二次創作小説(新・総合)

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逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~【完結】
日時: 2020/01/31 17:24
名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)

ウィオ版逃走中第22弾。
今回の逃走中の舞台はドラクエ5の世界に存在する、「魔界」。
そこには厳つい姿をしたモンスターや、可愛らしい姿のモンスターが住んでいるという。
モンスターが存在する世界であるが、治安のよい安全な世界である。

今回も平和な逃走中になるはずであったが……?

果たして、逃げ切るものは現れるのか?




{逃走者紹介}

カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){22}
翠星石(ローゼンメイデン){21}
保登 心愛(ご注文はうさぎですか?){7}
宇治松 千夜(ご注文はうさぎですか?){5}
狩手 結良(ご注文はうさぎですか?){1}
ドロン(ドラゴンクエスト5){12}
おばドル(ドラゴンクエスト5){11}
ミニモン(ドラゴンクエスト5){9}
ヌーバ(ドラゴンクエスト5){2}
ドラきち(ドラゴンクエスト5){1}
ベホズン(ドラゴンクエスト5){3}
ルカ・レッツェル(トラウマトラウム){8}
南 ことり(ラブライブ){15}
桜坂 しずく(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){2}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){16}
湊 友希那(Bang Dream!!){6}
ファンクオプス(FORTNITE){1}
ステイン(ガラクタ通りのステイン){1}
潮 火ノ丸(火ノ丸相撲){1}
小関 信也(火ノ丸相撲){1}
天王寺 咲(火ノ丸相撲){1}
藤木 穂波(ハンザスカイ){1}
立花 みかん(あたしンち){1}
立花 ユズヒコ(あたしンち){1}
佐倉 慈(がっこうぐらし){3}
エドワード・エルリック(鋼の錬金術師){3}
リン・ヤオ(鋼の錬金術師){1}
ペンギン(テイコウペンギン){1}
フェーリ(ぷよぷよシリーズ){1}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){1}
西住 みほ(ガールズ&パンツァー){3}
ユッカ・エンデ(魔法使いと黒猫のウィズ){2}
上杉 風太郎(五等分の花嫁){1}
中野 四葉(五等分の花嫁){1}
ラン(しゅごキャラ){1}
ミキ(しゅごキャラ){1}
スゥ(しゅごキャラ){1}
本庄 アル(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
ソトカ・ラキター(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
万年桜のウワサ(マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝){1}
ドロテア・フィーマン(グリムノーツ){1}
セリカ=A=マーキュリー(BLAZBLUE){1}
芳澤 かすみ(ペルソナ5 ザ・ロイヤル){1}
アリエス・スプリング(彼方のアストラ){1}
エミリア(Re:ゼロから始める異世界生活){1}
力石 徹(あしたのジョー){1}
京極 真 (名探偵コナン){1}
スタフィー(伝説のスタフィーシリーズ){1}
スライバ(スライムもりもりドラゴンクエスト){1}
山吹 祈里(フレッシュプリキュア!){1}
夢子(東方怪綺談){1}
クロノスエボル(作者組){2}
桜木 霊歌(作者組){19}
konakun.(作者組){17}
ネクスタ(作者組){11}
エイジア(作者組){5}
モンブラン博士(作者組){15}
新田(作者組){10}
洋輝(作者組){15}
メタルメイドウィン(作者組){4}
ゆうき(作者組){17}
sorutymata(作者組){3}


▽今回の逃走中の舞台は魔界!
▽火ノ丸相撲、ガラクタ通りのステイン、ハンザスカイ、あたしンち、テイコウペンギン、五等分の花嫁、ひとりぼっちの〇〇生活など、今までに出ていなかった作品のキャラが初登場!
▽実はミニモンには……?
▽個性的な新キャラたち!
▽ヤバすぎるキャラをしたレベッカ!
▽果たして、逃げ切るものは現れるのか?

Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.50 )
日時: 2020/01/14 18:29
名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)

「ミッション①」



ミニモン「マジかよ……あそこ、襲われてんのかよ……!」タッタッタ

(よくゲロを吐くミニデーモン・ミニモンは血相を変えながら集落を目指す――)

ミニモン「早く行かないと――!」タッタッタ





火ノ丸「どうやらその集落に、悪い奴らがのさばっとるようじゃな……」

スタッフ「ミッション行くんですか?」

火ノ丸「勿論じゃ! 放っておくわけにはいくまい!」

(今回初参戦である、相撲に燃える学生・潮火ノ丸、ミッションに挑むようだ――)

火ノ丸「スライムなんだから楽勝じゃろ!」タッタッタ






(その頃、喫茶店「ラビットハウス」の従業員である、保登心愛は――)

ココア「ううん……怖いなぁ;」

(ミッションに行かず、岩の陰に隠れていた)

ココア「敵となんて戦えるわけないよぉ……;」

(戦える力を持たない彼女の近くに――)

千夜「あら、ココアちゃん……」テクテク

(大和撫子の宇治松千夜がやってきた――)

ココア「あっ、千夜ちゃん……! どうしたの?」

千夜「今、ミッションに向かってる途中なんだけど……。そっちは何してるの?」

ココア「ハンターやスライムが怖いから隠れてるの……」

千夜(スライムなんかにビビるなんて可愛いところあるのね)

千夜「それじゃあ……。貴方は安全なところで待機しててね」

ココア「そうしたいところだけど……。千夜ちゃんだけに無理させるわけにはいかないよ。私も行くっ!」

千夜「いいの? ココアちゃんも無理しなくていいのよ。私は大丈夫だから……」

ココア「友達が危ないところに向かうっていうのに、私が何もしないわけにはいかないよ」

千夜「ココアちゃん……」

ココア「千夜ちゃんが怪我しないように、私、頑張るね!」

千夜「……ありがとう」ニコッ

(ココア、友達のために頑張ることにした――)






ハンター「……」テクテク

(その時、ハンターが二人の近くにやってきた――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

千夜「!? ハンターが来たわ! 逃げるわよっ」

ココア「えっ、うん!」

(千夜はココアの手を取り、逃げる――)

ハンター「……」テクテク

(ハンターは二人に気づいていない――)







千夜「はあ、はあ……」チラッ

千夜「……良かった、追いかけてきてないわ」

ココア「助かったよぉ……。ありがとう、千夜ちゃん;」

(果たして、彼女たちは集落に辿り着けるのか――)







(その頃、今回初参戦である、元気なチアリーダー・ランは――)

ラン「よーし、ランも頑張るぞーっ!」

(ミッションに向かうようだ――)

ハンター「……」テクテク

(先程、千夜とココアの近くにいたハンターが、ランの近くに――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スタッフ「そんな小さい身体で戦えるんですか?」

ラン「無理だけど……。応援ぐらいはしたいっ!( `ー´)」

ハンター「!」タッ

(その瞬間、そのハンターに見つかった――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ラン「えーと、集落とやらはどこにあるのかなーってハンター!?;」タッ

(それに気づき、咄嗟に逃げる。しかしその時には既に距離を詰められていた――)

ラン「あういっ!;」ポンッ



《ラン          確保     〔残りゲーム時間〕》
     残り  56人         [202:57]



ラン「オーマイガー!;」






ピリリリリ♪

結良「『魔界の森付近にて、ラン確保、残り56人』」

スゥ「ちょっ……。もうしゅごキャラ勢がスゥだけになってしまったですぅ……;」







(その頃、レベッカは――)

レベッカ「るんるんるん♪」ピョンピョン

(楽しそうにスキップしながら、集落を目指していた――)

レベッカ「わるいこ と相手できるんだ~。楽しみだなー♪」ピョンピョン

(黒い笑みを浮かべている――)

レベッカ「血も見れちゃうのかな」ピョンピョン







『牢獄 DE トーク』

ユズヒコ「なんか急に増えてきたな、確保者」

ラン「ランもミッション行きたかったー!」プクーッ

小関「まあまあ。今はここから残ってる人たちの安全を祈ろうよ」

ベホズン「ぼくたちが逃走者にしてあげられることは、それぐらいだね……;」

ミキ「どうやって応援する?」

ラン「歌を歌うのっ! ミュージックスタート!」ポチッ ←いつの間にか置いてあったラジカセ起動する



~~~~~♪

{BGM:金太の大冒険}



ラン「いええええいい! 乗ってるかあああい!? 皆、ファイト、ファイトおお!」

ユズヒコ「なんかすげえやかましいんだけど;」

ミキ「てかこの曲、そんなテンション上げて歌う曲じゃないでしょ;」







{残りゲーム時間 200:00}






みかん「ええー? どうしよう……;」

(一方、みかんはミッションに向かうかどうかで悩んでいた――)

みかん「行っといたほうがいいっぽい感じだけど……。でもあたし、戦えないし……;」

(非戦闘員にはキツイミッション――)

みかん「……やっぱいいや、戦える人に任そ」

(他人任せにした)







霊歌「集落はどこ? ……?」タッタッタ

(一方、童話や物語が大好きな作者・桜木霊歌は集落を目指していた――)

霊歌「襲われてる人たちの力になりたいな……」キョロキョロ

(辺りを見渡しながら集落を目指す彼女。そんな彼女の近くに――)

ドロテア「あら、霊歌。どうしたの、そんなに急いで」テクテク

(そこに今回初参戦である、温厚な魔法使い・ドロテア・フィーマンが話しかけてきた)

霊歌「あっ、ドロテアお姉ちゃん! 実はスライムのいる集落目指してて……」

ドロテア「そうなの? 奇遇ね。私もそこ目指してたから一緒に行きましょう?」

霊歌「うん!」

(霊歌、ドロテアと合流――)






ユッカ「うーん、こっちでもなさそう……」キョロキョロ

(その頃、時計整備士の美少女・ユッカ・エンデは村を目指していた――)

ユッカ「今回も何かいいところ見せたいなぁ~……」

(そんな彼女の背後に――)

ハンター「!」タッ

(1体のハンター)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ユッカ「ん? うわっ!?;」タッ

(それに感づき、咄嗟に逃げる彼女。果たして、振り切れるか――)

ハンター「……」タッタッタ

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ユッカ「ごめん、ごめん! 助けてー!;」タッタッタ

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)

ユッカ「ああうっ!;」ポンッ



《ユッカ・エンデ        確保     〔残りゲーム時間〕》
       残り  55人          [197:22]



ユッカ「うう……時間を巻き戻せたら……。もっと早くにハンターに気づけたのに(´・ω・`)」







ピリリリリ♪

天王寺「『ジャハンナ付近にて、ユッカ・エンデ確保、残り55人』」

みほ「あの人、なんとなく長く生き残ると思ったんですけど……;」

リン「うーん、俺好みの女だったからナンパしようかと思ったんだけどナーw」








(その頃、スライムやドラキーのいる集落にて――)

ドゴオオッ!

ドラキー10匹「あぐっ!;」ドサッ

ダークスライムD「ははっ、どいつもこいつも大したことねえな!」

(ドラキー10匹、Dに丸太を振り回されてぶっ飛ばされてしまった――)

ダークスライムC「さあ、大人しく降参しろ! そうすればもう襲わないでやるよ!」

スライムC「ふざけるな……! 誰がお前らなんかに! ぐっ;」ズキッ

ダークスライムC「ははは! あんまり強がらないほうがいいぞ!」

ダークスライムC「お前らは俺たちのお陰でボロボロなんだ。作物と命、どっちのほうが大事なんだ?w」

スライムC「……;」

ドラキー10匹「お前ら……」ピクピク

(性悪なダークスライムにからかわれているスライムたちの近くに――)






火ノ丸「どりゃあああああ!!」ドドドドド

ダークスライムC、D「!?」ビクッ

(いつの間にか相撲の恰好に着替えてる火ノ丸が、凄い形相でこっちにダッシュしてきた――)

火ノ丸「鬼車!!」ドンッ!!

ダークスライムC「あぐっ!?;」グルグルグル!! ドサッ

ダークスライムC「ぐっ……!!」ピクピク

ダークスライムD「おい! 相棒!;」

(火ノ丸は右下手投げを食らわし、相手の風車のごとく回転させたのだ――)

火ノ丸「ドラキーたち! ワシが来たからにはもう安心じゃぞ!」

スライムA「に、人間!?」

ダークスライムD「何しやがんだ、人間の分際で!」ピョンピョン

(高速で火ノ丸のところに向かってくるD――)

火ノ丸「ほらああっ!!」ドンッ

ダークスライムD「ごうっ!!;」ドサッ

(しかし超反応した火ノ丸にあっさり突き飛ばされてしまった)

ダークスライムC「ぐっ……逃げるぞー!」ピョンピョン

ダークスライムD「あんな強いのに勝てるかー!;」ピョンピョン

(そして二匹はハヤテのごとく去っていった――)



【ダークスライム  残り98匹】



スライムA「あ、ありがとうございます、人間さん!」

火ノ丸「人間さん、じゃなくて火ノ丸じゃ。そういうことより、向こうの黒いスライムも何とかせんと!」

スライムB「て、手伝いますっ!」

火ノ丸「すまないな、頼んだぞ!」






{残りゲーム時間 195:00}




(その頃、みかんは――)

みかん「後10分で賞金減っちゃうよ……;」

(タイマーを見つめていた)

みかん「早くクリアしてよー……」

(その時――)

ダークスライムD「撤退だー!」ピョンピョン

ダークスライムC「逃げろー!;」ピョンピョン

みかん「えっ?;」

(先程のダークスライム二匹が、彼女の横を通り過ぎて行った。3秒後には二匹の姿は見えなくなっていた――)

みかん「……何、今の?;」

(その時――)

翠星石「お、さっきのオレンジ女!」タッタッタ

(翠星石が近づいてきた――)

みかん「えっ!? 今度は何?;」

翠星石「お前、集落の近くにいるんなら応戦に向かえですぅ!」

みかん「は?; そうなの? てか、何で知ってるの?;」

翠星石「さっき看板があって、それに書いてあったんですよ! 嫌なら向かわなくてもいいですけど! そんじゃ!」タッタッタ

(翠星石はその集落のほうへと走っていった――)

みかん「……」

スタッフ「どうします?」

みかん「……なんか、見ちゃったからには放っておけないよ。あたし、行く!」

(なんと、行くことにした――)

みかん「そこら辺に落ちてる枝を武器にすれば大丈夫でしょ!」







(その頃、その集落にて――)

火ノ丸「ぬおおおっ!」ドゴンドゴン!

ダークスライム10匹「ぬがあっ!;」ドサッ

(火ノ丸がダークスライム相手に善戦していた――)

ダークスライム10匹「逃げろー!;」ピョンピョン



【ダークスライム   残り88匹】



スライムA「凄いですよ火ノ丸さん! この調子なら全部追っ払えるんではありませんか?」

火ノ丸「いや……。悪いがワシの体力的にそれは無理かもしれん……お前たちだって疲れとるだろ?」

スライムB「あ、……はい。2匹相手するだけでも精一杯です;」

(その時――)

霊歌「あっ、スライムだー!」タッタッタ

ドロテア「ここが戦いの場なのね」タッタッタ

千夜「やっと着いた……」タッタッタ

ココア「速いよ、みんな~;」タッタッタ

翠星石「イエーイ、スライムの集落ですぅ!」タッタッタ

(5人の少女がやってきた――)

スライムC「あっ、また人間さんが!」

霊歌「皆! 応戦に来たわよ。敵はどこ?」

スライムB「向こうっす! あの、雑貨屋の近く!」

ココア「じゃ、じゃあ行こうか!」タッ

火ノ丸「良かった……。助っ人が来てくれたみたいじゃな! やるぞ!」

ドロテア「あなたも戦ってたみたいね……。火ノ丸、だっけ? お互い頑張ろう!」

火ノ丸「おう!」

(スライムA、B、Cと5人の少女と相撲好きな少年は雑貨屋のほうへ向かっていった――)






(そして――)

スライムD「おい、そっちにいたか?」

スライムE「いなかったよ!」

スライムF「くそっ、この集落広いからな……。見つけるの大変だ!」キョロキョロ

(入れ替わるように、この3匹のスライムがやってきた――)

スライムD「とにかくより気合入れて捜そう――)

(その瞬間――)

ミニモン「オウエエエエッ!;」ゲロゲロ

カンナ(男)、みかん「よしよし……」ユサユサ

(ミニモンの背中をさすりながら、こちらに歩いてきた――)

スライムE「うげっ、汚ねっ!;」

スライムF「何でゲロ吐いてんの!?(; ・`д・´)」

カンナ(男)「ああ、すんません……; こいつ長時間休まずに走ってたみたいで、気持ち悪くなって吐いてるんです……」

みかん「もう、無理はダメなのに……;」ユサユサ

ミニモン「二人とも、ホントすまねえな……おええっ!;」ゲロゲロ

みかん「気にしなくていいって……」

※因みにみかんが集落に向かってる途中にカンナと合流し、その瞬間、ミニモンと会っちゃったらしい

カンナ(男)「と、とりあえずこいつ吐き終わったら応戦に向かいますんで……」

スライムD「そ、そう;」

ミニモン「ゲロゲロゲロッチ!!;」ゲロゲロ



Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.51 )
日時: 2020/01/17 08:22
名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)

(その頃、火ノ丸たちは――)

火ノ丸「ぐっ!」ドゴンッ

ダークスライム2匹「あぐっ!;」ドサッ



【ダークスライム   残り86匹】



霊歌「チェリー・ブロッサム・ロッド!」ビビビビビ!

(自身の両手杖から、青色の魔法のエネルギー弾を5発放つ――)

ダークスライム5匹「ごうっ!;」



【ダークスライム  残り81匹】



(その5匹が倒れた瞬間――)

ダークスライム2匹「何しやがんだ、テメエ!」ピョンピョン

(別の2匹が、霊歌の背後を突こうとする――)

ドロテア「それっ!」ゲシッ

ダークスライム2匹「げふっ!;」ドサッ ←気絶

(それに咄嗟に感づいたドロテアが、回し蹴りを食らわせた)



【ダークスライム  残り79匹】



ドロテア「大丈夫?」

霊歌「うん。ドロテアお姉ちゃん、助かったよ」





ココア「こ、来ないでっ!」ビクビク

ダークスライム6匹「……」ジリジリ

(一方、ヒノキの棒を構えてるココアは6匹に囲まれていた――)

千夜「ココアちゃん!」ドカッ

(その時、千夜がその内の一匹を蹴り飛ばした)

ココア「千夜ちゃん!」



【ダークスライム   残り78匹】



千夜「ごめんなさい、離れちゃって……」

(本当は千夜はココアと一緒に戦っていたのだが、その間にいつの間にか離れ離れになってしまっていたのだ――)

千夜「残りの5匹は私がなんとかするわ! はああっ!」

(千夜はもう一匹、蹴り飛ばす――)



【ダークスライム   残り77匹】



ココア「わ、私だって!」

ココア「(`0言0́*)<ヴェアアアアアアアア」ブンブンブン!! ←闇雲に棒振り回して威嚇してる

ダークスライム4匹「!?;」ビクッ







(その頃、翠星石は――)

ダークスライム30匹「オラオラアアアアッ! ぶっ飛べえええ!」ピョンピョン

(30匹が自分に体当たりしようとしているところを黙って見ていた――)

翠星石「スライム分際が」グッ ←拳を握りしめる

ドガドガドゴドゴドゴドドッ!!

ダークスライム30匹「ごぶぶbぐえげぐえんげうぐ!?;」ドサッ



【ダークスライム  残り47匹】



翠星石「あー、どいつもこいつも大したことないですねえw」

(その時――)

ドラノール「ミス・スイセイセキ!」タッタッタ

(3人のゲームマスターがやってきた――)

翠星石「お前ら遅いんですよ。もう半分以上は追っ払っちまったですよ?」

コーネリア「す、すみません! とにかく加勢に来ました!」

ガートルード「私たちも手伝うわ」

翠星石「へっ、サンキューですぅ」

(ゲームマスターも参戦――)







(その頃、カンナ(男)とミニモンとみかんは――)

カンナ(男)「そりゃっ! うりゃっ!」ザシュッドカッ

ダークスライム2匹「ぎゃうっ!;」

(ミニモンがゲロを吐き終えてくれたため、戦いに参加中――)



【ダークスライム  残り45匹】



カンナ(男)「これでいいんだよね?」

(剣術や体術を駆使して、その2匹を追っ払った――)






みかん「あわわ、こっちくんな、こっちくんな!」ブンブンブン ←ヒノキの棒振り回してる

ダークスライム2匹「げぶんちょ!!;」ドサッ



【ダークスライム  残り43匹】



みかん「あれ? 逃げて行った……;」

(その時――)

ミニモン「おいみかん、向こうに敵が!」

みかん「えっ!?」

ダークスライム5匹「よくも仲間をやってくれたなあああああ!」ピョンピョン

みかん「何か割と来てる!;」

ミニモン「任せろ! ゲロマシンガン!!」

ズドドドドドドドドド!!

ダークスライム5匹「ぎええええっ!;」ビシビシビシッ!



【ダークスライム   残り38匹】


{説明しよう! ゲロマシンガンとは口からBB弾サイズのゲロを高速で吐き、敵にダメージを与えていくワザなのだ!}



カンナ(男)「最低の技だな……;」






(その頃、3人のゲームマスターと翠星石は――)

ドラノール「そちらにイマス!」

翠星石「何ッ! ほりゃっ!」ドカッ

ダークスライム1匹「げぶっ!;」ドサッ



【ダークスライム  残り37匹】



翠星石「サンキューですぅ。見えてなかったですぅ;」

ガートルード「さて、残りの敵は……」キョロキョロ

(その時――)

力石「お前たち!」タッタッタ

穂波「遅れてごめーん!」タッタッタ

(今回初参戦である漢気のあるボクサー・力石徹と、空手少女の藤木穂波がやってきた――)

コーネリア「力石さん! 藤木さん!」

力石「手伝いに来たぞ。敵はどこだ?」

ガートルード「今捜してたところよ。一緒に捜しましょう?」

穂波「勿論!」

(力石と穂波も、応戦に――)







(その頃、火ノ丸と霊歌とドロテアとスライムA・B・Cは――)

ドロテア「まだまだこれだけいるなんて……」

ダークスライム15匹「……」ジリジリ

(15匹に囲まれていた)

火ノ丸「ワシ……マジでしんどくなってきたぞ……」ゼエゼエ

霊歌「大丈夫!? 今回復魔法かけてあげ――」

(その瞬間、15匹のうち2匹が火ノ丸に高速で体当たりしてきた――)

火ノ丸「あぐっ!!」ドサッ

霊歌「火ノ丸!」



《潮 火ノ丸       撃破     〔残りゲーム時間〕》
     残り  54人         [188:50」



シュウウン

(撃破されたら、牢獄に転送される――)


ドロテア「ああっ……」

霊歌「そんな!」

(その時、残りの13匹が一斉に霊歌たちに体当たりしてきた――)

スライムA「わわわっ!」

(その時――)

力石「はああっ!」ドゴッ

穂波「それえっ!」ドゴッ

(力石と穂波が体術で15匹のうち3匹をぶっ飛ばした――)



【ダークスライム   残り34匹】



霊歌「力石! 穂波!」

力石「手伝いに来たぞ!」

ドロテア「でもまだ大量に――」

(その瞬間――)

翠星石「おらあああ!」ガシャン ←いつの間にかいた

ズドドドドドドドドド!!

ダークスライム12匹「ぐごおおおおおおっ!!;」チュドオオオオン

(何処からともなく出したガトリング砲で、残りの12匹を駆逐した――)



【ダークスライム  残り22匹】



(これで霊歌たちを囲っていたスライムはいなくなった)



穂波「あんた……無茶苦茶やるのね」

翠星石「戦いは勝てばいい! それだけだ!」

力石「そのセリフどこかで聞いたことあるぞ;」






(その頃、カンナ(男)とミニモンとみかんは――)

ミニモン「ぜえぜえ……もう、ゲロマシンガン放てねえ……;」

(息切れしていた――)

ダークスライム22匹「……」ジリジリ

(ゆっくりと近づいてくる、22匹――)

みかん「ちょっと……数の暴力じゃん、あんなの……」ゼエゼエ

カンナ(男)「勘弁してよ……」ゼエゼエ

(その時――)

レベッカ「あーっ! 可愛いスライムさんがいっぱーい!」ピョンピョン

(赤ずきんのレベッカがやってきた――)

カンナ(男)「レ、レベッカだっけ……? 危ないよ、こんなところに来たら……!」ゼエゼエ

レベッカ「ううん、手伝ってあげるわ!」

ダークスライム22匹「!!」ギラーン

(眼を鋭くした22匹が、一斉にレベッカに襲い掛かる)

カンナ(男)「危なっ――」

レベッカ「わるいこは反省しなさいっ!」ジャキッ ←ナイフ構える



ズバズバズバズバズバッ!!



22匹「」ドサッ ←気絶

(なんとレベッカはナイフ一本で瞬く間に22匹全てを切り裂いたのだ――)





【ダークスライム   残り0匹】

{MISSION CLEAR}





カンナ(男)、ミニモン、みかん「」

レベッカ「わーいわーい! 血がたくさんだー♪」キャッキャッ

みかん「アレ? あたしってスプラッター映画に出演してたの?;」ブルッ

レベッカ「みんなー、大丈夫?」←血まみれの恰好で近づいてくる

カンナ(男)「く、くんな! 心配してくれるのありがたいけどくんな!」←後ずさり

(その時――)

ダークスライム1匹「……」グググ

(ダークスライム22匹のうち1匹が痛みを堪えながらも起き上がってきた。そう、完全に気絶してはいなかったのだ――)

ダークスライム1匹「」ビュンッ!

(そしてレベッカの背後を突こうとした――)

レベッカ「?」

カンナ(男)「危ない!」ドゴッ

ダークスライム1匹「ぐっ!」ドサッ

(しかしカンナが咄嗟に反応し、飛び蹴りを食らわした――)

レベッカ「……!」キュンッ

カンナ(男)「大丈夫、レベッカ?」

レベッカ「……」

レベッカ「……うん」ニコッ ←黒い笑み

カンナ(男)「てか、その服の血……女の子なんだから、ちゃんと綺麗にしておかないとダメだよ」ゴソゴソ

(ウェットティッシュ取り出した彼)

カンナ(男)「これ使って」

レベッカ「……ありがとう。ありがとう」ニコニコ

フキフキ

レベッカ「ありがとう、カンナ……」ニコニコ

カンナ(男)(何コイツ、さっきから不気味に笑ってて怖い)










残り逃走者……カンナ(男)、翠星石、ココア、千夜、結良、ドロン、おばドル、ミニモン、ヌーバ、
ドラきち、ルカ、ことり、しずく、友希那、ファンクオプス、ステイン、天王寺、穂波、みかん、
めぐねえ、エド、リン、ペンギン、フェーリ、レベッカ、みほ、フータロー、四葉、スゥ、アル、
ソトカ、万年桜のウワサ、ドロテア、セリカ、芳澤、アリエス、エミリア、力石、京極、スタフィー、
スライバ、祈里、夢子、クロノスエボル、霊歌、konakun.、ネクスタ、エイジア、モンブラン博士、
新田、洋輝、メタルメイドウィン、ゆうき、sorutymataの54人。




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【とある剣士と人形の雑談】

カンナ(男)「ふー、大変だった;」

翠星石「いやー、久々に暴れられたですぅ!」

カンナ(男)「君は戦闘がない回でも暴れてるでしょ; まあいいや、とにかくコーナー行くよー」



~46人目・立花 みかん~

カンナ(男)「彼女は漫画・アニメ「あたしンち」に登場する女の子だよ」

翠星石「平凡な日常を送る、平凡な女の子ですぅ」

カンナ(男)「そんで素直だけど、大雑把な所があるよ」

翠星石「コイツ高校二年生ですけど、貧乳なんですよね」

翠星石「お陰で小学生に間違われることが多々あるですぅ。貧乳って辛いですよねwwwww」

カンナ(男)「お前も女の癖に胸ねーじゃねーか!」

翠星石「うるせえ」





カンナ(男)「ウィオ版逃走中の初登場は第22回「逃走中 ~徒爾でシアワセな世界~」だよ」

翠星石「こいつもソトカと同じく、かなり最近に初登場したキャラですね」

カンナ(男)「いまのところキャラ崩壊は起きてないけど、果たしてこれからどうなるのやら」

翠星石「そしてこれからどんな活躍をするのか」

カンナ(男)「これからに期待だね」





カンナ(男)「さて、今回の紹介はこれで終わりだよ」

翠星石「ありがとうございましたー!」




続く

Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.52 )
日時: 2020/01/15 09:06
名前: 洋輝 (ID: 9nuUP99I)

洋輝です!

ミッションクリアしましたね!
あ、スタフィーがこんな事言ってますが・・・

スタフィー「戦闘ミッション活躍できずじまいだフィー・・・あ、でも次は活躍するフィー!」

だそうです。

更新お待ちしてます!

Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.53 )
日時: 2020/01/15 09:18
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)

棒を振り回すココアちゃんが可愛くて爆笑しちゃいました。力石さんがまた喋りましたね。そしてダークスライムを追い出すことに成功してミッションクリアですね。

Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.54 )
日時: 2020/01/15 17:47
名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)

>洋輝さん

多くの逃走者の皆さんが頑張り、ミッションをクリアしました!

果たして、スタフィーはこれから活躍できるのか?


>モンブラン博士さん

ココアのところは俺も「可愛いな」と思いながら書いてました←

力石さんがまた喋り、更にミッションにも貢献しました!
そして逃走者の皆さんのお陰でミッションクリアとなりました!



では!


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