複雑・ファジー小説
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- kissから始まる恋♪
- 日時: 2013/09/22 02:13
- 名前: SAYAKA (ID: tDLDmNtV)
前書き
下手ですけど頑張ってやります。
感想などのコメントもお待ちしてます。
途中で裏が、入ってくるかもしれないので、
苦手な方は読まない方が良いです。
- Re: kissから始まる恋♪ ( No.77 )
- 日時: 2015/01/24 02:16
- 名前: SAYAKA (ID: dZvWwzVY)
遅くなってごめんなさい!!
意外に書けませんでした!
本当にすみませんでした
それでは本編の方をお楽しみください
【コワレタノハナニ?】2
その後の休み時間
仲島は香波が口をきくのがめずらしくて興味を持ったらしく
ずっと香波に話しかけている
「ねぇねぇ、香波ちゃんって呼んでもいい?」
「もう呼んでるじゃない」
「ありゃ、知ってたんだ。
香波ちゃんの前では幼馴染ちゃんって呼んでたつもりなんだけど?」
「私の近くでも言ってたわよ」
「えー?嘘、うっかり出してたのかな?」
「私が近くにいたのに気付いてないって選択肢は?」
「ないない(笑)
だって香波ちゃん可愛い上に良い匂いするもん
気付かないわけねぇって」
「どうだか……。」
あ、の、やろっ!
全力で口説いてやがる……っ!
態度はそっけねぇけど返事はしてるし
まんざらでもなさそうだ……
ムカつく
他の男と話してるお前なんか見たくねぇ
いつもみたいに無視してろよ
なんて……
おかしいだろ?
彼氏でもないのに独占欲
そういや彼氏(仮)は何やってんだ
自分の女(仮)が口説かれてんのに……
白坂に目を向けると
思い切り仲島を目で威嚇していた
それで初めて気づく
仲島は香波がめずらしいからでもなんでもなく
俺たちの反応を楽しんでるんだな
「良い匂いってどんな匂い?」
キョトンとした感じで可愛い香波が問う
香波の匂いか……
香水つけてねーから普通に女の匂い
甘くて良い匂いだ
「香波ちゃんの匂い?
んーとねぇ、香波ちゃんはえっ……______」
『あーーーーーー!!!』
大きな声で叫びながら
俺は仲島の口を白坂は香波の耳を塞いだ
不思議そうな顔の香波と
ニヤニヤと笑う仲島
その仲島を睨む俺と白坂
俺はそのまま仲島を引っ張り自分の席に連行した
「景可愛いなー(笑)」
「今お前に殺意しかないわ」
「うわ、こっわー」
戯けて見せる仲島
「けーいくんっ!」
後ろからクラスの女子が抱きついてきた
「どうした?沙奈江」
「メール見て?」
耳元で囁かれる
おそらく誰かに聞かれたくない
もしくは聞かれるとまずい内容なんだろう
俺はそっとケータイを確認した
メールは一通届いていた
その内容に思わず頬が緩んだ
「なに?どうしたんだよ景」
「なんでもねーよ」
不思議そうに俺を見る仲島に笑顔を向けた
ああ、壊れてんな……
俺。
- Re: kissから始まる恋♪ ( No.78 )
- 日時: 2015/03/09 02:27
- 名前: SAYAKA (ID: sq.MYJuj)
18#壊したのは誰?
クラスの女子数人に囲まれたと思ったら
空き教室に閉じ込められた
ああ、またか そう思った
どうせ景が来るんでしょ?知ってるよ
良いよ、もう何も怖くない
……嘘、怖い、でも大丈夫
決めたもん、私は景と向き合うの
大好きだから、ずっと友達でいたいから
憎しみも悲しみも愛情も全部受け止めてはっきりさせるんだ
大丈夫、大丈夫、景だもん
ちゃんと話せば分かってくれる
大丈夫、あんなに仲良かったんだもん
また昔みたいに話
出来るようになれるよ
- Re: kissから始まる恋♪ ( No.79 )
- 日時: 2015/04/23 12:21
- 名前: 出版関係勤務 (ID: pw5pvX99)
小説家志望でいらっしゃるのでしょうか?
率直な感想としては頭が悪そうな文章で読んでいてフラストレーションが溜まります。
中学生の趣味レベルですね。
ラノベ等しか読んだことがないのでしょうか?
と思われるくらい文章力や語彙力に欠けると思います。
小説家を目指すのならばもっと難しい本も読まれた方がいいですよ。
あとたぶんお若い方でしょうから人生経験が浅い分、文章の重みや説得力がないのは仕方がないのかもしれませんね。
小説家になれる人物というのは、根っからの天才か、根っからの変態か、物凄く濃い人生経験を積み重ねつつ一途な努力続けた人だけですので、今のままでは無理でしょうね。
お子さまの恋愛しか経験されたことがないのがバレバレです。
自身で体験するのが難しいのであれば、それこそ沢山の小説(ラノベ等ではなく一般的な小説)を読み、追体験をされた方がいいと思いますよ。
- Re: kissから始まる恋♪ ( No.80 )
- 日時: 2015/05/02 00:10
- 名前: SAYAKA (ID: u6EedID4)
出版関係勤務様
厳しいご指摘ありがとうございました
確かに僕は小説家を目指してはいますが
知識も文章力もなくて
とても稚拙な文章のみで更新しています
書いているうちに少しずつ力がつけばと
思っていたのですが
アドバイス通り少し硬めの小説を読み漁っていこうと思います。ありがとうございました
読者の皆様へ
今から更新いたします
1時間〜2時間程お待ちください
- Re: kissから始まる恋♪ ( No.81 )
- 日時: 2015/05/02 01:33
- 名前: SAYAKA (ID: NGqJzUpF)
ドアが開いて景が入ってきた。
勢いのまま私に抱きついて力いっばい腕で身体を締めてくる。
痛くて苦しい。
腕の力と景の私への愛は比例しているのだろうか?
「……景」
ぼそりと呼ぶと
ピクリと反応する彼の身体
「ああ、痛かったよな?ごめんな」
腕の力を緩めただけで
私を離す気配はなさそう
「……ごめんね」
私の背中に当たっている指先が跳ねる
「何が?何でお前今謝んの?
は?普通怒るんじゃねぇの?
またなんかするつもりかってさ……
いつもみたいに怒れよ……?」
泣きそうに震える声
ねぇ?何に怯えてるの?
震える背中に手を回す
できるだけ優しくさすりながら声をかける
「良いよ、殺したいなら殺して……。
抱きたいなら、そうすれば良いわ。
でもね?心は……あげられないの。
大好きなのは大好きなのよ
あの時から変わらないわ。
でも、もうダメなの
私はもう怜じゃなきゃダメなの」
泣いちゃダメ、怯えちゃダメ
だって今泣きそうなのも怯えてるのも景。
私なんかが今泣いちゃダメ
「お前の気持ちは分かった」
急に落ち着いた声になった。
怖いくらいに落ち着いた声。
「お前の一番になりたいって言わない。
二番目で構わない。
好きじゃなくて良いから……
俺を……浮気相手にして欲しい」
抱き締めたまま言い放ったそれは
私にとっても景にとっても残酷な関係提示
そんな関係になったってお互い辛いはずなのに景はそれを提示してきた
その意味は考えなくても分かった
それだけ私が欲しいんだ。求めてるんだ。
でも、それでも私はそれに応えられない。
きっと傷付ける
いや、もう傷付けてる
「ごめんね……。 」
瞬間、景が私を突き飛ばす
その場にしりもちをついてしまう
「この場で無理やり犯すけど……
それでもいいわけ?」
ぐっと近くなる目。
逸らしたくて仕方なくなるけど
私は逸らさないで景の目を見る
「良いよ」
見ていた目が驚きに開くのが分かった
「は?」
震え出す声と身体。
「景をこんなにしたのは私よ。
その責任は私が取る
景がそれで満足するなら構わない」
刹那
一つ……粒が私の頬に落ちる
まだ少し生温かくて不快感に襲われる
「景」
まっすぐ歪んだ彼を見つめる
ひとつ、ふたつ、みっつ
続けて落ちてくる雫は
まだ彼に優しさが残ってる証
否、昔のままの彼がいる……
と表現したほうが正しいかもしれない
ほら、やっぱり私の知ってる人。
向き合えば……全て受け入れたら……
こうなるのは分かってた
私の初恋の人よ?
本当に心の底から最低な男になるわけないじゃない、信じてた。
もう怖くない
「ごめんね……景。
私もう怜しか愛せない。
でも、それでも……──────」
「幼馴染として仲良くしたい」
私が言う前に景が遮る。
「お前の言いそうなことだな。
想像つくよ、何年の付き合いだと思ってる」
言いながら離れていく景の目は前髪で隠れてしまっていて表情は伺えない。
「自分でもわがままで勝手だと思うわ。
だから、嫌なら強要はしない。
戻れないならそれで構わない」
数秒の沈黙
「別に良いよ。
その代わり一つだけ約束して欲しい」
涙の止まった赤い目が私を映す。
「約束……?」
「そう、しかも一つだけ
悪い話じゃないはずだぜ」
「まあ、そうね」
"幼馴染として仲良くしたい"
その条件なら景に徳があって私に不利になる事なんてあまりない
そう考えると好条件かもしれない
私の考え込む顔を数秒眺めてから
微笑み、そして静かで落ち着いた声で
「もし、もしも白坂と別れる事になったら
今度は好きじゃなくても俺の所きて。
あいつと別れる事になったら
今度こそ俺を選んで」
予想外の答えだった
目を丸くする私を軽く笑い
"絶対振り向かせる
そうなったら香波は絶対にもう一度俺の事好きになる。何度だって惚れされてやる"
そう最後に言い残してから
景は私を置いて教室を出て行った
出て行った後の扉を数分眺めてしまった
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