二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- パラジクロロベンゼン。****
- 日時: 2010/10/02 13:43
- 名前: 真瑠 (ID: HmBv7EUE)
VOCALOID・鏡音レンの曲である、
「パラジクロロベンゼン(破壊系洗脳ソング)」を小説にしようと思います。
暗い感じになると思いますが、どうかあたたかい目で見守ってくださいね↓↓
■キャラ紹介■
○鏡音レン 自分が『歌う機械』である事から、
機械=全てプログラム⇒本当の自分が分からない⇒歌わない という思考を持つ。
○鏡音リン レンの双子の姉。
思い悩むレンを心配している。
○初音ミク ボカロ界人気NO1を誇るVOCALOID。
滅多にできないレンとのデュエットを楽しみにしている。
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- Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.45 )
- 日時: 2010/10/02 11:44
- 名前: 真瑠 (ID: HmBv7EUE)
私も瑞さんのお気に入りに入れました。
お互い頑張りましょうねw
- Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.46 )
- 日時: 2010/10/02 13:29
- 名前: 真瑠 (ID: HmBv7EUE)
—18—
猫が消えたのを確認して、レンも歩き出した。
暗い路地から、都市の明るい方へ。
歌ったら、なんだかスッキリした。
でも、それと同時に、何かやってはいけない事をやってしまったような気がしていた。
今まで封じていた、『歌うこと』。
胸の奥で、少しずつ蓄積された『疲れ』や『ストレス』。
それを、たった今、すべて吐き出したのだから。
・・・もちろん、スッキリはしたけれど・・・・
もう、ストレスをそのままにしておくのは嫌で。
だから、今この瞬間も、『歌いたくてしょうがない』。
でもそれは・・・・。
・・・悩めば悩むほど、イライラしてくる。
慌ただしく通り過ぎる車のテールランプがうざったい。
いきなり吹き荒れるビル風も、誰かの計算された笑い声も。
自分の中で沸騰していく苛立ちを、なんとか理性と夜風が抑えていた。
————あの男が、僕の前に現れなければ。
- Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.47 )
- 日時: 2010/10/03 18:46
- 名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)
ふはああああああああっ!
レンキュン☆
更新お疲れ様です!
- Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.48 )
- 日時: 2010/10/05 15:31
- 名前: 真瑠 (ID: HmBv7EUE)
コメありがとうw
本当にこの小説更新するの大変なんですよねー・・・
もう少ししたら次UPできるので宜しくです♪
- Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.49 )
- 日時: 2010/10/06 18:56
- 名前: 真瑠 (ID: HmBv7EUE)
—19—
「あ〜〜・・・・今日も酔ったなァ・・・♪オイ!」
「ああ・・・・どーするよ??もう一軒・・・回るか相棒?」
「〜ッ!!いーじゃねーかー。上等だぜ!」
二人の泥酔男がフラフラと道を歩いていた。
一人は大柄で、もう一人は長身。
見るからに怪しい、危険な奴らだ。
(なんでこう・・・こういう時に嫌な奴に遭遇するんだろ・・・)
なんて思いつつ、そのまま無言で彼らとすれ違った。
このまま、おわるはずだったのに。
ドンッ
小さな衝突音が後方から聞こえた。
「ごっ・・・ごめんなさいっ!!」
小さな子供の声だ。
人間ではないレンでも、これから起こるであろう予想ぐらいはできた。
嫌な予感がして振り返ると、丁度泥酔男の太い方が子供に容赦なく蹴りを入れたところだった。
「うあああッ!!い、痛・・・・!!!!」
想像通り、みすぼらしい服を着た子どもだ。
「おい坊主・・・どこ見て歩いてンだよ??」
「!?す、すいませ・・・」
「口答えはいいんだよ〜・・・そーだお前・・・金、よこせよ。そしたら見逃してやらんこともないぜ?」
「ゼェ・・・ゼェ・・・・ぼ、ぼく、お金なんて持ってな・・・」
それを聞くなり、男二人はニヤリと顔を見合わせ、一気に拳を子どもに向かって振り下ろした!
ゴンッ!!
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