二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~【完結】
日時: 2020/01/31 17:24
名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)

ウィオ版逃走中第22弾。
今回の逃走中の舞台はドラクエ5の世界に存在する、「魔界」。
そこには厳つい姿をしたモンスターや、可愛らしい姿のモンスターが住んでいるという。
モンスターが存在する世界であるが、治安のよい安全な世界である。

今回も平和な逃走中になるはずであったが……?

果たして、逃げ切るものは現れるのか?




{逃走者紹介}

カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){22}
翠星石(ローゼンメイデン){21}
保登 心愛(ご注文はうさぎですか?){7}
宇治松 千夜(ご注文はうさぎですか?){5}
狩手 結良(ご注文はうさぎですか?){1}
ドロン(ドラゴンクエスト5){12}
おばドル(ドラゴンクエスト5){11}
ミニモン(ドラゴンクエスト5){9}
ヌーバ(ドラゴンクエスト5){2}
ドラきち(ドラゴンクエスト5){1}
ベホズン(ドラゴンクエスト5){3}
ルカ・レッツェル(トラウマトラウム){8}
南 ことり(ラブライブ){15}
桜坂 しずく(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){2}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){16}
湊 友希那(Bang Dream!!){6}
ファンクオプス(FORTNITE){1}
ステイン(ガラクタ通りのステイン){1}
潮 火ノ丸(火ノ丸相撲){1}
小関 信也(火ノ丸相撲){1}
天王寺 咲(火ノ丸相撲){1}
藤木 穂波(ハンザスカイ){1}
立花 みかん(あたしンち){1}
立花 ユズヒコ(あたしンち){1}
佐倉 慈(がっこうぐらし){3}
エドワード・エルリック(鋼の錬金術師){3}
リン・ヤオ(鋼の錬金術師){1}
ペンギン(テイコウペンギン){1}
フェーリ(ぷよぷよシリーズ){1}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){1}
西住 みほ(ガールズ&パンツァー){3}
ユッカ・エンデ(魔法使いと黒猫のウィズ){2}
上杉 風太郎(五等分の花嫁){1}
中野 四葉(五等分の花嫁){1}
ラン(しゅごキャラ){1}
ミキ(しゅごキャラ){1}
スゥ(しゅごキャラ){1}
本庄 アル(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
ソトカ・ラキター(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
万年桜のウワサ(マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝){1}
ドロテア・フィーマン(グリムノーツ){1}
セリカ=A=マーキュリー(BLAZBLUE){1}
芳澤 かすみ(ペルソナ5 ザ・ロイヤル){1}
アリエス・スプリング(彼方のアストラ){1}
エミリア(Re:ゼロから始める異世界生活){1}
力石 徹(あしたのジョー){1}
京極 真 (名探偵コナン){1}
スタフィー(伝説のスタフィーシリーズ){1}
スライバ(スライムもりもりドラゴンクエスト){1}
山吹 祈里(フレッシュプリキュア!){1}
夢子(東方怪綺談){1}
クロノスエボル(作者組){2}
桜木 霊歌(作者組){19}
konakun.(作者組){17}
ネクスタ(作者組){11}
エイジア(作者組){5}
モンブラン博士(作者組){15}
新田(作者組){10}
洋輝(作者組){15}
メタルメイドウィン(作者組){4}
ゆうき(作者組){17}
sorutymata(作者組){3}


▽今回の逃走中の舞台は魔界!
▽火ノ丸相撲、ガラクタ通りのステイン、ハンザスカイ、あたしンち、テイコウペンギン、五等分の花嫁、ひとりぼっちの〇〇生活など、今までに出ていなかった作品のキャラが初登場!
▽実はミニモンには……?
▽個性的な新キャラたち!
▽ヤバすぎるキャラをしたレベッカ!
▽果たして、逃げ切るものは現れるのか?

Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.60 )
日時: 2020/01/17 07:37
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: mhs5U4Q9)

全然コメント出来なくてすみません、メタルメイドウィンです

メタルメイドウィン
「あれ、いつの間にかやられてる………」

メイドウィン
「オープニングゲームの時点でいなかったぞ」

メタルメイドウィン
「何でもっと速く言ってくれなかったんだ!!」

スライバ
「………ダークキングと戦う必要があるのか、エリスグールや船は出せないががやるしかない」

スライバ
「奴のスキルは【さいみん】メダパニやラリホー、マヌーサといった妨害魔法を得意としている、ある意味このゲームにおいてはメラとかで戦ってくるよりも厄介な奴だな」

たくっちスノー
「対策は?」

スライバ
「マホカンタで跳ね返すかマホトーンで無効化しろ」

メイドウィン
「それが出来れば苦労せん」

I support you!(応援してます!)

Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.61 )
日時: 2020/01/17 08:30
名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)

>モンブラン博士さん

残念ながらここでしずくが牢獄行きとなりました;
力石さんも悲しいと思っています;

力石「しずくお嬢さんが確保されるなんて……」

味見するのは、まさかのカンナ君ですかw


>メタルメイドウィンさん

すみません、残り逃走者のところに
メタルメイドウィンさんの名前が抜けてました。
修正しました。申し訳ございませんでした;

洋輝さんと新田さんの名前も抜けていたので修正しました。
洋輝さん、新田さん、申し訳ございません;

さて、これから逃走者はダークキングたちと戦う事になります。
ダークキングは多彩な魔法を持っているので、結構手ごわいでしょう。

更新、頑張ります!



では!

Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.62 )
日時: 2020/01/17 22:58
名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)

「戦闘」




※白状しておきます。ゆうきさんのかよちん誕生日祝いの話を参考にしました。
独断でやってしまい、すみません。



※ステインの確保を取り消しました。




『牢獄 DE トーク』

ベホズン「今日はかよちんの誕生日なんだなだあああああ! 精一杯祝うんだなあああああっ!(*´▽`*)」

ルカ「ああ、そうだったな」

ベホズン「ああ、そうだったな、って……。今日は天使みたいな可愛さを持つアイドル・かよちんの誕生日なんだな!?」

ルカ「悪いが俺アイドルとか興味ないから……。ていうか本人不在で誕生日祝う気かよ」

ベホズン「大丈夫! 前日に呼んでおいたんだな。おいで、かよちん!」

テクテク

小泉花陽(出典:ラブライブ)「あ、皆さん……! お久しぶりです」

(かよちん、ゲスト出演)

ベホズン「かよちんだあああ、わっしょいなんだな!」

エド「こいつのテンションの上がりっぷりが半端ないな……;」

(いつの間にか牢獄内にあるテーブルには、誕生日ケーキ(ベホズンが用意したもの)がおかれてある――)

ベホズン「かよちん、お誕生日おめでとうなんだな!(*´▽`*)」

花陽「ありがとう♪」

ベホズン「さあ、ケーキいただいてもいいんだな!」

花陽「分かった♪ では、いただきまーす♪」モグモグ

花陽「うーん、美味しいなぁ~♪」

ベホズン「良かった。それ、ぼくが作ったんだな」

花陽「そうなの? 凄いね~♪ ありがとう♪」

(その時――)

翠星石「くそっ……サーバー落ちかよ……」テクテク

(今しがた白猫のサーバーが落ちてイラついている翠星石が、牢獄の前にやってきた)

翠星石「おっ、花陽? なんでこんなところにいるんですか?」

花陽「今日誕生日だから、呼ばれたの」

翠星石「へえ、こんな不人気女を祝ってるんですか」

花陽「!?;」

ベホズン「不人気とはなんだ! かよちんはとても優しくて――」

翠星石「祝ってる奴はお前以外にいますか?」

ベホズン「……ぼくオンリー」

翠星石「南ことりには10人以上のファンもいるのに、花陽のファンはお前だけ……w」

ベホズン「お黙り!!」←冠アタック

翠星石「ぐぼおっ!!(;・∀・)」←気絶

ベホズン「かよちんのファンはぼく以外にもいる! ったく、場を弁えるんだな、クソ人形!(#^ω^)」

花陽「……」

ベホズン「あ、ごめん、かよちん……迷惑かけちゃったね」

花陽「ううん。気にしないで」

ベホズン「とにかく、お誕生日おめでとうなんだな!」

花陽「うん♪」

ルカ「……おめでとう」パチパチ




--------------------------------------------------------------------------------



{残りゲーム時間 186:00}



(その頃、カンナ(男)たちはダークスライムの村にて――)

カンナ(男)「ま、待ってくださいよ! 僕たちには戦うつもりないんですってば!」

スゥ「そうですぅ! 食べ物を分け合ったら丸く収まる話ですぅ!」

ダークキング「我らに勝利したらそうしてやろう。まあ、無理だろうだがな。皆の共、一斉にかかれえええええっ!!」

200匹のダークスライム「おおおおおおおっ!!」

スゥ「あれえええっ!? 数の暴力ではありませんか!?;」

ピリリリリ♪

スタフィー「あっ、『通達』だフィ。『予想外の展開が起きたのでハンターが放出される時間を185分から175分に変更シマス』だって」

カンナ(男)「おおー、なるほど、ありがとう!」

カンナ(男)「って、こんな状況で冷静にメール読み上げてる場合か! 戦わなきゃ!」

(カンナ(男)、レベッカ、スタフィー、スゥ、アクデン、3匹のスライム、2匹のドラキー VS ダークスライム一族――)








(200匹のうち5匹のダークスライムがスタフィーに襲い掛かる――)

スタフィー「スピンアターーーーックッ!」クルクルクル

(スタフィーは全身を思いっきり縦に回転させ、その状態でその5匹に特攻――)

5匹「ぐあああっ!」ドガドガッ

(高威力の技を受けた5匹は気絶――)

ダークキング「はああっ!! デイン!!」ピロリロリン

(ダークキングは強力な雷呪文「デイン」を唱えた――)

ピシャアアアン!!

スタフィー「あぐっ!!」

(まともに食らってしまった、スタフィー)

カンナ(男)「スタフィー!」

スタフィー「」ゴクゴク

(咄嗟にスタフィーを介抱し、傷薬を飲ませ、回復させた)

スタフィー「あ、ありがとうだフィ……;」

ダークスライム200匹&ダークキング「」ゾロゾロ

カンナ(男)「こんな量を人間体でやり合うには流石に厳しいな……」

(彼は全身に力をためる――)

カンナ(男)「グオオオオオオオアアッ!!」ゴゴゴゴゴ

パアアアアッ!!

ダークスライム200匹&ダークキング「!?」ビクッ

スタフィー「カンナ!?」

(光に包まれたカンナ。そして――)

カンナ(男)≪グアアアアアッ!!≫ ゴゴゴゴゴ

(その光が止み、カンナは龍に変身した――)

カンナ(男)≪食らえ!!≫ ブンッ!!

ドガドガドガッ!!

35匹のダークスライム「あああっ!!;」ドサッ

(カンナは大きな尻尾で35匹を一気に薙ぎ払ったのであった――)






レベッカ「アッハッハハハハハ!! もっとあなたたちの血を見せてえええええっ!」ザシュザシュザシュッ!!

ダークスライム15匹「あう、ぐああっ!!」ドサッ

(一方で、レベッカはナイフで15匹を滅多切りにしている。命を奪わない程度に――)

レベッカ「ねえ、あたしの活躍見てる? 見てる? カンナ!?///」ニコニコ

カンナ(男)(できれば見たくない)





(その頃、スゥは――)

スゥ「スゥだって、お役に立ちたいですぅ!」ピューン

(1匹のダークスライムに特攻していた――)

ダークスライム1匹「ん?」

ダークスライム1匹(なんだこの緑のチビ、遅いな……)

(その1匹は自身のツノで――)

ダークスライム1匹「」ヒョイッ

(スゥの胸を軽くつついた)

スゥ「グバアアアアアアアアッ!!(;゚Д゚)」←吐血して気絶

カンナ(男)「えっ!?;」

レベッカ「気を付けてカンナ! あのスライム強いよ!」

ダークスライム1匹「いや……。そんな能力持ってないんですけど。ほんとにちょっと軽くつついただけなんですけど;」

(スゥは非常に弱く、ちょっとつつかれただけでも大ダメージを追ってしまう――)

カンナ(男)「スペランカー並の耐久度だな……;」






(一方、アクデンと3匹のスライムと2匹のドラキーは――)

アクデン「ぬううんっ!!」ブンッ

ダークスライム5匹「ぐうっ!;」ドサッ

スライムA、B、C、 ドラキーA、B「それそれーっ!!」ドゴオオン

ダークスライム10匹「あうっ!;」ドサッ

(アクデンはフォークのような形をした槍で5匹を薙ぎ払い、スライムとドラキーは体当たりで10匹を気絶させていっていた――)






{残りゲーム時間 183:00}





カンナ(男)「ぜえ、ぜえ……;」

アクデン「はあ、はあ……;」

ダークスライム200匹「」

(それから3分後、200匹はカンナたちによって気絶させられた――)

ダークキング「……」

(今残っている敵は、ダークキングのみ――)

レベッカ「さ、残るはあなただけだよ……」

ダークキング「……」

(逃走者サイドで残っているのは、カンナ(男)、レベッカ、アクデンの3人のみ。他は全員戦いの最中で気絶してしまっている――)

ダークキング「はっ、「あれ」を使うパワーを溜めていて良かったわい」

(なんとダークキングは、戦いをほぼ住民ダークスライムに任せていた――)

ダークキング「3人が相手なら楽じゃ。やみのはどう!!」ブウウン

カンナ(男)、レベッカ、アクデン「!?;」ズシン

(突然、身体が鉛のように重たくなった3人――)

レベッカ「な、何なの、これ……」ヨロヨロ

(3人は地面に倒れており、身体を起こすことができない――)

ダークキング「ハハハ。これが闇の波動のパワーだ! その状態のままで、我に甚振られるがいいわ!」

アクデン「ぐっ……;」ヨロヨロ

ダークキング「これで止めだ。デイン!!」

ゴロゴロゴロ……

カンナ(男)「ぐっ……」









(その時――)











穂波「ほりゃああああっ!!」ドゴオオオン

ダークキング「ぐぶっ!?」ドサッ

カンナ(男)「……!?」ビクッ

(突如駆けつけてきた穂波が、チョップでダークキングをぶっ飛ばしたのだ――)

アクデン「お前は……?」

穂波「空手少女・藤木穂波見参! 元気な奴が弱ってる奴を甚振るところを見逃すわけにはいくまいっ!」

ダークキング「あ、新手か……? くそっ……」ヨロッ

(ダークキングが身体を起こした瞬間――)

ミニモン「メラミ!!」ピロリロリン

ドゴオオオンッ!!

ダークキング「ぬおあっ!?;」メラメラ

(実は穂波と一緒に来ていたミニモンが、大きな火炎弾をぶつけた――)

ダークキング「くそっ……。何なんだ……」ガクッ ←気絶

パアアアッ

レベッカ「あれっ!?」

(術者が気絶したため、闇の波動の力は消え失せた――)

カンナ(男)「倒れた……」





カンナ(男)「てかミニモン! 穂波! どうしてここに……」

穂波「実は私もミッションに向かっててさー」

ミニモン「俺はやっぱり、親父が心配になって……」

レベッカ「……」

レベッカ「ありがとうね、二人とも」

ミニモン「えっ!?」

(まさかヤンデレに礼を言われると思ってなかったミニモン――)

ミニモン「え、いや、別にいいけど」

穂波「いいってことよ! 困ってる人がいたら助けるのは当然でしょ」

穂波「そういうことより、早く説得しなきゃ」

カンナ(男)「分かってる……。村長起こさないと」

(カンナはダークキングに近づき――)

カンナ(男)「起きて!」ユサユサユサ!

ダークキング「う、ううううん……」パチッ

(思いきり身体を揺らし、復活させた)

カンナ(男)「さあ、村長。約束通り、アクデンたちに食べ物を分け与えてください」

ダークキング「……」

ダークキング「うむ……約束は約束だ。そうしよう。……我の村の民に作物を奪わせることも止めさせる」

カンナ(男)「!」

ミニモン「良かったな、親父!」

アクデン「ああ……!」

(アクデンは嬉しさで顔をほころばせる――)

ダークキング「今まで村を襲ったりなどをしてすまなかったな、皆……」

(村長は頭を深く下げる。根っからの悪人ではないようだ――)

アクデン「あはは、分かればいいんです……」

レベッカ「くすくす、これで解決だね♪」






{残りゲーム時間 180:00}

{MISSION CLEAR}






ピリリリリ♪

ゆうき「『カンナ(男)、レベッカ、スタフィー、藤木穂波、ミニモンの活躍により、ミッションクリア』」

ことり「『ハンター放出は阻止された』。良かったー、安心したよ~」







(その頃、ダークスライムの村にて――)

カンナ(男)「さて、もうここに用は無いから去ろうか」

アクデン「ああ……」

スゥ「あの……スゥを忘れてませんか……」ピクピク

レベッカ「あ」

穂波「いたんだ、あんた……ごめん;」ヒョイッ ←スゥを背負う

スゥ「いえ、気づいてくれて嬉しいですぅ……;」

穂波「じゃあ、早くこの村を出ようか」

スタフィー「うん!」





----------------------------------------------------------------------------------

(その頃、宇宙にて――)





キャプテン「……」

(キャプテンが、大きな艦船を操縦していた――)

キャプテン(見えてきたぞ……。あの世界が……)

キャプテン(ようやく、「宝」が手に入る――)

(キャプテンは不気味な笑いを浮かべていた――)





---------------------------------------------------------------------------------





{残りゲーム時間 179:00}




(魔界の森にて――)

スタフィー「さーて、これからどうしようかフィー」テクテク

(あの後、カンナたちと別れたスタフィーは、単独でこれからどうしようか悩んでいた――)

ハンター「……」テクテク

(そんな彼の近くに、ハンター)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スタフィー「とりあえず、隠れ場所を探そうフィ……」

ハンター「……!」タッ

(見つかった――)

スタフィー「? ……うわっ、ハンターが来てるフィ!」タッ

(スタフィー、逃げ切れるか――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ハンター「……」タッタッタ

スタフィー「止めるフィー!;」タッタッタ

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)

スタフィー「フィー!;」ポンッ



《スタフィー        確保     〔残りゲーム時間〕》
      残り  46人         [178:15]



スタフィー「おうー;」





ピリリリリ♪

穂波「『魔界の森にてスタフィー確保、残り46人』。捕まったんだ……;」

カンナ(男)「スタフィー確保かあ……。残念だなぁ……」





Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.63 )
日時: 2020/01/17 19:31
名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)

(その頃、湊友希那は――)

友希那「よし、ハンター向こうに行ったわね……」

ハンター「……」テクテク

(大きな岩の陰に隠れていた――)

友希那「しかし、逃走中ゲームは本当に緊張するわね……」

友希那「こういう時は……」←スマホ取り出す

パッ ←猫の画像開く

友希那「うふふ……。猫ちゃん、可愛いわ……///」

(冷静な性格に反して、実は猫大好きな一面を持つ彼女――)

友希那「猫飼いたいな~……///」







京極「うーん、やっぱり緊張するなぁ……」

(その頃、今回初参戦である空手部主将の京極真は辺りを見渡しながら、歩いていた――)

京極「ハンターはどこにいるんだ?」

(ハンターは神出鬼没。いつどこから現れてくるかは、分からない――)

京極「空手と同じ、このゲームも油断したら負けだな……」






(その頃、狩手結良は――)

結良「暇だなぁ~……」

(ジャハンナ付近の森にて、退屈そうにしていた――)

結良「よし、こうなったら!」シュバッ ←服脱ぎ捨てる

(彼女は一瞬でヴィーネ(ガヴリールドロップアウト)のコスプレをした――)

結良「ふふ~♪ やっぱりコスプレって楽しいわね~♪」

結良「私は砂のお城を作ろうと思います! あ、悪魔らしく他人に迷惑をかけてみましたっ」←声真似

※吹き矢部部長はヴィーネと声優が同じです

結良「うふふふふ、次はソフィーヤ(ファイアーエムブレム)のコスプレでも――」ポンッ



《狩手 結良        確保      〔残りゲーム時間〕》
      残り  45人          [177:29]



結良「えっ?」

ハンター「……」スタスタ

(いつの間にか、ハンターに接近されていた――)

結良「(´・ω・`)」








ピリリリリ♪

ココア「『ジャハンナ付近の森にて、狩手結良確保、残り45人』」

千夜「吹き矢部部長確保なのね……」

リン「あーあー、確保カー。ナンパしてみたかったんだけどナー」








『牢獄 DE トーク』

フータロー「……」カキカキ

ルカ「何だお前、勉強してんのか?」

フータロー「ああ、暇つぶしになるからな」

ルカ「なるほど。まあ何にせよ勉強するのはいいことだ」

フータロー「用が無いならあっちいけ」

ルカ「まあまあ。この問題解けるか?」

フータロー「ん?」

(ルカは問題集を見せる――)



問題:『1+1は2であることを証明せよ』



フータロー「大学レベルの問題は解けない!;」

ルカ「なんだ、つまらん」

フータロー「そういうお前は解けるのか?」

ルカ「解けないに決まってるだろ、アホみたいな通称を持った男w」

フータロー「喧嘩売ってんのか(#^ω^)」

しずく「まあまあ。喧嘩はお止めください」

ルカ「だが――」

(その時――)

モンブラン博士「おおっ、しずくちゃんではないか!」

(作者勢の一人である、モンブラン博士が牢獄の前を通りすがった――)

しずく「モンブラン博士さん?」

モンブラン博士「会えて良かったよ……。こんな形でだけど。私、実はしずくちゃんのファンなのだ。いきなりで悪いが、握手してくれるかい?」

しずく「え? 構いませんけど」

モンブラン博士「ありがとう(*´▽`*)」

ギュッ

(檻ごしに握手した――)

モンブラン博士「ありがとう。しずくちゃん、皆、元気でな」

(そしてモンブラン博士は遠くへ去っていった――)

しずく「……何だったんでしょうか?;」







(その頃、ソトカは――)

ソトカ「あっちにハンターがいます……;」ドキドキ

(大きな岩の陰に隠れていた――)

ハンター「……」テクテク

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(ソトカ、やり過ごせるか――)

ハンター「……」テクテク

ソトカ「……;」ドキドキ








ハンター「……」テクテク

(ハンターは気づかず、そのまま通り過ぎて行った――)









ソトカ「ふー、危なかったです……;」

(ハンターに捕まれば賞金はゼロ――)








(その頃、スゥは――)

スゥ「これからも戦闘系のミッション、出たりするんでしょうか……?」フヨフヨ

(懸念しながら、適当な場所を低空飛行していた――)

おばドル「おっ!」テクテク

(そこにおばドルがやってきた――)

スゥ「あ……確か、おばドル、でしたよね?」

おばドル「そうさ、なんか用?」

スゥ「いきなりですみませんが、ハンター見かけませんでしたか?」

おばドル「? 1体も見かけなかったけど?」

スゥ「そうですか。ありがとうですぅ――ん?」クンクン

おばドル「どうした?」

スゥ「おばドル、なんかイカ臭いですぅ……」

おばドル「(;゚Д゚)」ギクッ!!

スゥ「イカ食べましたか?」

おばドル「さ、さあ、何のことでしょう?;;;;;」ガクブル

スゥ「……すみません、ファブリーズかけてもよろしいですか? 臭いのは嫌いなので……」

おばドル「人を病原菌みたいに扱うな!」

スゥ「ご、ごめんなさい!;」ペコッ

おばドル「気にしなくていいよ! そんじゃ;」タッタッタ ←逃げた

スゥ「……何で逃げたんですぅ?」

(純粋な君は知らないほうがよろしい)







(その頃、翠星石は――)

翠星石「ぶふぅwww」ゲラゲラ

(漫画を読んでゲラゲラ笑っていた)

万年桜「あ、翠星石……」テクテク

(そこに今回初参戦である、常識の欠けた美少女・万年桜のウワサがやってきた――)

翠星石「お、初参戦の奴じゃねーですか。どうしました?」

万年桜「何を読んでるのかな、思って……」

翠星石「「ローゼンメイデン dolls talk」ですよ! すごい面白いんですぅw」

万年桜「それ、知ってるけど……。別に笑い転げながら読む漫画じゃないでしょ……?」

翠星石「やかましいですね、ドナルドのウワサみたいな名前してる癖に……」

万年桜「いや、それ関係なくね?」








(その頃、ドロテアは魔界の森にて――)

ドロテア「あっちにはハンターいないわね……」

(ハンターに警戒していた――)

みかん「あれっ、ドロテア?」

(そこに、立花みかんがやってきた――)

ドロテア「確か……みかんだっけ?」

みかん「うん。どしたの?」

ドロテア「ハンターいないかな、思って」

みかん「ハンター?」

(その時――)

ハンター「……!」タッ

(近くを通りかかったハンターに見つかった――)

ドロテア「!? ハンター来てるわよ!」

みかん「えっ、マジ!?;」タッ

(二人は咄嗟に逃げる――)

ハンター「……」タッタッタ

(二人は木々を利用しながら逃げる――)








ハンター「……?」キョロキョロ

(うまく、撒いたようだ――)








みかん「あー、ビビったぁ~……。マジで怖いね、ハンターって……;」

ドロテア「ええ。油断はできないわ……;」







---------------------------------------------------------------------------

(その頃、ゲームマスターの3人は――)

コーネリア「もう残り45人ですね……」

ドラノール「ええ。たった1時間も経たないうちに17人も確保されマシタ。ハンターの数、多すぎたデショウカ……?」

ガートルード「ですが、今更ハンターの数を変えることもできませんからね」

ドラノール「そうデスネ……。逃走者の皆さんには悪いですが、このままゲームを続けてもらいマス」

ドラノール「私たちは私たちのやるべきことをシマス」ピッピッピッ

(ドラノールはモニターを操作し『通達②』を発信した――)


---------------------------------------------------------------------------





{残りゲーム時間 170:00}





ピリリリリ♪

ドロテア「『通達②』!」

ネクスタ「『エビルマウンテンの付近にある「謎の洞窟」の最深部には』」

ヌーバ「『とてつもなく強い魔人が眠っている』」

スライバ「『彼に挑むかは、逃走者たちの自由。戦って勝利すれば、アイテムを獲得できる』」

メタルメイドウィン「『謎の洞窟にはモンスターも出る。その洞窟に行く前には装備を購入していったほうが良い』」

konakun.「『装備はジャハンナの街で購入できる』」







(果たして、その強い魔人とは――)




残り逃走者……【❤カンナ(男)&レベッカ❤】、翠星石、ココア、千夜、ドロン、おばドル、
ミニモン、ヌーバ、ドラきち、ことり、友希那、ファンクオプス、ステイン、天王寺、穂波、みかん、
めぐねえ、リン、ペンギン、フェーリ、みほ、四葉、スゥ、ソトカ、万年桜のウワサ、ドロテア、芳澤、
アリエス、エミリア、力石、京極、スライバ、祈里、夢子、クロノスエボル、霊歌、
konakun.、ネクスタ、エイジア、モンブラン博士、洋輝、メタルメイドウィン、ゆうき、sorutymataの45人。






------------------------------------------------------------------------



【とある剣士と人形の雑談】

カンナ(男)「今回もまたレベッカと一緒にやらなければいけないのか……;」

翠星石「おっ、カンナ! 元気にしてたですか?」

カンナ(男)「あれ、翠星石? レベッカは?」

翠星石「そいつならさっきボコってきました。ほら、あそこ」

レベッカ「」←気絶

カンナ(男)「(;´・ω・)」

翠星石「翠星石を気絶させた罰ですぅ。あと、タイトル見てみろですぅ。元に戻ってるでしょ?」

カンナ(男)「あ、ホントだ!」

翠星石「それでは、コーナーやっていきましょう♪」




~49人目・ヌーバ~

翠星石「ヌーバはゲーム「ドラゴンクエスト5」に登場するモンスターですぅ」

カンナ(男)「仲間にした時のステータスは敏捷性は低いけど力とHPが高い、典型的な戦士型だね」

翠星石「最初は行動封じの特技を覚えていますが、レベルを上げていくと、防御力上昇の特技も覚えます」

カンナ(男)「でも全体的にステータスが微妙なんだよね;」

カンナ(男)「さっき言った通り、力とHPが高い。でも目覚ましく伸びていくってわけでもないからなぁ;」

翠星石「まあ他に比べて伸びが良いってだけですぅ。比較として、防御力と敏捷性は壊滅的に無いです」

翠星石「中盤のボス相手になら、その高い力とHPのお陰でまあ使えるでしょう」

カンナ(男)「あ、終盤は論外です。レベルカンストしてステータス全く伸びなくなるんで(´・ω・`)」





カンナ(男)「ウィオ版逃走中での初登場は第20回「逃走中 ~ブロークン・ゲーム~」だよ」

翠星石「こちらでは「語尾に「ぁ~」とつける」「カタツムリ並の速度」などという設定がつけられております」

カンナ(男)「まあこれから、新設定が出てくるかも? 最近出たばかりだし」

カンナ(男)「ところでヌーバ、作者ウィオのお気に入りらしいんだよね」

翠星石「えっ!? こんなドロドロのモンスターが!?」

カンナ(男)「仲間になりやすいのと、あと見た目がユニークだからっていう理由らしいよ」

翠星石「変わってますね、作者ウィオって……;」





カンナ(男)「さて、今回の紹介はこれで終わりだよー」

翠星石「ありがとうございましたー!」





レベッカ「……」






続く

Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.64 )
日時: 2020/01/18 22:29
名前: ウィオ (ID: MO5pRcbX)

「通達Ⅱ」



翠星石「最近、作者ウィオのやつドラクエ5プレイし始めたみたいですね」

カンナ(男)「そうなの?」

翠星石「ええ、モンスターのみっていう縛りプレイで。人間キャラは使っちゃダメっていうルールですぅ」

カンナ(男)「それだとボス戦きつくないかい? たまに人間キャラが強制にパーティーに加わって外せない時もあるでしょ?」

翠星石「そこは気合で何とかするみたいです」

カンナ(男)「根性論か……w」



(というわけで、ドラクエ5モンスターのみ縛りプレイを始めました。日常スレでちょくちょく進捗状況を更新するので、時間がある人は見てくださると嬉しいです)








{残りゲーム時間 169:00}



カンナ(男)「うーん、謎の洞窟ってところの冒険か……」

レベッカ「どうする、カンナ? 行っちゃう?」

カンナ(男)「まあ、アイテム欲しいし行ってみるか。レベッカはどうする?」

レベッカ「勿論、行くに決まってるでしょ♪ 可愛いカンナを放っておくわけにはいかないもん……」ニコニコ

カンナ(男)「ですよねー」

(主人公とヤンデレ、謎の洞窟に向かうようだ――)

カンナ(男)「でもそこにはどんなモンスターが出るか分からないし、ジャハンナで装備見て行こうか」

レベッカ「うん!」ニコニコ







(その頃、ステインは――)

ステイン「ここなら見つからないだろう……」コソコソ

(近くにあった、洞穴に隠れていた――)

スタッフ「通達はどうしますか?」

ステイン「行かないよ。俺、戦闘能力ないもん……」

ハンター「……」テクテク

(そんな彼の近くに、少し前にみかんたちを追いかけていたハンターがやってきた――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ステイン「街には装備あるらしいけど、俺なんかが手に入れたとしても、そもそも使えるかどうか……;」

(その時――)

ハンター「!」タッ

(そのハンターが、彼を見つけた――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ステイン「ん……なっ、ハンター!?;」

(逃げようにも、逃げ道が入口しか無い。その入り口から入ってくるハンター――)

ステイン「ぬああっ」ポンッ



《ステイン         確保     〔残りゲーム時間〕》
      残り  44人         [167:59]



ステイン「そんな~;」






ピリリリリ♪

konakun.「『洞穴にてステイン確保、残り44人』」

ドラきち「ステインって……あの緑の帽子被ったおっさん?」

ヌーバ「残念だぁ~……;」ドロドロ







芳澤「うーん……」

(その頃、今回初参戦である活発的な女の子・芳澤かすみは――)

芳澤「通達行こうかな……」

スタッフ「どうします?」

芳澤「えーと……。もう少し考えます」

(活発的だが、意外と慎重な所もある、彼女――)







フェーリ「通達? 行くワ。魔人を倒したっていう報告をレムレス先輩にしたいんだもの……」ニヤニヤ

(一方、フェーリは通達に向かおうとしていたところであった――)

フェーリ「フフフ……。女の子が魔人を倒すなんて、カッコイイかも……」

(そんな彼女の近くに――)

ハンター「……」テクテク

(1体のハンター――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フェーリ「!? ハンターだワ……。隠れないと……」スッ

(それに気づいた彼女は、咄嗟に近くにあった大樹の裏に隠れる――)

ハンター「……」テクテク

フェーリ「あっち行きなさい……;」ドキドキ

(やり過ごせるか――)











ハンター「!」タッ

(残念ながら、見つかった――)

フェーリ「くっ!;」タッ

(逃げ切れるか――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フェーリ「ちょっ、こんな速いって聞いてないワ……!;」タッタッタ

(ハンターはアスリート並の身体能力を持つ――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フェーリ「や、止めて!;」タッタッタ

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)

フェーリ「ううっ!」ポンッ



《フェーリ        確保       〔残りゲーム時間〕》 
     残り  43人           [165:15]



フェーリ「レムレス先輩、ごめんなさい;」ゼエゼエ







ピリリリリ♪

ヌーバ「『魔界の森にてフェーリ確保、残り43人』だぁ~」ドロドロ

洋輝「どんどん捕まっていくなぁ……;」









(その頃、スゥは――)

スゥ「ジャハンナ! ジャハンナ!」フヨフヨ

(謎の洞窟に向かうために必要な、武器を購入するためにジャハンナに向かっていた最中であった――)

スゥ「他に向かっている人がいたら、その人をサポートするですぅ~」フヨフヨ

(戦闘能力は非常に低いが、献身的な彼女。ジャハンナに向かっている最中に――)




リン「……」ピクピク

スゥ「!?」ビクッ

(なんと、青ざめた顔で倒れているリン・ヤオの姿を見つけた――)

スゥ「だ、大丈夫ですか!?」

(それを見て、すぐにそばに寄った彼女)

リン「は、……腹、減っタ……;」

スゥ「え、えーと、食べ物、食べ物……」ゴソゴソ

スゥ「あ、あったですぅ!」

(スゥはバッグの中にあったサンドイッチ二つを彼に食わせる。てかバッグとサンドイッチ持ってたのか)

リン「……」モグモグ

リン「……おオ!? 美味いな、こレ……」モグモグ





(数秒後――)

リン「あんた命の恩人ダ! ありがト! ごっそさン!」ニコニコ

スゥ「いえいえ、礼には及ばないですぅ。それより助かって良かったですぅ」

リン「あんたがいい人で良かっタ……(^^)」

リン「ところでアンタ、名前ハ? 俺はリン・ヤオ」

スゥ「スゥですぅ。よろしくお願いしますですぅ」ペコリ

リン(礼儀正しいな、この子……)

リン「なあ、謎の洞窟とやらには向かうのカ?」

スゥ「はい! そこに向かっている人たちのサポートをしたくて」

リン「へえ、いいじゃン。実は俺も向かっていたところなんダ。一緒に行ってもいいカ?」

スゥ「はいですぅ。お互いに頑張ろうですぅ♪」

(スゥ、リンと一緒に行動することに――)









(その頃、翠星石は――)

翠星石「」キュッキュッキュ~

(なんかしていた)

穂波「……お前、何やってんの?;」

(そこに藤木穂波がやってきた――)

翠星石「ああ、媚売り女ですか。暇だったので岩に落書きしてたですぅw ほら、この傑作を目に焼き付けろですぅw」



(その岩には「手足が生えたウ〇コが「ぼくウ〇コくん」と喋っている絵」が描かれていた)



穂波「……小学生レベルの落書きじゃないか!;」

翠星石「なんか文句あるんですか?」

穂波「大有りだ! ったく……それより、通達行くの?」

翠星石「そうですねえ。暇潰しも飽きてきましたし、通達行きましょうかね?」

翠星石「へへへっw エスタークの野郎を直でぶっ潰せると思うと楽しみになってくるですぅw」

穂波「……それ、魔人のこと言ってるの?」

翠星石「勿論ですぅ! 少し前、ドラクエ5にハマってましたからね」

穂波「じゃあ相手がどんな技使ってくるのか分かってるんだよね?」

翠星石「はいですぅ」

(穂波は翠星石からエスタークについての説明を受けた。見た目は両手に巨大な剣を一振りずつ持った強大な魔人。絶対零度の息や灼熱の息を放つことや、斬撃が得意なようである――)

穂波「滅茶苦茶強そうじゃん……。アンタ、勝てるの?」

翠星石「へっ、翠星石は最強ですからね! 勝てるに決まってるですぅ。翠星石は他の逃走者ザコとは違うんですぅwwwww」

穂波「……」

翠星石「正直バズーカやガトリング砲とか撃ってたらあんなの余裕ですぅw」

翠星石「でもそんなんじゃあっさり過ぎて面白くないですから……。たっぷり軽蔑したり、目潰ししたりしてやろうと思ってますぅw」

翠星石「「地獄の帝王」というご立派な二つ名を持つ魔人に、たっぷり屈辱を味わわせてやるですぅwwwww」

穂波「!!」

(その時――)

ガシッ!!

翠星石「っ」

(いきなり胸倉を掴んだ穂波)

穂波「お前さ……。なんでそんな卑劣な手を考えられるの? そんなんで勝利して嬉しいっての? 正々堂々とやろうとは思わないの?」

翠星石「……」

穂波「私、お前みたいな卑怯な奴は大嫌いなの!」

(曲がったことを嫌う穂波――)

翠星石「……チッ」ペシッ

(翠星石は彼女の手を軽くはたく)

穂波「いでえっ!!」

(しかし人並みの防御力を持つ穂波には、かなりのダメージだったようだ。手が大きく腫れている――)

翠星石「逆にお前は絶対零度の息吐いてくる奴に正々堂々とやり合って勝利できると思ってんですか?」

翠星石「厄介な奴には厄介な攻撃で。毒を以て毒を制す、ですぅ」

翠星石「ていうか、ちょっと叩かれただけでそんな痛がるほど弱い女が、翠星石に口出しするなですぅ。媚売り女」

穂波「卑劣な手を使おうとする時点で、お前は終わってる……」

翠星石「へっ、好きなように言えですぅw」

(その時――)

ネクスタ「ちょっ、あなた達何やってんですか!?;」タッタッタ

みほ「そうですよ、止めてください!」タッタッタ

(作者組の一人であるネクスタと、戦車道につとめる少女・みほが喧嘩の仲裁をしようとやってきた――)

穂波「あ、あんたたち……!」

ネクスタ「何が原因で揉めてんですか;」

(穂波が説明する――)

ネクスタ「それで揉めてたんですか……」

みほ「翠星石さん、謝ったほうがいいですよ……。人を不快にさせてるんですよ?」

翠星石「……」

翠星石「はあ……気分悪くなってきたですぅ」

(翠星石はそそくさと穂波たちから少し離れる――)

翠星石「おい媚売り女! そんなに正々堂々にやりたいのなら好きにしろですぅ! もしお前がピンチになったっていう知らせが来ても、助けに来てやんねーからな、ですぅ!」

翠星石「アッカンベー!wwwww」シュバババババ

(そして高速で走り去っていった――)







穂波「……何さ、あいつ」

みほ「気にしないでくださいね、穂波さん。性格終わってる人の戯言なんか……」

穂波「知ってる……。あいつ嫌いだわ。全く!」

ネクスタ「……もしかして藤木さんも謎の洞窟に向かうつもりなんですか?」

穂波「え? うん。……「も」? もしかしてアンタも?」

ネクスタ「はい。みほさんも一緒に」

みほ「さっき一緒に会って、目的が一緒だったので……はい」ペコリ

ネクスタ「でも装備を整えておかなければまずいかな、と思ってジャハンナに向かってる最中なんです」

穂波「なるほど……。それじゃあ、私もついていっていいかな?」

みほ「いいですよー」

ネクスタ「全然構いませんよ」

穂波「ありがとね」

(穂波、二人と一緒にジャハンナに向かうことにした――)









(その頃、今回初参戦であるカッコイイスライム・スライバは――)

スライバ「ジャハンナは何処だ……?」ピョンピョン

(装備品の購入の為に、ジャハンナを探している途中であった)

スライバ「見つからないな……」

(そんな彼の近くに――)

ハンター「……」テクテク

(1体のハンター――)

スライバ「!」タッ

(スライバは咄嗟に、近くにあった大きな岩の陰に隠れる)

ハンター「……」テクテク

(ハンターは気づかず、そのまま通り過ぎて行った――)

スライバ「助かった……。油断はできないな」








『牢獄 DE トーク』

フェーリ「ククク……キエーーーーッ!!」

ルカ「何だお前、いきなり叫んで……。イカれたのか?」

フェーリ「失礼ね。おまじないをしてたのよ」

ルカ「何のおまじないだ?」

フェーリ「アタシを確保したハンターの腕が骨折するおまじないヨ……」ニヤニヤ

ルカ「陰湿だな……」

フェーリ「てか邪魔しないでくれる」

ルカ「いいや邪魔するね。腕折られるハンターの気持ちを考えろよw」

フェーリ「……」

しずく「まあまあ、落ち着いてください二人とも」

火ノ丸「そうそう! とりあえず相撲でもせんか? 楽しいぞー!」ニコニコ

ルカ「いや、俺スモウ知らねーし;」



Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。