ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ネックウォーマン
- 日時: 2012/02/17 19:51
- 名前: 茶渋、 ◆TdTxabAvIk (ID: S1XpBh/Z)
茶渋、です。最新遅いです。
※この物語では作者の不十分な実力により訳の分からない描写・言い訳などが出てくるかもしれませんがそこはこのクズが、と思って見逃してあげて下さい。
登場人物
田中(仮)主人公。自分の名前は伏せて話している。ある日、ネックウォーマーを無くしてしまう。
ネックウォーマン 田中(仮)のネックウォーマーを奪い去った張本人。ある予言の動画を送りつける。
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- Re: ネックウォーマン ( No.1 )
- 日時: 2012/01/31 19:18
- 名前: 茶渋、 ◆TdTxabAvIk (ID: S1XpBh/Z)
ある日、大事な大事なネックウォーマーが消えた。
それは、僕にとっては信じられない出来事。あ、僕は……名前、名前は此処では「田中(仮)」と読んでくれ。この物語で僕を呼ぶ声は「○○」と変えさせて頂く。理由は特にない。さて、本題を戻そう。僕の死んだ母から貰ったネックウォーマーが消え去った。朝、学校に席について、カラッポの心のまま授業を聞き流して、帰る友達を尻目に本を読んでいた……はずだった。いつの間にか寝てしまったようで、本が机の上だった。そこで僕は気づいた。
「ネックウォーマーがない」
しっかり首につけておいたから、外れると言うことは考えられない。もしかしたらほかの友達が悪戯半分でどこかへ隠したのかも知れない。僕は夕焼けで真っ赤に染まる教室を見回した。しかし、ゴミ箱にも机の中にも掃除用具のロッカーにも、目的のものはないのだった。さすがに暗くなったら体育の教師が来る。そうなる前に探しておきたかったのだが、悲しいかな、すでに日没の寸前だ。さっさと教室から出て、廊下で見張っている先生に「ネックウォーマーが消えたんです、落とし物ボックスにあったら教えて下さい」と言うと、僕は重い足取りで学校を去った……。
メールが来たのは、その夜だった。
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