複雑・ファジー小説

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kissから始まる恋♪
日時: 2013/09/22 02:13
名前: SAYAKA (ID: tDLDmNtV)

前書き
下手ですけど頑張ってやります。

感想などのコメントもお待ちしてます。


途中で裏が、入ってくるかもしれないので、
苦手な方は読まない方が良いです。

Re: kissから始まる恋♪ ( No.72 )
日時: 2014/11/19 20:17
名前: SAYAKA (ID: FpNTyiBw)

本編が日曜日に
間に合いそうにないので
番外編書きます

番外編#幼馴染の思い出(景視点)

それは10歳、小学4年の夏
公園のブランコでたわいない話をしていた時の話

「景と私はさ
家近いし、親同士仲良しだから昔から仲良いじゃない?」
香波が棒付きキャンデーを口に含みながら言い出した
「ああ、そうだな」
「いっくんはなんで仲良しなんだっけ?」
ふと過ぎった謎
そう言われればなんでかは分からない
家はそこまで近くない
親同士も顔見知り程度で
オマケに香波の人嫌いとかもある
「さあ、知らね
保育園は一緒だったよな?」
郁に話を振ると郁はニコリと笑って頷いた
「やだなー、つい4年前の事なんだから
僕に確認するまでもないじゃない」
それもそうだな
「アレよね、気付いたら
なんか私と景の近くにいた気がする」
「だな、気付いたらいた感じだよな」
さすがに年長までの記憶はあっても
年中の記憶は曖昧だ
年少の記憶なんかないし

この話を後で母さんに聞くと
郁が香波に惚れて気を引く意地悪を繰り返していたらしい
4歳ころの話だそうだ
最初は逃げていた香波も
あまりのしつこさに諦めて側に寄ることを許したそうだ

俺はこのとき小学4年生になった今でも
意地悪をしている郁を思い出し
あいつは変わってないんだな
と心の中で呟いた

Re: kissから始まる恋♪ ( No.73 )
日時: 2014/12/08 15:30
名前: SAYAKA (ID: k7pNoPCO)

長々と放置してすみません
本編が大変行き詰まっておりますので
もうしばらくお待ちください


twitterやってます
@love_ranmaru



参照数2000突破記念☆番外編
過激な性描写にご注意ください


特別番外編#香波と怜の初めての夜

今夜、俺は初めて好きな女を抱く

「怜、どうしたの?」
俺の下で香波が不安そうにする
「良いのか?
初めてなんだろ?
相手が俺で後悔しないか?」
今さら不安になってるのは俺も同じだ
「怜が良いの。
景にされる前に怜のにして欲しい」
「分かった」
言ってから香波にキスをした
ついばむように何度も唇を重ねて
香波の制服のボタンを片手で一つずつ外す
露わになった白い肌
まだ思春期の若い俺の理性を刺激するには十分だった
意識せず乱れる息と熱くなる身体
「怜っ……恥ずかしいからあんまり見ちゃやだ……////」
赤い頬、涙で潤んだ瞳、興奮で乱れた息
理性が消し飛ぶかと思った
「何が恥ずかしいんだよ……
こんな綺麗な身体してんのに……ん」
胸元に吸い付きながら足を香波の膝の間に
滑り込ませると香波が足を擦り合わせてきた
唇を離すと香波の胸元には赤黒いような跡が
歪なかたちで残っていた
歩みてぇに綺麗な丸いかたちにはならなかった


「怜……っ、キスして……?」
腕を俺の首に回して熱のこもった視線でねだってくる
俺は言われた通りに唇を落とす
すると舌が入ってきた
やけに積極的過ぎて本当に初めてなのかと疑ってしまう
でもそんな事はどうでも良くて
入ってきた舌に自分の舌を絡めて香波の頭を撫でる
「ふ……んん……っ!」
香波の吐息が漏れる
その声はAVなんかより想像なんかより
もっと厭らしくて可愛かった
空いてる左手で香波のスカートの中を触る
太ももを撫でて下着の上からそこを撫でる
ビクリと身体を跳ねさせてギュと力を入れて抱きついてくる


舌を抜くとお互いの唾液が2人を繋ぐ

「まだほとんど何もしてねぇのに濡れてんな
興奮してんのか……?」
「うるっさいっ……/////
怜だって勃ててるじゃない……っ////」
香波がズボン越しに撫でてくる
「……っく、てめぇマジで初めてかよ…!?」
「初めてだよ……?
信じなくてもいいけど……
どうせ、今から分かるんだし……////」
意味深な事を言って腕を解いた

片手でベルトを外し刃を取り出し歩にもらったゴムを付けて
香波に突き立てた

「……っあ!」

香波が俺の背中に爪を立てる
シャツ越しではあるがかなり痛い

「……くっ
痛いか……?」


「だっ……いじょ……ぶ……っ
痛いけど……怜が気持ち良いなら、我慢するっ……!」

耳元で聞こえた声は
可愛くて可愛くて俺が壊れそうだった

「そーかよ……っ///」

「はぁっ……んぁっ……!」
甘い息で俺の理性を奪いに来る





後のことは全く覚えてねぇ
次の日異様に腰が痛かったのを思い出すと
相当盛り上がったんだろうと思う


Re: kissから始まる恋♪ ( No.74 )
日時: 2014/12/21 22:10
名前: SAYAKA (ID: k7pNoPCO)

17#コワレタノハナニ?

月曜日の朝のホームルーム
郁が前で自己紹介をして質問攻めにあってる
優れた容姿と持ち前の演技力でかなりの人気になりそうだ
彼女はいるかとか好きなタイプとか
女子に色々聞かれまくってる
その大きな声に隠して香波が俺に声をかける
「いっくんの前で変な事したり言ったりしたら怒る」
もう怒ってるくせに
左から聞こえる可愛い声に言い返したくなる
「残念、もう言った後
俺らの関係が壊れてる事も知ってんだろ」
郁への質問攻めの声で会話は俺たちの周囲にしか聞こえない
「壊れたんじゃない、景が壊したのよ」
「お前が素直じゃないせいだろ?」
「……気付いてたの?」
少し震えた声
こちらを見ようとしないのは
きっと見て仕舞えば何も話せなくなるからだろう
「壊れた後に気付いた
遅いだろ?
罵って良いぜーバカとか言えよ」
「言わないわよ」
「あっそ」
香波との会話が途切れた
何しろ話すことがない
続けようがないんだ
もっと声が聴きたいのに
叫び声でも断末魔でもこの際構わない
足りない……
もっと……




欲しい
…………………………欲しい
欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい抱きたい壊したいめちゃくちゃに泣かせたい

「……い、景っ!!」
仲島の声でハッと意識を現実に戻す
「どした?体調でも悪いか?」
「いや、別に悪くはないけど」
俺がそう言うと仲島は怪訝そうな顔をして
「なんで息乱してたんだよ」
と、聞いてきた

乱れてた?
俺の息が?

「おいおい無意識かよ……
マジで大丈夫か?」
「あ、ああ!
大丈夫だよ、心配すんなって」
言いながら香波の方に目を向けると
香波もこちらを見ていて目が合う
当然すぐに逸らされた
「何見てたんだよ」
「うるさい
隣でハアハアされたら誰だって見るでしょ」
「だよねー香波ちゃん!
こいつおかしいよね!
体調悪いわけでもないのに息乱すとか
なんなんだって話だよねぇ〜」
仲島が香波に話しかける

返事なんかするわけねーだろ
人見知りが酷い香波がお前なんかに

と、思っていた矢先だった

「本当にね」

俺も仲島もまさか返事をするとは思ってなかった分
何も言えなくなった
そんな俺たちを見て香波は笑った

「いつまでも人見知りじゃないから」

その笑顔を見て思ったこと
俺だけに向けたわけではないけど
香波が笑ってくれた

プラス

このままじゃ
白坂だけじゃなく
仲島にまで……

香波が2度と手に入らないかもしれない
遠い所に行くかもしれない

俺なんかいなくても平気に……

また黒い何かが胸を覆った気がした

Re: kissから始まる恋♪ ( No.75 )
日時: 2015/02/03 04:24
名前: SAYAKA (ID: sq.MYJuj)

クリスマス特別番外編#それぞれのクリスマス(過去編)

☆香波の場合

小学生の時

「お母さん、今日クリスマスだね」
お母さんの出社前に玄関で声をかける
「そうね
枕元に置いてあったプレゼントの中身はなんだった?」
“サンタさん”名義で届いたプレゼントの話になる
「くまさんのぬいぐるみだった
すごく大きくてね、可愛かったよ
サンタさんに会ったらありがとうって言っておいて」
サンタさんなんていない
そんなの知ってる
買ったのはお父さんで置いたのはお母さん
「分かったわ
今日も仕事でお父さんもお母さんも遅くなるから
夜は景君のお家で良い子にしててね」
そう頭を撫でてからお母さんは家を出た

もう、なれてる
毎年の事だもん
クリスマスはおろか誕生日もプレゼントだけで
家族でケーキを食べて祝ったことなんてない
不幸だとは思わない
当たり前の話だもん
産んでもらって育ててもらってるだけで十分なんだ

それでも


寂しい
なんて思っちゃう

いつか大人になったら私は自分の子供に
自分のして欲しかった事をしてあげるんだ
いっぱい遊んでいっぱいかまってあげるんだ
家族でいっぱいお出かけして
みんなの誕生日をお祝いする

その時の旦那さんは景が良いな…
景が他の女の子のお婿さんになったら、いっくん
いっくんも他の女の子のお婿さんになったら……
私1人になるのかな?
やだなぁ……



この頃の私は景といっくんしかいなくて
こんな風に考えてた
今はもちろん彼だけよ……///

☆景の場合

毎年クリスマスは楽しみだ
ごちそうだし、プレゼントもらえるし
香波がうちに泊まるから
香波のおじさんとおばさんは仕事で帰らない日が多い人だ
でもクリスマスと香波の誕生日は
寂しい思いをさせたくないから俺の家に預けるんだって
夜中に父さんと母さんが話してるの聞いた

その時俺は決めたんだ
一生、俺が香波の側にいて、香波が寂しくないようにするって
父さんにそのためにはどうしたらいいか相談したら
《結婚》だって言ってた
でも俺たちはまだ小学生だから出来ない
一人前の男になったら
香波のおじさんとおばさんに挨拶に行くんだ
おじさんに殴られるかもしれないけど
それで香波が俺のお嫁さんになるなら安いもんだ
一人前の男っていつなれるのかな?
今10歳だから後10年で20歳
20歳には俺は一人前の男になってるだろうか
香波は

待っててくれるかな?
俺が一人前の男になるの
俺が一人前の男になる前に他の男に取られたらどうしよう

「母さん母さん」
不安で不安でたまらなくて母さんに相談する事にした
「何?どうしたの?」
「俺、いつ一人前の男になれる?」
「えー?一人前の男?
そうねぇ……あと15年くらいかしら?」
「それまで香波待っててくれんの?」
「え?」
この時の母さんの目が点になった顔を俺は忘れない
「香波と結婚したいんだけど
俺が一人前の男になる前に香波他の男に取られたりしない?」
「ふふっ
そうねぇ、じゃあ婚約しときなさい」
母さんは笑って言った
「こんやく?」
「結婚の約束だけしておくのよ」

そうか
結婚の約束を俺としてたら他の男に取られないのか

この後俺は結局照れて婚約は出来なかった
代わりに
“ずっと一緒にいよう”
って約束はした


Re: kissから始まる恋♪ ( No.76 )
日時: 2015/01/04 05:38
名前: SAYAKA (ID: dZvWwzVY)

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

【小説の本編更新について】

大変行き詰まっております
一向に筆が進みません
ですがなんとしてでも来週までには書き上げます
これからもKiss恋をよろしくお願いします


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