ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 色無〜禁じられた遊戯〜
- 日時: 2010/05/27 21:02
- 名前: しのぶ (ID: VMvMkRLZ)
タイトルは「しきむ〜きんじられたゲーム〜」って読みます。物語に対するコメント待ってます。
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- Re: 色無〜禁じられた遊戯〜 ( No.42 )
- 日時: 2010/09/01 21:08
- 名前: 苺侍 (ID: Yc865qQL)
!?なぬーーーっ
こりゃどういうこったい(?_?)
ライすごい・・・
すっごい今までになかった能力だ!!
本のページをやぶるなんてその発想ヤバイww
- Re: 色無〜禁じられた遊戯〜 ( No.43 )
- 日時: 2010/09/12 13:42
- 名前: しのぶ (ID: FvJ38Rf9)
いやいや(笑)。リアルで割と本が好きなので。
なんか使えないかなぁ…?と数学の授業中に考えてノートに(もちろん、数学のノートに。)下書きして、ここに清書しただけですよ((←それでいいのか……?
それに苺侍さんの方がすごいですって!!
- Re: 色無〜禁じられた遊戯〜 ( No.44 )
- 日時: 2010/09/25 14:46
- 名前: しのぶ (ID: hWSVGTFy)
「これ、ほんとはお前に掛けたくなかったんだけど……。」
少しだけすまなそうな顔をミズノに向けて、俺はさっき探し当てたページの一文を淡々と読み上げ始めた。
『雷雲よ。我と共に輝き、我と共に壊せ。我が瞳に映りし、邪悪なる根源を引き剥がせ。』
俺が読み上げ始めた途端、ずっとミズノの上にあった雷雲が俺の声に呼応するかのごとく、煌々と輝き始める。
と同時にミズノの顔がさっきまでの猛々しい獣のような顔つきから、穏やかないつものミズノ、いや瑠夏の表情へと変化していった。
その光景に安堵のため息をひとつつくと、俺は、最後の仕上げへとかかるために本のページの最後の一文を読み上げる。
『我に従え。操り人形の舞踏会っ!』
- Re: 色無〜禁じられた遊戯〜 ( No.45 )
- 日時: 2010/11/27 20:18
- 名前: しのぶ (ID: INwilZwH)
すると、音楽室で起こった全ての非日常が、元の平和な日常へと姿を変えていった。
俺は最後に、さっきまで音楽室に張っていた絶月を、左手を本の表紙に触れる事で解除する。
「はぁ……。はぁ……。はぁ……。」
防音加工が施された音楽室の真ん中で俺の荒い息遣いだけが物悲しく響く。
「……。ったく……、瑠夏もあっさりと敵の術に掛かってるんじゃねぇよ……。」
- Re: 色無〜禁じられた遊戯〜 ( No.46 )
- 日時: 2010/12/08 17:10
- 名前: しのぶ (ID: hVBIzJAn)
くてん、と俺の膝の上で、大人しく寝ている瑠夏を俺はちらりと一瞥しながら呟いた。
「ま、今日ぐらいは……。授業サボるの、許してやるか……。」
****************
「おっじゃましまーす!」
「声でかすぎ……。」
瑠夏の高らかなあいさつに顔をしかめながらも、俺は瑠夏を、俺の部屋に通した。
「いつ来ても、広いねぇー……。」
「あったりまえだ。都心マンションの最上階、なめんなよ?」
今、俺達二人は、司令からの呼び出しもなく、久々にゆっくりとしていた。
だが、特に行きたいところもなかった俺は、瑠夏を俺の家(まぁ、マンションの一室だが。)に招待したのだった。
主に、今日の昼に起こった事を詳しく聞くために。
「キッチン使うよー?」
「夕飯よろしくなー。」
ここのところ、任務が忙しくてろくにちゃんとした物を食っていない。
自炊もできないことはないのだが、俺の場合、純粋に面倒なのだ。
なので、瑠夏を家に招待する時は家事全般、瑠夏が担当してくれる。
これではどちらが家の主なのか分かったものではない。
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