複雑・ファジー小説

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kissから始まる恋♪
日時: 2013/09/22 02:13
名前: SAYAKA (ID: tDLDmNtV)

前書き
下手ですけど頑張ってやります。

感想などのコメントもお待ちしてます。


途中で裏が、入ってくるかもしれないので、
苦手な方は読まない方が良いです。

Re: kissから始まる恋♪ ( No.32 )
日時: 2014/05/06 19:42
名前: SAYAKA (ID: 2r74csLN)

5#景の歪んでいく愛 病んでく心

次の日の朝、私はいつも通りに教室の扉を開く。

一歩足を進めたそのとき、肌で私は何かを感じた。
教室の空気がいつもと違ったから。
クラスの皆がニヤニヤと口元を緩ませて、
私を見てる。
「ねぇ、昨日さぁ、白坂を家に上げたんだって?」
クラスの女子の一人が話し掛けてくる。
何で、知ってるの?
誰に見られてたんだろ。

とりあえず、めんどくさいから無視して、
自分の机に向かって歩を進める。
「あっれ〜?
否定しないって事はそーゆーコト?」
今度は男子。
今、当たり前の事に気付いた。
クラスの人間のほとんどが景のグループだ。
そのグループ内で情報が回るのはチーターより速い。
学校に広まるのも速いけど。
そして、肝心の誰に見られたか。
結論から言えば景だ。
あの日怜が私の家から出た時間を考えれば、
分かるのは、あの時間はあんまり人は通らない。
場所も近くに何も楽しいものは無い、
普通の住宅街だし。
そして、私の隣の家は景の家。
私の家の玄関の扉は景の部屋からだったら、
頑張れば見える。
「うざいんだけど。」
低めの声を出す。
それでも、彼らは当然まだ言ってくる。
「なあ、ヤったのか?(笑)」
うっざ。
下品に笑って私の目の前に立つクラスメートに
凄まじいほどの殺意が沸く。
死ねばいいのに。
「はあ?
あんた達と一緒にしないでくれる?
私、そこまで軽くないから。」
軽く睨んでやると、怯えたのか、
目の前に立っていた奴は私を避けた。
「じゃあ、二時間も何やってたんだ?」
後ろから、あいつの声がする。
入ったところも見られてたのか。
二時間ってバレてるって事はそーゆー事でしょう。
声の方へ振り向くと嘲笑を浮かべて机に座る景が。
「何で、あんたなんかに言わないといけないの?
関係ないじゃん。」
「あー、言わないんじゃなくて、
言えないんだろ?(笑)
どうせ、ヤらしいコトしてたんだろ?」
景が立ち上がって、私の近くまで歩いてくる。
身長差が私を見下ろさせる。

見下ろされてる上に
小馬鹿にするように笑ってるのが腹立つ。
「なんですって?」
こうなったら最後。
私と景のケンカになるだけ。
他の人間は止めもしないで眺めるだけになる。

普段通りなら…。

「気持ち良かったか?
頭は良い、白坂君とのsexは。」
怜をバカにされて、腹が立った。
カアッと頭に血が上る。

ーパァンッ!!!ー
私の手と景の頬が高い音を教室に響かせる。
「してないって言わなかった?
あ、ごめん、はっきりとは言ってなかった。
人間相手だと思ってたから。
猿には日本語は難しかったね。
怜はあんたなんかと違って優しいから、
そんな事、付き合ってもないのにしない。
考えてないとは私には言えないけど、
表に出したりしないから。」
左頬を赤くした景が黒くて冷たい笑みを浮かべる。
「へえ…?
やっぱり、マジなんだ………?」
無言で睨んでやる。
向こうも笑ってはいるけど、睨んでくる。
目だけは笑ってないってこうゆう表情を言うんだ。

ーガラガラー
怜が教室に入ってきた。
教室の緊張感を感じたのか、一瞬足を止めた。
「また、やってんのか。」
ため息交じりで声を出した怜は私の方へ来た。
「今回は何のケンカしてんだよ。」
「…………昨日、怜が私の家に来たとき、
私と怜が……エッチしてたとか言われたから、
腹立って……。」
そんな事を言われてるのは、
私があのとき、怜を引き留めたからって
心のどこかで分かってるから、しどろもどろになってしまった。
「……別に、勝手に言わせとけよ、
してねぇもんはしてねぇんだからよ。」
この、怜のセリフで私の頭は一気に冷えた。
「うん!」
返事をすると、怜は優しく頭をポンポンと撫でてくれた。

Re: kissから始まる恋♪ ( No.33 )
日時: 2014/06/22 10:31
名前: マリー (ID: 7jx1K2pT)

萌えます

Re: kissから始まる恋♪ ( No.34 )
日時: 2014/07/01 21:51
名前: SAYAKA (ID: 2r74csLN)

コメントありがとうございます!!
お礼に明日しっかりと更新させていただきます

Re: kissから始まる恋♪ ( No.35 )
日時: 2014/07/02 17:07
名前: SAYAKA (ID: 2r74csLN)

6#景の狂愛 景視点

昼休み。
クラスの仲良い奴らと飯を食いながら、
ちらりと隣を見る。
楽しそうに白坂と談笑してる香波。
なんだよ、俺には高一の春から笑顔も見せない癖に
幼馴染みには悪態しか吐かねぇ癖に?

そんな、仲良くなって1ヶ月くらいの男に……
ガキの頃から一緒に居たのは俺なのに……
なんで………………………………
あんな男に…………

良い笑顔だな。
香波?
それで、相手が女だったら
こんなにイラつかなくて済んだのか?
なあ?なんで男なんだよ。
なんで……そんなに仲良くなってんだよ。
なんで、そいつの事好きになった?
なんで…………
…………………………………………俺じゃなかった?
ずっと近くにいたのに
こんなに愛してやってるのに


ああ、そうだ。
もう
手に入らないなら、
笑い掛けてもらえないなら

この手で………………………………






殺してしまおうか?

中3までは俺にも笑っててくれた
作り物に変わったのはその年の秋
それでも、仲は良かった。
高1からだ。
笑わなくなって、俺と喧嘩しかしなくなったのは。

そうだ
全部、香波が悪いんだ。
殺されても、犯されても
文句は言えねぇよな?

今日は運が良いことに香波と俺が日直だ。

決行は……
放課後の掃除の時間だ。

楽しみだな?
香波。

香波を見て、舌舐めずりをした。
放課後を楽しみにして。

Re: kissから始まる恋♪ ( No.36 )
日時: 2014/07/02 17:25
名前: SAYAKA (ID: 2r74csLN)

ケータイを新しくしました!

新しくメールアドレスを載せました。
迷惑行為禁止ですよー(笑)
感想、続きの催促にご利用ください。
今後ともよろしくお願いします


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