二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- パラジクロロベンゼン。****
- 日時: 2010/10/02 13:43
- 名前: 真瑠 (ID: HmBv7EUE)
VOCALOID・鏡音レンの曲である、
「パラジクロロベンゼン(破壊系洗脳ソング)」を小説にしようと思います。
暗い感じになると思いますが、どうかあたたかい目で見守ってくださいね↓↓
■キャラ紹介■
○鏡音レン 自分が『歌う機械』である事から、
機械=全てプログラム⇒本当の自分が分からない⇒歌わない という思考を持つ。
○鏡音リン レンの双子の姉。
思い悩むレンを心配している。
○初音ミク ボカロ界人気NO1を誇るVOCALOID。
滅多にできないレンとのデュエットを楽しみにしている。
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- Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.70 )
- 日時: 2010/10/31 08:12
- 名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)
アンチクロロベンゼンすごいよねぇ…?
やっぱ、パラジクロロベンゼンと重ねてみると神です!!
次回も楽しみにしてますね!
よければ、リクエスト受け付けてますんで、よければ………。
- Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.71 )
- 日時: 2010/11/02 15:28
- 名前: 真瑠 (ID: HmBv7EUE)
重ねてあるのを聴いたときのあの感覚!
あれぞまさに「洗脳」!!って感じですよねw
りくえすとですかぁー★考えときます♪
- Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.72 )
- 日時: 2010/11/02 21:08
- 名前: ルナ (ID: gyX.9WMH)
- 参照: http://hanabi
はじめまして!
小説上手ですね!
パラジクロロペンゼン最高・・
更新頑張ってください!
- Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.73 )
- 日時: 2010/11/03 11:24
- 名前: 真瑠 (ID: HmBv7EUE)
ルナさんコメありがとうございます!
もうパラジクロロベンゼン最高ですよねw
趣味の合う方と一緒に話できるって嬉しいなぁ★
もうじき更新…する予定…(汗
- Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.74 )
- 日時: 2010/11/05 21:41
- 名前: 真瑠 (ID: HmBv7EUE)
—23—
長い夜が明けた。
けれど、レンにとって今、世の中は暗闇同然だった。
自分は何をすればいいのか分からない。
かといって、その暗闇の中で足掻くことは、もう飽きてしまった。
「ずっと悩んでるなんて、オレらしくないよねぇ〜…」
————同じ暗闇の世界でも、「今」は違う。
レンは『何か』を思いきり蹴った。
————「今」は、何故か楽しい・・・・
『何か』は唸り声をあげ、遠くにいた『何か』は悲鳴をあげた。
悪は滅ぼす。
それが正義の定義。
どこが悪い?どこが間違ってる?
…たとえそれで快感を得ていようとも、オレが正義であることは変わらない。
「う・・・・ッあ・・・・」
地面に横たわる男が呻いた。
この男は、夜道で年寄りのひったくりをしていた所を、運悪くレンに見つかったのだった。
「ちょっとは安心しろよ・・・?もう手出しする気はないんだから・・・・あ、足か」
そうレンが言った後、しばらくの沈黙が流れた。
そんな沈黙をやぶったのは、男の奇妙な笑い声だった。
「ウ・・・ッひひひひ・・・そう簡単に・・・やられると思うなよ・・・」
「動けないクセして何言って・・・」
「そうさ・・・『俺は』動けないなぁ・・・・!?」
突如、背後に気配を感じ、振り返ると、数人の怪しそうな輩が近づいてくるところだった。
それに続き、前方、右、左・・・一気に取り囲まれた。
「ひったくりに仲間っているんだなぁ・・・」
レンが呟くと、まわりの男達の中でも頑丈そうな奴が不穏な笑みを浮かべた。
「狼に狩られる兎の気分はどうだ?坊主〜??」
それが号令だったかのように、ジリジリと包囲網が狭められていく。
「一気に来てくれたほうが助かるよ・・・こっちから探す手間が省けたし・・・」
「この状況で強がんなくていーんだゼ?」
強がる? とレンは嘲笑した。
「兎のオレからみれば、お前らなんて雑草同然に見えるけどな!」
いつの間にか降り出した雨が、胸の奥で冷たく感じた。
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