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- 色無〜禁じられた遊戯〜
- 日時: 2010/05/27 21:02
- 名前: しのぶ (ID: VMvMkRLZ)
タイトルは「しきむ〜きんじられたゲーム〜」って読みます。物語に対するコメント待ってます。
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- Re: 色無〜禁じられた遊戯〜 ( No.77 )
- 日時: 2011/04/13 16:27
- 名前: しのぶ (ID: Zqou3CL2)
「用件はなんだ?私は忙しい。」
「失礼しました、並河司令。」
さっきまでむくれていた人とは思えぬしっかりとした口調で司令に応える瑠夏。女の子ってぶりっ子だよね。
- Re: 色無〜禁じられた遊戯〜 ( No.78 )
- 日時: 2011/04/15 19:12
- 名前: しのぶ (ID: 9w/YL3et)
「実は、今回の任務について幾つかお伺いしたい事が……。」
「知っている。龍弥の事と、作戦の詳細だろう?」
「!!……え、えぇ。まぁ。」
「なにを驚いている?ミズノ。私とて一応能力者。それなりの事は出来る。」
そう、実は、並河司令もれっきとした能力者なのだ。その能力とは、
読心能力。
心を読む能力は、ある意味、人を束ねるのに最も適しているともいえる。なにせ、自分が誰にどう思われているのか手に取るようにわかるのだから。
だが、滅多に自分の力を使わないため、このように能力を使われてしまうとどうしてもドギマギとしてしまう。
ミズノ、と瑠夏を自然に呼ぶ辺り、ここに来るまでに俺たちが本名で呼び合っていたのも分かっているのだろう。ここはれっきとした、能力者たちがひしめく場所だと、俺たちに暗に教えてきていた。
「そーなんスよ!で、なんで俺が呼ばれたんですか?」
全く緊張感のない上に敬語がおかしい事になっている龍弥が司令に質問する。
「ライ。なんでアスクエの事を本名で呼ぶ?」
「司令。いくらなんでも心の中までは規制しないでください。」
「無理だな。」
「個人情報ダダ漏れな気がするんですけど……?」
「大丈夫だ。私は用も無しに人の心を覗いたりしない。」
「……信用してますよ?」
アスクエとは、龍弥のコードネームだ。
いくら最凶の能力を有したアスクエでさえ、緊急事態の案件に出動する必要があるかもしれない。そんな曖昧な推測と共に、ラミットムーンに所属する能力者は俺達含め全員が、コードネームを持っていた。
- Re: 色無〜禁じられた遊戯〜 ( No.79 )
- 日時: 2011/04/20 15:51
- 名前: しのぶ (ID: 9w/YL3et)
「司令。今回の任務の事なんですが……。」
「なんでアスクエまでもが来るのか、だろう?何度も言わせるな。」
話を戻したミズノに向かって並河司令が厳しい言葉を投げつける。
「しれー。あんまり怒ると小皺が増えますよ?」
「……アスクエ。それは私に喧嘩を売っていると受け取るべきか?」
ミズノと司令はやっぱりよく似ていると思った。
「司令。」
「なんだ?ライ。」
「アスクエをこの作戦から外してくれませんか?」
「おいっ!ライ、てめぇ、何言ってんだ!?」
「ちょっとっ!?ライ!?」
アスクエとミズノが焦った様子でこちらを見る。
「お願いします。」
「なぜだ?ライ。今度の任務は重要だ。いくら支持率が低迷していてもこの国の総理。ならば少しでも戦力が多い方がいいだろう。」
- Re: 色無〜禁じられた遊戯〜 ( No.80 )
- 日時: 2011/04/21 19:15
- 名前: 射撃の神様 (ID: CFCBgciA)
早く続き来い!!
楽しみだぜ^^
がんばれ〜〜
- Re: 色無〜禁じられた遊戯〜 ( No.81 )
- 日時: 2011/04/22 19:32
- 名前: しのぶ (ID: eqvLcwt4)
射撃の神様!!久しぶりのコメサンキュ♪
相変わらず更新遅くてゴメン……。(ペコリ)
頑張るぜぇい!!!
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