社会問題小説・評論板
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- 死にたがりの私
- 日時: 2012/09/02 11:19
- 名前: 桜 (ID: j5WpSu7v)
初めまして、の方が多いと思います。
桜です。
この小説を読もうとしている方への注意です↓
・誤字脱字が多いです。
・文才ないです。
・更新遅いです。
・登場人物紹介はありません。
・登場人物の口調がよく変わります。
・季節ないです。
・起承転結ないです。
・完結するか分かりません。
・小6(現在中1)が書いた駄作です。
いけるっ、という方はそのまま下へ。
無理な方は小説一覧へ戻って下さい。
それと、荒らし、中傷などはやめてください。
アドバイス等は大歓迎です。
- Re: 死にたがりの私 ( No.3 )
- 日時: 2012/09/02 12:10
- 名前: 桜 (ID: j5WpSu7v)
私がいじめられるようになったのは、中学2年生の春。
私の学校は、クラス替えはない。
1年から3年まで、クラスは変わらない。
私は、1年の時から、友達はいない。
作らなかった。
……作れなかった。
感情を表に出すのが怖くて。
感情を見せたら、私の全てが知られてしまいそうで。
今までいじめられなかったのが、おかしいくらい。
私はいじめられてもよかった。
いじめられたら、死ねばいいと思っていた。
でも、でも……。
いじめられてから、やっと分かった。
死ぬのは怖いと。
自分で自分を殺すのは、無理だと。
私は、馬鹿だ。
こんなにも苦しいのに、生きるなんて。
何故生きているの?
何故死ぬのが怖いの?
何故苦しんで生きなくてはいけないの?
何故、何故……?
自分自身が分からない。
死にたいのに、死ねない。
私は、何を望むの?
- Re: 死にたがりの私 ( No.4 )
- 日時: 2011/10/22 15:37
- 名前: 桜 (ID: .CNDwTgw)
「そろそろやめない?明日もあるし」
「そうね、じゃあ今日は終わりにするね。穂乃実、バイバ〜イ♪」
皆が私を1回づつ、蹴る。
別れの挨拶、みたいなモノ。
私は、トイレの床に蹲り、ただひたすら耐える。
最後の蹴り。
トイレは、私1人になった。
私は無言で立ちあがると、学校を出た。
私は、学年全員にいじめられている。
よく飽きないなぁ、と思う。
そんなに私をいじめて、楽しい?
良心は傷つかないの?
そもそも、良心がヒトカケラもないの?
『何故同じ人間なのに、いじめるの?』
私は、これを皆に聞いたことがある。
皆から、返ってきた言葉。
『楽しいから』
- Re: 死にたがりの私 ( No.5 )
- 日時: 2011/10/23 21:43
- 名前: 桜 (ID: .CNDwTgw)
家に着いた。
「ただいま」
「おかえり〜、穂乃実」
母が、リビングから出てきた。
「あら、何があったの!?」
母の視線の先、私の制服。
泥だらけ。
泥水を何回もかけられたから。
「あはは〜、転んじゃって」
私は、無理に笑った。
「そう、洗っておくから着替えてね」
「は〜い」
母に心配させないため。
家族に迷惑をかけないため。
いじめられている事を隠さなくては。
私は自分の部屋に入り、鍵をかけた。
それまで浮かべていた、笑顔が消えた。
- Re: 死にたがりの私 ( No.6 )
- 日時: 2012/09/02 12:18
- 名前: 桜 (ID: j5WpSu7v)
ベッドに横になり、私は自分の言った言葉を思い出した。
私が言った、言い訳。
『転んじゃって』
何回も同じ言い訳をした。
気づかない訳ないよね?
毎日毎日私は泥だらけで帰ってくるんだよ?
いじめられてるって、分からない訳ないよね?
母は、家族は、見て見ぬふりをしている。
何で?どうして?
家族は、私の味方じゃないの?
……何で私はこんな事を考えているのだろう?
あの言い訳は、家族にいじめの事を隠すための言い訳なのに。
本当は、知って欲しいんだ。
助けて欲しいんだ。
私はこんなにも苦しんでいるよ、って。
私はこのままだと壊れてしまうよ、って。
私は、弱虫だから。
- Re: 死にたがりの私 ( No.7 )
- 日時: 2011/10/26 18:47
- 名前: 桜 (ID: .CNDwTgw)
「ご飯よ〜」
母の声がドアの外から聞こえた。
私は部屋を出て、何となく、隣の部屋を見た。
姉の部屋。
九重 穂乃果(ここのえ ほのか)
それが姉の名前。
今は、19歳だったかな?
最近、会っていないから。
最近というか、全然会っていない。
確か、最後に会ったのは5年前かな?
姉は、中学2年生の頃から引きこもりになった。
原因は『いじめ』
姉の部屋は静か。
生きているのか疑うぐらい静か。
まぁ、いつもの事。
私がリビングへ着いた頃には、姉の事はすっかり忘れていた。
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