二次創作小説(紙ほか)

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続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜
日時: 2021/10/06 22:24
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

過去ログからの転移
ストーリーは続きから始まります。

登場作品
暗殺教室
いちご100%
イナズマイレブン
頭文字D
ウマ娘プリティーダービー
おそ松さん
寄宿学校のジュリエット
鬼滅の刃
銀魂
CLANNAD
黒子のバスケ
五等分の花嫁
斉木楠雄のΨ難
進撃の巨人
食戟のソーマ
スーパーマリオシリーズ
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
生徒会役員共
ダイヤのA
東方Project
ニセコイ
八月のシンデレラナイン
ファイアーエムブレム
Fate
BLEACH
べるぜバブ
鬼灯の冷徹
ぼくたちは勉強ができない
僕のヒーローアカデミア
僕は友達が少ない
MAJOR 2nd
めだかボックス
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている


登場人物

小学生
担任 上白沢慧音
副担任 月詠

レミリア・スカーレット
フランドール・スカーレット
山本神楽
チルノ
大妖精
ルーミア
リグル・ナイトバグ
ミスティア・ローレライ
白夜サクラ
暗夜エリーゼ
黒崎遊子
黒崎夏梨

中学生

Z組
担任 坂田銀八
副担任 鬼灯

ミカサ・アッカーマン
アルミン・アルレルト
エレン・イェーガー
霧雨魔理沙
桐須フェリシア
ジャン・キルシュタイン
東風谷早苗
近藤総悟
魂魄退
魂魄妖夢
志村新八
コニー・スプリンガー
博麗霊夢
ベルトルト・フーバー
サシャ・ブラウス
ライナー・ブラウン
アリス・マーガトロイド
山本神威
アニ・レオンハート
クリスタ・レンズ
マルス・ローレン
透魔アクア
シュルク
白夜タクミ
暗夜レオン
ユミル
リーリエ
ルキナ
ルフレ・トロン
烈火ロイ
比企谷小町
羽瀬川小鳩
小野寺春
竈門禰豆子

S組
担任 久遠道也
副担任 吉良瞳子

青山俊介
亜風炉照美
天城大地
雨宮太陽
市川座名九郎
一乃七助
一星光
稲森明日人
伊吹宗正
岩戸高志
宇都宮虎丸
海原のりか
円堂守
奥入祐
影山輝
風丸一郎太
壁山塀吾郎
狩屋マサキ
鬼道有人
基山タツヤ
吉良ヒロト
霧野蘭丸
九坂隆二
倉間典人
栗松鉄平
車田剛一
豪炎寺修也
剛陣鉄之助
木暮夕弥
小僧丸サスケ
坂野上昇
砂木沼治
佐久間次郎
三国太一
シュウ
神童拓人
染岡竜吾
立向居勇気
綱海条介
剣城京介
鉄角真
飛鷹征也
菜花黄名子
西蔭政也
錦龍馬
西園信助
野坂悠馬
野咲さくら
灰崎凌兵
白竜
服部半太
浜野海士
速水鶴正
氷浦貴利名
土方雷電
日和正勝
不動明夫
吹雪士郎
吹雪アツヤ
瞬木隼人
松風天馬
真名部陣一郎
万作雄一郎
水神矢成龍
道成達巳
緑川リュウジ
皆帆和人
森村好葉
雪村豹牙
フェイ・ルーン

E組
担任 殺せんせー
副担任 烏間惟臣
特別教師 イリーナ・イェラビッチ

赤羽業
磯貝悠馬
岡島大河
岡野ひなた
奥田愛美
片岡メグ
茅野カエデ
神崎有希子
木村正義
倉橋陽菜乃
潮田渚
菅谷創介
杉野友人
竹林孝太郎
千葉龍之介
寺坂竜馬
中村莉桜
狭間綺羅々
速水凛香
原寿美鈴
不破優月
堀部糸成
前原陽斗
三村航輝
村松拓也
矢田桃花
吉田大成


A組

浅野学秀
荒木哲平
小山夏彦
榊原蓮
瀬尾智也

B組

茂野大吾
佐倉睦子
仁科明
相楽太鳳
沢弥生
藤井千里
椛島アニータ
関鳥星蘭
丹波広夢
奥村光舟
由井薫
結城将司
瀬戸拓馬
浅田浩文
九鬼洋平
最上武
進藤一考


高校生

普通科 A組
担任 平塚静
副担任 高橋涼介

桐須咲夜
近藤十四郎
桂小太郎
高杉晋助
リヴァイ・アッカーマン
羽瀬川小鷹
三日月夜空
柏崎星奈
楠幸村
志熊理科
津田タカトシ
天草シノ
七条アリア
萩村スズ
一条楽
桐崎千棘
小野寺小咲
鶫誠士郎
橘万里花
衛宮士郎
遠坂凛
斉木楠雄
燃堂力
海藤瞬
照橋心美
梓川咲太
桜島麻衣
犬塚露壬雄
ジュリエット・ペルシア
今井信女
ディミトリ

普通科 D組
担任 エルヴィン・スミス
副担任 横島ナルコ

近藤勲
志村妙
柳生九兵衛
猿飛あやめ
藤原拓海
武内樹
畑ランコ
三葉ムツミ
五十嵐カエデ
轟ネネ
津田コトミ
時カオル
岡崎朋也
古河渚
春原陽平
藤林杏
一ノ瀬ことみ
藤林椋
坂上智代
西行寺幽々子
ハンジ・ゾエ
暁アイク
白夜リョウマ
暗夜マークス
白夜ヒノカ
暗夜カミラ
真中淳平
東城綾
西野つかさ
北大路さつき
南戸唯
クロード

普通科 C組
担任 桐須真冬
副担任 朽木白哉
副担任 冨岡義勇

我妻善逸
阿散井恋次
綾瀬川弓親
タクミ・アルディーニ
石田雨竜
一色いろは
井上織姫
上杉風太郎
エーデルガルト
男鹿辰巳
緒方理珠
竈門炭治郎
吉良イヅル
朽木ルキア
黒神めだか
黒崎一護
武元うるか
中野一花
中野五月
中野二乃
中野三玖
中野四葉
薙切えりな
嘴平伊之助
比企谷八幡
檜佐木修兵
日番谷冬獅郎
雛森桃
白夜カムイ
白夜晃樹
古橋文乃
松本乱菊
斑目一角
由比ヶ浜結衣
唯我成幸
雪ノ下雪乃
幸平創真

普通科 F組
担任 京楽春水
副担任 胡蝶しのぶ

古市貴之
邦枝葵
東条英虎
神崎一
姫川竜也
人吉善吉
阿久根高貴
喜界島もがな
不知火半袖
戸塚彩加
川崎沙希
葉山隼人
三浦優美子
海老名姫菜
戸部翔
田所恵
薙切アリス
黒木場リョウ
葉山アキラ
一色慧
栗花落カナヲ

野球科 Y組
担任 片岡鉄心
副担任 掛橋桃子

沢村栄純
降谷暁
御幸一也
小湊春市
金丸信二
倉持洋一
川上憲史
結城哲也
伊佐敷純
増子透
小湊亮介
丹波光一郎
滝川・クリス・優
東条秀明
白州健二郎
前園健太

バスケ科 B組
担任 相田景虎

黒子テツヤ
火神大我
日向順平
伊月俊
木吉鉄平
相田リコ
赤司征十郎
青峰大輝
緑間真太郎
紫原敦
黄瀬涼太
桃井さつき
灰崎祥吾

ヒーロー科 H組
担任 相澤消太

緑谷出久
爆豪勝己
麗日お茶子
飯田天哉
轟焦凍
峰田実
蛙吹梅雨
切島鋭児郎
上鳴電気
八百万百
常闇踏陰
耳郎響香
芦戸三奈
青山優雅
瀬呂範太
障子目蔵
尾白猿夫
葉隠透
砂藤力道
口田甲司

OB.OG
小美浪あすみ
雪ノ下陽乃
虹村修造

通形ミリオ
波動ねじれ
天喰環
ミケ・ザカリアス
唐瓜
茄子
池谷浩一郎
カタリナ
古谷サチコ
砕蜂

いるだけの大人
おそ松
カラ松
チョロ松
一松
十四松
トド松
長谷川泰三
更木剣八

チームオリオン
トレーナー 白夜晃樹

メジロマックイーン
シンボリルドルフ
オグリキャップ
ライスシャワー
ビワハヤヒデ
マルゼンスキー
サイレンススズカ
エアグルーヴ
セイウンスカイ
キングヘイロー
ミホノブルボン
タマモクロス
グラスワンダー
タイキシャトル
スマートファルコン

チームスピカ

スペシャルウィーク
トウカイテイオー
ウオッカ
ダイワスカーレット
ゴールドシップ

チームリギル
トレーナー 東条ハナ

エルコンドルパサー
ナリタブライアン
ヒシアマゾン
フジキセキ
テイエムオペラオー

女子野球部

反乱軍
監督 白夜晃樹
キャプテン 柊琴葉
メンバー
東雲龍
鈴木和香
九十九伽奈
倉敷舞子
朝比奈いろは
坂上芽衣
椎名ゆかり
我妻天
桜田千代
小鳥遊柚
リン・レイファ
草刈ルナ
神宮寺小也香

旧軍
監督 八上浩太
キャプテン 有原翼
メンバー
野崎夕姫
河北智恵
宇喜多茜
中野綾香
岩城良美
初瀬麻里安
阿佐田あおい
直江太結
天草琴音
近藤咲
永井加奈子
新田美奈子
花山栄美
月島結衣
仙波綾子
秋乃小麦
竹富亜矢
泉田京香
逢坂ここ
塚原雫
本庄千景

先生
上白沢慧音 算数担当
坂田銀八 国語担当
エルヴィン・スミス 音楽担当 調査団顧問
月詠 女子保健体育担当
鬼灯 日本史担当
ハンネス 理科担当 壁美化部顧問
白澤 男子保健体育担当
松平片栗虎 男子体育担当 野球部顧問
服部全蔵 地理担当
坂本辰馬 数学担当 商業部顧問
高橋涼介 音楽担当
高橋啓介 工業教科担当
お香 家庭科担当
片岡鉄心 国語担当 野球部顧問
横島ナルコ 英語担当 生徒会顧問
殺せんせー
烏間惟臣 対殺せんせー暗殺用強化特訓担当
イリーナ・イェラビッチ 対殺せんせー暗殺用強化特訓担当
オールマイト
相澤消太
相田景虎 バスケ部顧問
平塚静 国語担当 奉仕部顧問
久遠道也 サッカー部顧問
吉良瞳子 サッカー部顧問
桐須真冬 世界史担当
高山マリア シスター 隣人部顧問(仮)
掛橋桃子
佐々木異三郎
朽木白哉 走・拳・斬・鬼担当
浦原喜助 商業教科・鬼道担当
四楓院夜一 白打担当
京楽春水 霊圧担当
浮竹十四郎 剣術指南役
卯ノ花烈 保健室先生
冨岡義勇 国語担当
胡蝶しのぶ 化学担当
ベレス

理事長
柏崎天馬

歴代理事長
山本元柳斎重國
お登勢

校長
閻魔大王

教頭
八雲紫

Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.75 )
日時: 2022/07/13 20:58
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

マックイーンの天皇賞・秋が終わった。
結果は1着入線だったが、スタート直後の第2コーナーで内側に進路を取り、他のウマ娘の進路が狭くなった。この事で、マックイーンは18着降着となってしまった。

学園

記者A
「今回の降着、ファンの方から批判の声が殺到しております!その事については何かお考えでしょうか!?」

晃樹
「今回のレースで被害にあったウマ娘やその他関係者には、謝罪をして行く所存です」

記者B
「トレーナーである貴方が対戦相手の情報やコースの特性を熟知しておくべきでは無かったのですか!?」

晃樹
「東京2000mのスタート位置は昔から議論されている!危険なレースは今までもあった!」

記者C
「つまり、貴方はそれが分かっていて担当ウマ娘に指示して行ったコース取りだったのですか!?」

晃樹
「それは・・・」

メジロマックイーン
「違いますわ!今回の降着はわたくし自身が引き起こしたもの!トレーナーさんの指示ではありません!全てわたくしの判断で起きてしまった事故です!」

晃樹
「マックイーン、よせ」

メジロマックイーン
「ですが!これではトレーナーさんが原因だと思われて・・・!」

晃樹
「指示の有無関係なく、責任はトレーナーである俺にある」

メジロマックイーン
「そこまで自分を責めなくても・・・」

晃樹
「では、我々はこれで失礼します」

晃樹はマックイーンを連れてその場を去った。

トレーナー室

メジロマックイーン
「・・・」

晃樹
(幾らメジロ家だと言っても・・・新聞やニュースで心無いこと書かれたら・・・落ち込むわな)

ガラッ

タマモクロス
「おう、ここにおったんやな。外におったマスコミは追い払っといたで」

晃樹
「流石白い稲妻だな・・・記者の扱い慣れてやがる」

タマモクロス
「アイツらぁ、相手の気持ち考えへんで、ズケズケ聞いてくるからなぁ。気ィつけるんやでトレーナー」

晃樹
「悪いなタマ」

タマモクロスは教室を出てった

メジロマックイーン
「・・・トレーナーさん」

晃樹
「なんだ?」

メジロマックイーン
「次のレース、予定していた有馬記念より先に、ジャパンカップに出走したいのですが、よろしいでしょうか?」

晃樹
「・・・1ヶ月で調整するのか?」

メジロマックイーン
「問題ありません!走る準備は整っております!お願いします、ジャパンカップへの出走を許してください」

晃樹
「はぁ・・・分かったよ。ただ、ジャパンカップの前日はブルボンの1勝クラスのレースがある。遠征になってもいいなら登録してやる」

メジロマックイーン
「ありがとうございます!必ず、必ず勝ってみせますわ!」

晃樹
「・・・」

メジロマックイーン
「それでは、わたくしはトレーニングに向かいますわ!」

マックイーンはトレーニングの為、教室を出ていった。それと入れ違いでシンボリルドルフが入ってきた。

シンボリルドルフ
「・・・晃樹、マックイーンをジャパンカップに出走させるのか?」

晃樹
「・・・ああ。マックイーンが希望した事だ。やれる事はしてやるよ」

シンボリルドルフ
「君の気持ちは分かる。だが、今のマックイーンの精神状態で、ジャパンカップは勝てないと私は思う。そうでないとしても、ここ数回のジャパンカップは日本勢は勝てていない。あのオグリですら2着が精一杯だった」

晃樹
「確かに無理だろうな。だが、ここでアイツを回避させたら、アイツの胸に残った気持ちはどうなる?そのままスランプに陥って引退になるかもしれない・・・アイツには絶望して欲しくないんだ」

シンボリルドルフ
「晃樹・・・」

晃樹
「それに、ここで勝ったら、お前以来の日本ウマ娘勝利だ。面白いだろ?」

シンボリルドルフ
「ふっ、君らしいよ。分かった、これ以上は何も言わない」

晃樹
「悪いな・・・」

(まぁ、史実を知ってる俺は・・・マックイーンを出してやるしか出来ないんだよな。そして・・・結果も・・・)

そしてレース当日

赤坂
「マックイーンどうしたぁ!伸びてこない!伸びてこない!先頭はゴールドフェザー!ゴールドフェザーゴールイン!!1着はゴールドフェザー!!メジロマックイーンは4着!マックイーンは4着です!」

控え室

メジロマックイーン
「皆さん、不甲斐ない結果に終わってしまい、申し訳ありませんでした。皆さんにはご迷惑をお掛けしてしまって・・・」

セイウンスカイ
「いやいやぁ、誰も迷惑だなんて思ってないって〜」

グラスワンダー
「そうですよ〜?マックイーンさんは全力で走ったんです。そのように己を責めるものでは無いですよ?」

メジロマックイーン
「ですが・・・」

ガチャ

ミホノブルボン
「マックイーンさん、お疲れ様です」

ライスシャワー
「お、お疲れ様〜」

メジロマックイーン
「ブルボンさん・・・昨日のレース、お見事でしたわ。6バ身差の圧勝・・・流石です」

ミホノブルボン
「1勝クラスのレースなので・・・」

メジロマックイーン
「ライスさんも、応援ありがとうございました」

ライスシャワー
「マックイーンさん、あまり落ち込まないでね?外国のウマ娘相手に4着なんて、凄いんだよ?」

メジロマックイーン
「・・・ありがとうございます、ライスさん」

ライスシャワー
「そういえば、お兄様は何処に行ったの?」

エアグルーヴ
「トレーナーなら、会長や先輩方と観客席にいるはずだ」

キングヘイロー
「全く、こういう時は1番に励ますのがトレーナーの役目でしょう?相変わらずへっポコね」

観客席

晃樹
「・・・今回のレースで、マックイーンがどういう状況か分かった」

マルゼンスキー
「うーん、マックイーンちゃん、可哀想だけど・・・このままだと有馬記念は勝てないでしょうね」

晃樹
「・・・」

シンボリルドルフ
「晃樹、それでもマックイーンを・・・有馬記念に出走させるか?」

晃樹
「・・・」

タマモクロス
「せやけど、オグリはジャパンカップ後の有馬を二回勝っとる。チャンスはあると思うで?」

晃樹
「・・・ああ」

オグリキャップ
「晃樹・・・ちょっと良いだろうか」

晃樹
「・・・オグリ、どうした?」

オグリキャップ
「私の友達で、同じメジロ家のアルダンを連れてきた」

メジロアルダン
「初めまして、今日、マックイーンと共に出走させて頂いたメジロアルダンです」

晃樹
「ああ、どうも・・・」

オグリキャップ
「アルダン、今日のマックイーンについて話してくれないか?」

メジロアルダン
「・・・マックイーンから、負のオーラが見えたんです」

晃樹
「負のオーラ?」

メジロアルダン
「はい・・・先日の天皇賞・秋の件で落ち込んでると思い、声を掛けようとしたのですが・・・負のオーラが恐ろしく・・・話を掛けられませんでした・・・トレーナーさんなら、何か分かるのでは無いでしょうか・・・?」

晃樹
「・・・負のオーラ、か・・・」

続く

Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.76 )
日時: 2022/08/17 17:44
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

その後、有馬記念は伏兵ダイサンゲンを捕えられず二着惜敗。それからマックイーンはトレーナー室に来なくなった。

教室

晃樹
「ほへ〜」

一護
(おい晃樹、なにやさぐれてんだよ)

五月
(授業中ですよ!しっかりしてください!)

平塚
「そこ三人!集中しろ!」

一護/五月
「す、すみません」

晃樹
「ぼぉ〜」

野球場ベンチ

晃樹
「ほげ〜」

和香
「夏季大会まで期間があるわけだけど、モチベーションを落とさないために色々考えていきましょ」

晃樹
「ぬぼ〜」

和香
「晃樹?聞いてる?」


「危なーい!ボールそっち行ったよー!」

シュンッ

ゴスッ

晃樹
「ふがっ!」

バタンッ

和香
「晃樹大丈夫!?」

トレーナー室

晃樹
「ぽかぁ〜」

ミホノブルボン
「マスター、次走の件ですが・・・」

晃樹
「のペ〜」

ミホノブルボン
「マスター?」

ビワハヤヒデ
「無駄だ。一日中この様子だ。マックイーン君の有馬記念が相当堪えたらしい」

ミホノブルボン
「・・・そうですか」

ビワハヤヒデ
「先日の朝日杯は見事だった。序盤からハナを奪いに行く戦略、流石坂路を三本走ってるだけはある」

ミホノブルボン
「過去のマスターの残された唯一の命令ですので。ハヤヒデさんもご所望ですか?」

ビワハヤヒデ
「い、いや・・・私は遠慮しておく」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

チラッ

メジロマックイーン
「・・・」

トウカイテイオー
「そんなとこでコソコソして何してるの?」

メジロマックイーン
「ひゃっ!?・・・テイオーさんでしたか・・・驚かせないで下さいませ」

トウカイテイオー
「そんな浮かない顔してさ・・・まさかこの間の有馬記念の事引きずってるの?」

メジロマックイーン
「・・・何を言ってますの。そんなハズは・・・」

トウカイテイオー
「じゃあさ、何でトレーナー室に入らないの?」

メジロマックイーン
「それは・・・」

トウカイテイオー
「また『メジロ家のウマ娘として〜』とか思っていて責任感じてるんじゃないの?」

メジロマックイーン
「うっ・・・」

トウカイテイオー
「僕もさ、ダービーの後骨折しちゃって・・・カイチョーみたいに三冠ウマ娘になれなかった。だけど僕は気にしてないよ?」

メジロマックイーン
「・・・悔しくないのですか?」

トウカイテイオー
「確かに悔しいけどさ、それでもみんな僕の復帰を待ってくれている。それが僕の力になってると思うんだ。マックイーンのファンだって、君の復活を待ってると思うよ?」

メジロマックイーン
「・・・テイオーさん」

トウカイテイオー
「だからさ。メジロ家の事も大事だと思うけど、1人のウマ娘として、君を応援してる人に答えてあげなよ。少なくとも、その扉の先にいる人にだけはさ」

メジロマックイーン
「・・・ありがとうございます、テイオーさん」

トウカイテイオー
「あ、それとさ・・・僕の次のレースは産経大阪杯なんだけど〜、相手が君が負けたダイサンゲンなんだよね〜。ここで僕が勝っちゃったら実質マックイーンに勝ったことになるよね〜」

メジロマックイーン
「何を言ってますの?わたくしに勝てるはずが無いでしょう?」

トウカイテイオー
「じゃあさ、勝負しようよ。次の天皇賞・春でさ」

メジロマックイーン
「ふっ、望むところですわ!前年の覇者であるわたくしの実力、思い知らせてあげますわ!」

トウカイテイオー
「こっちだって、無敗の実力見せてあげるよ。じゃ、天皇賞・春でまた会おう」

トウカイテイオーは去ってった

メジロマックイーン
「ふぅ、よし」

ガラッ!

メジロマックイーン
「トレーナーさん!」

晃樹
「うおっ!マックイーン!?」

メジロマックイーン
「次のレース、阪神大賞典に登録をお願い致します!もう逃げたりなんてしませんわ!」

晃樹
「吹っ切れたんだな、マックイーン」

メジロマックイーン
「はい!」

晃樹
「・・・分かった。次走は阪神大賞典だ」

メジロマックイーン
「ありがとうございます!」

ミホノブルボン
「あの、マックイーンさん・・・」

メジロマックイーン
「はっ!も、申し訳ありませんブルボンさん。話の腰を折ってしまいましたね。失礼しました・・・」

マックイーンは申し訳なさそうに部屋を出ていった

晃樹
「ブルボン、お前の次走はスプリングSだ」

ビワハヤヒデ
「トレーナー君、ブルボン君は皐月賞に向かうのだろう?なら距離の長い弥生賞に登録した方が・・・」

晃樹
「勿論理由はある。このレース、サクラバクシンオーとマチカネタンホイザが出る。同期の強敵相手に実力を見せつけるチャンスだ。マイル戦だとお互い適正内だ。バクシンオーとは最初で最後の勝負になると思うぞ」

ミホノブルボン
「承知しました」

ビワハヤヒデ
「ブルボン君、君は本当に納得しているのか?」

ミホノブルボン
「マスターのご命令なら・・・」

ビワハヤヒデ
「そ、そうか」

ミホノブルボン
「マスター、私は失礼します」

ビワハヤヒデ
「・・・私も失礼する」

ブルボン、ハヤヒデは出ていった。

晃樹
「ふぅ・・・。あれ?今日の記憶が無いぞ?今何時だ?」

チラッ

ライスシャワー
(ブルボンさん、スプリングステークスに出るんだ・・・バクシンオーさんやタンホイザさんと一緒に・・・でもライスは・・・)

晃樹
「ライス?居るのか?」

ライスシャワー
「ふぁああ!?お、お兄様、気付いてたの?」

晃樹
「ライス、お前もスプリングステークスに出るんだぞ?」

ライスシャワー
「え?でもライス、マイル戦じゃ上手く走れないよ?」

晃樹
「いや、お前ならいい勝負できる。何よりクラシックの為には必要な通過点だ。此処を通らないと先には進めないぞ?」

ライスシャワー
「・・・お兄様。ちょっと考えさせて?」

晃樹
「ああ、強制はしない。最終決定はライスに任せるよ」

ライスシャワー
「ごめんね・・・お兄様」

ガラッ

晃樹
「・・・着々と決まってきたな。後は・・・」

続く

Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.77 )
日時: 2022/08/17 21:46
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

真っ白な世界に、晃樹は立ち尽くしていた。

晃樹
「・・・ここは、どこだ?何で何も無いんだ?」

???
「トレーナーさん!」

晃樹
「誰だ、俺を呼んでいるのは・・・」

???
「ワタシデース!タイキシャトルデース!」

晃樹が後ろを振り返ると、タイキシャトルが笑顔で立っていた。

晃樹
「タイキ・・・何でここに?」

タイキシャトル
「トレーナーさん、アッチにスズカが見えマース!」

晃樹
「えっ、スズカ?」

タイキシャトル
「他にもフクキタルにブライト、パールさんもいマース!デモ変デスねぇ。ドーベルだけ見当たらないデス・・・」

晃樹
(メジロドーベルだけ居ない?ちょっと待て、それって・・・)

タイキシャトル
「ワタシ、スズカ達のトコロに行ってきマース!」

晃樹
「ちょっと待てタイキ!そっちは・・・」

バッ!

晃樹
「死の・・・!」

トレーナー室

晃樹
「ここは、トレーナー室か・・・眠っていたのか」

晃樹はウマ娘のレース日程の決定や野球部の練習メニューの考案で疲れが溜まり、眠ってしまっていた。

晃樹
「はぁ、悪夢なのか・・・」

タイキシャトル
「あっ、トレーナーさん!やっと起きましたネ!」

晃樹
「タイキ・・・居たのか」

タイキシャトル
「トレーナーさんが気持ちよさそうにスリープしてたノデ待ってマシタ!速くトレーニングしまショウ!」

晃樹
「・・・なぁ、タイキ」

タイキシャトル
「Why?」

晃樹
「お前は・・・俺から離れたりしないよな?」

タイキシャトル
「勿論デース!トレーナーさんはワタシの大切なファミリーデース!ずっと一緒デース!」

晃樹
「・・・ありがとう、タイキ」

そして、晃樹はタイキシャトルを連れてトレーニングに向かった。







歴代最強マイラー タイキシャトル
安らかに・・・

Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.78 )
日時: 2024/03/13 22:06
名前: バルト (ID: .JbKK/Zg)

マックイーン、トウカイテイオー、共に前哨戦で勝ちを納めた。
スプリングステークスでは、ブルボンが7バ身差の勝利、ライスは離れた4着、5着にマチカネタンホイザ。サクラバクシンオーは12着惨敗であった。

そして皐月賞前週、レイアは阪神競馬場に来ていた。

レイア
「ふーん、桜花賞はニシノフラワーが勝ったか〜」

ライスシャワー
「凄い速さだね、フラワーさん・・・」

桜花賞はニシノフラワーが3と1/2バ身差で快勝。

レイア
「さーてと、アタシの研修期間も終わりだし、そろそろ動き始めるかな〜」

ライスシャワー
「さ、サブトレーナーさん?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

晃樹
「よし、今日のトレーニングはここまでだ!」

セイウンスカイ
「ふぃー、やっと終わった〜」

キングヘイロー
「ぜぇ、ぜぇ、な・・・情けないわねスカイさん。この程度でへばって・・・」

セイウンスカイ
「いやぁ、そっちの方が辛そうじゃん」

キングヘイロー
「そんな訳ないでしょ!?」

タイキシャトル
「NoNo、2人とも観念してくだサーイ!疲れたならshoulderをボキボキホグしてあげマース!」

キングヘイロー
「そ、それは遠慮しておきます・・・」

セイウンスカイ
「勘弁してよ〜」

キングとスカイは後ろに下がる。

タイキシャトル
「逃がしまセーン!」

キングヘイロー/セイウンスカイ
「いやぁぁぁぁ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

メジロマックイーン
「ふふっ、相変わらず賑やかですわね」

晃樹
「大分吹っ切れたようだな。マックイーン」

メジロマックイーン
「何のことですか?わたくしはいつも通りですわよ?」

晃樹
「負け越してトレーニングに来なかったのは何処の何奴だったかな?」

メジロマックイーン
「や、やめてくださいまし!トレーナーさんこそ、わたくしが来てない間、散々な有様だったじゃないですの!」

晃樹
「な、何を言うか!」

メジロマックイーン/晃樹
「ぐぬぬっ」

グラスワンダー
「お二人共?喧嘩をするなら、私が御相手しますよ〜?」

グラスからオーラが漂う。

晃樹
「い、いや・・・」

メジロマックイーン
「わ、わたくしは失礼します!」

マックイーンは恐る恐るその場を立ち去る。

グラスワンダー
「トレーナーさん、少しよろしいでしょうか?」

晃樹
「どうした?」

グラスワンダー
「・・・ライス先輩の事なのですが」

晃樹
「ライス?今阪神競馬場に行ってるな。レイアと一緒に・・・」

グラスワンダー
「サブトレーナーさん、何故ライス先輩だけを同行させて阪神競馬場に観覧しに行ったのでしょうか」

晃樹
「・・・さあな」

グラスワンダー
「申し訳ございません、突然こんな事をお尋ねしてしまって・・・ですが、ライス先輩には、運命的な何かを感じたので・・・特にこの間のスプリングステークス以降から、より強く・・・」

晃樹
(・・・史実では、ライスの皐月賞からの鞍上は・・・的場均さん。グラスも的場さん・・・グラスも思う所があるのだろうか)

グラスワンダー
「トレーナーさん、サブトレーナーさんは何かを企んでいるのでは無いのでしょうか・・・」

晃樹
「大丈夫だよグラス。心配しなくても、何も無いから」

グラスの頭に手を乗せる。

グラスワンダー
「///!。そうですね」

だが、グラスワンダーの予想は的中した。

トレーナー室。晃樹、マックイーン、グラス、ライス、レイアが居合わせいた

晃樹
「・・・自立?」

レイア
「そ。研修期間も終わったわけで、アタシも自立して、自分のチームを作ろうかなって。それで、最初のメンバーはライスちゃんに決めたの」

メジロマックイーン
「そ、そんな勝手!許されるはずありませんわ!」

晃樹
「マックイーン」

メジロマックイーン
「・・・申し訳ございません。取り乱しましたわ」

晃樹
「お前の意向は分かった。だが、ライスは納得しているのか?」

レイア
「それは本人に〜」

晃樹
「ライス、本当に良いのか?」

ライスシャワー
「・・・うん、ライス・・・このままだとダメだと思ってる。だから、お兄様に甘えないように、サブトレーナーさんに付いてく」

晃樹
「・・・そうか」

レイア
「どうする?止めるなら今のうちだと思うよ?」

晃樹
「いや、俺はライスの考えを尊重する」

グラスワンダー
「・・・トレーナーさん」

晃樹
「だが、これだけは言っておくぞライス。お前が相手である限り、俺らはお前を潰す勢いで相手する。その覚悟があるなら、どうぞ移籍してくれ」

ライスシャワー
「・・・」

メジロマックイーン
「トレーナーさん、いくら何でも言い過ぎでは・・・」

ライスシャワー
「勿論、その覚悟は・・・あるよ?ブルボンさんにも、マックイーンさんにも、そしてお兄様にも・・・勝つよ?」

レイア
「という事で、ライスちゃんはウチのチームで育てるね〜。じゃあね〜」

レイアはライスを連れて去った。

カフェにて

晃樹
「はぁ・・・」

一護
「どうしたおめェ」

晃樹
「何でもねぇよ。はぁ」

一護
「・・・」

ヒシアマゾン
「何シケたツラしてんのさッ!」

突然ヒシアマゾンに耳を引っ張られる。

晃樹
「痛ててて!いきなり何だよ痛ってぇなぁ!」

ヒシアマゾン
「それはこっちの台詞だ!こんなど真ん中の席で不貞腐れやがって!」

晃樹
「別に不貞腐れてねぇよ。ちょっと気持ちがドライなだけだよ」

ヒシアマゾン
「それを不貞腐れてるって言うんだよ!・・・もしや、ライスの事かい?」

晃樹
「何だよ、もうバレてんのかよ」

ヒシアマゾン
「何で回りに相談しないんだい。自分1人で抱えていてもストレスで倒れるよ?」

一護
「コイツ言えねぇんだよ。回りに心配かけたくないから。それに、親友の俺には、言わなくても分かるってな!」

晃樹
「何だよそれ・・・」

ヒシアマゾン
「ん〜。決めた!アタシ、アンタのチームに入ってやるよ!」

晃樹
「バカ言うな、リギルもう人居ねぇだろ。チーム人数ギリギリなのに、お前抜けたら存続も危ねぇだろ」

ヒシアマゾン
「それがねぇ、エルが移籍しちまって、リギルは解散しちまったんだよ・・・」

晃樹
「エルの移籍?・・・的場均・・・まさか!?」

晃樹はホールの掲示板に向かった

【チームイプシロン】
トレーナー レイア
メンバー ライスシャワー・エルコンドルパサー・アグネスデジタル・ビコーペガサス・メイショウドトウ

晃樹
「・・・嘘だろ」

ヒシアマゾン
「だから言ったろ?それにほら」

ヒシアマゾンは下の記事に指を指す

【チームリギル、解散】
尚、ヒシアマゾンはチームオリオンに移籍。
エルコンドルパサーはチームイプシロンに移籍。
ナリタブライアン、フジキセキ、テイエムオペラオーの移籍先は不明

ヒシアマゾン
「アタシとエルだけ移籍先が決まってるんだよ」

晃樹
「何でオリオンだよ・・・」

ヒシアマゾン
「アンタのとこには、リギルから移籍した連中が多いからねぇ。アンタなら信用できる。それに・・・アタシはブライアンと勝負したいんだよ」

晃樹
「夢を見て俺のチームに・・・そういう奴ばっかだな」

ヒシアマゾン
「で、どうすんだい?アタシを入れてくれるかい?」

晃樹
「・・・良いぜ、歓迎するよヒシアマゾン!」

ヒシアマゾン
「ふふっ、これからよろしく頼むよ、トレ公!」

ヒシアマゾンがチームオリオンに加入した

一護
「・・・俺は何だったんだよ。出したかっただけか?」

続く

Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.79 )
日時: 2024/01/31 22:34
名前: バルト (ID: .JbKK/Zg)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

???
「私も連れてって!・・・私、総ちゃんの親代わりだもの。それに私・・・十四郎さんの・・・傍にいたい」

十四郎
「・・・知らねぇよ、お前のことなんざ」

総悟
「・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

総悟
「・・・土方のバカの死体が4018体・・・土方のクズの死体が・・・」

十四郎
「羊を数えろぉぉぉぉ!!」

総悟
「何ですかい、起こしに来てくれたんですかぃ?4019号」

十四郎
「・・・もう一回眠るかテメェ。客が来てる、風紀委員室に行け」

総悟
「・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

近藤
「いやぁ!ホント懐かしいですなぁ!まさか明星学園の近くの高校に転校してきたとは!」

???
「うふふ、私も驚いちゃった。近藤さん達もこっちに来ていたなんて。行き先も伝えずに行っちゃうから」

近藤
「あの頃は申し訳ない!こちらも急に決まったことで・・・!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

咲夜
「・・・誰、あの女」

前原
「すっげぇ美人じゃん!」

上鳴
「後で連絡先交換してぇ!」

士郎
「やめとけよ2人とも」

一角
「つーか、あの女誰かに似てねぇか?」

善逸
「確かに、中等部にあんな見た目の奴いたような・・・」

山崎
「アンタら知らねぇの?総悟さんの姉上さんの沖田ミツバさんだよ」

男鹿
「あ?あの生意気なガキの姉貴だぁ?」

咲夜
「そ、なら興味は無いわ」

咲夜はその場を去った。

一角
「しかし、似ても似つかねぇな。あんなお淑やかそう女があのガキの姉貴なんてよォ」

山崎
「だからよく言うでしょ。片方がちゃらんぽらんだと、もう片方がしっかりするようになってんの!バランス良くなるようになってんの世の中」

???
「・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

近藤
「それじゃa」

ドゴォォォォ!!

山崎/男鹿/士郎/上鳴/前原/一角/善逸
「ギャァァァァァ!!!」

ドサァ

ミツバ
「あら、とても賑やかね」

近藤
「お!来たか総悟!」

総悟
「すいやせーん、コイツ片してから行くんで」

ミツバ
「こら総ちゃん!お友達に乱暴しちゃ!めっ!」

総悟
「・・・」

ササァ

総悟
「ごめんなさい!お姉ちゃん!」

山崎
「えーーーー!!!」

近藤
「はっはっは!相変わらずミツバ殿には頭が上がらん様だなぁ!総悟!」

総悟
「お久しぶりでござんす、姉上!明星学園まで遠路はるばる、ご苦労様です!」

山崎
「え、何これ・・・」

近藤
「まあまあ、ここは姉弟水入らず、邪魔するのは野暮ってもんだ。総悟、今日の風紀委員の仕事はしなくていいぞ!ミツバ殿にこの学校を案内してやれ」

総悟
「!!!・・・ありがとうございます!ささっ、姉上!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

山崎
「・・・局長、なんですかアレ」

近藤
「アイツは幼い頃に両親を亡くしてな・・・それ以降は家の養子になったが、姉であるミツバ殿は変わらず親代わりだったんだ。アイツにとっては、唯一気を緩められる場所なんだよ」

山崎
「そうだったんですね・・・分かりました、今日の総悟さんは見なかったことにします!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

咲夜
「てことで、私とトシには何も関係ない感じだったわ」

晃樹
「だからってなんで俺に報告してんの」

咲夜
「だってあの感じ、近藤家と古くからの付き合いみたいだし、弟のアンタにしか言えないわよ!」

晃樹
「でも、近藤さんから聞いた話だと・・・ゴニョゴニョ」

咲夜
「はぁ!?」

咲夜は慌ててその場を去った

晃樹
「・・・おい、俺の出番これだけ?」

中等部Z組

チラッ

咲夜
「あの泥棒猫の化けの皮剥いでやる」

雪乃
「なぜ私までこんな厄介事に巻き込むのよ」

めだか
「全くその通りだ。私はストーカー行為は好きでは無い」

雪乃
「それに、彼女と行動を共にするのは、癇に障るしなるべく避けたいのだけれど・・・」

めだか
「何を言う!私は貴様と仲良くしたいのだ!」

雪乃
「やめてちょうだい。寒気がするわ」

咲夜
「喧嘩しないでよ!」

バァン! プシュゥー

咲夜
「危な!」

咲夜達は間一髪でバズーカを避ける

咲夜
「あのガキ、本気で狙ってきた・・・」

総悟とミツバは教室を移動した


続く


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