複雑・ファジー小説
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- ・・・夕映えのリベラリスト・・・(自由主義者の物語)
- 日時: 2011/06/30 17:09
- 名前: ザクラ・ノイザ (ID: jusjvnjl)
こんにちわ。はじめてのかたもそうでないかたも、ぜひ!読んでいってください!!
・このスレッドのルール
(お願い)このスレッドにレスをしたら、適当な頃に削除してください。最終的には小説本文だけを残していきたいので…。
この小説に出てきた用語を覚えるのが難しい、との意見をいただいたので!
下のスレに用語集みたいなものを作りました!!
>>116
【スレ主さんへ:】←アドバイス(?)ありがとうございます!
ではスタート!!!
夜、満月だったかな。星がすごくきれいだった。
僕は、そんな宝石が輝くような 夜 に家を飛び出した。
なぜって?それはねぇ・・・
・・・・・・僕が、犯罪を犯してしまったからなんだよ・・・・・・
これから、どうやって生きていけばいいんだろう?
お金も着替えも食料も・・・
全部、家においてきちゃったよ・・・。
引き返せないよ?もう、・・・戻れないんだ・・・。
少年は濡れた瞳をごしごしと拭うと笑った。
「あははははー!まぁ、いっか。僕はこれで自由なんだもん!」
少年は、暗い夜の街を歩く。
楽しそうに、ゆかいそうに、面白そうに、悲しい歌を歌いながら。
母の歌った子守唄。優しく切ない思い出の歌。
- Re: ・・・夕映えのリベラリスト・・・(自由主義者の物語) ( No.69 )
- 日時: 2011/04/28 18:53
- 名前: ザクラ (ID: jusjvnjl)
- 参照: http:
<<缶コーヒー様>>
若者受けですか〜⇒自分若者ww
イエイエ、缶さんの小説自分は面白いと思いますよww((ってかファン!
思ったけど、今日は面白いくらいに返信し合いましたねww3回くらい?ww((もう普通に雑談しちゃいたいくらいですよwwマジマジ
- Re: ・・・夕映えのリベラリスト・・・(自由主義者の物語) ( No.70 )
- 日時: 2011/04/29 18:46
- 名前: ザクラ (ID: jusjvnjl)
- 参照: http:
期待して損した、と窓から次々に離れていく生徒達。
でも、オレは離れなかった。
———嫌な予感がした・・・
「・・?ミズ、どうした?何かが空でも飛んでたか?」
冗談交じりの言葉をかけてくる待紀。
しかし、今のオレの耳には彼の声すら届いてはいなかった。
(・・・確か、リンっていう名前のピエロの女の子の仲間が現れたときも、遠くで爆発音がしたよな?炎や煙はあがってなかったけど。)
今、起きている現象はその時のと全く同じではないか。
オレはその場から動けなかった。
待紀意外の生徒達はすでに、会話をし始めていた。
キーンコーンカーンコーン・・・
学校の、授業を知らせる合図の鐘が鳴った。
立っていた生徒達はゾロゾロと自分の席につき、教科書を開いて予習をする。
「・・・・ミズ、チャイムなったぜ?席に座ろう。」
待紀がオレの征服の端を引っ張ってくる。
それでようやくオレは我にかえった。
「・・・ぁ、あぁ。もう授業・・・始まるな。」
周りの生徒達が座っている状況を見て、オレはあわてて言った。
(・・・・まぁ、・・ぇと、気のせいだよな。ぅん、絶対にきのせいだ。)
オレは気を取り直して自分の席に座る。
ガラァァ———・・・
教室に先生が入ってきた。
「みんな、さっきの爆発音聞いたか?先生は聞いてビックリした。」
——でも、煙あがってなかったよね?
——映画の撮影でもやってたんじゃね?
——空耳だよ〜。
——空耳でこんなに大きい音?
先生の言葉を合図に教室中がざわめきだす。
それと同時にオレの不安もふくれていき———・・
「ぃやぁ—、先生達が確認したところ、あの爆発音は原因不明だが、何かが爆発してはいないらしい。これで安しn——・・」
ガタンッ!!
教室が一瞬静かになった。
生徒達は突然立ち上がったオレをいっせいに見る。
「・・・・先生・・。ォレ、トイレ。」
ドッ、と教室中に笑い声が広がる。
オレは先生からの返事や、オレへ向けられた生徒達のからかいの言葉さえも無視して教室を飛び出した。
オレはいっきに学校の玄関を飛び出した。
なぜ、自分がこんな行動をとったのかは分からない。
しかし、自分が、目指して進む場所は予想がついた。
ピエロの少女リンと初めて会った場所だ。
- Re: ・・・夕映えのリベラリスト・・・(自由主義者の物語) ( No.71 )
- 日時: 2011/04/29 19:27
- 名前: 缶コーヒー ◆kkrRyVQtyA (ID: YoZ5ZryJ)
- 参照: スィーヤッ!サァ!!
雑談してしまいましたね、ワライ
ファジー小説では雑談を出来るだけ控えたいとの記述があったにも関わらず
なんだかんだ、雑談してしまうものですよ、ハイ
っていうか、私も若者なんですけどね、なんだかんだ。
- Re: ・・・夕映えのリベラリスト・・・(自由主義者の物語) ( No.72 )
- 日時: 2011/04/29 19:46
- 名前: ザクラ (ID: jusjvnjl)
- 参照: http:
<<缶コーヒー様>>
おぉーマジですかww
デハデハ同じ若者どうし小説がんばっていきましょう!!
- Re: ・・・夕映えのリベラリスト・・・(自由主義者の物語) ( No.73 )
- 日時: 2011/04/30 16:44
- 名前: ザクラ (ID: jusjvnjl)
- 参照: http:
鎖維は青騎野瑞が学校へ行くために家をでた直後、自らもアパートを後にした。
時は朝。7時30分だ。
町は太陽の光をあびていて、明るかった。
まだ朝の臭いの残る町を早足で鎖維は歩く。
向かう先は決まっている。パーてぃー、だ。
パーてぃーとは町の中心部にある、執事喫茶のことだ。
しかし、鎖維がそこに行く理由はお茶を飲むためではない。知り合いの橋太郎に合うためだ。
「・・・昨日はお兄さんが邪魔で話せなかったんだよね。」
鎖維は胸にかけているコインのネックレスを握りしめ、走り出した。
パーてぃーについた鎖維はさっそく太郎につれられ、奥の個室に入る。
小さい窓が一つしかない部屋は薄暗く、和室だという事がそれをさらに不気味にさせた。
「・・で、話ってなんだ?昨日言えばよかったじゃねぇかよ。」
太郎は眉をひそめつつ聞いてきた。
それに対し、鎖維もこまったように眉をひそめ返す。
「昨日はお兄さんがいたから・・話しにくかったんだよね。」
「お兄さんって青騎野瑞君か。瑞君の前で話しにくいことって・・・まさか・・」
太郎の反応に鎖維は薄く笑った。
「そう、そのまさかだよ。」
ため息をつく太郎。
きっと面倒くさいんだろうな、と思いつつ、鎖維は言った。
「・・・依頼を受けて欲しいんだ。」
「・・久しぶりにきくぜ。そのセリフ・・。」
そうだね、とほほえみ口を開く鎖維。
「殺して欲しいやつがいるんだ。」
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