二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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D.Gray-man 真赤な薔薇
日時: 2013/05/01 18:25
名前: 有栖 (ID: YZ8dCvQO)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=23199

前作品「寄生された右目」上のURLからどうぞ。
無事、本編は完結いたしましたっ!

はい。初めましての方は初めまして。
会ったことがある人は、今回もよろしくお願いしますw

目次
オリジナル人物紹介1 >>1
第1話 >>2
第2話 >>3 >>11 >>21
第3話 >>26 >>29 >>35-36 >>39
第4話 >>45-46 >>49
第5話 >>53 >>56 >>59 >>62 >>71
オリジナル人物紹介2 >>60
第6話 >>76 >>82 >>87-88
第7話 >>93-94 >>97-98
第8話 >>106-107
第9話 >>108-110 >>114-115
第10話 >>116-117 >>121-122
第11話 >>123-125
第12話 >>128

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Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.1 )
日時: 2012/08/30 18:12
名前: 有栖 (ID: FIlfPBYO)

オリジナル人物紹介

スマイル・リー
茶色かかった金髪で、目の色が黄色。
両手首に細かい薔薇の模様が描かれているブレスレットをいつも身につけている。
これといった特徴的な面はない。

イノセンス
イノセンス発動時。
アンクレットが、薔薇の茎に変化。
そこからのびる茎や、咲いている薔薇の花弁などで攻撃する。

詳細は、小説が進めばそのうち分かってきますw
姓が「リー」なのは1話目からわかるかな。
今のところは、これだけです。
ついでに、プロローグ書くきまったくないんで第1話から始めますw
本当は必要なんだろうけど。
ちなみに、2話目から原作沿いで進みます。
オリジナルとかが入ってアニメではなかった場面が出てきたり、役割が違くなってたりします。
んでは、これからよろしくです♪

Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.2 )
日時: 2012/05/06 20:40
名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)

第1話 新しい弟

スマイルside たまに変わりますw本当にたまにw

—ぼくは、なにもおぼえていない。おぼえているのは、「チシキ」と「ココロ」。それとまっかにそまったおはなだけ。—

メがさめればボクは、クライクライおへやにいた。ウゴこうとしてもウゴかない。
ムリにうごこうとするとからだじゅうがいたくなる。ズキズキいたむの。
だからじっとしていた。そしたらきゅうにまぶしくなったからメをつぶる。
すこしづつメがなれてきてあかるいほうをみてみるとそこにはだれかがいた。だれだろう?
「目が覚めたんだね。怖かっただろう? 今、解放してあげるよ。だけどその前に。」
カイホウってなんだろう。よくわからないけどここからだしてくれるのかな。
「君は僕達に協力してくれるかい?」
キョウリョク? とてもむずかしいコトバをつかうんだな。
でも「キョウリョク」すればここから「カイホウ」してくれるんだよね。
ぼくは、りょうほうのいみをよくわからなかったけどうなずいた。
そうするとそのひとはぼくのところにやってきて「カイホウ」してくれる。
「お兄ちゃん。この子だれ?」
とてもかわいいおんなのこのこえがする。
よくみると、そのひとのうしろにぼくよりすこしおおきいくらいのおんなのこがいた。
「これから入るエクソシストだよ」
えくそしすと? それが「キョウリョク」?
「! よろしくね。」
おんなのこは、ぼくにてをさしだす。このこうどうのいみはしっている。「アクシュ」だ。
ぼくもてをさしだして、おんなのこのてをにぎる。
するとわらってくれた。だからぼくもつられてわらう。

おんなのこside

お兄ちゃんについていくと、そこにはむかしのわたしとおなじようにしばられているおとこのこがいた。
「お兄ちゃん。この子だれ?」
「これから入るエクソシストだよ。」
あたらしいエクソシスト! なかよくしてくれるといいな。
そう思って男の子にてをさしだす。すると男の子は、にぎりかえしてくれた。
これからなかよくできるんだと思ったらついうれしくなってわらう。男の子もわらってくれる。
「おなまえは、なんていうの?」
そういうと、きゅうにえがおがなくなりだまってしまう。どうしたんだろう? とまどってるのかな。
わたしからおなまえをいったらいってくれるかな。
「わたしのおなまえは、リナリー。あなたのおなまえは?」
だけど、わたしのおなまえをいってもおしえてくれない。
「この子に名前は、ないんだよ。」
お兄ちゃんはかなしいかおをしてわたしにいう。
「おなまえないならわたしがつけてあげる! えっと…」
まだあったばかりだしおなまえなんてきまるのはそうとうむずかしい。
でも、じぶんでおなまえをつけてあげたい。

…そうだ! さっきえがおがとてもすてきだったから「スマイル」!
「あなたのなまえは、スマイル! きょうからスマイル・リーよ」
「スマイル……リー?」
「うん! あ、リーっていうのは、わたしのなまえのいちぶなんだけど…えっと」
うまくことばがみつからない。
「リナリーのリー?」
「え? あ! ちがうよ! リナリー・リーのリー!」
「???」
えっと、うんと…
「今日から僕達の弟だっていうことだよ」
「そうなの! それ!」
お兄ちゃんがてだすけしてくれた。
「きょうからスマイルは、わたしたちのおとうとだよ!」
「オトウト……」
「うん!」
すると、スマイルは、わらってくれる。さっきよりすてきなえがおで。

—ぼくはまたひとつ。あたらしいものをおぼえた。「おなまえ」というものを。ぼくはこれから「スマイル」—

Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.3 )
日時: 2012/10/18 17:43
名前: 有栖 (ID: FODM/zWG)

第2話 もやし

スマイルside

「こいつ、もやしみたいだね」
「もう! そんなこといわないの」
すぐに、姉ちゃんからファイルで頭を思い切り叩かれる。
これ、すっごく痛いんだよなぁ。姉ちゃんは、今日も長い黒髪をツインテールで縛っている。
いつでもツインテールだよなぁ。いつもどうやってセットしてんのかな?
結構時間かかりそう。
今、僕は司令室でモニターを見ている。
この映像は外にいるこうもりみたいな機械———ゴーレムに繋がっている。
そこに、白髪の少年が映っていた。
からだもひょろっとしてるしもやしっぽかったからもやし。
でも、あの何十メートルもあろうという崖を登りきったんだよなぁ。
何者だよ。こいつ。
「駄目だよ。部外者いれちゃぁ。どうして崖から落とさなかったの?」
室長室から兄ちゃんが出てきて言う。
ちなみに兄ちゃんは、眼鏡かけてベレー帽をよく被っている。一応室長。
「それが部外者っぽくないんすよね。」
この教団の化学班の班長。リーバー班長がモニターを差して言う。
「ほら、ここみて兄さん。」
「あ、ティム連れてんじゃん」
「今気付いたの?」
「うん」
だって今までずっともやしのことばっかみてたし。
あれ? でもティムがいるってことは、クロス元帥の知り合い?
「兄ちゃん。クロス元帥からなんか手紙とか来てないの?」
「ん〜。知らない」
駄目だ。兄ちゃんの記憶は、あてにできない。大変な騒ぎになる前に室長室あさってこよう。
『すみませーん。クロス元帥からの紹介できたアレン・ウォーカーです!』
ふーん。あいつアレンっていうんだ。
クロス元帥から手紙を探しながら話を聞く。まだ元帥からの手紙がきてるかどうか分かんねぇけど。
「門番の身体検査うけて」


『ブゥゥゥ!! こいつアウトォォォォオオオオ! 呪われてやがる!』
はぁ? 元帥の知り合いなのにアクマなの? 変なの。
それともあのティムは、偽物?
「今、神田が向かっているわ」
ん。アレンも終わったなぁ。
手紙を探すのを諦めて、室長室の机に寄りかかると、上から手紙が1枚降ってきた。
それを見てみると、コムイ宛に元帥から手紙が来ている。
気になって内容を読んでみる。
するとそれは、まぎれもない紹介状だ。
「あああぁぁぁああぁぁぁ!!」
「!! どっどうしたんだい? スマイル」
「兄ちゃんあったよ。招待状! 少しは、机の整理しろよ、バカ兄貴!」
すぐに、リーバー班長の通信機を奪う。
「ユウ!! ストップストップ! そいつは敵じゃねぇよ!」
そう騒ぐと、ユウはぎりぎりの場所で六幻をとめる。
よかった、まにあった。どこも怪我してない。
『一体どうゆうことだ。』
「今、元帥から招待状が見つかったから。僕達の仲間だよ。」
「と、いうことだから、歓迎しよう。ウォーカー君。ティムがついてることがなりよりの証拠だよ」
「門番、開門して。」
通信機をリーバー班長に返す。
そういえば、あいつ迎えにいかないと。絶対迷うだろうな。ここひろいし。


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