コメント遅くなってしまい、すみません…。

小説、楽しく読ませていただきました!
個々のキャラが立っているし、話の展開も上手だし、表現の仕方も凝っているし…書き方がいいなぁって思いました。
アブナイ兄弟や、うさんくさそうな刑事も出てきて、これからも楽しみですw
あと…なぜ公園に凶器を隠して(?)いたのかも気になるトコです…。(勝手に妄想w)

最近は更新が滞ってしまっているみたいですが、ムリせず続けてください!
楽しみに待っておりますので〜♪

長文失礼しました(汗

Re: 記憶の中のビー玉 ( No.128 )
日時: 2010/07/08 17:00
名前: クロ (ID: QCG7hJgu)

Renas
おひさしですー!!!
高校生になってから更新が遅れ気味に・・・・
反省しなければ!

Re: 記憶の中のビー玉 ( No.129 )
日時: 2010/07/08 17:46
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

お母さんッ!!
自分なら絶対に気絶します。
それほどまでに必死で約束を守ろうとしてるんですね。

Re: 記憶の中のビー玉 ( No.130 )
日時: 2010/07/08 19:32
名前: クロ (ID: QCG7hJgu)

よっしゃぁぁぁぁ!!!
ひさしぶりに更新だぁぁぁ!!!
コメ、ヨロシクー!!!








聞きたくなかった・・・・・・。
オレは信じていた・・・・。霧島忠勝という男を・・・・。
アイツだけは、まともな人生を歩んでいると思っていた。だが、甘かった・・・・。


今、この男の頭の中には後悔ということしかなかった。



ヤツを早く止めないと・・・・。かならずオレの手で止めないと・・・・・。





この男は刑事をしている。まだ未熟な後輩をつれて事件を着々と解決していた。


「よし・・・。いくか・・・・」
「えぇ、これ以上霧島忠勝を好きにさせておくものですか!」



二人の刑事はしっかりとした足取りで今を生きている。








オレは今、コウとかいうバカなやつが刺されたところに来ている。
信じているんだ・・・・。霧島忠勝を・・・・・。





さぁ、でてこい・・・・・。オマエを知っているのはこのオレなんだからな・・・・。






そして、かれこれ1時間・・・・・・。時間は夜9時。オレはまだ、はっていた・・・・。



「やぁ、兄さん・・・・久しぶりだね」


このオレを兄さんと呼ぶヤツは1人しかいない・・・・・・。
そう・・・・・・・・。霧島忠勝だ・・・・・・・・・。



「いよぅ。久しぶりだな・・・・・。元気か?そっちは妹か?」


霧島忠勝のとなりにいた愛は、首をかしげていた。


「・・・・・誰?・・・・」
「ボクのお兄さんだよ・・・・。愛は初めて見たんじゃないかな?」


言いなずけるように霧島忠勝はいい、兄に向きなおった。


「さて、兄さん・・・・、何をしに来た・・・・って聞くまでもないか・・・・。」


そう言って、ポケットからナイフをだして、それを向けた。


「兄さん・・・・・。コロス!」
「あーあ・・・・。変わったなぁ。オマエ・・・」
「そりゃそうさ・・・。あの事件からボクは変わった!」
「あーそうかい。」


刑事はなんと、拳銃を取り出した。


「だいじょーぶだ。殺しやしねーよ」
「あっそ。お手柔らかにねぇぇぇ!!!」


言い終わると同時に霧島忠勝は刑事に向かって走った。


「ころす、コロス、殺す!!!」
「わりぃが、死ぬわけにゃいかないんだよ」


引き金を引いて銃声が響く。しかしヒラリとかわす。


「殺してやる!ひゃはははははははっははは!!!!」


奇声をあげながらナイフを横に振った。これもヒラリとかわす。


「ちっ!このゴミがぁぁぁぁ!!!」
(残り5発か・・・・)


この戦い、人間同士が闘っているはず・・・・だが、まるでバケモノVS人間の戦いに近いものだった。


霧島忠勝は強烈な突きを放った。とてつもない速さだった。


「うぉっ!」
「もらったぁぁぁぁ!!!」


少し反応が遅くなって、直撃はよけたものの、左肩に傷を負ってしまった。


(大丈夫だ・・・・。浅い・・・・)
「はぁー、残念・・・・・」


刑事はこれ以上の長期戦はまずいと思って弾を2発撃った。


霧島忠勝はあまりの距離の近さに反応が遅れて、1発が左目にヒットした。


「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「おっと!すまねぇなぁ」
「ぅううぅううぅ・・・・。霧島和夫ぉぉぉ ぉ!!!!!!」
「なんだ・・・・オレの名前、覚えてたんだな・・・・」
「殺すぅぅぅぅぅぅ!!!!!」


バケモノのような声をだしながら正面から走ってきた。


(次できめる・・・・)



刑事は足を狙った。正確に、じっくりと・・・・



「次こそもらったぁぁぁぁ!!!!!!!」
「・・・・・・・・・・・・」




銃声が響く。着弾した。










「ぎゃああああああぁぁああぁァあァァあああぁ!!!!!!!」
「・・・・・・・・・」


足からは大量の血があふれだしている・・・・
霧島忠勝はその場で倒れて、痛みにもだえてえいる。


「うぅうぅううぅうううぅぅぅ・・・・・」
「どーだ?落ち着いたか?」


落ち着くわけないか・・・・。そんなことを思っていた。


「ちくしょお・・・・、ちくしょおぉおおぉおお!!!!」
「・・・・・・なぜ、人を殺した?・・・・」


先に聞きたいことを聞いた。これは自分が1番聞きたかったことだった。


「似てたんだよ!家族に!それが許せなかったんだよ!」
「そうか・・・・」
「最後に刺したやつ・・・・・、コウだったけか・・・・?アイツは・・・・ボクのナイフを奪った!それに・・・・・・それに・・・・小さいころのボクに似ていたんだ!!!」
「そうか・・・・。オマエは人の幸せが許せなかったんだな?」
「あぁそうだ!!!イライラするんだよ!!!ウザいんだよ!!!」


刑事はわかったような顔をした。


「そうか・・・・・。今まで放っておいてすまなかったな・・・」
「あぁ・・・・・。勝手にのんきに生きやがって・・・・。このクソ兄貴が・・・・・」


霧島忠勝は痛みに気絶してしまった。


「先輩!銃声が聞こえたんですけど、大丈夫です・・・・あっ・・・・」


刑事は涙を流していた。しかし後輩に涙を見せまいと思ったのか涙をぬぐった。


「終わったぞ。手錠をつけるぞ・・・・」
「はい・・・・」



















初めてのバトルシーンでした。なんか書いててこっちも緊張しました。へたくそですが読んでいただきありがとーございます!
なんか最後がキレイに終わっていますが、ちゃんと続きがありますから、ご心配なく!

Re: 記憶の中のビー玉 ( No.131 )
日時: 2010/07/10 20:29
名前: クロ (ID: QCG7hJgu)

そして、次の日のニュースには昨晩の出来事でもちきりだった。
どこのチャンネルを見ても、あの事件のニュースだった。


「・・・・・この町だけのことなのになぁ・・・・」


病室でベッドからニュースを見ていたボクはつぶやいた。
ボクは、傷を手でおさえながら思った。


(この痛みはもしかしたら、霧島忠勝の心の痛みなのかもね・・・。)


「1人じゃ抱えきれないから他の人に分けていた・・・・・・・ってそんなわけないか・・・・」


いつからボクは1人事をつぶやくようになったのか・・・・
ボクは外の空気に当たりにいくために病室をでていった。





そして今日は、凛たちがお見舞いに来てくれた。


「コウー!!!傷は大丈夫なの!?」


病室に入ってきたなり大声で言ってきた。


「凛、静かにしようね?わかった?」


まるで小さな子をあやすかのような口調でいった。でもこれも凛なりに心配してくれてるものだとボクは思った。


「そういや、犯人が捕まったみたいね。これでこの事件も終わりだね」


そう言ってきたのは、みかんだった。
みかんも血のついたナイフを見た人だし、安心感は人より倍はあっただろうな。


「そういや海斗は?」
「海斗は先生のお手伝いだとよ」


おぉ!優輝いたのか!気がつかなかったと思ったのだが、言うとうるさくなるので言わなかった。


「みんなはだいじょうぶだったか?」
「うん!みんな襲われることもなく無事だよ!」
「襲われるほどみんなドジじゃないから」


みかん、その言い方はボクに対してのイヤミか?


「で、コウ?いつになったら退院するの?」
「凛・・・・。もしかして心配してくれてるのか?」
「うん・・・・・・。まぁ、それもあるんだけど早く退院してくれないと私、遅刻ばっかりだから!」
(ガクッ)


この上にないショック!!!傷が治ったら次は精神科に入院かな・・・・・・?
と・・・・・まぁ、冗談はさておき・・・・


「医者いわく、もう少しで傷口も完全にふさがるみたいだから来週ぐらいには退院できるそうだよ」
「そっかぁ。まぁ、早く元気になれよ!つーわけでコウのためにも今日はおひらきにすっかー。んじゃーなー、早く元気になれよー」
「コウー、バイバイー!」
「それじゃあね」


別れの挨拶をして、皆は病室を後にした。


「ふぅ・・・・・・」


ボクは一息ついてベッドに横になった。


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