二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~【完結】
- 日時: 2020/01/31 17:24
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
ウィオ版逃走中第22弾。
今回の逃走中の舞台はドラクエ5の世界に存在する、「魔界」。
そこには厳つい姿をしたモンスターや、可愛らしい姿のモンスターが住んでいるという。
モンスターが存在する世界であるが、治安のよい安全な世界である。
今回も平和な逃走中になるはずであったが……?
果たして、逃げ切るものは現れるのか?
{逃走者紹介}
カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){22}
翠星石(ローゼンメイデン){21}
保登 心愛(ご注文はうさぎですか?){7}
宇治松 千夜(ご注文はうさぎですか?){5}
狩手 結良(ご注文はうさぎですか?){1}
ドロン(ドラゴンクエスト5){12}
おばドル(ドラゴンクエスト5){11}
ミニモン(ドラゴンクエスト5){9}
ヌーバ(ドラゴンクエスト5){2}
ドラきち(ドラゴンクエスト5){1}
ベホズン(ドラゴンクエスト5){3}
ルカ・レッツェル(トラウマトラウム){8}
南 ことり(ラブライブ){15}
桜坂 しずく(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){2}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){16}
湊 友希那(Bang Dream!!){6}
ファンクオプス(FORTNITE){1}
ステイン(ガラクタ通りのステイン){1}
潮 火ノ丸(火ノ丸相撲){1}
小関 信也(火ノ丸相撲){1}
天王寺 咲(火ノ丸相撲){1}
藤木 穂波(ハンザスカイ){1}
立花 みかん(あたしンち){1}
立花 ユズヒコ(あたしンち){1}
佐倉 慈(がっこうぐらし){3}
エドワード・エルリック(鋼の錬金術師){3}
リン・ヤオ(鋼の錬金術師){1}
ペンギン(テイコウペンギン){1}
フェーリ(ぷよぷよシリーズ){1}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){1}
西住 みほ(ガールズ&パンツァー){3}
ユッカ・エンデ(魔法使いと黒猫のウィズ){2}
上杉 風太郎(五等分の花嫁){1}
中野 四葉(五等分の花嫁){1}
ラン(しゅごキャラ){1}
ミキ(しゅごキャラ){1}
スゥ(しゅごキャラ){1}
本庄 アル(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
ソトカ・ラキター(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
万年桜のウワサ(マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝){1}
ドロテア・フィーマン(グリムノーツ){1}
セリカ=A=マーキュリー(BLAZBLUE){1}
芳澤 かすみ(ペルソナ5 ザ・ロイヤル){1}
アリエス・スプリング(彼方のアストラ){1}
エミリア(Re:ゼロから始める異世界生活){1}
力石 徹(あしたのジョー){1}
京極 真 (名探偵コナン){1}
スタフィー(伝説のスタフィーシリーズ){1}
スライバ(スライムもりもりドラゴンクエスト){1}
山吹 祈里(フレッシュプリキュア!){1}
夢子(東方怪綺談){1}
クロノスエボル(作者組){2}
桜木 霊歌(作者組){19}
konakun.(作者組){17}
ネクスタ(作者組){11}
エイジア(作者組){5}
モンブラン博士(作者組){15}
新田(作者組){10}
洋輝(作者組){15}
メタルメイドウィン(作者組){4}
ゆうき(作者組){17}
sorutymata(作者組){3}
▽今回の逃走中の舞台は魔界!
▽火ノ丸相撲、ガラクタ通りのステイン、ハンザスカイ、あたしンち、テイコウペンギン、五等分の花嫁、ひとりぼっちの〇〇生活など、今までに出ていなかった作品のキャラが初登場!
▽実はミニモンには……?
▽個性的な新キャラたち!
▽ヤバすぎるキャラをしたレベッカ!
▽果たして、逃げ切るものは現れるのか?
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.55 )
- 日時: 2020/01/15 17:48
- 名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)
「魔の集落」
{残りゲーム時間 184:30}
(戦いが終わった後、傷を負ったスライムやドラキーたちはこの集落にある病院に運ばれていった――)
カンナ(男)「……」
(入り口付近に集まっている、カンナ(男)、翠星石、ミニモン、みかん、穂波、力石、霊歌、ドロテア、ココア、千夜、ドラノール、コーネリア、そしてガートルードの13人――)
カンナ(男)「大丈夫かなぁ、スライムのみなさん……」
スライムC「大丈夫っすよ。皆あんなナリしてますけど、タフなんで!」
スライムA「皆さん。ボクたちを助けてくださり、ありがとうございます……」ペコペコ
霊歌「いいのいいの(一人牢獄行きになってしまったけど)」
カンナ(男)「でも……」
(カンナが辺りを見渡す。魔物たちの住む家や店の壁にヒビが入っていた――)
カンナ(男)「どこもかしもヒビだらけに……」
スライムB「あ、大丈夫ッスよ。あれくらいならボクたちでも簡単に直せますから……」
スライムA「それに火災も一切起きてないですからね。心配無用です」
(その時――)
ガップル「あれッ、スライム君たち? ダークスライムは?;」ピョンピョン
(ガップルがやってきた――)
スライムA「あ、ガップルさん。もう全員とんずらしていきました!」
スライムB「この人たちのお陰です!」
ガップル「へえー……!」チラッ
ガップル「ありがとうございます、皆さん!」ペコッ
翠星石「おい、いつからお前は他人行儀なリンゴになったんですか」テクテク
ガップル「え? は?;」
翠星石「翠星石に敬語使うようなキャラじゃなかったでしょう、アプール」
ガップル「ひ、人違いです。いや、マジで」
翠星石「はあ?」
カンナ(男)「翠星石、やめとけ、困ってるだろ。……緑色の林檎君、君は?」
ガップル「あ、ボクはガップリンのガップルです。この集落に住んでる、しがない住民です。因みにアプールはボクの兄です……;」
翠星石「えっ? マジ!? あいつに兄弟いたんですか……。これはすみませんでした!;」
ガップル「あ、いえいえ……w」
ミニモン(コイツ謝れたのか……)
カンナ(男)「……」
(何やら神妙な顔つきになっている、カンナ――)
ドラノール「アノ、ミスター・スライム。あとはもう私たちがいなくても大丈夫デショウカ?」
スライムC「あ、はい! ご迷惑おかけしました!」ピョンピョン
スライムB「ありがとうございましたー!」ピョンピョン
穂波「うん! 頑張ってね!」
コーネリア「それでは、皆さんゲームを続けましょうか」
力石「ああ……」
穂波「気を付けなよ、皆!」
霊歌「穂波もね~」
(みんな、解散していった――)
ドロテア「そういえば力石と穂波は何でダークスライムたちと戦おうと思ったの?」テクテク
力石「そりゃあ、集落で大変な事が起こってると知って放っておくわけにはいかないだろう」テクテク
穂波「あたしも同じ! 困ってるなら助けないと♪」テクテク
(数秒後。集落の入り口付近に集まってるのはカンナ(男)とミニモンと翠星石とレベッカのみとなった――)
翠星石「さて、じゃあ翠星石たちもこんなところからおさらばしましょうか」
カンナ(男)「そうだね」
カンナ(男)「……んでさ」
レベッカ「///」スリスリ ←カンナの身体にすり寄ってる
カンナ(男)「レベッカ、さっきから何やってんの?;」
レベッカ「愛のアプローチ♪」ニコニコ
翠星石「カンナ……お前は相変わらず天然タラシですね……ラノベの主人公かよ」
カンナ(男)「ちょ、ちょっと……。離れてくれるかな?;」
レベッカ「ダメ」
レベッカ「貴方の近くにいると……凄く安心するんだもん……」
ミニモン「オイオイ、人がいる前でイチャイチャなんかすんなよ;」ガシッ
(ミニモンは無理やりレベッカを引きはがそうとする――)
レベッカ「触るな!!」バシッ!
ミニモン「っ!?;」ビクッ
レベッカ「あたしとカンナとの恋の邪魔をしないで……!!」ゴゴゴゴゴ
ミニモン「は、はい!;」
カンナ(男)(さっきから思ってたけど、この子怖い;)ビクビク
翠星石(怖くて小便漏らしちゃいそう……;)ビクビク
ミニモン(怖くて小便漏れた……;)ジョロジョロジョロ……
レベッカ「ねえカンナ。何処行きたい? あたしはあなたの行きたいところでいーよっ♪」
カンナ(男)「いや、これデートじゃないし……;」
カンナ(男)「とりあえず、村から離れようか……。いつまでもここにいたらスライムたちに迷惑だし」
レベッカ「うんうん、そうだよね!」
翠星石「じゃあ翠星石はカンナたちと一緒に行くですぅ(色々心配なんで)」
レベッカ「あ?」ギロッ!!
翠星石「と言いましたが単独行動をとります」
ミニモン「俺っちは……そうだなあ、集落に戻るわ」
翠星石「え、何でですか?」
ミニモン「ここ……俺っちの親父がいんだよ」
翠星石「えっ、お前に親父いたんですか!?」
ミニモン「いや……親がいなかったら俺っちが生まれてくるわけないだろ;」
カンナ(男)「お父さんかあ……お母さんは?」
ミニモン「ああ、ちょっと……それは言えない。そんじゃ、お前ら気を付けろよー!」タッタッタ
(彼は走って集落に戻っていった――)
レベッカ「じゃあカンナ、行こっか♪」
カンナ(男)「ああ、うん……;」
翠星石「そんじゃ、カンナ、後は頑張れですぅ」スタスタ
(逃げるように去っていった翠星石)
カンナ(男)「ヘルプミー、翠星石!;」
レベッカ「うふふ」←カンナの腕掴んでる
カンナ(男)「……;」←すげえ困ってる顔
レベッカ「カンナ? どしたの? カンナ?」
レベッカ「ねえ、こっち見てよ」
レベッカ「見てくれないと悲しいよ、カンナ」
レベッカ「カンナ」
レベッカ「カンナ」
レベッカ「カンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナ――」
カンナ(男)「助けて……;」
カンナ(男)(ていうかちょっと優しくされただけで、なんでこんなにくっついてくるの……;)ビクビク
(ヤンデレ赤ずきんちゃん――)
{残りゲーム時間 178:00}
(その頃、美麗なボーカル・湊友希那は――)
友希那「あっちにハンターいるわね……」コソコソ
ハンター「……」テクテク
(魔界の森付近にある、大きな岩の裏に隠れていた――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
友希那「……」ドキドキ
ハンター「……」テクテク
(やり過ごせるか――)
ハンター「……」テクテク
(ハンターは気づかず、そのまま通り過ぎて行った――)
友希那「やっと行ってくれたわ……。相変わらず、逃走中は緊張するわね……;」
(ハンターは神出鬼没。いつどこから現れてくるかは、分からない――)
『牢獄 DE トーク』
ベホズン「なんか今回、牢獄のシーン多いよね」
ユズヒコ「尺稼ぎだろ」
ベホズン「やめれ」
ユズヒコ「それより、さっきのミッション。姉ちゃんが行くとは思わなかった」
ミキ「後は……ごちうさっていう日常系のやつに出てる、ココアと千夜、だっけ? あの人たちも戦闘に行ったなんて……意外だったよ」
ラン「逃走中って何が起こるかわからないよね~」
火ノ丸「その戦闘、大変じゃったぞ……;」ゴクゴク ←ポカリスエット飲んでる
小関「火ノ丸、お疲れ;」
火ノ丸「まあ、これからは残っている奴らに「頑張れ」とエールを送ろう……。頑張れー!」
{残りゲーム時間 175:00}
(その頃、ファンクオプスは――)
~~~♪
{BGM:Spectrum(Zedd)}
ファンクオプス「」フリフリ
スタッフ「What have you been doing since now?(訳:さっきから何やってんですか?)」
ファンクオプス「As you can see, I'm dancing♪(訳:見ての通り、踊っているのさ!)」フリフリ
(彼の近くには、↑のBGMを流しているラジカセが置かれている――)
ファンクオプス「Dancing is fun after all~♪(訳:やはりダンスは楽しいなぁ~♪)」←ケツ振りダンス
スタッフ「Am I forced to disqualify because you're upset?(訳:ムカつくので強制失格にしていいですか?)」
ファンクオプス「NO! NO!」←踊り止めた
(なんだか情けない外国人である――)
エド「さて……どこに隠れようか」
(国家錬金術師のエドワード・エルリック、隠れ場所を探している途中であった――)
エド「いい加減見つけ出さないと……」
ハンター「……」テクテク
(そんな彼の近くに、ハンター)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エド「次のミッションこそは、絶対に貢献してやる……」←実はさっきのミッションに向かってた
ハンター「!」タッ
(見つかった――)
エド「? 誰かが走ってきてる……ってハンターかよ!;」タッ
(それに気づき、咄嗟に逃げる彼。果たして、振り切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エド「くそっ、速えよ!;」タッタッタ
ハンター「……」タッタッタ
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
エド「ぐあっ!」ポンッ
《エドワード・エルリック 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 53人 [173:22]
エド「くそー、こんなところで終わるのかよ……オレ;」
ピリリリリ♪
ドラきち「『魔界の森にて、エドワード・エルリック確保、残り53人』。エドが確保されちゃいましたわ!」
リン「おいおいエド、こんな中途半端なところで確保されるなヨ;」
四葉「ううん……やっぱこの空気には慣れないですね……;」
(その頃、今回初参戦である元気な少女・中野四葉は未だに魔界の雰囲気に慣れずに、ビビっていた――)
四葉「ハンターも悪い魔物も来ませんように……;」
ルカ「精神が参るな……」
(その頃、ホームズの本大好きのルカは岩の陰に隠れていた――)
ルカ「こんな緊迫感のあるゲームをまともにプレイしてたらおかしくなりそうだ……」
ルカ「好きな本でも読んで心を落ち着かせよう……」ペラッ
ルカ「ギャハハハハハ!! ナルト面白えwwwww」ゲラゲラ
スタッフ(ナルトってそんなゲラゲラ笑いながら読む漫画じゃないだろ;)
(とりあえず、リラックスはできた)
セリカ「ハンターいないなぁ……」
(その頃、今回初参戦である魔法使いの少女・セリカ=a=マーキュリーは辺りを見渡していた――)
セリカ「ということはここら辺には全くいないということだねっ! よーし、寝転がろっ!」ゴロッ
(単純な女の子――)
セリカ「ずっと歩いてたから疲れちゃったよぉ……;」
(そんな彼女の近くに――)
ハンター「!」タッ
(ハンター――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
セリカ「あー、リラックスリラックス……」
ハンター「……」タッタッタ
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
セリカ「……ん? 誰か来て――うわっ!」タッ
(そのハンターに気づき、咄嗟に起き上がって逃げるもその時には距離を詰められていた――)
セリカ「あうっ」ポンッ
《セリカ=a=マーキュリー 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 52人 [172:10]
セリカ「うそー、もう終わり~?;」orz
(油断しまくったせいだ――)
ピリリリリ♪
スタフィー「『ジャハンナ付近の森にてセリカ=a=マーキュリー確保、残り52人』フィ!」
結良「ありゃ、セリカ捕まったんだ……」
konakun.「Oh……。セリカ、もうちょっと長く生き残ると思ってたんやけどなぁ;」
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.56 )
- 日時: 2020/01/17 08:26
- 名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)
(その頃、スゥは――)
スゥ「あ、ここの池……」
(魔界の森の中にある、テーブルサイズの浅い池を見つけていた――)
スゥ「ううん、だいぶ汚れていますね……」
(池の中には空き缶や腐った食べ物が落ちている――)
スゥ「お掃除するですぅ!(`・ω・´)」←バケツと菜箸用意
スゥ「せせせせせせ、せせせせせせ、せせせせせせ♪」←意味不明な歌
ピカピカ
(なんと池は10秒で綺麗になった。池の中に落ちていたゴミなどを全て除去した、スゥであった――)
スゥ「完了ですぅ♪」
(その時――)
ゆうき「ことりちゃん、ことりちゃん。こっちにはハンター全然いないから思う存分イチャイチャしよ――うおっ!」
(作者組のゆうきと、天使級の可愛さを持つスクールアイドル・南ことりのカップルがやってきた――)
ことり「ここの池……ガラス玉みたいに綺麗……」
スゥ「あっ、スゥがお掃除しておきましたぁ~!」フヨフヨ ←飛んでる
ゆうき「へええー、凄いなぁ、お前w」
ことり「何度も浮気しようとするゆうき君もある意味凄いよね」ジーッ
ゆうき「いや浮気なんかしてないって;」
スゥ「あはは、聞くところによるとお二人はかなりの相思相愛の仲のようですね」
ことり「うん! だってゆうき君って優しくてカッコよくて……」スリスリ ←ゆうきにすり寄ってる
ゆうき「ちょっ; 恥ずかしいな」
スゥ「くすくす、微笑ましいですぅ」
ゆうき(ですぅ?)
スゥ「これからも愛し合ってくださると嬉しいですぅ。スゥは応援してるですぅ」
ゆうき(何だろう、色合いといい、敬語口調といい、語尾といい、すげえ既視感が――)
スゥ「さて、スゥはこれにて失礼します。あまりお二人に迷惑をかけるわけにはいきませんので」
ことり「そんな~、気にしなくていいのに~」
スゥ「そちらこそスゥなんかに気を遣わなくていいですぅ。では、スゥは汚れてるところのお掃除に向かいますので、それでは~」フヨフヨ
(スゥは遠くへ去ってしまった――)
ゆうき「凄い優しくて、丁寧な子だったなぁ……ってのは冗談だよ、ことりちゃん。ことりちゃんのほうが優しくて丁寧だよ;」
ことり「ありがとう///」
ゆうき(単純だなぁ)
ゆうき(しかしスゥって綺麗好きなんだな。それにいい奴だし……。どっかの緑と違って)
翠星石「ぶぇっくし!!」
翠星石「うー、鼻水出ちまったですぅ……まあ服で拭ったらいいですか」フキフキ
翠星石「……なんか鼻がつまってる感じがするですぅ……」ホジホジ
翠星石「おっ、でかい鼻くそ取れたですぅwwwww(*´▽`*)」
翠星石「あー、スッキリしたですぅw」
(下品で言葉遣いも悪い緑ちゃん――)
(その頃、本庄アルは――)
アル「よしよし……ハンター離れて行ってる――」ドキドキ
ハンター「……」テクテク
(魔界の森の大樹の裏に隠れていた。ハンターは近くにいるアルに気づいていない――)
アル「そのまま何処か行きなさい……」
ハンター「……」テクテク
(ハンターはそのまま通り過ぎて行った――)
アル「……ホッ、安心、安心――」ブブブブブビブッ!!
アル「(;゚Д゚)」
ハンター「!?」タッ
(安心して屁をこいてしまったアル。その屁の大きな音で彼女が近くにいることを察知した――)
ハンター「……」タッタッタ
アル「やばっ! こっち来てる!;」タッタッタ
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アル「止めなさいー!;」タッタッタ
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
アル「あぐっ」ポンッ
《アルフォンス・エルリック 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 51人 [169:00]
アル「おい、全然違う人間の名前じゃねーか! アルは合ってるけど!」
正しくは↓
《本庄 アル 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 51人 [169:00]
ピリリリリ♪
ソトカ「『魔界の森にて本庄アル確保、残り51人』。アルが捕まってしまいました……!」
リン「おお、アルが確保されちゃったカ……」
-------------------------------------------------------------
(その頃、スライムたちの集落にて――)
スライムA「よし、これで完了だっ!」ピョンピョン
(スライムたちは壊れた建物の修復を完了していた――)
ドラキーA「みんなー、お疲れ。ほい、水」
スライムA「ありがとう」ゴクゴク
スライムA「ふーっ……やっぱいっぱい動いた後の水は最高だなぁ(*´▽`*)」
ドラキーB「そういうことより……。もういい加減、あのダークスライムたちを何とかしないかい?」
スライムB「ええ、何言ってるのさ……。あんな強い人たちに僕たちが勝てるわけないでしょ;」
ドラキーB「大丈夫。……あの人に頼めば!」
スライムA「あの人って……まさか」
(その頃、アクデンの家にて――)
アクデン「美味いか、ミニモン?」
ミニモン「おう、ジューシーで最高だぜ、この牛肉!」モグモグ
(ミニモンの父であるアクデンが、息子と一緒に食卓を囲っていた――)
アクデン「どうさ最近、調子は?」
ミニモン「ぼちぼちだぜ。今日も元気にゲロ吐いてきたぜ!」モグモグ
アクデン「お前間違った方向に成長してないか……? 昔はそんなんするやつじゃなかったのに……(;´・ω・)」
アクデン「まあとにかく、いっぱい食べて疲れを癒すんだぞw」
(その時――)
ガチャンッ!
アクデン、ミニモン「?」
スライムA「いきなり失礼します!」
(3匹のスライムと、2匹のドラキーがやってきた――)
アクデン「ど、どうした?」
スライムB「実は――」
(事情説明中)
アクデン「そうか……。ダークスライムの村の長を説得したいのか」
スライムC「はいっ。なるべく僕たちだけで解決しようと考えてたんです……貴方に面倒をかけさせたくなかったので」
スライムB「ですがよく考えたら、僕たち下等モンスターがお偉いさんを説得できるスキルを持っていませんでした……。ていうかそもそも、ダークスライムにすら勝てないってのに」
スライムA「「集落一の気遣い悪魔」という称号を持つアクデンさんなら、ダークスライムの長を説得できると思い、ここへ参りました」
ドラキーA「どうか、そこの村へ動向していただけないでしょうかっ?」
(アクデンは集落で一番の人気者であり、更に腕っぷしもそこの中では一番ある。スライムたちはそんな彼を頼りにしている――)
アクデン「……」
アクデン「よし分かった。お前たちについていってやろう」
スライムA「ありがとうございます!」
ミニモン「おっ、頑張れよー、親父!」モグモグ
アクデン「ああ。すぐ戻ってくるよ」
バタンッ
(アクデンとスライムたちは家から出て行った――)
ドラキーA「おい、親父が心配じゃないのか、ミニモン?」
ミニモン「お前まだいたのか……。大丈夫だって、親父はアフリカゾウを一撃で気絶させるほどの力持ってんだぞ?w」モグモグ
ドラキーA「はあ……;」
------------------------------------------------------------------------------------
(その頃、3人のゲームマスターは――)
ドラノール「スライムたちがあの村に向かってるようデスネ……」
コーネリア「どうします?」
ドラノール「……これを利用し、ミッションを作りましょう」ピッピッピッ
(ドラノールはモニターを操作し、「ミッション②」を発動させた――)
------------------------------------------------------------------------------------
{残りゲーム時間 166:00}
ピリリリリ♪
スタフィー「『ミッション②』だフィ!」
天王寺「『魔界の森付近にある「ダークスライムの村」に30体が入ったハンターボックスを設置した』。30体!?;」
アリエス「『残り150分になると30体が放出される』」
洋輝「『阻止する方法は、ダークスライムの村へ向かっている途中のアクデンと合流し』」
モンブラン博士「『その村にいる長を説得しなければいけない』」
≪MISSIONⅡ ハンター放出を阻止せよ≫
魔界の森付近にある「ダークスライムの村」に30体が入ったハンターボックスが設置された。
残り150分になると、その30体が放出される。
阻止する方法は、ダークスライムの村へ向かっている途中のアクデンと合流し、
彼と一緒に、その村にいる長を説得しなければいけない
ドラきち「一緒に説得しろって言われても、何を説得どうしたらええのか分からないですわ;」
スタフィー「よーし、今度こそミッションに貢献してみせるフィ!」
ルカ「暇だし行ってみるか……」
(果たして、30体のハンターの放出を阻止できるか――)
残り逃走者……カンナ(男)、翠星石、ココア、千夜、結良、ドロン、おばドル、ミニモン、ヌーバ、
ドラきち、ルカ、ことり、しずく、友希那、ファンクオプス、ステイン、天王寺、穂波、みかん、
めぐねえ、リン、ペンギン、フェーリ、レベッカ、みほ、フータロー、四葉、スゥ、ソトカ、
万年桜のウワサ、ドロテア、芳澤、アリエス、エミリア、力石、京極、スタフィー、スライバ、祈里、
夢子、クロノスエボル、霊歌、konakun.、ネクスタ、エイジア、モンブラン博士、新田、洋輝、
メタルイドウィン、ゆうき、sorutymataの51人。
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【とある剣士と人形の雑談】
翠星石「どうも、可愛くて最強な人形・翠星石と――」
カンナ(男)「主人公なのに地味な存在である・カンナ」
レベッカ「と、レベッカです♪」
翠星石、カンナ(男)「……!?」
カンナ(男)「うわっ!? 何でお前こんなところにいんの!?」
レベッカ「あなたと一緒にいたいから……。今回からあたしもコーナーに参加する~」ニコニコ ←黒い笑み
※ゆうきさんにキャラ追加の許可をいただきました。ありがとうございます。
翠星石「いきなり現れても迷惑なだけなんですけど……」
レベッカ「黙れ」ギロッ!!
翠星石「おおっ、コワッ……(;´・ω・)」
翠星石「では、翠星石はこれにて帰らせていただくですぅ……;」コソコソ
カンナ(男)「おいコラ、逃げんな!!;」
(翠星石はそのまま、何処かへ逃げて行った――)
カンナ(男)「……;;;;;」
レベッカ「カンナ? どしたの、カンナ?」ニコニコ
カンナ(男)「あ、いや……」
レベッカ「じゃあ、コーナー行こうか」
~47人目・レベッカ~
カンナ(男)「えーと……彼女はスマホゲーム「ぷよぷよクエスト」に登場する赤ずきんちゃんです……(;・∀・)」
レベッカ「そしてあなたのお嫁さんだよ」
カンナ(男)「当たり前のように二次設定を原作の設定に食い込ませるなよ;」
カンナ(男)「童話で有名な赤ずきんちゃんがモデルのキャラだけど、何処か狂気を醸し出してるよ……」
カンナ(男)「悲鳴関連の話とか、黒い笑みをよく浮かべたり……」
レベッカ「わるいこが嫌いだから……」ニコニコ
カンナ(男)「だそうです」
カンナ(男)「そんで、ウィオ版逃走中の初登場は第22回「逃走中 ~徒爾でシアワセな逃走中~」です……」
レベッカ「見ての通り、あたしは現在進行形でお婿さんと一緒にいます……」ニコニコ
レベッカ「あたしのカンナに近づく奴には容赦しません……」
レベッカ「こんな優しくて可愛い男の子に気安く触れるなんて信じられないわよ……」
レベッカ「カンナ、大好き……大好き。大好き。大好き」
レベッカ「はあ、あたしのカンナ……カンナカンナカンナカンナカンナカンナカンナカンn」ガブッ!!
レベッカ「」ピクピク ←舌噛んだ
カンナ(男)「……;」
カンナ(男)「では……彼女が痛みに悶えてる間に、コーナーを終了させていただきます」
カンナ(男)「ちょっ、レベッカ、大丈夫……?」
レベッカ「ありがとう、ありがとう、ありがとう……」ニコニコ
カンナ(男)「怖い」
続く
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.57 )
- 日時: 2020/01/16 19:59
- 名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)
「ミッション②」
(その頃、関西弁を喋るゴースト・ドロンは――)
ドロン「ミッションなぁ……」
スタッフ「どうします?」
ドロン「行くわ。説得するだけやろ? なら楽勝や。……何を説得すればいいのか分からへんけど」
スタッフ「ダメじゃねーか……;」
(何を説得するかは、アクデンに訊けばよい――)
※因みにアクデンの容姿は、牛のような顔にピンク色のブツブツした身体、矢印の尻尾が特徴的な悪魔の魔物。そのことはスタッフが逃走者全員に説明してくださいました。
(一方、フータローは――)
フータロー「一応行っておくか……」タッ
(ミッションに行くことを決意していた――)
フータロー「折角参加したんだから、何か一つくらいは「いいこと」をやり遂げたい……!」タッタッタ
(果たして、初参戦で活躍できるのか――)
(その頃、今回初参戦であるガラクタ漁りが趣味の男・ステインは――)
ステイン「隠れられそうなところが全然無いなぁ……」テクテク
(だだっ広い草原にて、隠れ場所を探していた――)
ステイン「ハンターに見つからない内に早く隠れないと――」テクテク
(ミッションに行く気は毛頭ないようだ――)
(その頃、今回初参戦であるテンカイの王子・スタフィーは――)
スタフィー「ダークスライムの村は何処だフィー?」テクテク
(魔界の森にて、ミッションに向かっている最中であった――)
スタフィー「って、まずはアクデンとやらを見つけないと。何を説得すればいいのか訊かないと――」
(そんな彼の近くに――)
ハンター「……」テクテク
(1体のハンター――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スタフィー「アクデン、何処にいるんだろう……」
ハンター「!」タッ
(見つかった――)
スタフィー「ん? うわっ、ハンター来てるフィ!;」タッ
(スタフィー、逃げ切れるか)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スタフィー「ぜえ、ぜえ;」タッタッタ
(木々を利用しながら逃げる彼――)
ハンター「?」キョロキョロ
(うまく、撒いたようだ――)
スタフィー「うふー、危なかったフィ;」
(ハンターに捕まれば、賞金はゼロ。全ての努力が無駄となる――)
(その頃、翠星石は――)
翠星石「白猫面白えwwwww」ポチポチ
(呑気にスマホで白猫プロジェクトをプレイしていた――)
翠星石「ヴィヴィ強すぎですぅwwwww」
(そんな彼女の近くに――)
みほ「あ、翠星石さん!」
(戦車道につとめる心優しい少女・西住みほがやってきた――)
翠星石「お、みほ! どうしました?」
みほ「いえ、何やってるのかなーって……」
翠星石「白猫ですぅ。今ほわいとホラーホテルのイベントやってるんで……」
翠星石「ああっ、クソッ! candle(ユーザーネーム)の奴何してんですか! 主人公なんか使ってんじゃねーですよ……!(#^ω^)」ポチポチ
みほ(……こんな人が(勇者パーティーに属してる)私の先輩なのか……;)
(一方、おばドルは――)
おばドル「畜生! ヴィヴィ使ってる奴あんま暴れるなよ! こっちが動きづらいじゃねーかよ!;」ポチポチ
(「Candle」というユーザー名で、ほわいとホラーホテルのイベントをやっていた――)
(その頃、作者勢の新田は――)
新田「アクデンは何処ですか……」タッタッタ
(アクデンを捜していた――)
新田「その方に訊いたら、一体どういった感じで説得すればいいのか分かるかも……」タッタッタ
(そんな彼の近くに――)
ハンター「!」タッ
(1体のハンターが――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新田「? ハンター!?;」タッ
(それに感づき、咄嗟に逃げる。果たして、振り切れるか――)
ハンター「……」タッタッタ
新田「……」タッタッタ
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
新田「うあーっ!;」ポンッ
《新田 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 50人 [163:02]
新田「そんなー。こんなところで終わりなんですか……?;」ゼエゼエ
(残念ながら、終わりだ――)
ピリリリリ♪
konakun.「『ジャハンナ付近にて、新田確保。残り50人』。新田さん、捕まった……!」
エイジア「新田、もう捕まったのか……。残念だなぁ;」
(その頃、スゥは――)
スゥ「あれ……」キョロキョロ
(アクデンを捜している途中であった――)
スゥ「アクデン、何処ですか……?;」←新田と考えが同じ
スゥ「全然見つからないですぅ……」フヨフヨ
(そんな彼女の近くに――)
レベッカ「///」ニコニコ
カンナ(男)「……;」
(カンナとレベッカのコンビがやってきた――)
スゥ「あっ、あの人は確か……レベッカとカンナ……?」フヨフヨ
スゥ「あのー!」
カンナ(男)「ん? 君は……(小っちゃ)」
スゥ「スゥですぅ。あの、アクデン見かけませんでしたk」
レベッカ「」ゴゴゴゴゴ ←めっちゃ睨みつけてる
スゥ「さ、さーて、アクデンは、アクデンは……;」
カンナ(男)「ま、待って! さっき見たよ、僕たち!」
スゥ「え、本当ですか?」パアアッ
カンナ(男)「うん。こっちに向かっていくの見た。実は僕たち、アクデン追ってる最中でさ。スゥも行く?」
スゥ「はい!」
レベッカ「……カンナに指一本でも触れたら斬る」ボソッ
スゥ「ひっ!」
カンナ(男)「止めろヤンデレ」
(ただし同行は拒否しないようだ――)
(その頃、しっかり者の優等生・桜坂しずくは魔界の森にて――)
しずく「ミッション、ミッション……」キョロキョロ
(アクデンを捜しているようだ――)
しずく「あの人に会えば、ダークスライムの村とやらに辿り着けるかもしれません……」
(そんな彼女の近くに――)
フータロー「お……」
(フータローがやってきた――)
しずく「貴方は……」
フータロー「上杉風太郎。フータローでいいぞ」
しずく「あ、じゃあフータローさん。……アクデンさんを見かけませんでしたか?」
フータロー「まだだ。今捜してるところなんだが……」
しずく「あ、では一緒に捜しませんか?」
フータロー「構わないぞ」ニコッ
しずく「ありがとうございます……!」クスッ
ハンター「……」
(そんな二人の近くに忍び寄る、黒い影――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フータロー「……!? おい、ハンター来ているぞ! 隠れろ!」
しずく「えっ!;」
(二人は咄嗟に大樹の裏に隠れる――)
ハンター「……」テクテク
しずく、フータロー「……」ドキドキ
(果たして、やり過ごせるか――)
ハンター「!」タッ
(残念ながら、見つかった――)
フータロー「くそっ! 逃げるぞ!」タッ
(二人は咄嗟に逃げる。果たして、振り切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」タッタッタ
(ハンターの標的は――)
しずく「はあ、はあ……;」タッタッタ
(桜坂しずくだ――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しずく「や、止めてください……!;」タッタッタ
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
しずく「あっ!;」ポンッ
《桜坂 しずく 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 49人 [160:15]
しずく「あーあ……;」
(一方、フータローは――)
フータロー「ハンターは……よし、来てないな……。ってしずく? おい?」
フータロー「まさか、はぐれてしまったのか……?;」
(そんな彼の近くに――)
ハンター「!」タッ
(別のハンターが――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フータロー「なっ!? マジかよ!?;」タッ
(咄嗟に逃げるも、その時には既に距離を詰められていた――)
フータロー「あぐっ!;」ポンッ
《上杉 風太郎 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 48人 [159:32]
フータロー「ははは……。なんだか俺、色々情けないぜ……;」
ピリリリリ♪
ドラきち「『魔界の森にて桜坂しずくと上杉風太郎確保、残り48人』」
モンブラン博士「なっ、しずくうううううっ! 何捕まっているのだ……;」
四葉「上杉さんが確保されちゃった……。悲しいです;」
(その頃、スタフィーは――)
スタフィー「アクデン、アクデン……何処だフィ?」キョロキョロ
(未だに捜していた――)
スタフィー「全然見つからない……。もう諦めようかな……」
(その時――)
アクデン、3匹のスライム、2匹のドラキー「……」テクテク
(アクデンたちがスタフィーの近くを通り過ぎていった――)
スタフィー「あ、あの人は……。アクデンだフィ!」タッ
スタフィー「すまないフィー!」タッタッタ
アクデン「うん? なんだ、この黄色いヒトデは?」
スタフィー「ヒトデじゃなくてテンカイの王子だフィ! あの、アクデンだよね?」
アクデン「そうだが?」
スタフィー「聞くところによると、ダークスライムの長の説得に向かってるそうじゃないかフィ」
スタフィー「それ、ぼくにも手伝わせてくれないかフィ?」
アクデン「別に構わんが……。そもそも、一体何を話すのか把握してるのか?」
スタフィー「わかんね」
アクデン「(;・∀・)」
アクデン「いいか……? 説得の内容はこうだ」
(アクデン説明中――)
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.58 )
- 日時: 2020/01/17 08:26
- 名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)
スタフィー「なるほど……。ダークスライムたちに作物を奪わせるのを止めてほしいのか、フィ」
アクデン「アイツら、一週間に1回の頻度で来るんだ。迷惑にもほどがある」
スライムA「僕たちが雨の日にも雪の日にも一生懸命育てた作物が……あいつらなんかの手に……」
スタフィー「これは看過できない問題だフィ! 説得を手伝うの、頑張るフィ!」
アクデン「ありがとう……」
(その時――)
カンナ(男)「あれっ、スタフィー! それにアクデンもいるじゃん!」
(カンナとレベッカとスゥの3人がやってきた――)
アクデン「な、何だ何だ?」
カンナ(男)「何話してたの?」
スタフィー「かくかくしかじか」
カンナ(男)「なるほど、説得についてか。僕たちも協力するよ!」
アクデン「本当か? ありがとう……。ところで……」
レベッカ「……」
アクデン「そこの赤ずきんちゃんがなんか怖いのだが……」
スゥ「あ、別に気にしなくていいですぅ……;」
(その頃、ステインは――)
ステイン「あれ……あそこにいるのって、確か逃走者……」
(遠くで、カンナ(男)たちがアクデンと一緒にいるところを発見していた――)
ステイン「もしかしてミッションに向かってる最中なのか? よし、俺にも混ぜてもらって――」タッ
(彼がカンナたちに近づこうとした瞬間――)
ハンター「!」タッ
(ハンターに見つかった――)
ステイン「やばっ!」
(それに感づき、逃げる彼。果たして、振り切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ステイン「やばいって、やばいって!;」タッタッタ
(木々を利用しながら逃げる彼――)
ハンター「?」キョロキョロ
(見失った――)
ステイン「助かった……でも、あの逃走者たちが……」
(彼も、逃走者を見失った――)
(その頃、ルカは――)
ルカ「全然見つからないな……」
(アクデンを捜していた――)
ハンター「!」タッ
(先程、ステインを追いかけていたハンターが、今度はルカを発見した――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルカ「もう諦めようか……ん?」
ハンター「……」タッタッタ
ルカ「しまった!;」タッ
(そのハンターに気づき逃げるも、その時には既に距離を詰められていた――)
ルカ「チイッ!;」ポンッ
《ルカ・レッツェル 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 47人 [157:15]
ルカ「こんなところで……;」
ピリリリリ♪
みかん「『魔界の森にてルカ・レッツェル確保、残り47人』」
ステイン「えっ、俺がいるところじゃん……;」
sorutymata「どんどん逃走者が減っていきますね……;」
(その頃――)
アクデン「ついたぞ。ここが――」
カンナ(男)「おお?」
アクデン「ダークスライムの村だ」
(アクデンたちはダークスライムの村の前に到着していた。
広さは東京ドームの半分。家は全てレンガで作られており、村の中央には噴水がある)
ダークスライムA「」ジロッ
ダークスライムB「」ジロッ
スタフィー「うわあ……皆ちょっと怖い見た目してるフィ;」
スライムA「ここの住民はああいうのしかいませんからね……; しかもあいつらの性格的に、今襲ってきてもおかしくありません;」
レベッカ「大丈夫。襲ってきたらあたしが守ってあげる♪」
カンナ(男)「……言っておくけど、血祭りには上げちゃダメだよ;」
スゥ「とにかく、今は村長がいるところを見つけませんと……」
(その時――)
ダークスライムの長「おや……。お前たちは何者だ?」ズシン
スライムB「来ました! あの人がここの村の長です」
ダークスライムの長→ダークキング(出典:ドラゴンクエストシリーズ)「ダークスライム以外の生物は足を踏み入れるなと、村の入口の看板に書いてあったんじゃがな……」
レベッカ「そう書いてあるのなら、なんで村の人たちはあたしたちを追い出そうともしないんですか?」ニコニコ ←黒い笑み
カンナ(男)「多分お前が怖いから」
アクデン「そういうことより、村長。あなたに話があります」
ダークキング「何だ? 申してみろ」
(カンナたち、アクデンと一緒に説得――)
ダークキング「なるほど……村の民に作物を奪わせるのを止めてほしいと」
アクデン「お願いです……。食糧危機なんです……」
ダークキング「戯言を抜かすな。食糧危機なのはこっちも一緒だ。だから奪いに来てるのだ」
カンナ(男)「えっ?; 待って待って。作物を分け合ったら……?;」
ダークキング「我らは冷酷なスライム。そんな奴に食糧を分け与えるほど優しい奴はこの魔界に存在せん」
スライムA「……;」
ダークキング「分け合おうと話し合っても、どうせ断られるに決まってる。だからこの村の民に奪わせているのだ」
レベッカ「短絡的だなあ。自分たちが改心して、善行を積むっていう発想は無いの?」
ダークキング「そんな性に合わないこと、我らに出来るわけなかろう、このアマ」
レベッカ「……」イラッ
レベッカ「カンナ。ちょっと待っててね……。こいつに何が何でも、奪わせるのを止めろって説得してあげるから……」ジャキッ ←ナイフ用意
カンナ(男)「おい、説得にナイフは必要ないでしょ! 君も短絡的じゃないか;」
スゥ「そうですぅ。争いは止めとくべきですぅ;」
ダークキング「ハハハ。そっちがその気なら……」
ダークキング「もう二度と我らに口を出せないように、お前たちを甚振ってやろう!!」ニヤリ
(まさかの戦闘が始まった。果たして、どちらが勝利するのか――)
残り逃走者……【❤カンナ(男)&レベッカ❤】、翠星石、ココア、千夜、結良、ドロン、おばドル、
ミニモン、ヌーバ、ドラきち、ことり、友希那、ファンクオプス、ステイン、天王寺、穂波、
みかん、めぐねえ、リン、ペンギン、フェーリ、みほ、四葉、スゥ、ソトカ、万年桜のウワサ、
ドロテア、芳澤、アリエス、エミリア、力石、京極、スタフィー、スライバ、祈里、夢子、
クロノスエボル、霊歌、konakun.、ネクスタ、エイジア、モンブラン博士、洋輝、メタルメイドウィン、
ゆうき、sorutymataの47人。
---------------------------------------------------------------------------------
【とある剣士と赤ずきんの雑談】
カンナ(男)「はい、今回もやってまいりました――って、アレ!? タイトル変わってる!?;」
レベッカ「カンナ♪」ニコッ
カンナ(男)「うおっ、レベッカ……; 今回もいるんだ;」
レベッカ「第46回からずっと参加するとか、前に言ったじゃん」
カンナ(男)「あ、そうなの……。てっきり、なんかの冗談かと……」
レベッカ「アッハハハハハ! お婿さんを放っておくわけないじゃん!」
カンナ(男)「ていうか、残り逃走者の部分も変わってるじゃん; なんでレベッカが僕の隣にいるの;」
レベッカ「あたしの名前が貴方の横にいると……あなたと一緒にいるっていう感じがしてさ……。順番入れ替えちゃった。そういうことより、コーナー……」
カンナ(男)「待て待て、翠星石は何処に行った?」
レベッカ「あたしが肩トンして気絶させておいたよ。ほら、そこ」
翠星石「」←気絶中
カンナ(男)「(;・∀・)」
レベッカ「さ、カンナ……。早くあなたの可愛い声を聴かせて♪」
カンナ(男)「コーナーやれってことですね、分かります……;」
~48人目・藤木 穂波~
カンナ(男)「ええと……。彼女は漫画「ハンザスカイ」に登場する女の子です……」
カンナ(男)「彼女は活発的だけど、曲がったことや不良が嫌いな空手少女です」
カンナ(男)「知らない人のために補足しておくと、彼女の見た目は黒髪のサイドテールで、学生服を着てます」
カンナ(男)「常に空手の胴着を着用してるってわけではありません」
カンナ(男)「勿論、空手のときだけ着用します……」
カンナ(男)(ていうか……)チラッ
レベッカ(カンナカンナカンナカンナカンナ///)←恍惚のヤンデレポーズ
カンナ(男)(怖い。ていうかお前も説明しろよ;)
カンナ(男)「ウィオ版逃走中に初登場したのは第22回「逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~」です」
カンナ(男)「今のところ、特にキャラ崩壊は起きてません」
カンナ(男)「これからの活躍に期待です……」
レベッカ「ああ、カンナの見た目……声……何もかも、愛おしい……///」ゴゴゴゴゴ
カンナ(男)「因みに空手やってるだけあって強いので、強い女の子が好きなかたは期待していてください」
カンナ(男)「さて、今回のコーナーはこれで終わりです。ありがとうございました」
レベッカ「カンナ。後であたしとデートしようよ」
カンナ(男)「断る!」
続く
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.59 )
- 日時: 2020/01/16 20:07
- 名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
しずくちゃんが確保されてしまいましたね。力石さんも悲しいと思います。
まだしずくちゃんと何も話していないのに……
今回の逃走中ではカンナ(男)を味見してみようかなと思います。ぱくっと。
どんな味がするのか今から楽しみなのです!
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