複雑・ファジー小説

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Heros☆ コスモス
日時: 2013/11/25 20:04
名前: 雅 ◆zeLg4BMHgs (ID: JJibcEj3)

彼女は、自分たちのリーダーだった。
静かで、強くて、大好きなリーダーだった。

自分たちの、正義の味方としての、一年間。



☆キャスト☆

☆旭 愛 あさひ あい
☆宮地 裕侍 みやち ゆうじ
☆木嶋 竜介 きじま りゅうすけ
☆金子 すみれ かねこ すみれ
☆火影 巧 ほかげ たく
☆井水 幸汰 いみず こうた
☆天童 晋弥 てんどう しんや
☆土井 直輝 どい なおき
☆海津 亮人 かいづ あきと
☆冥賀 眞那 みょうが まな
☆石雨 美音 いしさめ みね
☆宍戸 颯天 ししど はやて
☆山田 健人 やまだ けんと

★サタン
★プルートー

Re: Heros☆ コスモス ( No.8 )
日時: 2013/11/20 17:00
名前: 雅 ◆zeLg4BMHgs (ID: JJibcEj3)

アマイモンさん、ありがとうございます!!
嬉しすぎて2回変換ミスりました。反省。

今後ヒーローモノに持っていこうと思いましたが、私の能力では無理そうです。
おそらく、バリッバリの恋愛モノになります。

これからも、アドバイス等、よろしくお願いします!!

Re: Heros☆ コスモス ( No.9 )
日時: 2013/11/20 17:41
名前: 雅 ◆zeLg4BMHgs (ID: JJibcEj3)

自己紹介も一通り終わった。この後は係り決めや委員会決めが控えているが、係り決め以外は明日に持ち越すようだ。

自分としては、まとめてやってほしいのだが。

黒板に白い文字が並んでいくあいだ、自分はずっと旭を気にしていた。
なぜか、気になるのだ。あの雰囲気をどこかで感じた気がして。
遠い記憶の何処かで旭みたいなやつが、いたような気がして。

みんなが思い思いの場所に、ネーム磁石をはる。
僕は迷ったあげく、3人まで入れる「配ぜん係」の字の下に磁石をはる。

天童晋弥、海津亮人、自分。これが配ぜん係のメンバーだ。
おとなしい晋弥に、真面目な亮人だから、きっとクラスのまじめ男子の集合体になっている。

木嶋は旭と二人で環境係に入っている。
環境係とは、いはゆるゴミ捨て係だ。
木嶋は、人が嫌がる仕事しかしない。

係名を名簿に書いてる旭を見て、僕は唇をかんだ。

Re: Heros☆ コスモス ( No.10 )
日時: 2013/11/20 19:02
名前: 雅 ◆zeLg4BMHgs (ID: JJibcEj3)

二時間目も終わり、長い休み時間を一人で過ごしている。

そして、本に向けられるはずの自分の視線は、たったさっきから
真っ直ぐ旭と木嶋に向けられている。

仲良さげに話す二人。ムッとする自分。
気がついたら、本を握りしめていた。

基本、自分は無表情だから、誰にもばれてないよ、たぶん。

Re: Heros☆ コスモス ( No.11 )
日時: 2013/11/21 06:35
名前: 雅 ◆zeLg4BMHgs (ID: JJibcEj3)

「宮地、これ違う?」

木嶋が差し出す多色ボールペンを見て首をかしげる。
深い青に白いマーブル模様の本体に、
オレンジ、深い緑、黄色、赤、水色、白、灰色、紫の八色のインク。
上には、大きな藍色、いや、瑠璃色のマーカー。
こんなに性能の良さそうなボールペンは、見たことがない。

「でも、名前が、ほら。」

確かに、僕の字で「宮地 裕侍」と書いてある。
昔に落としたか、何かだろう。

「ありがとう、もらっておくよ。」

家で確認するため、筆箱の中にしまった。

Re: Heros☆ コスモス ( No.12 )
日時: 2013/11/21 15:35
名前: 雅 ◆zeLg4BMHgs (ID: JJibcEj3)

「み、宮地………。」

放課後、通学班の下校場所へ向かう途中、木嶋に呼び止められた。

「あのさ、ボールペンの事だけど…」
「ああ、持ち主いたの?」
「いや…」

木嶋はもごもごしている。

「旭が呼んでるんだ。ボールペンに名前が入っている人を呼んで来いって。」

旭の名前を聞いて、心臓がドキドキするのがわかる。

「何の話かわからないけど、帰ってから集合しろって。」
「どこに?」

すると木嶋は迷惑そうに言った。
「みつばヶ丘公園。6時までって。」

なぜ木嶋が迷惑そうなのか知らないが、礼を言うしかない。

「わかった。ありがとう。」

すると木嶋が言った。

「あのさ……。



 みつばヶ丘って、どこなのか、教えてほしいんだけど…」


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