二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ドタバタ過ぎる日常4
- 日時: 2016/07/19 22:32
- 名前: りゅーと (ID: xiz6dVQF)
ドタバタすぎる日常は4つ目に突入しました!今後もよろしくお願いします!このスレッドやこのシリーズが追加された時の季節は夏ですね。皆さん、熱中症に気を付けてくださいね。水分補給や塩分補給や鉄分補給は大事です。足りない成分はサプリメントで補うなりしてくださいね。
「タグ」
スマブラ リリカルなのは ぷよぷよ ポップン 黒子のバスケ ダンガンロンパ SB69 クロスオーバー オリジナル設定あり キャラ崩壊要注意 擬人化設定あり 裸族
更新日:7月19日
『目次』
「第5回目料理対決」
地獄しかない料理対決パート4>>124-132
「第6回料理対決」
はだかのらいすぼうる>>1-11
恩愛と罪過の時(恩愛ver)>>34-40
恩愛と罪過の時(罪過ver)>>68-72
「第7回目料理対決」
準備編>>154-166
その1>>180-192
その2>>237-242
その3>>260-268
「みんな大好き裸族講座」
「短編集」
ヨッシーアイランド>>99-105
SB69で銀魂パロ>>215-221
ifな小ネタ集>>288-293
あの惨劇の裏側>>310-314
食べ過ぎにはご用心>>330-334
食べ過ぎにはご用心2>>346-351
食べ過ぎにはご用心+α>>363-365(更新!)
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- Re: ドタバタ過ぎる日常4 ( No.345 )
- 日時: 2016/07/14 05:57
- 名前: 晴哉 ◆ZbGp1lVNU6 (ID: a0p/ia.h)
どうも! お久し振りすぎて忘れ去られてるかもしれない晴哉です!
今回はダイエット話でしたか! ダイエットって本当にキツイ……らしいんですよね? スミマセン、ダイエットなんてやった事ないんでよく分からないんです;
迅「アレ? マスターの身長と体重っていくつでしたっけ?」
晴哉「身長165cm、体重50kgだったかな?」
オウガ「それならダイエットする必要ないと思いますよ?」
鈴仙「そうよね; ……ところでオウガ、貴方最近痩せてない? 前まで若干小太りしてたのに」
オウガ「そりゃ永琳先生の被験者に何回もなってりゃこうなるよOTL」
咲夜「つまり2人とも永琳の影響を強く受けている様ね」
……アレ? コレってまだ続くパターンですか? 続きも期待してます!!
ソレでは今回はこの辺で!!
スミス「スミマセン、虹色のクリスピーさんってどういう事ですか;」
パステルくん「なんか話のネタが全部そっちに持ってかれちゃってたねwwwww」
- 食べ過ぎにはご用心2(その1) ( No.346 )
- 日時: 2016/07/17 04:46
- 名前: りゅーと (ID: ak9ikTR3)
更新前にコメント返し
>晴哉さん
晴哉さん、お久しぶりです。いつでもコメントは歓迎してます!
今回のダイエットの話は人間でも動物でもきついですからね・・・。前途多難かつ長い道のりであるのは間違いないでしょう。つか、被検体ェ・・・;虹色クリスピーさんの件はツッコむときりがないですので、スルーを推奨いたします。
まだまだ続きますのでよろしくお願いします。
前回の話の続き。飼い主や周囲のサポートがある中、アレナとにゃぐわのダイエットは中々うまく行かず。本日も二匹は逃げ出したり、つまみ食いや買い食いなどをしてしまう。しかし、そんな中、ある出来事が・・・。はたして、二匹はダイエットに成功するのか!?
今回の話はミチルのキャラ崩壊要注意&下ネタ注意&エラクルの京美人がはんなり登場&友情出演キャラがいます
小動物達のダイエットが開始されてから二週間が経過。現在の時刻は朝であり、空を明るく照らす。空を飛ぶスズメ達の目には朝早くから学校に来る者達が目に映り、日直担当の生徒は教室で準備をしたり、何かの役職に属する生徒は眠い目をこすりながら仕事をし、一部の部活生や大会を控えた選手はグラウンドに出たりする。
タクト「ここのリズムはこうして・・・えっと・・・これでいいかな?試しに弾いてみようかな?」
音楽室では珍しく早起きしたタクトが作曲をしており、新曲を考案しているようだ。いくつかのフレーズを考え、楽譜ノートにサラサラと書き込む。試しに弾こうと、鍵盤を叩く。無数にある白黒の鍵盤からは美しいメロディが奏でられ、朝の風景をより美しくする。
音楽室からのピアノの音に鍵盤の弾き手の知人達が喰いつく。特に彼の演奏を好むシャルは真っ先に音楽室へと向かう。ピアノを弾く度に必ず来るピアノの精霊達はやかましいほど賑やかであるが、タクトにとってはまんざらではない。なら、彼等のために特別な演奏会を開こうではないか。
そう思い、彼は近づく駆け足にワクワクした。
BGM:イライラポルカ(キルミーベイベー)
シャル「いいや、シャルは職員室にあったルンバを改造して乗り、進路上にある塵や埃を吸い込みながら音楽室を目指している(ガシャーン」
ミチル「僕は生真面目風紀委員の桐生君の説教から逃げつつ、バイクに乗って朝の廊下を爆走する(ガシャーン」
タクト「ぎゃああああああああああ—————!!!」
すみません、ナレーションが美しく冒頭を語ってる中、ギャグカオス組は自重しませんでしたOTLって、ミチルはギャグカオス組かよ!?暁桜さんが見たら泣くぞおい!!お気付きの方もいると思いますが、タクトの相棒のピアノの精霊ちゃんは公式で名前が公開されたため、以降はシャルと表記します。まあ、ギャグカオス組なのは相変わらずですが(笑)。
この二人が学校内を危ない乗り物で爆走するせいで、学校の窓と音楽室のドアは大破し、進路上にいた生徒の数人は轢かれた模様(リュータとラーズが轢かれた)。タクト、お前の知り合いはギャグカオス組が多いな;(他にはゼルハルトがいる)
タクト「朝っぱらから何してんだ!?普通に来れないのか!!?特にミチルは初登場なのに何してるんだ!?あんた、エースにまたシバかれるぞ!!!」
ミチル「エースや桐生君や先生の説教を恐れて、居眠りや大暴れを自重なんて出来るか!ましてや、タクト君の貴重なピアノの演奏なんだし、急いで行かないと間に合わないじゃん!」
シャル「ミチルはタクトのお友達じゃん!シャルとタクトがらーぶらーぶになれるように相談に乗ってくれるし、タクトが困った時には親身になってくれるんだよ!こんなにもいいお友達に対して追い返すなんて酷い!」
タクト「授業中に居眠りを平然とし、テスト前にノートを見せてと幾度も頭を下げ、僕とエースに悪戯をかます親友なんて持った覚えはないですが?(・ω・#)」
ぎゃあぎゃあと言い合いするも、これはタクト達にとっては当たり前の日常である。ちなみに学校の方は何事もなく修復しました。つか、ビーマニ学園は毎回何らかの問題は起きてるよね;
ミチル「そう言えば、ここ数日は騒がしいよね?」
タクト「そ の 原 因 に お 前 等 が 絡 ん で る ん で す が ?」
シャル「知ってる!特に一番の例は小動物と追いかけっこしているジンと烈、クトゥルフと戦う風雅とパステルくんでしょ!」
ミチル「まあ、この騒ぎも慣れれば軽いもんだよね」
タクト「つか、今の件もちょっとの騒ぎで済んでるのがある意味やばいんだけど」
まあ、高確率で氷海がとんでもない料理を作って多くの人が運ばれたり、風雅とパステルくんが恋人の料理と格闘するから日常茶飯事と化してますもんね;第一、ポップンには亜人や神や精霊や能力者や獣人や宇宙人や人外などのキャラが多くいるもんね。ツッコミを入れても意味ないね;
その後はピアノの演奏を再開する。シャルに聞き比べをしてもらい、彼女からその言葉を聞いてタクトはノートに書き込む。その光景にミチルは優しく笑顔で見守る。時刻は皆が通い始める時間帯であり、そろそろ教室へ向かった方がいいだろう。
タクト「そう言えば、今日の日直って誰だ?僕と・・・」
ミチル「鈴花ちゃんだよね。日直になると朝早めに出ないといけないから面倒だよね;」
シャル「でも、目覚めの朝にタクトのピアノは最高だもん。じゃあ、教室へ行こう!」
朝にやる日直の仕事をしようと、三人は教室へ向かう。道中で日直日誌や今日の授業で必要なものを貰い、自分達の学び部屋へ向かう。教室のドアを開けると、そこにはもう一人の日直である鈴花がいた。まずは挨拶を・・・
ミチル「鈴花ちゃん、おはy」
鈴花(°Д。)
シャル「きゃああああああああああー!!!」
タクト「わああああああああああー!!!」
ミチル「あぎゃああああああああああー!!!」
そこにいたのは机に顔を伏っしている鈴花の姿がありました。彼女の顔からは生気がなく、細く閉じられた目には光が宿ってません。いつも顔を合わせる少女がとんでもない状態になってる事で三人は絶叫をあげる。その絶叫をたまたま校内の見回りをしていたDTOが聞きつけた。
DTO「一体何事だ!お前達、大丈夫か!って、ぎゃあああああー!!!」
鈴花「うん・・・誰・・・?」
タクト「僕だよ!日直のタクトだよ!何か、女子がしちゃいけない顔をしてるんだけど!?」
鈴花「タクト、シャル、ミチル、おはよー・・・」
シャル「鈴花、どうしちゃったの!?体調悪くない!?」
鈴花「へーき・・・へーき・・・それよりも今日は何をするんだっけ・・・?理科室で植物の実験をするんだよね・・・えっと、エラクルホウセンカの標本を本日提出で・・・」
DTO「それ、4月の奴だぞおい!熱は・・・お前、熱があるじゃねぇか!?鈴花、今すぐ保健室に行け!ヴァイス先生なら今いるはずだ!もし、無理なら早退をしろ!」
花を司りし恋閃繚乱が危ない状態である事に気づき、大急ぎで保健室へ休ませる。症状はかなり重たいらしく、彼女は午前中に早退をした・・・。
烈「それがお前ら三人が朝見た光景だったのか・・・」
タクト「ああ。かなりやばかったし、日直は僕がやった。多少はシャルとミチルに手伝ってもらったが」
ミチル「鈴花ちゃん、大丈夫かな・・・?大牙さん、鈴花ちゃんが学校に行く際に何か変わった事は?」
大牙「あいつはいつも通りだったが、最近、ぼーっとするようになったような・・・」
ミチル「最近、居眠りが多いような・・・」
シャル「でも、ミチルは特等席でもシャルやパクのぬいぐるみを枕にして堂々と居眠りしてるもんねー!今日なんか、DTOの授業で爆睡してたよー!」
美結「だから、ミチル君の頭にタンコブが3つあるのですね;つか、DTO先生の授業で居眠りって・・・;」
放課後、自習室で烈達が補習をしながら会話をしていた。自習室内には烈達以外にも他の生徒も利用しており、学校から出た課題をしたり、部活の話し合いをしたり、友達とお喋りをしながら時間を潰すと様々な使い方をしている。
その自習室を利用する彼等の話題は鈴花の事だ。彼女を知る者達の証言によると、最近は上の空の状態や授業中の居眠りが多くなり、酷い時にはぶっ倒れそうになった時も・・・。
美結「鈴花様が早く体調がよくなるといいですね・・・。授業のノートとプリントは放課後に渡しますね。」
烈「ありがとな。しかし、こんなにお菓子があると、ダイエット中の二匹が黙らないぞー。」
大牙「確かに。あいつ等ならここのお菓子を全部食うだろうな;ん?そのキャラメルはCMにあったやつか?」
シャル「すっごいとろけて美味しいよ〜!ゼルもオススメしてた!」
テーブルの上には六人が持参したお菓子があり、それをつまみながら補習中。ダイエット中のアレナとにゃぐわが見たら黙らないだろう。ちなみに鈴花の方は茜とジンに伝えてあるので大丈夫だ。
シャルとミチルwww
- 食べ過ぎにはご用心2(その2) ( No.347 )
- 日時: 2016/07/17 01:50
- 名前: りゅーと (ID: Qs8Z87uI)
下ネタ注意&ミチルのキャラ崩壊注意
タクト「なあミチル、そこにあるぼんち揚(揚げせんべいの一種)を取ってくれないか?」
烈「これ、美味しいよな。ノーマルの淡口醤油味もいいし、ピリッと辛い明太子味も迷うぜ。ばーちゃんがミニッツが遊びに来た際にあげてたよな」
大牙「コラボでカラムーチョ味やピザーラのイタリアーナ味もあるんだよな。つか、辛いのが多いな」
美結「まあ、おせんべいは塩味や醤油味が多いですし、しょっぱいのが一番でしょう。(太らないように気を付けなきゃ;」
ミチル&シャル「ちん○揚がどうかしたって!?」
タクト(´°ω°`)
烈&大牙&美結(´°Д°`)
おい、皆が集まる自習室で何を言ってんだ?あまりにも酷い聞き間違いに自習室にいた生徒達が一斉にこっちを向く。
タクト「いや、ぼんち揚だからね。そこにあるぼんち揚が食べたいんだけど。」
ミチル「なるほど、タクト君はち○ぽ揚が欲しいんだね!?」
タクト「なあ、今度の講演会によかったら来ないか?チケットたくさんあるんだけど(スルー」
美結「タクト君、一枚下さい。この間の演奏は素晴らしかったですわ(タクト君のスルースキルが半端ないですわ;」
ミチル「ここにあるち○ぽ揚げが欲しいんだね!?つまり、僕のち○ぽ揚が欲しいんだね!?僕のち○ぽが欲しいんだね!?(?)」
シャル「ちょwwwMesiAのリーダーがwww」
タクト「烈、5時間目の授業でまどか先生が出した数式、今度の小テストに出るんだよな?お前、そこを勉強したらどうだ?」
ミチル「何、話を逸らそうとしてるんだよ!?ち○ぽの話をするんじゃなかったの!?で、ち○ぽがどうしたって!?僕のち○ぽがどうしたって!?」
タクト「お前、マジでいい加減にしろよ!!(大激怒)大勢の人が集まる場で何を言ってんだ!?つか、お菓子の名前が入っているぼんち株式会社とその関係者に謝れ馬鹿!!!(音楽魔法発動寸前」
MesiAのリーダーのギャグカオスっぷりに鍵盤の弾き手は大激怒。こんなシーンを同じMesiAのエースが見たら速攻でミチルを沈めるのは間違いないでしょう;つか、こいつをリーダーにしたのは誰だ?しかも、シャルもシャルで便乗してるので性質が悪すぎるwww
とりあえず、全国のミチルとMesiAメンバー及び彼等のファンと使い手の皆さん、マジですみませんでしたOTL
烈(大牙兄、俺・・・マジでこの場から離れたいんだけど・・・;)
大牙(俺もだ畜生OTL)
この酷いケンカは騒ぎを聞きつけた桐生が来るまで続いたようだ。余談であるが、この会話で何人かの女子と男子が黄色い声を上げたり、何かを妄想したり、鼻血を出して倒れたりしました。理由?お察しください
休日、天気が良かったので広い公園で運動をさせる事に。鈴花と茜お手製の弁当と遊具を持って、少し離れた公園まで歩く。当然、お弁当はつまみ食いされないように見張っている。
烈「お弁当は木の上に置いたぞ。これで食べられる心配はない。さーて、今日はアレナとにゃぐわのダイエットも本格的にやるぞー。」
ジン「じゃあ、まずはフリスビーキャッチだ。これをキャッチして戻って来るのをやるぞ。」
アレナ(`ε´)ボク、ポチコやコタロー(ユビートのマスコット犬)じゃないよー
ジン「いや、後者のように犬離れしろとは言っとらん;」
※コタローの犬離れとは過去にあった「ミミニャミ・コタローのフライングキャッチ!」の事。このイベントではミミニャミがコタローに芸を仕込んで曲を解禁する。最初は「挨拶」「犬かき」程度だったが、次第に「火を吹く」「翼を手に入れる」「天気を操る」などの大技を取得し、最後には「奥義・ギャラクティカジャッジメント」を修得。何じゃこりゃ
大牙「自力で取って来るんだぞー。」
にゃぐわ「大牙はパワーが強いから高く遠くに飛ぶにゃ;」
大牙「分かってる。加減するからなー。そーれ」
アレナとにゃぐわに合わせて、烈とジンと大牙は二枚のフリスビーを投げる。緩やかかつ低めに飛ぶ円盤を二匹は一生懸命追いかける。運動不足と太り過ぎたせいで動きは遅くジャンプ力は低い。以前は地面に落ちる前にキャッチは出来たのだが、今では地面に落ちたのを拾う事しか出来ない。それでもノルマ数はこなさないといけないため、フリスビーを拾ったら三人のところへ走る。
アレナ(・ω・;)前は余裕でキャッチ出来た筈なのに・・・;
にゃぐわ「早く疲れるようになったにゃ・・・;」
ジン「それだけ太ったって事だ、いい加減に自覚しろ。次で最後だ。そーれ・・・!?」
最後にフリスビーを投げようとした時、ジンは一瞬だけ苦痛の表情を浮かべる。そっちの方に気を取られたせいか、フリスビーは高く遠くへと投げてしまう。
にゃぐわ「にゃんで遠くに投げるのかにゃあああああ—————!!?」
ジン「わ、わりぃ!ちゃんと加減するからさ!」
アレナ(`・ω・´;)飛んで行ったのは仕方ないし、今ので最後だから走って取りに行こう!
飛んで行った円盤を拾おうと、砂のトカゲとギタドラのマスコットは全速力で走る。また、ジンが投げたフリスビーは遠くに飛んで行ったため、時間はかかるのは誰が見ても分かる。結果、彼が投げたフリスビーは木の上に引っかかり、にゃぐわが拾うのに苦労してしまった。
にゃぐわ「高い所に引っかかってたにゃ;にゃぐわは木に登れるからすぐに取れたけど、太ってるせいで登るのに時間がかかったにゃ;」
烈「相当時間がかかったのか;しかし、アレナは遅くないか?俺、遠くには投げてないはずだが?」
ジン「まさか、逃げ出したんじゃ・・・?って、すぐに戻って来たぞ」
ジンに追いかけ回された件もあってか、アレナはすぐに戻って来た。が、彼の口にはフリスビーではなく・・・
金髪のヅラでした☆
ジン「お前、どこからそんなもん拾って来たんだあああああ—————!!?」
烈「お前、持ち主が探してたらどうするんだよおい!もし、持ち主がとんでもない人だったらどうするんだよ!?」
大牙「って、奥から誰かが走って来たぞ!」
とんでもないものを拾った事に場はパニックになる。その数秒後に嫌な予感が的中するかの如く、奥から誰かが走って来た。言うまでもなく、ヅラの持ち主だろう。相手が話が通じる人や知人ならまだ助かる術はある。・・・はずだった
変なおっさん「誰ですか!?この気高き私の特注のカツラを盗んだのはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
烈&ジン&大牙&にゃぐわ「マモニスのおっさああああああああああん!!!」
ヅラの持ち主がまさかの人物でした(笑)。変なおっさんことマモニスって誰?と思う人に軽く説明を。彼は弐寺に出る強欲の名を冠する悪魔である(19ボスとして初登場)。見た目は中肉中背の高級スーツを着た眼帯のおっさんであり、金を用いた攻撃が得意である。ポップンカードを集めている人なら見た事はあるだろう。そう、ヴィルヘルムのチェンジカードとヴィルヘルムとジャックとゼルハルトの三人が描かれた礼拝レアに出ているあいつだ。なお、マモニスは弐寺のムービーだけじゃなく、他のゲームやムービーにも引っ張りだこである。
りゅーとサイドでは魔界の一角を統治する強欲の悪魔であり、金のためなら何でもやるのだが、欲を出し過ぎたせいで大金を一瞬に0にしたり、自業自得の形で酷い目に遭ってるのだ(詳しくは弐寺の「pharaoh」「I will be back −オレは帰ってきた−」参照)。また、ゼルハルトの悪戯や魔法菓子の実験台(試食)の被害者である。
まさか過ぎる人物の登場に皆が驚くが、相手は仮にも七罪の悪魔の一人なので怒らせたらまずい。
烈「あの悪魔は仮にもボスだろ;見つかったら、20の「Devilz Staircase」の本気モードで殺しにかかって来るぞ・・・;」
大牙「だが、あいつはゼルの悪戯や魔法菓子の実験台の被害者だろ。これさ、簡単な方法で逃げられるんじゃね?」
アレナ(・ω・)スーパースター満が復活した時に意味不明な事を述べて逮捕されたんだっけ?ねぇ、満って、風雅のアーティストのタg
にゃぐわ「アレナ、それは言っちゃダメだにゃ」
ジン「あのおっさん、アホな作戦に引っかかりそうだもんな。ここにいると確実に見つかるし、あいつを遠ざけるぞ。」
お前等、マモニスを馬鹿にしすぎだろ。確かにあの強欲のおっさんはいろいろとやらかしてますが。まあ、悪戯好きのゼルハルトの標的に馬鹿にされる地点でどんな人物かは十分分かるが(酷)。
烈「まずはこのヅラをフリスビーに括り付けて・・・大牙兄、思いっきり遠くへ投げてくれ」
大牙「OK。せーの・・・おんどぅるりぃやああああああああああー!!!」
マモニス「私のヅラは・・・って、ありました!どこに行くんですかぁぁぁぁぁー!!!」
まさかの友情出演
- 食べ過ぎにはご用心2(その3) ( No.348 )
- 日時: 2016/07/17 01:56
- 名前: りゅーと (ID: Qs8Z87uI)
相手の目的はあくまでもヅラなのでこれをさっさと手放した方がいい。予備のフリスビーにヅラを括り付けると、力の強い大牙が思いっきり投げる!宙で回転しながら舞う金髪のヅラを見つけた強欲の悪魔は大急ぎで回収しに行く。その隙にジン達はダッシュで逃げる!
地面を割るほどの力を持つ大地を司りし兄が全力で投げたフリスビーと実力を出してない中肉中背の強欲の悪魔の脚力の差は誰が見ても前者の方が圧倒的に優勢であり、どんどん距離を離していく。しかも、ヅラの重さと遠心力も加わってるのでフリスビーは全く地面に落ちる気配はない。それでも見失わないように必死に追いかけるマモニス。
そして、フリスビーはとある建物の開放されてた窓に滑り込み、建物内の壁にぶつかって強制的に落ちる。これを見た彼はすぐさまに壁をよじ登って窓から侵入する!
マモニス「私が購入した300万円のヅラは何としてでも取り返さないと・・・!ありまし「きゃあああああー!」へ?」
女性A「ちょっとあんた!どこから侵入して来てんのよ!」
女性B「窓から侵入するなんてありえないんだけど!」
女性C「お巡りさん、この人、女子更衣室に侵入して来ました!」
マモニス「え?いや、これにはその・・・すみません、魔法発動や武器所持はやめてください!話を聞いてください!せめて、ヅラを返しt」
不幸な事にヅラが飛んで行った場所はスポーツクラブの女子更衣室であり、マモニスは周囲を確認せずにうっかりと突っ込んでしまったのだ(笑)。言い訳を述べようにも、不幸な事に女性達は能力や武器を使っておっさんに集中攻撃をする。そこにいたのは強欲の名を持つ偉大な悪魔ではなく、警察に連行された中肉中背のおっさんの姿だった・・・。
一同「ぜぇぜぇぜぇ・・・;」
茜「お主等、予想以上の速いお帰りじゃな。」
烈「ばーちゃん、俺達は死ぬほどの思いをしたから話は後でいいか・・・;」
大牙「昼食は家で食うぞ・・・;」
マモニスから逃げ切った一同は持ってる力をフルに使い、烈の家に戻って来た。時刻はちょうど昼ぐらいであり、茜と鈴花が昼食を食べようとしているところだ。公園での出来事を聞くと、朱色の少女は(°Д°)の顔になった。
茜「災難じゃったな・・・;(先ほど、ニュースで逮捕されたのを見たのじゃが、そうじゃったのか・・・;」
大牙「つーわけで家で昼飯を食うぞ。邪魔するぞ。荷物をここに置くぞ」
ジン「了解。アレナ、降ろすぞ・・・いぎっ!」
アレナΣ(・ω・)ジン・・・?
茜「豚汁を作ったのじゃが、よかったら食べるか?鈴花、ちゃぶ台をずらすぞ」
鈴花「ぼーっ・・・」
にゃぐわ「鈴花・・・?」
みんなと一緒にお昼を食べようとする中、ここでもおかしい事が発生。アレナを肩に乗せてたジンが彼を降ろそうとした時に先ほど同様に苦痛の表情を浮かべ、居間でレシピ本を読む鈴花はにゃぐわが間近で呼ぶも気づかない。
にゃぐわ「鈴花!にゃぐわだにゃ!」
鈴花「・・・はっ!ご、ごめん!No@hさんの東堂がくれたレシピをじっくりと読んでたの!」
大牙「鈴花はにゃぐわのダイエットのために頑張ってるもんな。お弁当の中には鈴花が考案したダイエットメニューが入ってるんだろうな(もしかして・・・」
烈「ジン、どうしたんだ?(まさか・・・」
ジン「何でもない・・・それよりも鍋の方が沸騰してるぞ。止めなくていいか?」
茜「え?あ!忘れるところじゃった!(年寄りを誤魔化せると思うな」
こうして、烈の家でお弁当を食べる事になった。ここでも小動物達は烈達のお弁当をつまみ食いをしようとし、追いかけっこが始まった事は言うまでもない。
ジン「階段の上り下りをするぞー。ほーら、10セット走れー」
アレナ(´;ω;`)きついよー!
にゃぐわ「足が疲れるにゃー!」
後日、改めてダイエットが開始された。今回は階段の上り下りとランニングだ。二匹のために考慮はされているものの、流石に長い階段の上り下りはきつい。ようやく決まった回数分走ると、少し休憩した後にランニングを行う。ちなみにランニングコースはアレナとにゃぐわのため、安全面やダイエットの邪魔にならないように考慮している。
ジン「なるべく目標タイムに近づけるように頑張れよー。スタート!」
アレナ(´;ω;`)階段の上り下りの次にランニングなんて鬼だー!
にゃぐわ「わき腹が痛いにゃー!(涙」
泣き言を言っても何も解決はしない。いろいろと文句を言ったりサボったりすると、苦痛の時間が長くなってしまう。相手を怒らせたらどうなるかは十分知っており、二匹はゆっくりであるがランニングコースを走る。
一定のリズムで呼吸をしながら走る二匹。もう少しで折り返し地点に入るその時だった。
どすえ「本日から販売するどすえセット、一箱680円どす。テレビを見る茶の間のお供や急なお客さんへのおもてなし、さらにはお世話になっとるあの方へのプレゼントにいかがどすか?」
アレナ&にゃぐわΣ(・ω・)
何と、ランニングコースの道中でどすえがどすえを販売してたのだ!どすえと言うのはポップンでは生きる生八つ橋を指す。箱の中にはどすえレアの如く小さくて可愛いどすえがたくさん詰まっており、多くの人がそれを買おうと集まっている。ご丁寧に切り分けられた試食用もあり、人々はいろんな味を吟味する。当然、甘いものが好きな二匹は喰いつく。
アレナ(・ω・)どすえの作るどすえは美味しいよねー。一枚ぐらいなら・・・
にゃぐわ「ダメだにゃ!どすえはモチモチとした柔らかさと控えめな甘さがマッチするから、一枚食べたらやめられにゃくにゃるにゃ!」
アレナ(・ω・)でも、プレーンどすえ以外にも抹茶味と黒ゴマ味とみかん味とぶどう味とタコ味、新作の白あんとイチゴ味とラムネ味と甘夏味と豊富だよ!(どすえの味(2Pカラー)はタコまではあります)
にゃぐわ「にゃに!?新作!?ん・・・?食べ比べセット!?食べ比べセットを一箱買えば、新作や定番を楽しめるにゃ・・・でも、ここで食べたら怒られるにゃ!」
アレナ(・ω・)しかも、今販売しているどすえは出来立てだって!やばい・・・よだれが・・・;
にゃぐわ「ぎにゃ!?出来立て・・・!?」
甘いものが好きな二匹はひたすら葛藤する。販売場所からおいしそうな香りが広がるのと買った人達が出来立てのどすえを食べており、食欲が刺激される。数は多くあると言えど、どすえの元となっている生八つ橋は美味しいので売り切れは避けられない。アレナとにゃぐわが頭を抱えて悩む中、お菓子はどんどん売れていく。つか、どすえ(ポップンキャラ)とどすえ(生八つ橋)と紛らわしいな。
アレナ(・Д・´;)今はダイエット中だし、ここは諦めようか・・・
にゃぐわ「そうだにゃ;ここはランニングの続きを・・・」
怒られるのが怖いため、ここはグッと我慢するが・・・
どすえ「あら、ジンはんと鈴花はんのお友達どすね。こんにちはどすー」
アレナ(・ω・)あ!こんにちはー
にゃぐわ「どうしたのかにゃ?ん?お菓子の販売中にゃの?」
どすえ「そうどすー。新作の販売とカード記念とサントラ販売を兼ねて販売中なんよ。ジンはんと鈴花はん達にお伝えしてくれへんか?それとね・・・」
どすえ「今ならどすえを購入した人には特別サービスで1つオマケでお客さんをモチーフにしたどすえを作るどす。しかも、タダどすよ?一週間限定やからぜひどうぞ♪」
二匹「どすえー!≡≡≡(ノ・ω・)ノ」
こうして、二匹は和菓子の誘惑に負けてしまい、即座に購入した・・・;
一週間後・・・
アレナ(・ω・*)じゃあ、ランニングをするねー!
にゃぐわ「早く終わらせたいにゃー!行ってきまーす!」
いつも通りにダイエットプランをこなすが、このランニングだけが楽しみになる。そう、あの美味しい和菓子があるからだ。それが食べられるため、やる気が別の意味で出る。
烈「なあ、あいつ等、ランニングの時にすげー笑顔じゃねぇか?」
大牙「やる気を出したんじゃねーのか?」
ジン「なーんか、怪しいな・・・」
だが、付き合いが長いジンの目には嘘は通用しなかった。ランニングの時だけやる気を出すアレナとにゃぐわの違和感の正体を突き止めるため、こっそりと尾行をする。そんな事を知らない二匹は呑気にどすえを購入し、もちもちの和菓子を堪能する。
フラグ成立
- 食べ過ぎにはご用心2(その4) ( No.349 )
- 日時: 2016/07/17 04:54
- 名前: りゅーと (ID: ak9ikTR3)
アレナ(^ω^)新作の甘夏味は美味しいねー!夏にはさっぱりとした味わいが似合うね!
にゃぐわ「にゃぐわはラムネ味の方が好きだにゃ!アレナ、スタンプがたまったにゃ!」
アレナ(・Д・*)本当だ!じゃあ、次の購入で少し安くなるね!次はどの味にする?
???「へー、どすえのサービスは中々いいよな。即座にお客さんのを作ってくれるとなると、相手も喜ぶよな」
???2「レアカードのようにバリエーション豊富で作ってくれるのか?組み合わせ次第では賑やかになりそうだな」
アレナ(・ω・*)効果は半日だけ動くんだって!まさに出来立てだね!ジンのどすえは欲しいけど、今はちょっとね。
???「そうだよな。ダイエット中でこんな所で道草を食ってたのがばれたら、俺や俺のどすえから叱られるもんなー?」
にゃぐわ「お説教と恐怖が数倍ににゃるにゃ・・・?(青ざめる」
スタンプカードを持って、次はどんなどすえを食べようかと話す中、背後にこの場にいてはいけない人物の声がした。しかも二人分。恐る恐る振り返ると・・・
ジン「へー、新作どすえかー」
ジンどすえ「これ、お菓子代」
どすえ「まいどありー」
二匹(´°ω°`)
そこには自分を模したどすえを頭に乗せた笑顔のジンがいた。普段から不愛想な彼が笑顔なのは怖いが、目が全く笑ってないのでより恐怖が増す・・・。
アレナ(´°Д°`)あ・・・あの・・・
にゃぐわ「これには深いわけがあって・・・;」
ジン「話だけは聞く。俺達も鬼じゃない」
ジンどすえ「ちょーと話し合いでもしないか?」
結果、寄り道がばれてしまい、ランニングコースのルートを変えさせられた。周囲に助ける二匹はジンとジンどすえに引きずられた・・・;ちなみに生きるどすえは外見だけじゃなく、性格や能力まで再現されます(動き出すのは半日ほど&お早めにお食べください)。
烈どすえ「うんめーじょーかー!」
鈴花どすえ「恋閃りょーらん♪」
茜どすえ「ふにゃあ〜(酔」
大牙どすえ「鈴花ー!お兄ちゃんだぞー!」
烈「このどすえ達、本当にそっくりだな;」
鈴花「食べるのがもったいなーい(´・ω・`)」
その後、二匹のダイエットは平行線を辿る。無理のない運動や食事制限をちゃんとしているのだが、本人達のやる気と食欲、予期せぬハプニングのせいで中々進まない。
にゃぐわ「うううー・・・駅前のたい焼き屋がー・・・」
アレナ(・ω・`)お腹空いたー・・・ドーナツ・・・食べたーい・・・
決められたノルマをこなすアレナとにゃぐわは空腹に耐えつつ、翌日の朝食を楽しみに待っていた。だが、時間はまだ明日を迎えていない。空腹に勝てない二匹はいつも通りに隠れて食べようとした。どこのお店で買いに行くかと、窓からこっそりと密会中。
にゃぐわ「コンビニで何か買うにゃ!」
アレナ(・ω・´)もち!
主人や住民に見つからないようにこっそりと移動する。少しの荷物を持つと、周囲や物音に警戒して進む。あと少しで外に出れる時、居間からジンと烈と茜の声がした。
アレナ(・ω・;)ジンと烈と茜が起きてる!ここは忍び足で・・・あれ?
烈「ジン、ここか?」
ジン「ああ、そこだ。」
茜「マッサージをしておこうか?」
ふすまから居間を覗くと、上半身裸のジンが茜に肩のマッサージをして貰っており、横では烈が作者さん達から送られた湿布を用意している。ただ事ではないと察した砂のトカゲは静かに話を聞く。そこで衝撃の事実を知らされる・・・!
烈「お前、やっぱり肩を痛めてたのか・・・!」
茜「あれほど無茶はするなと言っただろ!」
アレナ(・ω・)(え・・・?)
砂を司りし流離の旅人が肩を痛めている事に彼は耳を疑った。ジンの肩は自分のお気に入りの場所だ。何故なら、ジンと同じ景色が見れるし、ジンの声がよく聞こえるのとジンの顔がよく見えるからだ。あそこは自分にとっては特等席だ。
だが、その特等席である肩は悲鳴を上げている。理由はジンが元から旅をするのとバトルマニアの一面があるため、疲労や怪我は避けられない。長い旅で肩は酷いダメージを負っており、早急に治療をしないとまずい。幸いにも烈の家に長期滞在をするため、肩への負担はぐっと減るはずだが、ここで予期せぬ問題が起きた。そう、アレナが太った事だ。修行やバトルを控えたと言えど、高確率でアレナを乗せる事が多い。常に肩には一定の重さがあるため、常に負担がかかる。その上、今回のダイエットのが重なると・・・
烈達はアレナを乗せるのは控えた方がいいと言うも、ジンは頑なに断る。
ジン「誰が言おうと、アレナの楽しみを奪うなんてよくない。あいつは好奇心旺盛で何でも食べたりする癖があるけど、俺の事を最も信頼している。それに・・・」
烈「それに・・・?」
ジン「あいつが傍にいると安心出来るからだ・・・」
少し照れくさそうにぼそりと本音を言う。長く連れ添った相棒だからこそ、その安心感がある。嬉しい時や悲しい時には必ずと言っていいほどアレナがいた。ふと視線を逸らせば、アレナの顔が映り、自身に気づくと笑顔を向けたり話しかけてくれる。最初は肩に乗るなとしつこく言ったものの、いつの日か諦め、気が付くといつも肩にいるのが定番となっている。
それが安心感となり、その安心感が消えると落ち着かない。それ故に長い時間をかけて築いた関係と絆は簡単には壊れないのだ・・・。
烈「なるほど・・・。確か、ことわざにあったよな?「旅は道連れ世は情け」。お前が旅を続けられるのはアレナがずっといるからだろうな・・・。」
茜「お主も何だかんだ言って、大事なパートナーの事を考えておるんじゃな・・・。じゃが、無理はするんじゃないぞ!湿布は応急手当じゃ!そう言えば、いいお灸があるのじゃが、試してみないか?」
烈「お灸か。だったらさ、ニコラに相談してみるぜ。あいつならいい薬草を知ってそうだし・・・」
ジン「俺はそんなに年寄りじゃない」
アレナ(・‐・)・・・
ジンの本音を聞いたアレナはそっとふすまを閉めた。それと同時刻。鈴花の家でも同じような事があった。にゃぐわが外に出ようとした時、鈴花がキッチンで何かを作っていた。テーブルの上には無数のレシピ本があり、彼女は眠い目をこすりながら料理の準備をしている。その横では大牙が心配そうに見ていた。
大牙「鈴花、もう寝た方がいいんじゃないか・・・?残りの作業は俺がやるから・・・」
鈴花「大丈夫だよ・・・ふわぁ・・・」
大牙「もし無理なら、すぐに休め。いいな?お兄ちゃんも気づけなくて悪かった・・・。お前が寝る時間を削ってまででもそこまで考えてたなんて・・・」
鈴花「謝らなくてもいいよ。元は没頭した私が原因だもん。それに一番きついのはにゃぐわだもん。にゃぐわは大好きなお魚やお菓子などが満足に食べられないし、私の手料理の一部は我慢してるんだよね。私はそれが嫌なんだ。だって・・・」
鈴花「にゃぐわは私の料理やお菓子を笑顔で美味しそうに食べてくれるんだもん・・・私はにゃぐわと一緒に食べる食事が好きだったなぁ・・・。私はにゃぐわが笑顔じゃないのは嫌だもん・・・!」
にゃぐわ「鈴花・・・!」
ダイエットの最中に寄り道や好物を要求する中、陰で花を司りし恋閃繚乱は自分のために努力していた。彼女はギタドラのマスコットとの一緒の食事を楽しみにしており、特に自身が作った料理やお菓子を笑顔で食べてくれるにゃぐわが大好きだ。今まででも試食やつまみ食いされる事はあったものの、相手は「鈴花の料理がおいしそうだったから我慢出来にゃかったにゃ」と自分の料理を評価している。料理対決やイベントの時でも試食はしてくれるし、ちゃんとしたアドバイスをくれる。
しかし、ダイエットのため、大好きなものや自分が作り料理があまり食べられなくなり、それが原因でにゃぐわの笑顔が思いっきり減った。そんな彼が苦痛であり、鈴花はパートナーがダイエット中でも笑顔になれる料理やお菓子を考えていた。例え、寝る時間を削ってまでも・・・。
鈴花「だから、私は決めたの。「ダイエットに響かない料理やお菓子を作ればいいじゃん!」ってね!そうすれば、たくさん食べられるし、にゃぐわも笑顔じゃん!」
大牙「鈴花、お前・・・!最高の妹だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!(大号泣」
鈴花「お兄ちゃん、近所迷惑だよ!泣く場合は声のボリュームを下げて!そう言えば、にゃぐわはたい焼きが食べたいと言ってたよね。だったら、味がいっぱいあるたい焼きを作るね!これなら、にゃぐわやアレナも大喜びだよ!」
にゃぐわ「・・・」
再び料理をする彼女の姿を見たにゃぐわはそっとキッチンから離れた。行く先は烈の家の屋根。主人の本心を聞いた二匹は屋根の上に座り込む。
ついに決意
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