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【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第七章・明かされる記憶』
日時: 2012/10/22 18:05
名前: まい (ID: CMvpO4dN)

は〜い初めましてまいです!!
私は小説を書くのは2回目ですが、1回目はケントと一緒にリレー小説だったので一人で書くのは初めてで正直不安でいっぱいです。はいこんな私ですが暁をよろしくお願いします!!

3月14日:一章開始!(ちょっと修正が全話入ります)


〜プロローグ〜

俺は昔、両親に捨てられたんだ。それはあの日。

『おとうさん!・・・・おかあさん!!・・・・どこにいるの!?』

8年前、辺りが真っ暗な森のなかずっと俺は泣きながら叫んだ。何度も、何度も叫んだが、自分の声が反響するだけだった。しだいに喉がかれて声が出辛くなる。視界が揺らいでただその場に座り込んでしまった。

『へんじくらいしてよ・・・・・』

『坊やどうした!? ひどい怪我をしているじゃないか!!』

その時、目の前に光が見えた。発見してくれたおじさんが近寄りながら声を震わせていた。

『え? けが?』

一瞬、何を言われたのか分からなかったが、自分の体を障ったら、背中にぬるぬるとした感覚がある。
 恐る恐る自分の手を見ると真っ赤に染まっていた。その怪我に気づいた当時の俺はすごく混乱した。

『なにであかい・・・・・もしかして、血なの? う、うわああぁあぁぁあ!!!』

その場にいたおじさんが手当してくれて一命は取り留めたが、背中の傷は一生のこると医師に言われ、その頃から、暗いところが大嫌いになり。サッカーも大嫌いになった。人も嫌になった。俺は生きている価値もわからなくなった。その答えがわかんなかった。
雷門としてサッカーをするまでは・・・・・

*目次*
オリキャラ、暁 直也(一条 氷空)>>1  東條 颯音>>108  ティム>>109  暁家>>116
オリキャラバトン>>277 ←ちょっと変えました アンケート>>325

第一章『氷のテクニシャン』(全20話)
>>2 >>3 >>4 >>7 >>8 >>9 >>16 >>21 >>24 >>25 >>26 >>30 >>31 >>32 >>39 >>44 
>>45 >>46 >>47 >>54

第二章『暁と影山』(全16話)
>>56 >>57 >>58 >>59 >>60 >>61 >>62 >>63-64 >>65 >>66 >>69 >>70 >>71 >>72 
>>73 >>74 >>75

第三章『大波乱の遊園地!』(全20話)
>>77 >>79 >>80 >>81 >>82 >>84 >>85 >>86 >>87 >>88 >>89 >>90 >>92 >>93 >>94 
>>96 >>99 >>100 >>104 >>105

第四章『暁の弟をスカウト!?』(全22話)
>>107 >>111 >>112 >>115 >>117 >>123 >>127 >>128 >>129 >>130 >>133 >>136 >>137
>>140 >>141 >>145 >>147 >>148 >>149 >>150 >>151 >>152

第五章『運命は動き始めた』(全21話)
>>155 >>166 >>167 >>168 >>169 >>174 >>177 >>179 >>180 >>184 >>187 >>190 >>191
>>192 >>195 >>198 >>201 >>204 >>209 >>212 >>214 >>216

第六章・『奇跡の新タッグ!』(全22話)
>>218 >>220 >>221 >>222 >>226 >>229 >>233 >>235 >>237 >>240 >>243 >>244 >>245
>>249 >>251 >>253 >>254 >>255 >>256 >>259 >>261 >>267

第七章・『明かされる記憶』
>>270 >>274 >>282 >>285 >>290 >>291 >>293 >>296 >>298 >>302 >>304 >>306 >>309
>>314 >>315 >>317 >>318 >>320 >>321 >>322 >>327 >>333 >>334 >>335 >>337 >>339
>>342 >>344 >>345 >>346 >>347


番外編
10日はXデー >>157 >>160 >>164 >>165  本当の願いは? >>203  出会う前は (颯音編)>>110  弟の誕生日 >>311
質問コーナー >>122 >>125 >>162 >>206

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Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第六章・奇跡の新タッグ!』 ( No.253 )
日時: 2011/08/20 16:40
名前: まい (ID: AOK.B8lR)

〜第16話〜「イプシロン改」

翌朝、円堂が究極必殺技を完成させたらしく全員、大海原のグランドに集まる。ついでに言うと、シュートを蹴るのはなぜか颯音だった。こんな炎天下の沖縄で無駄な体力は使わせたくないものだけど・・・・・やらなければならないのか。面倒だな。

颯「いきますよ、キャプテン!」
円「<正義の鉄拳>!!」

颯音が蹴ったノーマルシュートが円堂に迫ってくる。円堂は落ち着いた様子で大きく足をあげ、踏み込みと共に拳を繰り出したのだ。ドリル回転する巨大なエネルギーの拳によって颯音のシュートを止めた。パンチング技ってところか、でもこの技は俺が覚えた技と似て・・・・・・なんか物足りない。どこか間違った動きがあるのか?それとも・・・・・・未完成なのか?

円「<正義の鉄拳>完成だ!!綱海、ありがとう」
綱「あぁ!でも、もう二人お礼をいうやつがいるだろ?」

そう言って綱海は俺と颯音に視線を向ける。円堂は転がっているボールを持って、俺達のところに近づいてきた。

円「東條!暁!」
二人「なんだ?」
円「ありがとな、綱海にサーフィン教えてくれって頼んでくれて・・・」

円堂はにこにこと笑いながらお礼を言い始める。確か・・・俺は綱海に「努力して出来たよな?」って言っただけだぞ、だったら必死に頼んだ颯音だけに言えよ。ホントこいつはバカだ。それに颯音はお礼を言われたことに照れて顔が赤くなって円堂から目線を外しているし

颯「な、なんか照れるな////」
暁「円堂、変な勘違いはするな、俺は綱海に頼んだ憶えはないから。」
親父「まったく、直也は本当に素直じゃないな。」
暁「ほっとけ」

俺は円堂の意見を否定して背を向けてグランドを立ち去ろうとした。その時だった。上空から何か重いものが落下してくる音が聞こる。その音がどんどん大きくなり、こっちに近づいてくる。全員が音に反応して空を見上げる。太陽がまぶしくて、よく見えないが。黒い色の丸い物が落ちてくるのが分かった。多分あれは・・・・

暁「エイリア学園が使用しているボールだ。」
親父「と言うことは襲撃か・・・・」
円「イプシロン!!」

円堂が叫ぶと同時にボールがグランドに落下した。次の瞬間、何か以前とは違う雰囲気をまとったイプシロンがいた。あいつら、なんかおかしい。全員、目が赤くなっているし。

デ「我々はイプシロン改と名乗る。お前らに勝負を挑む!」
親父「今更、君たちが出てくるってことはジェネシス・・・それとも、上の奴の命令か?」
ゼ「命令ではない」

ゼルと言う奴はなぜか寂しそうに言った。デザームは眉間にしわを寄せて俺を指して睨んできた。

デ「特に、貴様は叩き潰す」
暁「・・・・・そんなに一人だけに集中していたら、見えるはずの落とし穴が見えなくなるぞ。デザーム」
デ「ふん、それはお前以上のシュートを持っている奴がいるとでも?」
暁「颯音がいる。」
全「!?」
颯「え?・・俺なの?」

普通は吹雪とか言うだろうけど。今回の試合は颯音がキーになると思うから言ったけど。吹雪には悪いが、今の精神状況を考えれば・・・・・期待などはしていない。むしろ、吹雪は足手まといになる確率がある。このことは言わない方がいい。言ったら精神が崩壊するかもしれないからな。

暁「とにかくデザーム、颯音にも警戒した方がいいぜ」
デ「忠告として聞いておこう」


その後、綱海が監督に無理を言って、雷門イレブンとして選手出場することになった。新たに入った綱海はDFで出場。FWはリカと俺で2TOPで、前回イプシロンから点をとった吹雪はDF、颯音はベンチでスタートになった。
監督の意図は多分、颯音はジョーカーとして後で加えるとして、吹雪も温存する気だろう。俺はてっとり早く点をとればいい。理由は二つ、試合の流れを掴めるから。もう一つは・・・・・観客席にいるあいつのためだ。俺はそう思いながら観客席の方を見て、オレンジ色のパーカーを羽織り、フードをかぶった人物を見た。お前は一体どんな思いでチームを見ているんだ?

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第六章・奇跡の新タッグ!』 ( No.254 )
日時: 2011/08/20 20:41
名前: まい (ID: AOK.B8lR)

〜第17話〜「親父の頼み」

イプシロン改側のボールで試合開始のホイッスルが鳴った。メトロンと言う奴がドリブルをして攻め上がる。ドリブルのスピードが以前試合した時よりも速くなっている。どんどんDF陣を抜き、ゼルとマキュアも上がってシュートを打つ体制になる。

三人「<ガイアブレイク>!」
立「円堂さん、今です!」
円「<正義の鉄拳>!!」
デ「・・・・なかなか面白い技を持っているじゃないか」

<ガイアブレイク>に対して円堂は<正義の鉄拳>を繰り出した。技の威力は円堂の方があって、シュートを止めた。でも、なんか物足りない感じがまだする。なんだろう?この違和感は・・・・・。前半は20分過ぎても両者一歩も譲らない展開になった。その時、ベンチにいる親父と目があった。親父は腕を組みながらVサインにウィンクをしていた。そろそろ・・・・シュートを決めるか、俺はパスカットをしてDF陣を抜き去り、ゴール前で足を止める。

デ「来たか」
暁「・・・・・・<ブリザードショット改>!!」
デ「<ワームホール>!な、この威力はなんだ!?」

俺の進化した必殺技とデザームの必殺技が激しくぶつかり合う、凄まじい威力で俺の技は<ワームホール>をいとも簡単にやぶってしまった。ゴールに突き刺さり、得点が入ったことを指すホイッスルが鳴った。

円「やったぞ、暁!!」

円堂は暁のところまで走ってきて手を差し伸べた。しかし、暁は円堂が差しのべた手を叩いた。一体何が起こったのかイプシロンにも、雷門イレブンにも分からなかった。次の瞬間、暁は円堂を睨みつけた。

暁「こんなつまらない試合は御免だ。試合にもならない、」
円「え?」

そう言って暁は無言で観客席のしたにある選手入場口のところに歩く、出ていくつもりだろう。颯音が慌てて後ろから暁の腕をつかんで止めた。

颯「どういうことだよ、兄貴!まるで試合放棄しているじゃないか!!」
暁「・・・・・だから?」

暁はゆっくりと振り返った。その時の暁は今までに見たこともない、とても冷たい目をして颯音を見ていた。目を見た瞬間に颯音の全身に凍りつくような感覚が襲った。暁は颯音が掴んだ腕を離して、どこかに行ってしまった。強力な選手が試合放棄をするなんて前代未聞な行為だ。険悪な雰囲気が会場を包み込んでしまう。瞳子監督は何事もなかったかのように選手交代の指示を出した。

瞳「選手交代よ。11番、暁君に代わり、12番、目金君」
目「えぇ!?」
リ「なんで目金や!ここは東條やろう!!」
一「そうですよ!」
親父「まぁまぁ、落ち着けよ」

全員が驚き、ここは控えている颯音に任せればいい話だ。だが、監督は戦力外の目金を出した。親父は監督に同意するように皆を説得し始める。

親父「今の颯音にシュートが出来ると思うか?」
鬼「とても、出来そうにないな。」

親父が指したところを見ると、そこには俯いていて暗い表情をした颯音がいた。とてもこの状態では試合には出せない。暁が放棄した瞬間にムードは悪くなってしまった。

親父「俺、直也を説得する!!」
円「暁をお願いします!おじさん」
吹「・・・・・・・」

親父は暁を追いかけて会場を出て行った。雷門イレブンは数少ないメンバーでどう戦うのか?




























歓声が響く暗い廊下に、暁はいた。壁に背中を預けて、腕を組み、誰かを待っていた。しばらくすると、足音が廊下中に響いた。暁は視線を向けた。そこには、説得しに来た親父がいた。しかしどこか雰囲気が違った。暁は親父に冷たい視線を向けながらため息をつく。

暁「これで、よかったのか・・・・・親父」
親父「あぁ」
暁「試合放棄ってけっこう、きついな。仲間を裏切るみたいで」
親父「さすがの直也もきついか」
暁「昨日、あんたが言ったんだろ。」
親父「確かに言った。俺が『明日、試合放棄をしろ』と—————」
暁「てっとり早く終わらせよう。」

そう言って暁は外に出て行った。親父は追いかけるように歩き出す。はたして、暁が試合放棄した理由とは?そして、親父の意図とは!?次回になります!!←中途半端だな by暁

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第六章・奇跡の新タッグ!』 ( No.255 )
日時: 2011/08/23 21:34
名前: まい (ID: JD5DDSYn)

〜第18話〜「颯音の意思」 ※今回は颯音目線です。あと展開が途中から早い※

兄貴がいなくなって辺りは静かになった。俺は兄貴が試合放棄したことにショックをうけていた。兄貴はいつも試合を面倒くさがるのは知っていたけど、試合放棄なんて一度もしなかったのに・・・・。そう考えているとグランドでデザームの声が響いた。

デ「あの男がいなくなった。次に興味あるのはお前だ。打ってこい」
鬼「吹雪、気にするな!お前だけのプレーをしろ!」

デザームは吹雪先輩にわざとパスをする。早く打てと訴えているのだろう。鬼道先輩はあまり吹雪先輩に負担をかけて欲しくないからシュートを打たなくていいって言っている。

吹「分かっている・・・・そんなの最初からわかっているぜ!!」

先輩はすぐに人格をアツヤに変えてゴールを目指した。多分、アツヤならなんとか出来ると思うけど。あれ?アツヤ・・・・なんか焦っているのか?

吹「<エターナルブリザード>!!」
デ「<ドリルスマッシャー>!」

先輩は何度もシュートを打った。でも、デザームは軽々止めてしまう。シュートを打つたびに先輩のシュートの威力が下がっているのが分かった。

———なんでだ?俺達はアツヤに頼ってしまったせいでジェネシス戦の時に吹雪先輩は倒れたのに、今回は俺達が全員サッカーをするって決めたのに、なんでアツヤがシュートを打っているんだ?
このままじゃ、また先輩がそんなの・・・・・・・・絶対嫌だ!!!!———

吹「<エターナルブリザード>!!」
颯「先輩!これ以上シュートを打ったらダメだ!!!」

気が付いた時は遅かった。先輩が打ったシュートはデザームが片手で止めていた。しかも、必殺技なしで・・・・。デザームはため息をついで先輩を睨んだ。

デ「期待していたのに、つまらない、お前はもう必要ない」

この言葉で先輩は震える。『必要ない』という言葉が先輩の中で絶望が走る。次の瞬間、先輩の片目の色が普段の先輩と同じマインブルーの色になった。もう片方はまだアツヤの瞳の色、山吹色になっていた。人格が混乱しているのか!?

吹「アツヤとしても・・・士郎としても・・・・必要ない・・・じゃあ、俺は・・僕は・・・・一体なんだよ——————!!!!???」

グランドに先輩の叫びがむなしく響く、次の瞬間、吹雪先輩は倒れた。皆が先輩に駆け寄ってベンチに運んだ。デザームに言われたことが原因で倒れたんだ。俺は何も出来なかった。


———————なんで俺はベンチにいるんだ?———————

———————皆、つらいのに、俺は見過ごすのか?———————

———————雷門は・・・・・・・負けるのか?———————


後悔、絶望、不安、そんな感情が一気に出てしまう。今、やれることはなんだ?頭で考えるより、口が勝手に動いた。

颯「か、監督!俺を出してください!!」
瞳「え?」
土「だけど、お前・・・・」
颯「もう大丈夫ですよ、土門先輩」
円「でも、お前!」

キャプテンと土門先輩は兄貴がいなくなったショックでフィールドに立てないって思って心配してくれた。確かに、兄貴が試合放棄して、吹雪先輩は試合に出られない状態、FWは浦部と俺だけでイプシロン改に通用するか分からない。不安があっていつも通りプレーも出来るか分からないけど、


颯「いい事を教えてあげますよ。キャプテン・・・・俺は目の前で仲間を侮辱(ぶじょく)されて、このまま黙って見ているなら・・・・・何もできない自分自身を憎む!!!この意思は絶対に変えない!!!」
全「!?」
デ「・・・・・ほう、面白い奴だ」


俺はただ、大声で本音を叫んだ。何で叫んだのか自分でもわからないけど、心が軽くなった気がした。俺は今まで、兄貴ばかり頼り過ぎていたせいで自分自身を見失っていたかもしれない。でも、これからは自分で道を切り開きたい!そんな思いが溢れだして叫んだと思う。監督は俺の熱意を承知して選手交代をする。

瞳「目金君をDFに下げて、吹雪君に変わってFW15番、東條君!」
颯「はい!」

俺は慌ててグランドに足を踏み入れた。その瞬間に全身に鳥肌が立つ、これが宇宙人の威圧感か?ジェネシスの時は控えで一度も宇宙人と試合をしたことがないから。急いでポジションについて、深呼吸をしてリラックスをする。そして、試合開始のホイッスルが鳴ろうとした瞬間 ———————

デ「審判、ポジションチェンジだ。FW のゼルをGK に、FW は私がする」
一「奴はGKじゃなかったのか!?」

すると、デザームとゼルは胸のボタンを同時に押した。その瞬間にデザームとゼルのユニフォームは入れ替わった。そして、デザームは俺の目の前で止まった。

デ「東條 颯音!円堂 守!二人がいない今、興味はお前らだ・・・・正義の鉄拳は私が必ずつぶす・・!!東條、貴様は私が直接つぶす!」
颯「へぇーやってみろよ!!」
円「あぁ!」

正直、デザームが目の前に立っていて、怖いって言う気持ちがあった。でも・・・・・

颯「こんなに強いチームと試合ができて・・・・・」
円「あんなに強いシュートがとめられる・・・お前らと戦う理由は楽しむためじゃない・・・・・」
円・颯「お前らにサッカーは楽しいってこと教えてやる!」

見事なキャプテンとハモる。デザームも本気になったことだし、けっこうきついかもしれないな・・・・。後悔なんてしてもどうにかならないな。

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第六章・奇跡の新タッグ!』 ( No.256 )
日時: 2011/08/24 19:31
名前: まい (ID: zPUpNUPC)

〜第19話〜「<正義の鉄拳>が・・・そして」 ※今回は最初だけ颯音目線※

試合再開のホイッスルが鳴る。すると、デザームが素早いドリブルで俺と浦部が抜かれた。なんだよ。この速いドリブルは!?本当にアイツはGK じゃなかったのかよ!!そう思いながら俺はデザームを追いかける。デザームは次々に雷門を抜き、あっという間にゴール前に来てしまった。

デ「<グングニル>」
円「<正義の鉄拳>!!」

足元にワープゾーンを展開させ、異次元に消え、異次元からエネルギーをまとわせたシュートを打った。キャプテンは対抗するために<正義の鉄拳>を出す。互角くらいでどっちが勝つか分からなかった。次の瞬間、キャプテンの技が押し返されてしまった。デザームが打ったシュートはゴールに突き刺さる。

円「そんな、究極必殺技が・・・・・・負けた」
土「ウソだろ・・・」

ここで前半終了のホイッスルが鳴った。同点だけど・・・・GK 技が破られたのは大きいぞ。皆、暗い顔をしている中、綱海先輩が言い出す。

綱「なぁに!正義の鉄拳が通用しないのなら、俺たちがその分動けばいいんだろ?」
一「でも点をとらなきゃ意味は・・・・」
颯「先輩、点を取るのがGK 以外の俺達の役目だろ」

確かに、デザームがFW に来て、攻められるけど。GK がゼルって言う奴は多分、デザームより守りが薄いはずだ。・・・・・・デザームを抜く自信はないけど。

颯「とにかく!チャンスがあればガンガンシュートを打てば良いだろ!」
鬼「東條の言う通りだな。」
秋「なんか、東條君・・・いつの間に成長したんだね」
颯「兄貴に頼ってばかりだったから・・・・俺は一人でなんとかしなきゃ」
円「一人じゃない、ここにいる皆でこの試合、勝つぞ!」
全「おぉ——!!」

そして、後半開始のホイッスルが鳴る。


その頃、観客席では————。土方が携帯で誰かのメールを受け取って内容を見たら、フードを被った人物と席を外した。


二人は近くの森に行く、そして・・・・その後ろには黒くて長いロープを着た。三人組のエイリア学園のエージェントが追いかけていた。

1「デカい奴は無視しとけ、用があるのはフードをかぶった奴だ」
2・3「了解」
雷「じゃあ、ここでな」

土方がそう言ってフードをかぶった人物と二手に分かれた。早歩きで行くのでエージェントは一瞬、見失ったが。すぐ近くに用事がある人物を見つける。ニヤリと笑い、エージェントの一人が話しかけた。

1「残念だが時間だ。我々の事情が変わってね、無理やりでも一緒について来てもらうことにしたよ・・・・」

不気味に笑ってエージェントは肩を掴んだ。しかし、その瞬間にエージェントは違和感を感じた。慌てて離れようとすると、フードをかぶった人物はエージェントの手首をつかむ。振り払おうとするが、フードをかぶった人物の力が強くて振り払えなかった。

?「へぇー触っただけで別人なのが分かるのか・・・・・ある意味すげーな」
2「貴様は誰だ!?」
?「俺の事、知らないのか?」
3「何!?我々は、はめられたのか!?」

そう言ってエージェントを掴んでいる反対の手で自分のフードを外して、自分の素顔を見せた。黒い短髪に茶色の瞳、そこには、試合放棄をしたはずの人物・・・・暁 直也がいた。

暁「正解だ」
1「くそ・・・貴様は、まだだ・・・・」
暁「『まだ?』もしかして、俺も誘うつもりだった?」
2「貴様はアイツの後に連れて行こうと思ったが・・・・」
暁「アイツってあれか?」

そう言って暁が指したのは、顔を覆い隠すほどの無精髭が特徴の鬼瓦刑事とその隣にいる用事があった人物。その後ろには鬼瓦刑事の部下である警察が10人ぐらいいた。警察はエージェントの二人を囲み、追い詰める。

2「こんなことをして、妹がどうなるか・・・・・」
鬼瓦「彼の妹は我々が無事に保護したよ」
3「なんだと!?・・・・・では、なんで暁 直也がここにいるんだ!?」
1「貴様【わざと】試合放棄をしたのか!?」
暁「あんたの後ろにいるこの作戦の指示をしたおっさんにそうしろと言われたんだ」

エージェントは恐る恐る後ろを振り向く、そこには、ニッコリと微笑んでいた親父がいた。

親父「やぁ!」
1「まさか・・・こいつは!?」
親父「ほお、俺を知っているのか。それより、コイツ蹴っていいか?」
暁「一発だけかましていいぞ。」
親父「一発だけね★」

暁が何かの許可を出したと同時に、掴んでいた手を離す。次の瞬間、親父はエージェントの鳩尾(みぞおち)に強烈な蹴りを入れる。予想外のことで反応出来ず、エージェントは背中を思い切り地面にぶつけ、腹を抱え、むせた。もちろん、暁以外の人は驚く行動だ。親父は鼻で笑って、こう続けた。

親父「おじさんはこう見えて、野生のイノシシを蹴りで一発KOさせたことがあるぞ」
2「くそ、これで終わったと思うなよ!!」

そんな悪役のセリフを言ったエージェント三人は光に包まれてどこか行ってしまった。

親父「これで、彼を縛り付けるものはなくなった。」
鬼瓦「仲間の元に行って来い・・・・・豪炎寺!」
豪「はい!」

豪炎寺はフードを外して、すぐに試合が始まっているグランドへ急ぐ、暁は豪炎寺を追って行く、走りながらも試合状況を確認し始める。

豪「試合状況は?」
暁「親父の情報によると、1−2で負けている。なんとか間に合ってくれよ・・・・」
※すこしアニメの話を飛ばしています※
親父「おーい、直也に豪炎寺君!!俺もついていかないとダメだ!!!」
暁・豪「あ、忘れていた。」
親父「ひどいな!!!!」

二人はチームのことを考えて自分たちの会話に集中していたので、背後から全力疾走していた親父を危うく置いていくところであった。

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第六章・奇跡の新タッグ!』 ( No.257 )
日時: 2011/08/24 22:45
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

伊莉寿デス♪

親父さん強っ!!流石です!!!
魁「豪炎寺って抜けてたんだ…。」
今更だね^^;
でも親父さん全力疾走して追いつかないって…中学生2人は歩くペースが速いのかな。
瑠「忘れられてたのですね^^;」
魁「可哀想だな、サーターアンダギーおごってやる。」
美味しいよね!!
…あ、話がずれてしまいました(・・;)それではまた☆


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